Galaxy S10評価レビュー丨カメラ性能やスペック、S10+(Plus)と比較まとめ

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しむまる
今回、Galaxyシリーズの新機種「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」を両方購入しました。

正直、両者にそこまで大きな違いはないので、Galaxy S10を中心にまとめてレビューしたいと思います!

2018年のGalaxy S9シリーズはS8シリーズの細かいデメリットを改善した機種でしたが、2019年登場のGalaxy S10シリーズでは大幅な性能アップが行われました。

具体的には、トリプルレンズカメラで望遠や広角撮影に対応したり、画面内指紋認証ワイヤレス給電といった機能が追加されています。

下記で詳しくレビューしていきます!

DOCOMO Galaxy S10 SC-03L prism blue
Galaxy
目次

Galaxy S10の外観・機能をチェック!

外箱を開くとGalaxy S10本体がいきなり登場、一昔前のiPhoneのような作りでワクワクしますね。

もっとも、家電量販店で買うと店員の方にもれなく開封されてしまうので、せっかくの箱の作りが無意味になってしまいますが…。

オンラインショップやAmazonで購入すれば、開封の段階から楽しめますよ(笑)

本体カラーはホワイトを選択!極限までシンプル・コンパクト化されている

今回手に入れたGalaxy S10はホワイトカラーです。

本体前面は初期状態で保護フィルムが貼られているので、別途購入する必要はないです。

 

背面は白いカラー。ツヤツヤで立派です。

本体前面・背面にはボタン類が一切なく、デザインがシンプルにまとまっているのが魅力的です。

 

本体左側面には、長い音量ボタンと「Bixbyボタン」があります。

「Bixbyボタン」は本来、Amazon EchoのAlexaのような音声アシスタント機能用のボタンですが、日本では使えないのであまり意味のないボタンとなってしまっています。

ただし、Galaxy S10なら使いたいアプリの起動ボタンとしても使えるので、一応活用はできます。

 

電源ボタンは本体右側面のかなり上の部分にあります。

年々縦長になってきているスマートフォン。

下側にホームボタンがある関係上、できればもうちょっと下のほうが押しやすくてよかったですね。

 

本体下部にはUSB Type-Cポートに加えて、イヤホンジャックまで搭載されています。

Xperia 1やiPhone XSなどにはイヤホンジャックがないので、有線イヤホンを使う方にとってはありがたいポイントでしょう。

しむまる
私も最近は有線イヤホンで音楽を聴くことがあるので、変換ケーブルなど不要で有線イヤホンを使えて助かっています。

 

Galaxy S10シリーズは大手キャリアで販売される機種なこともあり、残念ながら国内モデルはデュアルSIM非対応です。

microSDカードは最大512GB対応。私も512GBのmicroSDカードを入れて使っています。

【容量別】Androidスマホで使えるおすすめmicroSDカードランキング

 

GalaxyS10の付属品にはACアダプターやUSBケーブルは含まれず

付属品一覧

  • ワンセグアンテナ
  • microUSBケーブル
  • microUSB変換アダプター
  • AKGの有線イヤホン

Galaxy S10にはたくさんの付属品があります。

USBケーブルと変換アダプターはmicroUSB対応スマホからデータを転送するためのもので、充電には別途USB Type-C対応ケーブルとACアダプターが必要です。

しむまる
Galaxy S8の頃から付属していますが、いい加減これらのケーブルはいらないのではないでしょうか…?

普通にUSB Type-C対応充電器とケーブルを付けてくれると嬉しいのですが、ドコモやauで個別に販売されている関係上、充電器が同梱されることは今後もなさそうです。

ただし数年前とは違い、今や100円ショップでもUSB Type-CケーブルやACアダプターを買えるので、追加出費はそれほど多くならずに済むのが幸いですね。

急速充電対応のUSB Type-C充電器を用意すれば、1時間30分程度で満充電できますよ(下記記事でレビュー書いています)

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ケースは純正ケース付属。純正ケースやエレコムのケースもおすすめ

Galaxy S10には純正ケースが付属していますが、ボタン部分は覆われていないなどかなり安っぽい作りです。

私は別途、ELECOMやSamsungのケースを買いました。

ELECOMのケースはボタン部分もしっかり覆われているので、保護性能が高いです。

 

ケース下部にはストラップホールがあるので、必要に応じてストラップを付けて落下を防いだりもできます。

Amazon商品ページ

 

一方の純正ケースは、画面をカバーできるのが特長です。

マグネット内蔵で、蓋を開けば画面がオンになります。

 

背面までしっかり覆われますが、本体のカラーが見えなくなるのはちょっとしたデメリットですね。

画面を保護したいならサムスン、安さ重視ならELECOMのケースがおすすめです。

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GalaxyS10のカメラ性能|トリプルレンズカメラ搭載・望遠や広角写真を撮影できる

