
以前に購入したR17 Neoの性能がなかなか良かったので、上位モデルのR17 Proはどのくらい素晴らしいのか確かめたくなって購入しちゃいました。
R17 Proは「夜景写真の綺麗さ」と「急速充電」という2つのアピールポイントを持ったスマホですが、この点は確かに満足のいくものでした。
詳しくは下記で検証していくので、R17 Proに興味ある人は参考にしてください。
R17 Proの外観・機能をチェック!
ミストグラデーションカラーの本体は派手、つや消し仕様
箱を開けていきましょう。
本体前面は「今どきのスマホ」といった様子で、ボタンなどは何もありません。
今回購入したのは「ミストグラデーションカラー」です。
本体背面は、左側が紫色~右側は水色という変わったカラーリング。かなり派手なデザインで人目を引きますね。
ただ、ちょっと派手すぎて目が痛くなってくるレベルです。



ちなみにファーウェイのMate 20 Proやnova lite 3などのような光沢はなく、どちらかというとつや消し仕様のような質感です。
本体右側面には、電源ボタンがあります。
電源ボタンの周りに、他のボタンがないのは良いですね。ボタンが片側にまとまっていると、ポケットの中などで押し間違えやすいので。
本体左側は音量ボタンのみ。
充電端子はUSB Type-Cが採用されています。
裏表がないので、すぐにケーブルを接続できるのが良いですね。
専売の下位モデル「R17 Neo」は裏表があるmicroUSB端子だったので、大きな改善点だと思います。
最先端の画面内指紋認証センサー対応!専用センサーに指を伸ばす必要なし
R17 Proは、画面内に指紋認証センサーを搭載しています。
Mate 20 Proなど10万円前後の高価格スマホで広く採用されつつある、画面内指紋認証センサー。
R17 Proは



水滴型ノッチを採用!
R17 Proの画面は「水滴型ノッチ」を採用していて、インカメラの周りのみがわずかに欠けているデザインです。
iPhone XSなどはカメラ周りが長方形で大きくくり抜かれていて、ちょっと見栄えが悪いですよね。
個人的にはR17 Proのような水滴型ノッチの方が好みですね。
このように画面が広く大きく見えます。
付属品は充実/カバーや充電器も付属
R17 Proは付属品がけっこう充実しています。
付属品
- カバー
- USBケーブル
- ACアダプター
- イヤホン
私は普段スマホに付属するACアダプターやUSBケーブルを使わないのですが、実はR17 Proは付属の充電器でなければ最高クラスの急速充電ができません。
充電性能については後述で詳しく書きますが、ひとまず性能を最大限に発揮するためにR17 Proは付属の充電器で充電するようにしましょう。
そしてR17 Proのカバー。画像のとおり青みがかっていて、本体に装着すると以下のとおり。
元々本体が青系のカラーなので、それほど青い色は分かりづらいですね。
背面も、ケースにより光沢感が増した程度でとくに印象は大きく変わりません。
おそらく透明なケースだともっと側面などが白っぽく見えてしまうところを、青い透明ケースにすることで本体カラーに馴染ませたのではないでしょうか。
家電量販店の1000円程度の市販ケースくらいのクオリティなので、こだわりがなければ付属のケースで全然問題ありません。
一押しされているR17 Proのカメラ性能の実力を検証!



とくに夜景撮影に特化した「ウルトラナイトモード」が評判なので、その辺も含めてカメラ性能から検証してみます
カメラは3つのレンズを搭載
R17 Proの背面カメラレンズは、画素数1,200万/2,000万のダブルレンズ+位置情報計測用のレンズで3つとなっています。
トリプルレンズというとMate 20 ProやGalasy S10シリーズなどの高価格スマホで広く採用されていますが、5~7万円程度のR17 Proでトリプルレンズはなかなか魅力的ですね。
メインカメラ(外側) | 1,200万画素/2,000万画素 |
---|---|
フロントカメラ(内側) | 2,500万画素 |
「カメラ性能の高いSIMフリースマホランキング」でも紹介していますが、R17 Proはカメラ性能でいうとトップ級にランクインするスマホです。
というわけで、実際に写真を撮ってみました。
R17 ProとiPhone XSで料理写真を比較してみる
せっかくなので10万円クラスのスマホ「iPhone XS」と撮り比べてみます。
まずはインスタ映えでは欠かせない料理写真から。


