ついに、待望のiPhoneXを購入しました!
この記事を書いている今も品薄状態が続いていますが、新しいもの好きとしては1日でも早く手に入れたかった……。そして今、無事手中にあります(満足)。
iPhoneXは、ホームボタンの廃止やFace IDの採用など、今までのiPhoneから飛躍的に進化を遂げました。
結構変わったので、私自身もリリース前情報では「正直それどうなの?」と感じていた部分もありましたが、実際に手にとって数日も使ってみると意外や意外、

ということで、待望のiPhoneXをレビューしていきます!
iPhone Xを開封!



外箱はいつものiPhoneシリーズ
iPhone 8のスペースグレイモデルは箱が黒いカラーになっていましたが、iPhone Xは白いですね。箱は例によってiPhone Xとほぼ同サイズで、コンパクト。邪魔になりません。
私は、後継機が出たときは今の機種を売却して買い換えの足しにするのですが、箱があると高く売れるので、外箱も綺麗な状態で丁寧に保管しておきます。
付属品はいつもとまったく変わらず
- イヤホン
- イヤホン変換コネクタ
- Lightningケーブル
- ACアダプター
これだけです。
今までの6〜10万円くらいから価格が大幅に上がっているのに対して、付属品は何も変わっていなくてやや拍子抜けしました。それだけ本体そのものがパワーアップしているのでしょう。
選択したのはスペースグレイの256GBモデル
今回購入したiPhone Xはスペースグレイの256GB。最も高価格なモデルですね。
どうせ高いなら最高級クラスのものが欲しいですし、iPhoneは後から容量の増設もできないので、ここは奮発して14万円の256GBモデルを選びました。
ちなみに本当はシルバーモデルが欲しかったのですが、予約の争奪戦で負けてしまったためすぐに手に入るスペースグレイを選びました。
ただ実機を見比べてみると、なんだかんだスペースグレイの方が良さそうだったので結果オーライです。
本体はiPhone8や7以上の高級感
iPhone Xの本体前面がこちら。
スマホの液晶面はどれも似たような感じではありますが、ホームボタンが消えたことがiPhoneXの大きな特徴です。
今までの使い慣れたiPhoneではホームボタンを多用していたので、これがなくなるのは操作性に響くな……と思っていたのですが、実際の使用感は後ほど。
続いてスマホ背面。
iPhone 8のような質感のガラスで、カメラのレンズが縦に2つ並んでいることがわかります。
本体のフレーム部分は、アルミ状だったiPhone 7までと違ってステンレススチール。見栄えの良さはどちらも甲乙つけがたい印象ですが、高級感はさらに上がった印象です。
ボタンは電源ボタンのサイズのみ変わった
本体側面に配置されているボタンの構成は、今までととくに変化がありません。
音量ボタンや消音用のスイッチは変更がないですね。
電源ボタンはサイズが大きくなっています。
理由として考えられるのは、今回Apple Payでの支払いやアプリのダウンロード時、Siriの呼び出しといったさまざまな場面で電源ボタンを使うため、サイズが大きく押しやすいことが重視されたためでしょう。
実際サイズ変更で電源ボタンは押しやすくなっています。
購入した保護ガラスとケースは安心・信頼のAnker
ちなみに私はiPhoneを基本的にケースだけで使っていたのですが、今回は流石に画面割れが怖いのでケースに加えて保護ガラスも買いました。
もし壊したら修理代だけで何万円もかかってしまうとのこと。
保護アイテムは必須です。
私が選んだのは、モバイルバッテリーでおなじみのAnker製保護ガラスと保護ケース。どちらも1000円程度で、手軽に買えました。
保護ガラスはズレずに貼れるプラスチック製のフレームが付いているので、ズレを1ミリ程度に抑えられました。
質感も良く画面全体を覆えるので、おすすめです。
ケースはゴムっぽい質感で、背面を見ると本体がうっすら透けて見えるのが好印象です。
この手のケースって、装着すると本体が何も見えなくなって本来のデザインの意味がなくなってしまうものも多いですよね。
Anker製のケースならその心配はありません。
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iPhone Xを触ってみて感じたメリット



