Zenfone Liveをスペック評価!サブスマホとして使用感レビュー【価格2万円】

本記事にはプロモーションが含まれています

私はメインで使っているiPhone7の他に、サブ機としてAndroidスマホを常に何台か持っているのですが、今回新たにAmazon価格2万円という安さに惹かれて「Zenfone Live」を購入してみました。

スペックを見る限りは最低限の使い方は問題なくできそうなことと、2万円という安さ、そして安いわりにデザインも比較的好みだったのが決め手でした。あと大手ASUS様のスマホですしね。

しばらく使ってみた感じ、

しむまる
まぁ……サブ機としては及第点かなぁ。メイン機としてはおすすめできない端末だな

という印象。

思ったより良かった部分と思ったより悪かった部分がありました。

その辺り、実際に使ってみた使用感をレビューしていきます。

 

目次

Zenfone Liveの外観レビュー

まずは外観レビューです。

Zenfone Liveは2万円程度で買える安価な端末ですが、作りはしっかりしている印象でした。

外箱は必要十分なクオリティー

Zenfone Liveの外箱です。スライドして開けるしくみとなっています。

外箱のワクワク感はフツーですね。ファーウェイのスマホの外箱のような楽しみはありません。

しむまる
外箱マニアですみません。。

付属品は充電ケーブルとACアダプター、イヤホン

Zenfone Liveの付属品はこんな感じ。

  • 本体
  • 説明書
  • ACアダプター
  • USBケーブル
  • イヤホン

これらが付属します。

安価な端末の充電器やケーブルは安っぽいものが付属してくる印象ですが、Zenfone LiveのACアダプターとUSBケーブルは若干クオリティ良さげに感じられました。

ただしあくまでも若干です。あまり期待はしすぎない方が良いですね。私は自宅にある充電器やケーブルを使っています。

⇒価格比較!スマホやタブレットに使えるおすすめの充電器まとめ

本体前面・背面にも安っぽさは感じない

本体前面はツルツルしていて手触りが良いです。とくに安っぽくてゲンナリさせられたりすることはありませんでした。

背面は高級感こそありませんが、さらさらしていて触り心地が良く、こちらも違和感や不満を覚えることはとくになかったですね。

本体側面のボタンは(画像からはわからないかもしれませんが)加工されていて、ザラザラです。

欲を言えば短い電源ボタンと長い音量ボタンでさわり心地が違っていたりすると、もっと使いやすくなったと思います。

全体的に端末のデザインは立派です。

高級感があるかと言われると微妙ですが、私は前面、側面、背面、ボタンといずれもデザインがしっかりしていて満足に感じられました。

しむまる
価格2万程度なら上出来ではないでしょうか

USB端子がmicroUSBなのはちょっと残念

Zenfone Liveの充電端子はmicroUSBです。これはちょっと残念。

2万円という価格を考えれば最新のUSB Type-Cでなくとも妥当と言われればその通りですが、どんどんUSB Type-Cの普及が進んでいるのにいつまで経ってもmicroUSB製品が登場し続けると、世代交代が進んでいかないですよね。

Zenfone Liveの後継機が出るときには、充電端子をUSB Type-Cにして欲しいと思いました。

 

ナビゲーションバーが画面の外にあるので、画面を大きく使えるのが嬉しい

Zenfone Liveは5インチと現在のスマホの中では小型の画面を搭載しています。しかし、ナビゲーションバーが画面外に設置されているので、5インチをまるまる使える仕様です。

仮にこれが画面内にナビゲーションバーがあったとしたら、、5インチ画面のスマホでも実質4インチ台の画面ということになります。ちょっと詐欺じゃんと残念になる「あるある」です。

しかしZenfone Liveは5インチをフルに使えるので嬉しいですね。

SIMスロットがリリースピン必須なのは使いづらい

最後にSIMスロットについて。

SIMスロットにはSIMカードとmicroSDカードを収納できます。

しかしこのSIMスロット、リリースピンがなければ開けないんです。(ピン自体は付属しています)

私のようにSIMカードを複数枚所有していて日々使い分けているような人は、けっこう入れ替えに苦労するのでご注意を。

SIMカードやmicroSDカードの入れ替えをほとんどしない人は、気にすることはありません。

 

Zenfone Liveのスペック評価

ASUS ZenFone Live SIMフリースマートフォン (ゴールド 5インチ)【日本正規代理店品】(クアッドコアCPU/2GB/16GB/5型/3,650mAh) ZB501KL-GD16/A

Zenfone Liveの主なスペックは以下の表の通り。

価格(Amazon) 21165円
OS Android 6.0.1
CPU Snapdragon 400
メモリ 2GB
ストレージ容量 16GB
画面 5インチ、HD
カメラ アウトカメラ:1300万画素
インカメラ:500万画素
重さ 120g
バッテリー容量 2650mAh

