30GBってどれくらい?動画なら再生なら何時間?【30GBでできること/30GBプランの格安SIM】

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格安SIMで一般的に人気があるのは3GBプランですが、使い方によってはそれでは全然足りないですし、大容量の格安SIMを求めている人もいます。

例えば自宅に固定回線がない一人暮らしを始めたばかりの若者などは、スマホからのテザリングでパソコンをネットに繋ぎ、レポートを書いたりYouTubeで動画を見たりする人もいるでしょう。

そんなヘビーユーザーのために、格安SIMには30GBの大容量プランを提供している所もあります。

30GBプランを契約すれば、かなり長い時間動画を見られますし、もちろんネットサーフィンや音楽の視聴、アプリのダウンロードなどもほぼ心配なくできるでしょう。

そこでこの記事では、30GBプランの魅力について解説し、30GBプランを提供している格安SIMを比較紹介していきます。

目次

格安SIMで30GBって動画どれくらい観れる?

まずは「30GBって何にどれくらい使えるの?」という目安から説明が必要です。

10GBや20GBのプランを提供している格安SIMもたくさんあるので、それらを差し置いて30GBプランを選ぶメリットはどこにあるのか、チェックしていきましょう。

画質で変わる!30GBでYouTube動画を何時間見られるか?

大容量プランを選ぶ人に需要が大きいのが動画鑑賞。30GBでYouTube動画がどのくらい見られるのかは重要な目安です。

まず、動画の通信量というのは画質によって左右されます。もちろん高画質ほど多くの通信量が必要になりますね。

画質ごとに通信量や20GBで観れる時間の目安を比較してみるとこんな具合↓↓

YouTube動画の再生時間

画質レベル 30GBで視聴可能時間(目安)
低画質(144p) 250時間
標準画質(480p) 140時間
HD画質(720p) 40時間

一般的に、スマホでYouTubeを視聴したら大体480p程度で再生されることが多いです(iPhone、androidともに画質は基本は自動適用。androidは手動設定もできます)。

となると480pの標準画質(DVDレベル)だと、30GBで月140時間くらい観れる目安になります。

しむまる
YouTubeを1日4時間観ても問題ないレベルなので、ほとんどの人は30GBあればGB数を心配する必要はないでしょう。

ただもちろん、動画視聴以外でもアプリやネットサーフィンで通信量は消費するので注意が必要です

 

動画配信サービス(VOD)は30GBで何時間観れるか?(Netflix

最近はスマホで映画やドラマを見る人も増えました。動画配信サービスの動画だと30GBで何時間程度観れるのか、人気の「Netflix(ネットフリックス)」と「Hulu(フールー)」で試算してみます。

動画配信サービスも画質によって消費する通信量が変動しますが、YouTubeなどに比較するとやはり通信量を食いやすいと言えます。

Netflix(ネットフリックス)は標準画質で目安40時間/月

プラン 画質 通信量 30GBあたりの視聴時間
ベーシック 標準(SD) 0.7GB/時 約40時間
スタンダード 高画質(HD) 最大3GB/時 約10時間
プレミアム 超高画質(UHD 4k) 最大7GB/時 約4.3時間

公式HPNetflix(ネットフリックス)

ベーシックプランの標準画質だと、30GBで視聴できるのは目安40時間程度ですね。

1日1時間ちょっとしか観れない計算なので、毎日映画あるいはドラマを1〜2話見てから寝たい……みたいな人だと30GBでは厳しい様子です。

※あくまで計算上の目安なので、実際とは誤差があると思います。

Hulu(フールー)は標準画質で目安50時間/月

画質 通信量/1時間 30GBあたりの視聴時間
推奨 1.1GB/時 約27時間
低画質 0.6GB/時 約50時間
中画質 1.1GB/時 約27時間
高画質 1.5GB/時 約20時間
最高画質 1.8GB/時間 約16時間

公式HPHulu(フールー)

Huluは画質設定が豊富なのが特徴ですね。最低の低画質であれば30GBで50時間程度は視聴できそうです。ただ、推奨画質でも30GBでは27時間、1日1時間も観れません。

やはりYouTubeと違って動画配信サービスに関しては、いくら30GBプランでも視聴時間に気を配らないと下手すればパケ死する可能性がありそうです。

30GBプランがある格安SIMを比較

ここからは、30GBプランを展開している格安SIMのおすすめを紹介します。様々なMVNOが取り扱っていますが、月額料金は各社でだいぶ違っていますね。

30GBプラン
mineo
(ドコモ、au回線)
5900円
IIJmio
(大容量オプション利用時)
5660円(12GB+大容量オプション20GB=32GB)

5900円(3GB+大容量オプション30GB=33GB)

楽天モバイル 5450円
OCNモバイルONE 6050円

※データSIMの月額プランです。
※記事執筆時点の料金です。

しむまる
ただし後述で紹介しますが、スマホプランで30GBの大容量を契約するなら、容量無制限のポケット型Wi-Fiを契約して2台持ちした方が、使い放題+安くなるケースもあります、

大容量プランならおすすめの「IIJmio」

データSIMプラン

  • 23GBプラン/月額4000円
  • 32GBプラン/月額5660円

IIJmio は3〜62GBとかなり豊富なプランが揃っていて、ライトユーザーからヘビーユーザーまでほとんどのニーズをカバーできる格安SIMです。

もう少し具体的に言うと、IIJmioは3、6、12GBのプランを展開していますが、別途20GBや30GBの「大容量オプション」を契約することで、20GB以上の大容量を使えるようになります。

