au Galaxy S8レビュー評価|薄くて軽い高スペックスマホを使用してみた

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以前に、久しぶりにキャリアの高スペックスマホを使いたいと思い、docomoの「Galaxy Note8」を購入しました。Galaxy Note8のレビュー記事にも書きましたが、性能は満足なもののサイズがやや大きいのが難点でした。

しむまる
もう少しコンパクトなハイスペスマホがいいなぁ……

という思いが拭えず、その後とうとう同じGalaxyの最新ハイスペックモデルの中で一番小型の「Galaxy S8」を購入してしまいました。auモデルです。

いま3ヶ月ほど使っていますが、率直な感想は「まさに最強」。大画面なのにスリムでまさに求めていた端末が手に入った感じです。

早速レビューしていきます!

 

▼auモデル▼

▼docomoモデル▼

目次

Galaxy S8の外観・特徴

Galaxy S8を開封していきます。

外箱はGalaxy Note8と同様の黒字に青いロゴです。

 

内箱は横に開くしくみで開くと本体が登場します。ワクワクさせられますね。

 

Galaxy S8の付属品一覧

付属品

  • 小箱に入った薄い説明書
  • AKG製イヤホン
  • アンテナケーブル(テレビ視聴用)
  • リリースピン

Galaxy Note8には保護ケースが付属していましたが、S8は付属していません。またACアダプターやUSBケーブルも付属しないので別途用意が必要です。

SIMスロットを引き出すためのリリースピンは付属します。

 

本体は高級感バツグン!コーラルブル―は鮮やか

Galaxy S8の本体は、定価が77760円(auオンラインショップ)するだけあり高級感が抜群ですね。

後から登場したiPhone Xのように、画面上部にカメラのスペースを確保するための凹みがあったりもしません。美しいデザインで後継機のGalaxy S9がほぼ同じデザインだったのにも納得です。

 

私はAndroidスマートフォンを買う時に、極力黒や白のカラーを購入しないようにしています。iPhoneでも採用されている色だと、なんだか変わり映えがしないからです。

今回購入したGalaxy S8は、コーラルブルー。

コーラルブルーモデルの背面は水色と青の中間くらいの色合いで、iPhoneや他のスマートフォンでもなかなか見当たらない魅力的なカラーだと感じています。

ちなみにGalaxy S8は無接点充電やおサイフケータイ対応なので、本体背面の真ん中にそれぞれの対応を示すロゴマークもあります。

 

本体底面には、向かって右からスピーカー、USB端子、イヤホンジャックがあります。

USB端子は最新規格のType-Cなので、裏表なく迷わずに差し込めるケーブルを使えるのが嬉しいですね。

 

本体上部にはSIMスロットがあり、SIMカード1枚とmicroSDカードを装着できます。

SIMスロットは、各種カードが外れやすいのがちょっと不満です。頻繁にカードを入れ替えて使うときは取扱いに注意が必要ですね。

 

カメラは出っ張っていない

iPhoneなど他社製端末はカメラが大きく出っ張っていますが、Galaxy S8は本体背面との高さの差が0.3ミリくらいです。この程度なら気にならないですね。

またカメラ横には、指紋認証センサーがあります。ちなみに、個人的にも世間的にもセンサーの位置は不評だったので、後述のデメリットの項目で書きます。

購入したのはauモデル

今回購入したのは、auモデルのGalaxy S8です。auモデルを選んだ理由は簡単で、年明けにたまたま家電量販店において激安で販売されていたからです。

中古ショップやAmazonを覗いてみても、ドコモモデルよりauモデルのほうが安く販売されていますね。

ちなみにau純正のSIMで使うなら私のようにauモデルを選んでも良いですが、 mineo など他社の格安SIMを使う場合はドコモモデルを購入したほうが良いでしょう。

理由はauモデルのS8の場合、auで端末を購入した本人のみが行えるSIMロック解除手続きをしなければ、au回線系も含めてどこの格安SIMでも使えないからです。

ドコモモデルならSIMロックがかかった端末でもドコモ回線の格安SIMで使えるので、より手軽に使えますよ。

▼auモデル▼

▼docomoモデル▼

Galaxy S8のスペックをチェック!

