Amazon Echo dot購入レビュー|Google Homeとの違いを比較してみました

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最近、続々とスマートスピーカーが発売されはじめましたね。私も「OK, Google」でお馴染みのGoogle Homeを購入してみましたが、それとは別に、Amazonが招待制として発売している「Amazon Echo」も購入してみました。

予約開始とともに最安価モデルの「dot」とハイスペックモデルの「Plus」を申し込みましたが、dotのみ購入案内が届きました。申込みから1ヶ月以上経った今でも、Plusの購入案内は届いていません。

Amazon Echo dotを申し込んだ理由は、安いので多少イマイチでも精神的ダメージが小さいこと。そしてGoogle HomeとAmazon Echoでどちらが使いやすいかを決めて、メインで使う機器を選ぶためです。

で、しばらく両方使ってみた結果としては、

しむまる
「現状はGoogle Homeが優位、しかし将来的にはAmazon Echoがトップに躍り出る可能性もあり」

という評価に落ち着きました。

前回はGoogle Homeのレビューをしましたが、今回はライバル商品のAmazon Echoのレビューです。違いや使い勝手を比較してみるので、スマートスピーカー購入前の人は参考にどうぞ。

目次

Amazon Echo dotを開封!本体外観をチェック

今回購入したのはこちら⬇︎

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

 

Amazon Echo dotはGoogle Homeに比べてガジェット(機械)感が強く、どちらかと言うと男性にウケが良さそうに思いました。

外箱はFire TVやFireタブレットに近いデザイン

Amazon Echo dotの外箱は青いカラーが特徴。Fire TV StickやFireタブレットのオレンジとは異なっています。

しかし箱のデザイン自体は、明らかにFireタブレットなどの外箱と同系統です。「Fire」ではなく「Echo」ではあるものの、Amazon製品なのは共通なので適度に似せているといった印象ですね。

 

付属品は必要十分、とくに買い足すものはない

付属品

  • 本体
  • ACアダプター
  • microUSBケーブル
  • 説明書

付属品は必要十分で、何か別途購入する必要があるオプション品などはありません。

なおAmazon Echo dotはWi-Fi環境での利用が必須なので、自宅で使うなら光回線、車の中などで使うならPocket WiFiを用意しておいた方が良いでしょう。

自宅のネットは有線ケーブルで繋いでいて、Wi-Fi環境がないという人は、別途Wi-Fiルーターを購入して今お使いの回線のモデムに繋げばWi-Fi電波が使えるようになります。

Wi-Fiルーターは安いものなら1万円程度でも購入できます。下記記事を参考にしてみてください。

本体デザインはシンプルでガジェット的

Amazon Echo dotの本体はAmazonのロゴが目立ちます。なお今回はブラックモデルを選びました。

Google Homeは部屋に置いてもインテリアとしてあまり不自然にならない、家具的なデザインでした。

Amazon Echo dotの方はどちらかというと、スマホやパソコンなどのような「ガジェット」色が強いですね。

手触りもGoogle HomeやGoogle Home miniはしっとりしていましたが、Amazon Echo dotはプラスチックそのものです。

本体背面にはイヤホン端子とmicroUSBポート。

イヤホン端子にスピーカーを接続することで音質を高められるのがAmazon Echo dotの特徴です。

オーディオプレーヤーとしては、外部スピーカーに接続できるAmazon Echoの方が有利と感じますね。

 

本体上部には4つのボタンが。
音量ボタンとミュートボタン、そしてアクションボタンです。

Google HomeやGoogle Homeで音量を調整する際は音声認識か本体の横や上部を触って調節する仕様で、おしゃれなもののわかりづらい印象でした。

Amazon Echo dotの音量ボタンは一目瞭然で音量調節方法がわかるので、デザインの良さでは劣るものの使いやすさでは上だと感じますね。

Google Homeよりもdotは小さく、邪魔にならない。

Amazon Echo dotとGoogle Homeを比較してみるとこんな感じ。

サイズは圧倒的にAmazon Echo dotの方が小さいです。置き場に困ることはまずないでしょう。

そして私はGoogle Home miniも比較のため購入しているので、こちらも比べてみました。

Google Home miniと比べてもAmazon Echo dotの方が一回り小さかったです。

家など屋内に置くためそれほど大きさを気にすることはないと思いますが、より小さな端末を求めるならGoogle Home miniよりAmazon Echo dotですね。

microUSBケーブルで接続するので、コンセントを占有しないのがありがたい

Amazon Echo dotはmicroUSBケーブルで動くので、既存のUSB端子付きACアダプターでも利用できます。

複数のポートがあるAnkerなどのACアダプターを使えば、Amazon Echo dotがコンセントを占有することはありません。コンセントの少ない家・部屋でも安心です。