R17Proで撮影
R17 Proで松屋の焼き牛めしを写してみました。
全体的にやや白っぽくなってしまった印象です。手前のお米は白潰れしてちょっと境目が分かりづらい。


iPhoneXSで撮影
続いてiPhone XSで撮影したのがこちら。
さすがに色のメリハリがあり、米粒の一つ一つがわかるレベルまで鮮明に描写されていますね。
定価がR17Proとは2倍くらい違う(iPhone XSは112800円~)ので当たり前といえば当たり前ですが、どちらかというとiPhone XSの方が美味しそうに感じられました。
R17 ProとiPhone XSで桜の風景写真を比較してみる
ちょうど春で桜が満開な状況だったので、風景写真は桜を撮影してみました。


R17Proで撮影
R17 Proは食事写真と同様、細かいディテールが潰れてしまっている印象です。
また晴天の状況で撮影していますが、全体的にちょっと色が暗めですね。


iPhoneXSで撮影
iPhone XSは桜の花びら1枚1枚がはっきり描写されている印象。ピンク色が色濃いのも感じられます。
R17 Neoも価格からすれば十分綺麗ですが、さすがにiPhone XSと比べると一段落ちる印象ですね。
R17 Proの夜景の強さは本物!ウルトラナイトモードは確かに明るい
R17 Proのカメラ性能のウリは夜景にあり。「ウルトラナイトモード」という夜景専用の撮影モードがあり、夜でも明るく撮れるのが最大の特徴です。
実際にウルトラナイトモードで撮影してみたのがこちら。


R17Proウルトラナイトモードで撮影


R17Proウルトラナイトモードで撮影
確かに、かなり明るく撮影できているのが分かります。
試しにiPhone XSでも撮影して比較してみると、iPhoneXSよりも明るく撮影できているのが分かります。
(左がR17 Pro/右がiPhone XS)
普通に撮影するぶんにはiPhone XSに負けるものの、R17 Proの自慢である夜景撮影(ウルトラナイトモード)では10万円クラスのiPhone XSより性能が良いですね。
この点は確かに間違いないです。R17 Pro素晴らしい。
R17 Proは急速充電対応!付属のACアダプター&ケーブルで待ち時間を削減
カメラ性能についで、R17 Proのウリとされているのが急速充電です。販売サイトでは「わずか10分で40%充電できる!」とアピールされています。
実際に充電性能を検証してみましたが、確かにめちゃくちゃ早いです。むしろカメラ性能よりこっちに満足してるくらいです。
付属の充電器がOPPO独自のカスタマイズがされていて、これによって超高速で充電できます。
バッテリーが残り20%を切ったタイミングで、実際に充電してみました。


11%/8時7分開始


62%/15分経過





100%/32分経過



「R17 Proはわずか10分で40%充電できる」というアピールはマジだということが分かりました。私が今まで検証した限り、ここまで充電が早いスマホは他メーカーではないですね。
専用の充電器が必要という点だけ少々ネックですが、それでも大きなメリットです。
R17 Proのスペック評価|全体的に性能高め
R17 Proは、全体的にスペックが高めのスマートフォンと言えます。
基本スペック
税抜価格(
|
57800円 |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 710 |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB(microSD増設不可) |
画面 | 6.4インチ、2340×1080 |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素+2000万画素 インカメラ:2500万画素 |
重さ | 183g |
バッテリー容量 | 3700mAh |
ポイントどころ
- CPUはSnapdragon 710、ハイスペゲームもサクサク動く
- メモリは大容量6GB、アプリの複数起動時なども動作が重くならない
- 128GBの大容量ストレージ搭載で、アプリや写真の保存量の心配なし
以上3点が魅力的なポイントですね。
R17 Proのベンチマークテスト結果はiPhone XSの半分未満程度
R17 ProのAntutuベンチマークテストの結果を、iPhone XSと比べてみましょう。