白ロム AU Galaxy S8 SCV36 コーラル ブルー

Galaxy S8のスペックは、以下の表のとおりです。

価格
(Amazon、docomoモデル)
57000円
OS Android 7.0、8.0にアップデート対応
CPU Snapdragon 835
メモリ 4GB
ストレージ容量 64GB
画面 5.8インチ、1440×2960
カメラ アウトカメラ:1220万画素
インカメラ:800万画素
重さ 約150g
バッテリー容量 3000mAh

Amazon白ロム docomo Galaxy S8 SC-02J ブルー

メモリ容量は4GBで、Note8の6GBから落ちています。とはいえ、実際に使っていてメモリ不足で動作が重くなるなどのデメリットはとくに感じられません。

全体的にスペックは高水準でまとまっていて動作はサクサク。総合的にはスペックに大満足ですね。

 

カメラ性能チェック!撮影した写真をNote8やiPhone SEと比べてみた

Galaxy S8のカメラは高画質で、体感的にはNote8と比べても遜色はないと感じています。

試しに同じ被写体を撮り比べてみました。Galaxy S8は選択フォーカス機能を使用、Note8はライブフォーカス機能を使っています。

まずこちらがS8の写真です。

背景のボケ方がなかなか良いと思いました。

 

続いてNote8の写真です。

さすがに2つをしっかり見比べると、Note8のライブフォーカス機能を使った写真の方が良い感じですね…。

後から調整すればS8の写真も明るくできますが、撮ったままの状態だとNote8の写真のほうが明るいです。Note8のメインカメラはF1.7の明るいレンズ使用ですので。

 

もう一つ、手持ちのiPhone SEでも同じ位置から撮影してみました。

iPhone SEもS8に引けをとらないくらい綺麗さで驚きました。背景のボケ方や明るさはSE<S8ですね。

体感的に、Galaxy S8のカメラはNote8には敵わないものの十分綺麗なレベルではないでしょうか。インスタの画質にこだわるくらいのフォトグラファーでなければ満足できると思います。

Galaxy S8をしばらく使ってみて感じたメリット

しむまる
主に、先に購入していたGalaxy Note8との比較になります

大画面でも幅が狭いためスリムに持ちやすい

Galaxy S8は幅が68mmで、Note8の75mmと比べると幅が7mm狭くなっています。持ちやすさでは、Galaxy S8の方が圧倒的に上です。

持ちやすいながらも5.8インチの大画面が搭載されていて、画面解像度自体はNote8と同じ1440×2960です。

片手で操作する場合、Note8だと画面の上の端に指が届かず通知バーを引き下ろせないことが多々ありますが、S8なら問題なく引き下ろせています。

ちなみに寝ながら操作する場合も、S8の方が操作はしやすいです。例えばNote8を左手で寝ながら使っていると指が画面の右端に届きづらいですが、S8なら問題なく届きます。

コンパクトさ、スマートさで言えば断然S8ですね。

Note8と比べて本体が軽い

Galaxy S8は約150g、Note8は約190g。40gも重さが違います。

40gの違いは大きく、片手で持っていても負担がかかりづらいのはやっぱりS8でした。

ちなみに後継モデルのS9では、重さが163gと10g増えてしまっています。実際にS9を触ってみましたが、S8よりも重くなっているとはっきり体感できました。

S9が日本で発売された後でも、軽さ重視ならS8を選んだほうが満足度は高そうです。

ストレージ容量が大きく、本体に保存できるデータが豊富

Galaxy S8はストレージ容量が64GBです。

カメラで高画質な写真を撮影すると1枚数MBになりますし、動画なら数百MBなどの大容量になってしまうこともありますが、64GBあれば十分たくさん保存できます。

例えば60GBを写真の保存領域に使うとして、1枚10MBの写真なら6000枚は保存可能です。

ちなみに私の場合は別途32GBのmicroSDカードを入れて写真の保存先に指定し、本体にはアプリをたくさんインストールできるようにしています。

やはり画面分割機能は便利

Galaxy S8は、Android 7.0を搭載(auモデルは既に8.0にアップデート済みです)しているため画面分割機能にも対応しています。

本体の長さや幅が短いためNote8に比べるとちょっと画面が狭く感じますが、動画を見ながらネットサーフィンやSNSが使えるのは最高ですね。

最近はこの機能が必須に感じるくらい、よく使っています。

防水対応で水がかかっても大丈夫

Galaxy S8はもちろん防水にも対応しています。

国内・海外のSIMフリースマホにも対応する機種が増えてきているため、もはや対応していないスマホの方が少なくなってきたようにも思えますが、やはり防水対応は良いですね。