Galaxy S10はトリプルレンズのカメラ(1200万画素+1600万画素+1200万画素)を搭載しています。

望遠写真や広角写真は、シャッターボタンの左にある3つの切り替えボタンで切り替え可能。めちゃくちゃ手軽です。

風景写真を望遠(2倍ズーム)で撮影してみた

普通モードで撮影

旅行中に撮影した駅の写真ですが、こちらは普通に撮ってみた一枚。

続いて下が、2倍ズームの望遠で撮影した一枚です。

望遠(2倍ズーム)で撮影

2倍ズームにすると、遠くの建物がより大きく写りました。

駅の内部で新幹線が停車しているのも、よりはっきりわかりますね。

 

広角でも撮影してみた

広角で撮影

同じ被写体を、広角モードに切り替えて撮影してみたのがこちら。

かなーり広告になりましたね。駅の近くや立っている位置の周りの建物までが映し出されました。

ボタンの切り替えだけでこれだけ多様な写真が撮れるのは素晴らしい。

料理写真も明るく美味しそうに撮れる

ついでに撮ったラーメンとうどん。

明るく色味もあって、美味しそうな飯テロ写真を撮影できていると思いませんか?

参考までに、うどん写真をiPhone XSで撮影したらこんな感じ↓

Galaxy S10に比べると色味が薄いですよね。つゆの感じとか特に。

断然Galaxy S10の方が美味しそうな写真が撮れるイメージです。

背景ボケのある写真も撮影可能

最新スマホなので当然ですが、Galaxy S10なら「ライブフォーカス」機能で背景ボケのある写真も撮れます。

まず普通に撮影した写真↓

 

これを背景ボケで撮影してみるとこんな感じ↓

しっかりと背景がボケて被写体が際立っていますね。

細かい部分を見ると、手前にあるガメラの置き物の顔にはピントが合いつつ右足は少しボケていて、立体感が強調されていますよ。

以上のように、最近のスマホカメラのトレンドは概ねカバーしているスペックであり、実際にパシャパシャ撮っていても綺麗に撮れるのでGalaxy S10のカメラ性能には満足しています。

しむまる
ただ一点、夜景を明るく撮影できる「ナイトモード」についてはアップデートで追加されるとのこと。記事執筆時点ではまだ試せていません。

Galaxy S10はワイヤレス給電対応!Galaxy Budsや他社スマホなどを充電できる

Galaxy S10は、以前レビューを書いたMate 20 Proと同様、スマホにワイヤレス充電対応機器を置いて「ワイヤレス給電」ができます。

Galaxyの純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」はワイヤレス充電対応なので、画像のようにGalaxy S10に重ねて充電できますよ。

Galaxy Budsは以前にレビューしているので、興味があればチェックしてみてください。

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Galaxy S10は画面内指紋認証対応|画面タッチでロック解除可能

Galaxy S10シリーズは、画面内に表示されるセンサーアイコンに触れるだけで指紋認証・画面ロックの解除ができます。

Pixel3aの専用センサーに比べるとまだ精度は劣る(ちょっと反応が遅い、エラーになる頻度も高い)印象ですが、スマートフォンの進化が感じられますね。

今後S11などの後継機では、さらに精度が上がって使いやすくなることに期待したいです。

Galaxy S10のスペック評価|2019年最新・最高クラスの高性能

DOCOMO Galaxy S10 SC-03L prism blue
Galaxy

Galaxy S10のスペックは以下のとおり、全体的に高性能です。

Amazon価格 89700円
OS Android 9
CPU Snapdragon 855
メモリ 8GB
ストレージ容量 128GB
画面 6.1インチ、1440×3040
カメラ アウトカメラ:1200万画素+1600万画素+1200万画素
インカメラ::1000万画素
重さ 158g
バッテリー容量 3300mAh

Galaxy S10はおサイフケータイやワンセグ、防水にもしっかり対応しているので機能面では完璧といっていい装備です。

ベンチマークテストもしてみましたが、

結果は「346311点」と非常に高い数値です。

参考までに、iPhone XSが37万点程度なので3万点ほど高い数値です。が、この程度の数値差では、実際に使っていて体感では動作に差は感じられないレベルです。

iPhone XSは12万円~と3万円以上の価格差があることも考慮すれば、Galaxy S10の数値は妥当でしょう。

 

また、CPUは「Snapdragon 855」を搭載しており、ゲームアプリも快適に動作します。

3DアクションゲームであるPUBGも、Androidでは最高画質の「HDR・ウルトラ」で遊べました。

PS4のようなきれいなグラフィック画面ですね。

移動や戦闘シーンの複雑な動きでもサクサクです。タイムラグが発生したり、画面がガタガタになったりしません。

ヘビーなスマホゲーマーでもスペックの心配はいらない高性能スマホです。

 

Galaxy S10とGalaxyS10+(Plus)との違いは?実際に使って比較・検証してみた

今回、Galaxy S10と一緒に「Galaxy S10+」も購入して揃えました。

Galaxy S10とGalaxy S10+の違いですが、最初に言っておくと、正直ほとんど差はありません(笑)。

デザインはほぼ同じ。サイズはGalaxy S10+がちょっと大きい

外観デザインはほとんど同じですね。

本体サイズでいうと、Galaxy S10+は画面サイズがGalaxy S10より一回り大きいのが特長です。

 

