arrows Be3 性能評価レビュー|3万円でおサイフケータイ・防水・ワンセグ完備【スペックは低い】

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arrowsBe3_テレビメニュー画面
しむまる
おサイフ・防水・ワンセグ3点セットでお値段3万円!!

ということで、arrows Be3を購入しました〜

ドコモで発売されたarrows Be3は日本メーカーの富士通製。おサイフケータイ・防水・ワンセグが全て付いて30600円(税抜、ドコモオンラインショップ価格)なので、機能面ではかなりコスパがいい一台。

ただその分、スペック面が結構低いので、ネットや動画くらいなら問題ないですがゲームプレイには向いていません。

おサイフ・防水・ワンセグ。とにかくこの機能が安く欲しい人向けのスマホですね。アウトドア用のサブスマホなんかにピッタリですよ。

 

目次

arrows Be3を開封!|高級感はないが、シンプルで万人向けなデザイン

arrowsBe3_外箱

ドコモ端末でありがちなシンプルな外箱。

 

arrowsBe3_付属説明書

本体以外は説明書しか入っていません。

USB Type-C充電器を持っていない方は100円ショップなどで買っておきましょう。

 

arrowsBe3_本体前面

本体前面は黒一色、何も言うことはないシンプルさですね。

 

arrowsBe3_本体背面

今回購入したのはブラックカラーですが、背面の色合いは黒というより紺色ですね。

他の機種にはなかなかない渋めの色合いで、個人的にかなり好みです。

手触りは正直安っぽい感じ。高級感は皆無ですが、元々3万円の激安なので妥協点でしょう。

 

arrowsBe3_電源・音量ボタン

電源ボタンと音量ボタンは右側面にまとめられていて、音量ボタンは長い1つのボタンとなっています。

ポケットに入れている時に、手触りだけでボタンを判別できるのはいいですね。

本体にストラップホールあり。ストラップを付けて落下を防げる

arrowsBe3_ストラップホール

ガラケー時代は当たり前だったストラップホールが、arrows Be3にはあります。

arrows Be3は「1.5mから落としても割れない」頑丈な機種ですが、万が一に備えて落とさないようにストラップホールに紐をつけて落下を防ぐこともできます。

しむまる
防水やおサイフケータイ機能がついたarrows Be3はアウトドアスマホとして使えるので、アウトドアの時はストラップホールが役立ちますね

指紋認証センサーは背面に搭載

arrowsBe3_指紋認証センサー

本体背面のカメラ下に、指紋認証センサーがあります。

最近主流になりつつある画面内指紋認証センサーや顔認証ではなく、指を専用のセンサーに置いてロックを解除する仕様です。

個人的には、画面内のセンサーはロック解除に時間がかかりがち、顔認証は暗闇やマスクをしていると使えないし精度も微妙なので、個人的にはまだまだarrows Be3のような普通の指紋認証センサーの方が使いやすいです。

ケースは未購入、買うならガラスフィルム付きのAmazon商品がオススメ

arrows Be3は頑丈さが謳われていますし、比較的安価な機種なので、今回はあえてケースも保護フィルムも買いませんでした。

しかしより万全な落下対策をしたい方は、買っておいたほうが良いと思います。

Amazonで購入できるこちらのケースは、1000円以下でフィルム付き・透明なので本体カラーも活かせるしおすすめですよ。

 

 

arrows Be3のカメラ性能|AI機能付きカメラを検証

arrowsBe3_カメラ

デュアルレンズ・トリプルレンズが主流になった2019年ですが、arrows Be3はシングルレンズ仕様。価格も価格なのでカメラ性能には期待しないほうが良いです。

一応最先端の機能も搭載していて、AIでシーンを判断・最適設定で写真を撮ってくれます。

arrowsBe3_カメラAI逆光

例えば、日差しの強い場所では逆光を判断、被写体を明るく撮影するよう調節。

 

arrowsBe3_カメラAI料理

料理写真も、暖色系の色合いになってメシウマ写真を自動で撮ってくれます。

食事や風景、フィギュアの写真を撮ってみた

参考までに、何枚かarrows Be3実際に撮ってみた写真を載せておきます。

arrowsBe3_食事写真

大戸屋の焼き魚定食ですが、可もなく不可もない出来栄えの写真ですね。

魚はパッとみて美味しそうに撮れていますが、後ろの大根おろしは白飛びしている点は3万円スマホの限界を感じますね。

 

arrowsBe3_風景写真

続いて風景写真。いかがでしょうか。

日差しが強めの日に撮ったのですが、左上の雲のあたりが白飛びしてしまったり、建物がくすんだ色合いになってしまったりと、高性能スマホで撮り慣れてしまった私的にはちょっとイマイチですね。