Amazon Echo dotのメリットは?Google Homeと比較して優れている点

Amazon Echo dotは、Google Homeよりも細かい融通がきくことがメリットであると感じました。

これが初めてのスマートスピーカーでも良いですが、Google Homeを使ったことがある人にも触ってみてほしいですね。

「アレクサ」など短いウェイクワードで起動するので手短

Google Homeは、「オーケー、グーグル」と2つの単語を発生しないと使えません。慣れるまでは長ったらしくて若干面倒です。

Amazon Echo dotなら、「アレクサ」と1つの単語を言えばOK。待機状態にさせるまでの時間を、わずかにですが短縮できるのです。

「オーケーグーグル」は手元にあるAndroid端末などが誤動作することもあるので、そういった意味でも「アレクサ」は助かりますね。

ウェイクワードを選べるのが嬉しい

Amazon Echo dotでは、「アレクサ」以外を”ウェイクワード(音声入力待機状態にするための言葉)”に設定することもできます。

ウェイクワードはスマホのアプリからすぐに変更可能です。ただし、予め用意されているワードから選ぶのみで、自分の好きなワードをウェイクワードにすることはできません。

「アレクサ」だと人の名前っぽいので微妙…といった場合は、「コンピュータ」「エコー」などに変更しましょう。

スキルとしてたくさんの機能を自由に追加できるのが強み

Amazon Echo dotでは、アプリから「スキル」を登録することで機能を追加できます。

スキルは様々で、ちょっとしたお遊び的なものから日常や仕事で使える実用的なものまで色々です。

ちなみに私が一番使っているスキルは、ラジオを聞ける「Radiko」です。ちなみにRadikoでは、エリアフリーやタイムフリーの放送は聴けないので注意しましょう。(Google Homeと同様)

リマインダーやリストなど、スマホと連携して使える機能が豊富

Amazon Echo dotは、Google Homeに比べてスマホとの連携に強い印象ですね。

例えば、リマインダーを追加して予定を記録しておけます。指定の時間にリマインダーを通知することもできますよ。

 

リマインダーの他に、買い物リストを声で追加しておくこともできます。

買い物は音声のみでAmazonにおける買い物ができる機能もありますが、こちらは試していません。実物を写真等で見ないで商品を購入するのは、抵抗がある人の方が多いでしょう。

私自身はこれらの機能をあまり使っていないのですが、活用できる人には嬉しい機能かもしれません。

 

Amazon Echo dotのデメリット!

Amazon Echo dotには、いくつかデメリットもあります。ちょっとした部分が多いですが。

日本語の発声が若干不自然

Amazon Echo dotは日本語の発声がやや不自然ですね。Google Homeの方が本当に人間が喋っているかのような音声です。

天気を聞いてみると地名が若干間違っていたり、イントネーションがおかしかったりすることがあります。

大きなデメリットというほどではないものの、ちょっと気になります。

天気を聞いたら全然違う地域の天気を教えてくれた(設定で改善)

初期設定を終えた段階で天気を聞いてみると、自分が住んでいる地域ではない謎の場所の天気が流れました。

Google Homeではそんなことはなかったので、この点もちょっとイマイチに感じられました。ただしAmazon Echoのアプリから住所を設定すれば、正しい天気予報が流れるようになります。

スキルの呼び出しが手間、スキルのインストール自体も面倒くさい

Amazon Echoの魅力であるスキル。好きなスキルをインストールして活用できるのですが、言い換えればスキルをわざわざインストールしなければ豊富な機能は使えません。

またスキルは、「アレクサ、○○を呼び出して」のように喋って起動してから、指示に従って音声を喋って使うシステムです。

この手順が面倒で、最初からスマホで同じことを調べればよかったと感じることも多々あります。購入当初は面白がって色々使っていましたが、すぐに使わなくなりました。

スキルそのものは魅力的なので、もっと手順を省略できるようになれば非常に役立つ機能になると思います。

結局、Google HomeとAmazon Echoのどちらを買うべき?

Amazon Echo dotとGoogle Homeを使い比べた結果、私は普段Google Homeを使っています。

手軽さではGoogle Home。
機能性ではAmazon Echoの方が上ですね。

日本語の不自然さやスキルの使い勝手のイマイチさなどが改善されれば、Amazon Echoの方が魅力的な端末となるでしょう。

しかし今のところはこれらのイマイチな点が目立つので、きれいな発声でスキルをインストールする必要なく手軽に使えるGoogle Homeの方が使う頻度は多いです。

今すぐスマートスピーカーを快適に活用したいならある程度成熟しているGoogle Home、今後の進化を楽しんでいきたいならAmazon Echoを購入する……といった感じです。

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まとめ

しむまる
Amazon Echo dotは小型で設置場所に困らないのが魅力ですね。

スキルの使い勝手や日本語のイントネーションなど改善点はありますが、定価5,980円でここまでできるのは見事です。

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

⇒Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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