大容量は追加オプションという形式なので、大容量が欲しいときにオプションで追加できるという柔軟さもグッドです。

大容量にした時の料金でみても割安なので、30GBプラン以上を検討するならおすすめです。

 

月額料金の安さなら楽天モバイル

安さを重視するなら 楽天モバイル がおすすめですね。

楽天モバイルは今や全格安SIMの中でユーザー数トップクラスに立つMVNOなので、回線が混雑するのは仕方ないところではあります。楽天側もユーザー数の激増に応じて回線強化などの対策を取るとは思いますが、昼時や夜10時ごろの速度には不安が残るところではあります。

ただ楽天モバイルは 楽天カード での支払いで楽天ポイントがたまり、さらに貯めたポイントをスマホに使えますし、モバイルとカードを持っていれば楽天市場でのポイント還元率が4倍以上になるという大きなメリットがあります。

楽天ユーザーは、スマホもクレジットカードも楽天揃えるほどに優遇されるということです。この時点で、楽天ユーザーは楽天モバイル一択ですね。

 

動画見放題したいなら30GBプランより「容量無制限」のポケット型 Wi-Fiの方がおすすめ

上記の通り、30GBプランとなると格安SIMでも月5000〜6000円はかかるので、それであればスマホは小容量の安いプランにして、容量無制限のポケット型WiFiを契約した方が何かと便利でお得なケースもあります。

どんなときもWiFi申し込み_ルーターアンテナ状況

例えばこちら、私が今使っている「 どんなときもWiFi 」は、容量無制限の使い放題(速度制限もなし!)で月3480円です。

ポケットサイズなのでカバンに入れて携帯しておけば、スマホは常にWi-Fi回線で通信できるので通信量をほとんど消費しない(=なのでスマホ自体は小容量の安いプランでOK)し、なんならどんなときもWiFiは自宅のネット回線としても使えるレベルなので、スマホから自宅PCまで全てのネットをコレ一台でカバーできてしまいます。

なので、正直スマホで30GBプランに月5000~6000円出すなら、スマホは月2000円前後の安いプランにして、月3480円で どんなときもWiFi を併用した方がはるかにお得で便利です。

そしたら容量を気にせずネットも動画もゲームもし放題ですからね。

 

クレジットカード払いは月額3480円

リンク →どんなときもWiFi 公式サイトを見る

 

どんなときもWiFi は通信速度も下り20〜40Mbpsは安定して出るので、高画質で動画視聴もできるし、オンラインゲームも問題なくできる速さです。しかも3日10GB制限のような速度制限がないWiFiなので、スマホより高速通信で使い放題です。

速度は実際に検証しました→「【検証】どんなときもWi-Fiの通信速度は遅い?速い?|速度制限の重さまで実測公開

しむまる
一人暮らしの人なら、自宅のネット回線すらどんなときもWiFiだけでイケるレベルなので、上手く使えばかなり節約になっておすすめです。

リンク どんなときもWiFi 公式サイト

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30GBあればこんな使い方ができる!

自宅でスマホからテザリングすれば、固定回線がわりにできる

30GBプランは大容量なので、スマホからテザリングを行うことで自宅の固定回線代わりにすることができます

ただし格安SIMには、固定回線や先に紹介した どんなときもWiFi に比べて下記のような弱点があります。

注意ポイント

  • 速度が遅め
  • 昼や夜に回線が混雑し、速度が低下する
  • 上限があるためそれ以上の高速通信はできない

またテザリングの場合でいうと下記のような弱点も。

テザリングの注意ポイント

  • 同時接続できる台数が少ない
  • スマホのバッテリーを消費する

ネットはほとんど調べ物程度しかしない人なら30GBプランのスマホ一台で全て賄うことも可能ですが、動画やゲームもしたい人であれば個人的には先に書いた どんなときもWiFi と二台持ちしてスマホプランは安くした方がおすすめですね。

データSIMで契約してモバイルルーターで使用するのもアリ

格安SIMの30GBプランは、データSIMで契約してモバイルルーターや余っているスマホに入れて使用する方法もあります。

メインで使っているスマホと30GBプランのSIMを入れる端末を分ければ、スマホのバッテリー消費を抑えられますし、モバイルルーターに挿して使えばルーターによっては同時接続台数をスマホより多くしたりできるので便利ですね。

今はモバイルルーターやタブレット、ノートパソコンにまで格安SIMが使えるので、30GBをどう配分して使うかは自由にカスタマイズできます。

まとめ

30GBプランはとにかく大容量なので、色々な用途に使えます。特に動画をたくさん視聴する人には、30GBプランは非常に魅力的ですね。

固定回線をマンションなどで契約すると4000〜6000円くらいになってしまいます。家を留守にする時間が長い人は、固定回線を契約しても持て余してしまうかもしれません。

ただし30GBプランは格安SIMでも月6000円くらいしてしまうので、個人的には30GBプランを使うならば、スマホプランは格安にしておいて容量無制限で使い放題の どんなときもWiFi を別で持った方がおすすめだと思いますね。

リンク どんなときもWiFi 公式サイト

20GBの目安はこちら

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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