格安SIMフリースマホの性能はピンキリありますが、それでもやはりiPhoneやキャリアスマホに比べるとスペックが劣るものが多いです。
とくに気をつけたいのが「ストレージ容量」。SIMフリースマホはストレージ容量が16GBや32GBの機種が多く、動画や写真やアプリを大量に保存する人にとっては容量不足になる可能性が高いです。
そんなときにおすすめなのが、microSDカードの利用です。Androidスマホなら多くの機種がmicroSDカードを使えるので容量を増やすことができるのでぜひ活用しましょう。
そこでこの記事では、
- 32GB
- 64GB
- 128GB
- 200〜256GB
と容量別におすすめのmicroSDカードを3種類ずつ紹介します。

32GBのおすすめMicroSDカード
32GB容量の目安
フルHD動画:300分保存
静止画写真:1200万画素カメラで撮影した写真を7760枚保存可能
音楽データ:1曲10MBとしてざっと3200曲程度保存
撮影した動画や写真、購入した音楽を全てスマホ本体に保存していたけど「ちょっと容量足りなくなってきたな……何か消さなきゃ……」というレベルの人は、ヘビーユーザーでない限り32GBのmicroSDカードで満足できるはずです。
Amazonなら32GBのmicroSDカードは1000円〜2000円と安価です。家電量販店より安いと思いますよ。
今までMicroSDカードを買ったことがないなら、とりあえず32GBを購入してみましょう。
Samsung microSDカード 32GB EVO Plus Class10
サムスン製のmicroSDカードで、1680円で販売されています。人気ランキングも非常に高いカードですね。
私も実際に所有していますが、データが破損するなどして困ったことはありません。microSDカードは小指の爪くらいのサイズでいくつも所有していると見分けるのが大変ですが、コチラは色も白と赤なので他のSDカードと見分けがつきやすいのも良いところ。
そして最大読出し速度が95MB/s(読出し)と速いことも、このサムスン製microSDカードの魅力。読み込みに時間がかかるとイライラしますが、そのストレスもありません。
なお書き込みは、20MB/sとなっています。
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB
2つ目は、トランセンド社のmicroSDカードです。最大転送速度は60MB/sで、Amazonでは1980円で販売されています。
こちらも黒と赤で色分けされているので、比較的見分けがつきやすいですね。
私はスマホだけでなく、ニンテンドー3DSなどでもこのmicroSDカードを使っています。トランセンドは長い間microSDカードを販売している老舗なので、製品に信頼があるんですよね。
東芝 EXCERIA microSDHC32GB Class10
東芝のmicroSDカードです。価格が1679円と安価ですが、日本のメーカー製のmicroSDカードなのがメリットですね(海外製品に抵抗ある人も多いので)。
なお最大転送速度は、48MB/sとなっています。
64GBのおすすめMicroSDカード
64GB容量の目安
フルHD動画:600分保存
静止画写真:1200万画素カメラで撮影した写真を15520枚保存可能
音楽データ:1曲10MBとしてざっと6400曲程度保存
スマホで撮影した写真や動画を保存するくらいなら、64GBで足りないなんてことはそうそうないでしょう。
電子書籍やPDFファイルなどを大量保存していて、32GBだと不安な人は余裕を持って64GBのmicroSDカードをオススメします。
Samsung microSDXCカード 64GB EVO+ Class10
根強い人気のサムスンのmicroSDカードです。Amazonでは2980円で販売されていて、最大80MB/sの高速でデータを読み出せます。(書き込みは20MB/s)
容量がデカデカと記載されたデザインなので見分けつきやすいですが、32GBと色が一緒なのがちょっとややこしいところです。
Team Micro SDHC/SDXC UHS-1 COLOR CARDシリーズ 10年保証(64GB)
Team社のmicroSDカードです。最大読み込み速度が80MB/s、書き込み速度は15MB/s、価格は2980円です。
最大の特徴は10年保証。長い間保証されるので、もし壊れても連絡すれば新しい製品と交換してもらえます。
以前私もTeamのmicroSDカードが壊れたために交換をしてもらったことがあります。対応が早くて良い印象でしたよ。もしもの時に備えて保証付きのカードを使いたいならTeam社のものが良いでしょう。