 

arrowsBe3_フィギュア撮影

私は室内でフィギュアや小物類を撮る機会が多いのですが…

arrows Be3で撮影してみたところ思ったよりはきれいに写せたものの、細かく見るとフィギュアの顔などはややのっぺりした印象。

よりきれいな写真を撮りたい人は注意ですが、メルカリやヤフオクで売る小物類・フィギュアを撮影する程度なら十分なクオリティだと思います。

夜景撮影は苦手

iPhoneやPixelが夜景撮影に特化したスマホをどんどん送り出している最近ですが、arrows Be3はどちらかというと夜景撮影が苦手です。

arrowsBe3_夜景撮影1

ご覧の通り、照明が強いところだと、建物内や照明が白飛びしてしまいました。

 

arrowsBe3_夜景撮影2

照明が強すぎない被写体だと、そこそこきれいに写ってます。

しむまる
以上のとおりカメラ性能は全体的に並程度、2013年くらいのスマホカメラのイメージなので、arrows Be3は写真クオリティにこだわりのない人向けですね。

カメラ性能も欲しいなら、もう2万円足してPixel3aを買いましょう。

参考Pixel3aレビュー記事はこちら

 

arrows Be3はおサイフケータイ対応!電子マネーで支払いができる

arrowsBe3_おサイフ

arrows Be3おサイフケータイ機能搭載なので、以下のような電子マネーを活用できます。

  • 【モバイルSuica】電車やバスに乗ったり、買い物ができたりする
  • 【nanaco】セブンイレブンやイトーヨーカドーで買い物ができる
  • 【WAON】イオングループの店舗で支払いに使える
  • 【楽天Edy】コンビニやスーパーなど、加盟店が多い
  • 【iD/QUICPay】クレジットカードに支払額が後日請求される、チャージ不要の電子マネー

いずれもアプリのインストールで利用可能ですが、iDQUICPay別途対応するクレジットカードが必要になるのでご注意ください。

しむまる
私は主にdカードでiD支払いを、OricoCard THE POINTでQUICPayを使って、それぞれ1%のポイント還元を受けています。

電子マネー環境があればサイフを持っていなくてもスマホで支払いOK、電車に乗る時は事前のチャージで券売機に並ばず改札を通れます。

もちろんd払いなどのコード決済アプリも利用できるので、arrows Be3が1台あれば、スマホ決済はなんでもこなせますよ。

とにかく頑丈、防水性能はハンドソープで洗えるほど高い!アウトドアスマホにおすすめ

arrows Be3は衝撃や水濡れに強く、頑丈さは米軍国防総省の「MIL規格」を23項目を満たしているレベルで丈夫です。落としても壊れにくいし、防水は公式に「ハンドソープで洗える」とまで言われています。

加えておサイフケータイも付いているので、アウトドアスマホに最適ですね。山や川にいくときは、arrows Be3一台持っておけば落ちても濡れても安心だし、支払いもできます。

ちなみに、防水・防塵性能は以下のとおり、どちらも規格の中では最上位クラスの性能ですよ。

防水 IPX5/8:様々な方向からの噴流水で有害な営業を受けず、潜水状態での水の侵入も起こらない
防塵 IP6X:塵や埃が内部に入らない

参考:https://www.takigen.co.jp/tech/ip.html

ただし防水といっても、熱湯につけたり、サウナで使ったりすることは推奨されていません。お風呂で使う場合は要注意ですね。

お風呂でバリバリ使う場合は、公式にお風呂対応のAQUOS系スマホも検討してみてください。

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ワンセグにも標準対応!内蔵アンテナでテレビを見られる

arrowsBe3_ワンセグアンテナ

arrows Be3はワンセグ対応なので、本体からアンテナを引き出せばすぐにテレビを見られます。

 

arrowsBe3_テレビ視聴中

防水とおサイフには対応していても、ワンセグまで対応している機種は少ないのが現状。(GalaxyやXperiaのような高額端末ばかり)

本体価格3万円で、おサイフ・防水に加えてワンセグまで見られるのはお得ですよね。

見逃し配信サービスも増えてきていますが、番組にはまだまだリアルタイムで見るしかないものも多いのが現状。

arrows Be3を持っていれば、放送時間に家に着かない状況でも大丈夫です。

arrowsBe3_テレビメニュー画面

なお、番組表や視聴予約にも対応していますが、残念ながら番組の録画はできないのでご注意ください。

 

arrows Be3のスペック評価|全体的に低め、快適に使える最低限のスペック

arrows Be3のスペックは以下の表にまとめたとおり。

本体価格(Amazon) 27600円
OS Android 9
CPU Snapdragon 450
メモリ 3GB
ストレージ容量 32GB
画面 5.6インチ、1080×2220
カメラ アウトカメラ:1220万画素