水がかかっても大丈夫なので、気軽にお風呂や台所でスマホをいじれます。

AKG製付属イヤホンの音が良い

次項のデメリットでも触れますが、Galaxy S8のスピーカーはそれほど音が良くありません。

しかし付属のカナル型(耳栓のように耳の中に押し込むタイプ)のイヤホンは音質が良く、内蔵されているマイクも高音質です。

私はGalaxy S8だけでなく、PS4で友達と会話しながら遊ぶときもGalaxy S8のイヤホンを使っています。単体で5,000円位で販売しても良いくらいのイヤホンだと感じました。

 

Galaxy S8をしばらく使ってみて感じたデメリット

しむまる
端末の設計やスペックそのもののデメリットと、私が購入したauモデル特有のデメリットがあります

スピーカーの音質はそれほど良くない

Galaxy S8はモノラルスピーカーで、Note8と同様スピーカーの音は良くないです。Note8と比べても、S8の方が音は聞き取りづらいと感じました。

特にiPhone 7や8、XからGalaxy S8に乗り換えると、スピーカーの音質の差にがっかりします。

スピーカーにこだわりがある方は、モノラルからステレオに進化したGalaxy S9シリーズを検討した方が良さそうです。

私は実際にS9のスピーカーもチェックしてみましたが、確かに音質は明らかに向上していました。

画面に傷が付きやすく、1ヶ月もしないうちに傷だらけ

Galaxy Note8と比べて、Galaxy S8は画面が傷つきやすいです。画面保護フィルムを貼らずに使っていたら、週間程度でたくさんの傷がついてしまいました。

丸で囲んだ部分が傷です。画面点灯時は全く目立たないものの、消灯時は目立ちます。

画面の両端が湾曲しているため保護フィルムを貼ると反応が悪くなりそうだと思い、貼らずに使っていましたが、ここまで傷つきやすいなら貼ったほうが良かったと後悔しています。

とくに落としたり何かにぶつけたりしたわけではないので、余計にショックが大きいです。これからGalaxy S8を購入する方は、忘れずに保護フィルムを貼りましょう。

バッテリーの減りは早めな印象を受けた

Galaxy Note8は3300mAh、Galaxy S8は3000mAhのバッテリーを搭載しています。

「300mAhなんて大した差ではないだろう」と思いきや、けっこう違いますね。バッテリーの減りはNote8よりS8の方が早いです。

普通にSNSやネットサーフィンをするだけなら朝から晩まで大丈夫ですが、旅行で写真をたくさん撮る場合や外出先で動画を見る機会が多い場合は、モバイルバッテリーや充電器を持ち歩いたほうが良いでしょう。

auモデルはiDを利用できないのが難点

Galaxy S8のauモデルは、後払い式電子マネー「iD」のアプリをインストールしても登録できませんでした。

私はiD搭載のクレジットカードを常に持ち歩いているのでそこまで不都合はないのですが、対応しない電子マネーがあるのは残念でした。

ドコモモデルのGalaxy S8ならiDに問題なく対応しているので、iDを使いたい方はドコモモデルを購入しましょう。

 

Galaxy Note8と同様、指紋認証センサーの位置は微妙

Galaxy S8の指紋認証センサーは背面カメラの横にあります。

Note8と比べると本体サイズが小さいために指は届きやすいですが、それでも位置が高めで押しづらいです。

また認証の精度も、ファーウェイ端末やiPhoneに比べてイマイチです。

Galaxy S9シリーズでは指紋認証センサーの位置がカメラの下に変更されていて触れやすくなり、精度も向上しています。

指紋認証センサーをより快適に使いたい場合は、S9の国内販売を待つのも良いでしょう。

ケーブルが必要なのが煩わしいので、テレビ機能はなかなか使わない

Galaxy S8にはテレビを見られるワンセグ機能が搭載されていますが、外付けのアンテナケーブルがなければ受信できないのでなかなか使いません。

せっかくテレビを見られるなら、arrows M03などのようにアンテナを本体内蔵式にしてもらえると嬉しいですね。

 

まとめ

しむまる
Galaxy S8は薄く軽く持ちやすく、スペックも充実している良機種でした。ただし画面の傷つきやすさや、Note8と同様に指紋認証センサーやスピーカーの仕様はイマイチ。

総合的には、使いやすさのメリットがデメリットを上回り、購入して正解でした。

なおGalaxy S8は、キャリアのオンラインショップでも販売されています。

auauオンラインショップ

docomodocomoオンラインショップ

▼(Amazon)auモデル▼

▼(Amazon)docomoモデル▼

 

サイズデカいけど高スペックなGalaxy Note8のレビュー記事はこちら↓

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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