スペック差もほとんどない

Galaxy S10とGalaxy S10+はスペックも共通点が多いです。

下記は比較表。スペックが違う部分は青字にしています。

※スマホは横スクロールできます

Galaxy S10 Galaxy S10+
価格 89424円 101088円
OS Android 9 Android 9
CPU
Snapdragon 855 Snapdragon 855
メモリ 8GB 8GB
ストレージ容量 128GB 128GB
画面 6.1インチ、1440×3040 6.4インチ、1440×3040、
アウトカメラ 1200万画素+1600万画素+1200万画素 1200万画素+1600万画素+1200万画素
インカメラ 1000万画素 1000万画素+800万画素
重さ 158g 175g
バッテリー容量 3300mAh 4000mAh

(価格はドコモ オンラインショップを参照)

多少の違いはあるものの、違うといっても大きな差があるわけではなく、体感的にはほぼ分からない程度の「数値上だけの差」でしかありません。

しむまる
本当はGalaxy S10+のレビュー記事も書こうと思ったのですが、あまりにS10と似通っているために、S10の記事内でこのようにまとめて紹介することにしちゃいました。

S10+における最大の違いは、画面前面のインカメラがデュアルレンズになった結果、インカメラのみくり抜かれた「パンチホール」デザインがより目立っていることです。

Galaxy S10+のパンチホール

Galaxy S10+のパンチホール

インカメラレンズが2つあるので、レンズ部分が横長でちょっと目立ちますね。

対して、S10はインカメラが小さな円1つなのでそれほどカメラレンズが目立ちません。

Galaxy S10のパンチホール

Galaxy S10のパンチホール

 

カメラ性能の違いはとくに感じられず

GalaxyS10_S10Plusカメラ

GalaxyS10_S10Plusカメラ

Galaxy S10とGalaxy S10+、カメラ性能についてはさほど差を感じません。

 

Galaxy S10で撮影

Galaxy S10+で撮影

ほとんど違いがわかりません。アウトカメラは画素数も同じなので当然ですね。

ちなみに、レンズの数が異なるインカメラで自撮り写真を撮り比べてもみましたが、インカメラ写真のどこに違いがあるのかはわかりませんでした。

カメラ性能の差は、少なくとも体感的にはほとんどないと言っていいと思います(プロのカメラマンから見たら分かりませんが)。

サイズを比べて好きな方を選べばOK

実際に手に持って使ってみても、Galaxy S10とGalaxy S10+は本体サイズ・外観以外に大きな違いは感じられなかったです。

どちらにするか迷っている場合は、価格差で決めるか、あるいは単純にサイズの好みで選んでしまってOKです。

S10+はサイズが大きいものの、重量は一回り小さなiPhone XSの177gよりも軽い軽量ボディなので、重くて使いづらい!ということはまったくないです。

その点にこだわりがなければ、単純に安いS10を選べばいいのではないでしょうか。

しむまる
私は両方買ってしまったので、動画をより大きな画面で楽しめるS10+をメインで使っていく予定です

Galaxy S10(とS10+)を使ってみて感じたメリット・デメリットまとめ

機種変更して良かった点

ココが良かった!

  • 重量が軽くて持ち歩きやすい
  • 最新高性能CPU搭載でゲームもサクサク動く
  • ワイヤレス給電でGalaxy Budsをいつでもどこでも充電できる
  • おサイフケータイやワンセグ、防水対応なのでアウトドアにも最適
  • 価格も最新ハイスペックスマホとしては安い
  • Bixbyボタンの機能を自由に変更できるようになった

軽くて高性能・高機能と、もはや何も言うことはない完璧な機種ですね。

Galaxy S10なら約9万円、S10+でも10万円程度と、12万円~のiPhone XSなどに比べて低価格なのも嬉しいです。

以前レビューで絶賛した多機能・高性能スマホのMate 20 Proは、残念ながらメーカー(ファーウェイ)の雲行きが怪しいという難点を抱えてしまっています…。

しかしGalaxy S10なら今の所とくにアップデート停止などのリスクはないので、安心して最新機能・高性能搭載スマホを活用できます。

イマイチだったデメリット

ココがイマイチ……

  • パンチホールカメラは若干邪魔に感じられる
  • 性能を考えると安いものの、9~10万円という価格はスマホ全体としては高価なライン

価格以外の難点は、とくにS10+だとインカメラレンズが若干邪魔に感じられることですね。

専有している面積自体は小さいですが、nova lite 3などの画面上部真ん中にカメラレンズがある「しずく型ノッチ」やiPhone XSなどの他機種に比べて、邪魔な印象が強いです。

 

まとめ

しむまる
Galaxy S10やS10+は高性能・多機能で、2019年発売のスマートフォンとしては最高の機種です。

9~10万円と安くはないですが、価格以上の満足感を感じています

DOCOMO Galaxy S10 SC-03L prism blue
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この記事を書いた人

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