スペックのみ評価すれば、大手メーカーのSIMフリースマホとしては下から数えた方が早そうです。

あくまでも価格の安さがウリな端末で、スペックについては二の次ですね。

特にCPU性能は低く、搭載されているOSがあまり新しいとは言えないAndroid 6.0.1だと言っても見劣りするのが事実です。

Zenfone Liveをしばらく使ってみての感想

はっきり言って動作はもっさりしている

Zenfone Liveを2週間ほど使っていますが、はっきり言って動作は良くないです。遅い。

ネットサーフィンでページを読み進めるなど作業中はサクサク動いているのですが、アプリを起動するときに画面がガタガタしたり、なかなか開かなかったりします。

またアプリの更新をしようとしたらGooglePlayのアプリが落ちてしまって全然更新できない、という場面もありました。(全てのアプリを終了してしばらく待ったら解決しました)

そのため、メイン機として使うのはおすすめしません。

私の場合はiPhone 7をメイン端末にしていて、あくまでサブ機としてZenfone Liveを購入しているために動作のイマイチ加減は許容範囲です。

YouTubeなどの動画アプリは意外と快適に動作している、音も悪くない

アプリ起動時の挙動などはギクシャクしがちなZenfone Liveですが、動画再生はそれなりに快適ですね。

動画系のアプリそのものの動作も、YouTubeなどは一度開いてしまえばあとは快適です。また本体スピーカーの音も価格のわりに悪くないのでイヤホンなしでも十分動画は楽しめます。

動画再生用のサブ機としても、Zenfone Liveは活躍できそうです。

本体がとにかく軽く、持ち運びやすい

Zenfone Liveは、私が今まで触ってきたスマホの中でもトップクラスに軽いです。本体の重さ自体も120gと軽いですし、薄いので視覚的にも軽い端末に見えてきます。

ポケットに入れていても邪魔にならず、持ち運びの手軽さは好印象でした。

私の場合は、レビューのため格安SIMの速度を1日かけて計測するテストをする時などに気軽に持ち出せるので重宝しています。

指紋認証センサーが搭載されていないのは残念

Zenfone Liveは指紋認証センサーが搭載されていないので、画面ロックの解除は電源ボタンを押してからスライドしたりパスワードを入れたり、といった旧来の方式です。

P10シリーズやZenfone 3など、指紋認証に対応したスマホに慣れているとここはちょっとイマイチですね。

ただしその分本体が軽くなったり価格が安くなったりしていると考えれば、やむを得ないと思って起きます。

安いものの……あと少しだけ予算を出せばファーウェイの立派なスマホを買えてしまうのは悩みどころ

最後に、2万円という価格について。

2万円で買えるZenfone Liveは確かに安価です。しかしどうも頭から離れないのが、

しむまる
あといくらか奮発すれば、もっと性能の高いファーウェイのスマホを買えてしまうんだよなぁ……。

ということ。

例えば、メモリ3GB搭載で指紋認証対応、CPU性能もZenfone Liveより高い「nova lite」。Amazonなら21384円(記事執筆時点)と、Zenfone Liveとほとんど変わらない価格で買えてしまうんです。

⇒激安高コスパスマホのnova liteを価格やスペックでP9liteと比較してみた

 

また他にも、「CPU」「メモリ」「ストレージ容量」の全てでZenfone Liveを上回っている「P10 lite」もAmazonで24624円(記事執筆時点)です。

⇒コスパ最強!ファーウェイP10 liteの機能スペックをレビュー評価してみる

 

あと数千円頑張れば、Zenfone Liveが足下にも及ばないような性能の人気端末を買えてしまうんですよね。

Zenfone Liveの方が安いことは安いですし、重さも圧倒的に軽いです。また使う機会が一切無かったのでレビューしていませんが、動画のライブ配信時に自動で顔を修正できる「美顔エフェクト」を使えるのもZenfone Liveを選ぶメリットです。

しかし全体的な性能を重視するなら、ファーウェイのnova liteやP10 liteを買った方が満足度が高くなることは間違いありません。

Zenfone Liveの購入を検討する際は、これらのファーウェイ端末と比較しながらじっくり考えたうえで購入するのが良いでしょうね。

Zenfone Liveを販売しているMVNO一覧

Zenfone Liveは格安SIMとセットで購入することも可能です。

Zenfone Liveを販売しているMVNOと販売価格は以下のとおり。

MVNO 販売価格
IIJmio 16800円
mineo 18000円
BIGLOBE SIM 820円×24ヶ月(総額19680円)

 

まとめ

Zenfone Liveはスペックが低いので購入前に不安がありましたが、確かに挙動にイマイチな点はあったものの総合的には満足度が高い端末でした。

  • メインのスマホが別にあって、予備やサブ機として使いたい
  • iPhoneユーザーで、AndroidのOSを試してみたい
  • 動画再生用の端末として購入したい

こんな人には、Zenfone Liveがおすすめですね。

メイン機としては正直おすすめできません。あと数千円頑張ってnova liteやP10liteを購入した方がいいでしょう。

サブ機としてなら、軽くて値段のわりには使えるということで十分におすすめできますね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

Twitter、インスタやってますのでよろしくお願いします!

目次