R17 Proのベンチマークテスト
R17 Proは、155394点でした。
続いてiPhone XSをテストしてみると


iPhoneXSのベンチマークテスト結果
iPhone XSは366954点で、R17 Proの2倍以上ですね。
R17 Proは価格的にもiPhone XSのおよそ半分なので、性能面でも半分くらいなのはまぁ納得がいくところ。
ただ気になったのが、「下位モデル・R17 Neoとそれほど差がない」ことです。
R17 Neoのベンチマークテスト結果がこちら。


R17Neoのベンチマークテスト結果
R17 Neoは127919点なので、上位モデルのR17 Proは3万点弱しか性能が向上していないんです。
R17 Neoは
CPU性能は高め!PUBGも最高画質で快適に遊べた
R17 ProのCPUは「Snapdragon 710」を搭載。「ゲームにおすすめのSIMフリースマホ」でもランクインさせましたが、CPU性能は高いSIMフリースマホです。
実際にPUBGで遊んでいますが、サクサク動いてくれます。
R17 ProはデフォルトでHD画質に設定されました。
下位R17 Neoだとデフォルトが標準画質だったので、この点でも性能の向上が感じられます。
ただし手動で設定できる最高設定はR17 Neoと同じくHD・高が限界でした。



動きはサクサク。動作がもたついたりカクカクしたりするストレスもありません。
CGゲームでも難なくこなせるのでゲーマーの人は安心してください。
R17 Proを実際使って感じたメリット・デメリット
R17 Proの良かったところ
ココが良かった!
- バッテリーの充電速度が速く、充電の待ち時間を短縮可能
- CPU性能は十分高く、ゲームをある程度快適に遊べる
- ディスプレイ指紋認証は画期的。Mate 20 ProやGalaxy S10シリーズの半額程度で同機能を使えるお得感
- 夜景写真を細かい部分まで鮮明に撮れる。旅行先では活躍するはず。
個人的に一番良かったのは、記事内でも解説した充電性能の高さですね。外出前に充電し忘れてて焦ったときも15分あればかなり回復できます。
また夜景写真が綺麗に撮れる「ウルトラナイトモード」は本物でした。暗い場所での撮影に限ってはiPhoneより明るく撮れるので、「夜景撮影用のサブスマホ」として旅行先などに持っていくのも個人的にはアリかも。
R17 Proのイマイチだったところ
ココがイマイチ……
- microSDカードに非対応。保存できる容量は128GBに限られてしまう
- 昼間の写真はそこまででもない。
- ちょっと重い。
下位モデルのR17 Neoでは使えたmicroSDカードが、なぜかR17 Proだと使えないのが残念です。ストレージ容量が128GBあるので大丈夫とは思うものの、下位モデルから却下されたのが不満ですね。
またカメラ性能に関して、ウルトラナイトモード以外ではさほど特筆すべきレベルではありませんでした。まぁ価格からすれば十分ではありますが、ちょっと期待しすぎていたかも。
R17 Proの販売情報|MVNOでセット購入も可能!
最後にR17 Proの販売情報をまとめておきます。
R17 Proは、様々な格安SIMとセット購入できますよ。
MVNO | 本体価格 |
|
57800円 |
LINEモバイル![]() ![]() |
通常69880円 (5月14日まで59980円) |
楽天モバイル![]() ![]() |
5月9日まで 音声通話SIMセット64880円 データSIM69880円 |
DMMモバイル![]() ![]() |
69880円 |
とくに安いのは、販売価格が値下げされている
LINEモバイル
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