インカメラ:810万画素

重さ 145g
バッテリー容量 2780mAh

一言でまとめると「各種スペックは低め」ですね。

OSは最新クラスのAndroid 9ですが、CPUやメモリ性能が低く、ストレージ容量も少ない…

以上のことから注意点としては以下の3点。

  • たくさんアプリを起動すると、動作がもっさりしてくる
  • ゲームアプリの動作はイマイチ(動きがガタガタになるなど)
  • 写真や動画などのデータをたくさん保存するなら、microSDカードの用意は必須

性能を数値で表せる、ベンチマークテストをしてみました。

arrowsBe3_ベンチマーク

約7万点くらいですね。

参考までに、iPhone 11シリーズが40万点台、ハイスペックAndroidスマホは30万点台が主流の2019年現在です。その中でarrows Be3の7万点はかなり低い数値です。

SNSやネットサーフィン、動画再生程度なら全然大丈夫ですが、ゲーマーにはおすすめしません。

ハイスペゲームもサクサクできるレベルの性能重視するなら、Galaxyシリーズのようなハイスペック機種を買うか、別途ZenFone Max Pro(M2)などのそこそこ性能が高い低価格スマホを1台ゲーム用に用意しましょう。

下記でレビュー記事書いているので参考にしてください。

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PUBGのプレイは、かなり厳しめ…

arrowsBe3_PUBG最高画質

一応ゲーム性能を確かめてみるため、ハイスペ要求の人気オンラインアクションゲーム「PUBG」をプレイしてみました。

設定できる最高画質は「標準・中」ですが、この設定だととにかく動きがギクシャクして、とても快適にはプレイできません。

 

arrowsBe3_PUBG最良画質

画質を最低設定の「スムーズ・低」にして、ようやくある程度まともな動作になります。

 

arrowsBe3_PUBG移動中

しかし快適とは言いづらく、カメラ(視界)を動かすとガタガタしてしまいがち。

 

arrowsBe3_PUBG射撃中

攻撃シーンも画面の動きがもっさりしていて、敵を狙いづらいです。

動作の軽いゲーム(テーブルゲームやカードゲームなど)はサクサク動作しますが、PUBGのようなスペックを必要とするCGゲームははっきり言って向いていません。

 

arrows Be3を使ってわかったメリット・デメリットまとめ

arrows Be3を買って良かったメリット

  • 3万円程度でおサイフ・防水・ワンセグを完備している
  • ワンセグを使うために、わざわざアンテナケーブルを付ける必要がないので手軽
  • SNSやネットサーフィン程度なら快適に使える

機能の充実度では文句なしですね。

おサイフケータイで支払いや交通機関による移動はスムーズ、電子マネーサービスのポイント還元により、消費税の増税後も負担を抑えられます。

GalaxyやXperiaはワンセグ視聴に専用アンテナが必須(忘れるとテレビを見られない)でしたが、arrows Be3は内蔵式で用意不要なのも便利です。

スマホのライトユーザーや、アウトドア用のサブスマホが欲しい人にはおすすめできる機種です。

arrows Be3のイマイチに感じたデメリット

  • 性能は低めなので、ゲームプレイには向いていない
  • SIMフリーモデルがないので、欲しければドコモ版を買うしかない
  • カメラ性能は期待してはいけない

同価格帯の海外スマホと比べると、性能面では見劣りしてしまう点があります。カメラ性能も2019年のレベルだとだいぶ低めという印象ですね。

そしてせっかくの多機能スマホですが、残念ながらSIMフリーモデルがないんですよね…。(数年前から、富士通はキャリアスマホしか出さなくなってしまいました)

格安SIMで使う場合はドコモ版を購入、ドコモ回線の格安SIMで使いましょう。

SIMロックが解除されていれば他社回線のSIMも使えますが、他社回線のプラチナバンド(都市部以外でよく使われている周波数)非対応なので、山間部などでは電波が繋がりづらくなります。

 

まとめ

しむまる
性能は低いですが、代わりに安価で機能面は充実しているarrows Be3

ワンセグ搭載のおかげで、自室にテレビがない実家で暇つぶしをする際に地デジ放送を見られるのはかなり助かりました…(笑)。ワンセグ要らないって人も多いですが、テレビがないところでテレビ番組が見れるとやっぱりありがたみを感じますね

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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