Transcend microSDXCカード 64GB UHS-I U3対応
トランセンドのmicroSDカードですが、Amazonでは7245円とかなり高額です。
さすが高額なので、最大読出し速度は95MB/s、最大書き込み速度も85MB/sと非常に高速で読み書きできます。
SDカードの性能にこだわりたい人におすすめですね。
128GBのおすすめMicroSDカード
128GB容量の目安
フルHD動画:1200分保存
静止画写真:1200万画素カメラで撮影した写真を31040枚保存可能
音楽データ:1曲10MBとしてざっと12800曲程度保存
音楽データは、どんな音楽好きの人でも手元の曲は全て入るでしょう。
128GBのmicroSDカードを購入するのにおすすめなのは、動画データを本体に大量に保存する人ですね。特にフルHDや4Kの高画質データは容量を食います。そんな人に128GBのニーズがあります。
Team Micro SDHC/SDXC UHS-1
まずオススメしたいのは、5980円で販売されているTeamのmicroSDカードです。最大読出し速度が80MB/sと速いのももちろんですが、重要なのは10年保証の存在でしょう。
わざわざこの大容量を選ぶのであれば、microSDカードをスマホに入れて毎日読み書きを行いますよね。また容量を使い切るまで日数もかかります。
つまり、長い間使っているうちにSDカードが自然に壊れてしまう可能性は高くなります。
そんな時にTeamの10年保証があるmicroSDカードならもし壊れても交換してもらえます。1枚6000円近くするので保証あった方が嬉しいですよね。
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDXCカード 128GB Class10
トランセンドのmicroSDカードです。最大転送速度60MB/sで、価格は8580円。
トランセンドはmicroSDカード販売の大手なので、品質面で安心感があります。価格はTeamのものより高額ですが、その分品質の高さにはより期待できます。
SanDisk Ultra microSDXCカード UHS-I Class10 128GB
サンディスクのmicroSDカードです。価格が7984円、転送速度は最大30MB/sとなっています。
このカードは一見性能が低く割高に見えます。保証も初期不良30日のみ。
しかし実は、防水や耐衝撃、耐温度、耐X線を兼ね備えた頑丈な性能を持っています。保証は短くても、頑丈さでは最強クラスです。
200〜256GBのおすすめMicroSDカード
256GB容量の目安
フルHD動画:2400分保存
静止画写真:1200万画素カメラで撮影した写真を62080枚保存可能
音楽データ:1曲10MBとしてざっと24000曲程度保存
ここまでの大容量を選ぶべき人は、かなり限られます。普通にスマホを使う分にはまず必要ないでしょう。
趣味や業務上などで大量の動画や電子書籍などを保存する必要がある人、128GBでもまだ足りない人向けです。
Team Micro SDHC/SDXC UHS-1
TeamのmicroSDカードです。256GBで価格19980円とさすがに高額です。最大読み込み速度は60MB/s。
10年保証があるので壊れてしまっても交換してもらえます。しかし壊れてしまった時の損失は128GBまでの比ではないので、こまめにパソコンやクラウド上にバックアップを取っておきましょう。
サンディスク ( SANDISK ) 256GB ULTRAシリーズ
サンディスク製のmicroSDカードです。価格は256GB、最大読み込み速度が95MB/sとなっています。
価格は高めですが、サンディスクという大手のmicroSDカードなので、品質面で安心なのがやはり心強いですね。
MicroSDXCカード SanDisk Ultra 200GB Premium Edition
こちらもサンディスクのmicroSDカードです。容量が200GBのため価格8770円と割安です。
私も実際に、このmicroSDカードを使っています。56GBの差はありますが、その分価格が256GBの相場の半額以下なのでコスパが良いです。
128GBよりもう少し欲しいけど、正直256GBは必要ないと言う人にベストな選択肢です。
まとめ
今回はAndroidスマホで使えるmicroSDカードを紹介しました。スマホ本体のストレージ容量が少ない人は、自分の用途に合わせて適切な容量のmicroSDカードを選びましょう。
とりあえず始めは32GBや64GBを買ってみて、将来的に足りなくなったら128GBや200GB以上のカードに買い替えるのが良いかと思います。