Face IDの設定は指紋認証より簡単
ホームボタン廃止と並んで目玉だったのが「Face ID」。
認証が指紋から顔へと変わりました。
顔面の設定は簡単で、頭を2回ほど360度回せばそれだけで設定が終わります。
このFace IDは賛否両論が起こっているのですが、私が使った感じ、今のところはややデメリットを感じています。それは後述。
ストレージ容量が64GBからとなり、MicroSDカードが使えないデメリットが完全に解消
以前まで使っていたiPhone 7は32GBでしたが、半年もすると容量が足りなくなりました。Apple Musicや動画配信サービスを活用しだしたり、写真が増えたりしたためです。
iPhoneはAndroidのようにmicroSDカードで容量を増やせないので、ストレージ容量の少なさはデメリットの一つでした。
しかしiPhone Xは最低容量で64GBになったので、容量不足の悩みは完全に解消しました。
私は念のため256GBを購入しているものの、現在使っている容量は64GBもありません。よほどのヘビーユーザーでなければ64GBもあれば十分でしょう。
ホームボタンがなくなったものの、操作のしやすさは快適そのもの
ホームボタンの廃止は最初慣れないだろうなと危惧していましたが、実際に触りだすと、むしろホームボタンがなくなった方が全然使いやすいという結果に。
iPhoneXは、画面下部のバーを上にスライドさせてホーム画面に戻る仕様です。
が、実はこのバーはあくまで目安に過ぎません
今までのiPhoneのホームボタン辺りの位置をちょっと触れば、ホーム画面に戻れます。
こればかりは実際に触ってみないと分からないと思いますが、他のレビューなどみてもホームボタン廃止で嘆いている人はほとんどいません。これはいい進化でした。
小さめの本体にデュアルレンズ搭載、性能アップで写真のクオリティも上がった
カメラ性能も明らかにiPhone 7より進化しています。
今までPlusにしかなかったポートレートモードの搭載で背景ボケのある写真を撮れるようになりましたし、通常モードでの撮影もズームができるようになるなど明らかにクオリティが上がりました。
ただしカメラについてはデメリットも確認できたので、デメリットの項目でも言及します。
大きな革新により新体験ができて楽しい端末
iPhoneXの魅力を一言でいうと、やはり「進化」です。
iPhone8を見ればわかるように、今までのiPhoneのバージョンアップはサイズが調整されたり内部のスペックが変更になったりというのが基本で、”見た目は別に変わらない”という印象でしたよね。
それが、iPhoneXは外観デザインから大きく変えてきました。まさにチャレンジな進化です。
やはりイチ消費者として、”今までにない新しいもの”を触りたいのが本能。今回はiPhoneXは、そんな欲求を満たしてくれる、新体験をあたえてくれる端末だったと思います。
iPhone Xを触ってみて感じたデメリット



下記であげる点は、アップデートによって改善されそうな部分と慣れるしかない部分があります。
7や8からのサイズの変化はわずかだが、少し持ちづらくなった
iPhone Xは、若干ですが8や7より縦幅も横幅も広くなっています。結果として、わずかな差であるものの確実に持ちづらくなったと感じています。
ただしこれは、私が今までずっと通常サイズのiPhoneシリーズを使ってきたからです。iPhone Plusシリーズを使ってきた人からすれば何でもないかもしれません。
FaceIDは厳しめ。エラーが出てストレスたまる。
Face IDはセキュリティ機能としては大満足ですが、実際に使っていて快適かと言われるとNOです。
まず、マスクを着けているとFace ID認識してくれません。
スマホ開くたびにマスクを退けるという1動作の小さなストレスが日に日に積もっています。私は冬はマスクしますし、春も花粉対策で着けるので、年がら年中Face IDに悩まされそうです……。
また、夜中にベットの中で通知確認しようとすると暗いからかエラーになるし、寝起きの顔でもエラーになること多いです。
感覚的に、1日に50回Face IDを使うとして、20回はエラーが出てパスコードを入力している印象。正直言って不便以外の何物でもない。
セキュリティ的に厳しく作ってある感じはするのでその点は良いんですけどね。使い勝手の問題で後継機はTouch IDも使えると嬉しいです。
画面上部の切り欠きはちょっとダサいけど、慣れた
最初に端末デザインが発表された時、画面上部のフロントカメラ部分の切り欠きはダサく思えました。
実際使ってみると、やはり動画再生時は気になります。YouTubeアプリでは動画をフルサイズで表示できますが、画面端だけちょっと欠けているのがおかしいです。
ただしSNSやネットサーフィン中は、それほど気になりませんでした。
基本的に切り欠きの両端は時刻やバッテリー残量を表示しているスペースなので、見づらいなどの不便さは感じられません。
画面の切り欠きについては、そういうデザインとして受け入れて慣れれば大丈夫でしょう。
ポートレートモードの背景ボケの精度は低め
ポートレートモードでは背景ボケのある写真を撮影できますが、背景をぼかす精度は発展途上に思えます。
本来ボケなくていい部分までボカしてしまったり、映したい被写体がボケてしまったりと使いづらいです。
どうにもイマイチなので、結局あまりポートレートモード は使わなくなりました。
挑戦的な高価格に見合っている進化度かは疑問あり、どちらかというとマニア向け
イチ商品として、14万円の価値があるかというと正直微妙です。
iPhoneXはそもそも記念で特別リリースされた端末なので、AppleやiPhoneのファン向けの製品。製品のクオリティ+「愛」がないと14万円は出せないでしょう。
私はAppleファンなので、「iPhoneの進化版が出る」とわかった時点でコスパは気にしないことにしました。いわゆる「悩む理由が値段なら買い、買う理由が値段ならやめる」というヤツです。
はっきり言ってしまいますが、iPhone愛のない人にとってはiPhoneX=14万の買い物はもったいないと思います。



14万て。。。
画面サイズに対応したアプリ少ない。
iPhone Xは画面サイズが5.8インチになりました。そのおかげで、発売から2週間ほど経った今の時点では、愛用アプリの半分はまだiPhoneXの画面サイズに非対応です。
ただこの問題は、アプリ開発者側も順次iPhoneXのレイアウト対応を進めているはずなので、そのうち解決するとは思いますが。
ただ、iPhone 6の画面サイズにすら対応していないアプリも色々あるので……どうなることやら。
まとめ
100点満点で評価すると、
- 端末自体のフラットな評価:70点
- 個人的な満足度:90点
といった感じですね。
スペック面や機能面では(その価格に対して)賛否両論ありますが、新体験によるわくわく感の方がずっと上です。これが、Apple社が育んできたブランドの力でしょう。
iPhoneのファンであれば、iPhoneXは問答無用で「買い」です。



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