【レビュー】ファーウェイP10のスペック評価|カメラ性能は最高峰で性能に文句なし!

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人気のSIMフリースマホメーカー「ファーウェイ」より、2017年の最新機種として「P10」が発売されました。

2016年に登場した前機種「P9」は、ライカ製のダブルレンズを搭載し全体的なスペックも高い高級端末でしたが、最新のP10はカメラ性能もさらにアップ、全体的にスペックもより向上しています。

価格は6万5000円程度とSIMフリースマホとしては高級な部類になりますが、その分スペックには期待できます。

下記ではP10の詳細と、実機をしばらく使ってみての感想をレビューしていきます。

しむまる
結論だけ先に言っておくと、十分「買い」な端末でした。
目次

P10の開封レビュー

まずは実際のP10の開封するところから。

こちらがP10の外箱です。外箱の時点でもうただ者ではないと感じさせられますよね。前面が縦に分割されていることがわかります。

そして分割部分を開きますと…

P10本体が現れました。このギミックにはわくわくさせられます。

キャリアでスマホを買うとその場で店員さんが箱を開けて動作確認などが行われますが、P10のようなSIMフリースマホは購入者が自分で外箱を開けますよね。

高額な端末をついに購入した! という緊張感やわくわく感が、開封する瞬間まで持続する。地味ですがSIMフリースマホを買う時の楽しみの一つです。

こちらがP10の付属品一覧です。

急速充電ができるACアダプターとUSBケーブル、そしてイヤホンも付属しています。

またP10には、novaシリーズやP10 liteと同じように半透明なケースも付属しています。

つまりもっと頑丈なケースが欲しいということでなければ、P10購入時にケースは買わなくてOKです。

さらに実は、液晶保護フィルムも初めから貼られているので保護ガラスなどもっと立派なものにしなくて良いなら買う必要はありません。

P10は高額なSIMフリースマホなので、できるだけ付属品などの追加出費は抑えたいですよね。

購入者に負担をかけないように気を遣われているのが、とても嬉しいと感じました。

P10の端末レビュー

つづいてP10本体のレビューをしていきます。

本体前面にはナビゲーションバーがある

まずはこちらが、本体前面です。

前面には、指紋認証センサーが搭載されています。

ファーウェイのスマホは本体背面に指紋認証センサーを設置しているものがほとんどですが、P10はiPhoneやGalaxyのように前面にセンサーがあります。

指紋認証センサーは実際に押せるわけではなく、またiPhoneのような感圧式でもありません。

  • 普通に押すと「戻る」
  • 長押しで「ホームボタン」
  • 横に指をスライドさせると「起動中のアプリ一覧」

というように、本来は「ナビゲーションバー」で行う操作をすべてこの指紋認証センサーで行えるしくみです。

P10は画面サイズが5.1インチと若干小さめになっているのですが、本来なら画面内にあるはずのナビゲーションバーが実質画面外にあるため、5.2インチスマホと同程度の画面の広さがあると考えて良いでしょう。

指紋認証そのものの精度は高く、また反応が良いので認識されるまでに時間がかからないのもメリットに挙げられますね。

ちなみに指紋認証センサーをナビゲーションバー代わりにするのが嫌な場合は、設定アプリからナビゲーションバーを表示するように設定することも可能です。

背面は特殊な加工がなされていて、カメラは飛び出していない

こちらが本体背面です。

写真には写りづらいのですが、ダズリングブルーは本体背面がザラザラの加工で、iPhoneなど他のスマホとはちょっと違います。

他の色のモデルはiPhone的な加工になっていますが、ダズリングブルーだけはザラザラです。これは実際に家電量販店などで触ってみて欲しいですね。

私は実際に店頭で見て、買うならダズリングブルーしかないと感じました。実際買ってみて、とても満足しています。

そしてiPhoneやGalaxyなど、最近のキャリアスマホはカメラが飛び出しているのが不評ですよね。

しかしP10はカメラが飛び出していません。
背面がすっきりしているのもメリットに挙げられます。

本体側面や底面

最後に側面や底面について。

側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。

電源ボタンは赤いラインがあってザラザラ。視覚的にも触覚的にも違いがあるので、わかりやすくなっています。

底面にはスピーカーやイヤホン端子、充電端子があります。

各部がバランス良く並んでいて、アップル製品のように見栄えが良いですね。

 

P10の気になる特徴やスペックをチェック

ここからは、P10の機能やスペックについて実際の使用感を含めて解説します

P10は多くのMVNOで販売されていますが、楽天モバイルなどで定価65800円で販売されている通り、SIMフリースマホとしては高級端末です(販売MVNOは記事最後で紹介)。

価格に見合った機能・性能なのか、その点チェックしていきましょう。

ライカ製ダブルレンズ搭載。カメラ性能の高さは最高級

P10最大の特徴は、やはりライカ製のダブルレンズを搭載していることです。カメラ性能はもちろん最高級クラス。キャリアで販売されているような高価格スマホでも、ほとんどはP10に敵わないでしょう。

ダブルレンズは、カラー1200万画素とモノクロ2000万画素を搭載しています。2枚のレンズを使うことで光を多く取り込むことでき、陰影や色彩のきめ細かさが段違いに上がります。

さらに人物写真用の「ポートレートモード」では、スマホ側が顔面認識機能により、自動で美肌補正を加えて撮ってくれます。

自然な感じで”盛って”撮ってくれるわけですね。SNS用などで顔写真を撮る人は嬉しい機能です。

スマホカメラは各社とも年々パワーアップしていますが、P10はカメラ性能を徹底的に重視して開発されています。カメラ機能重視でスマホを選ぶなら間違いなくP10でしょう。

⇒写真きれい!カメラ性能が高いおすすめSIMフリースマホを比較!【2017年版】

 

実際にP10のカメラで、色々写真を撮ってみました。

こちらはファミリーレストランのランチメニューです。

Instagramなどにご飯の写真を載せる人は多いですよね。P10では、いわゆる「インスタ映え」する写真を撮影することができます。

 

こちらは暗い夜にどのくらい綺麗な写真を撮れるかテストしたものです。肉眼で見たよりも明るく写っています。

暗い場所で撮影しているためちょっとざらざらした写真になっていますが、十分綺麗と言えるのではないでしょうか。

もっとカメラ性能が低いスマホだと、何も映らなかったりさらに見栄えの悪い写真になったりしてしまいます。夜景を撮影することが多い人にもP10はおすすめですね。

各種スペックはキャリアスマホ並、CPUの高性能は体感できた

カメラ性能の高さがP10最大の特徴ですが、端末そのものの基本スペックもかなりのものです。

例えばP10はメモリ4GBストレージ容量64GBです。これがどのくらい高性能かというと、2017年6月にドコモで発売されたXperia XZ Premiumとまったく同じです。

つまり、もうキャリアスマホに匹敵する性能です。

さらに、CPUも「Kirin 960」とオクタコアの高性能です。動画再生やアプリなど、ほとんどの場面ではストレスなしで快適に動きます。

懸念があるとすれば、CGをフル使用するようなゲームだともたつきが出る可能性があります。ゲームアプリに関しては「Snapdragon」というCPUが強いですね。P10の「Kirin」はゲームに最適とは言えません。

とはいえ実際にP10を使ってみても、動作にもたつきが感じられる場面は見受けられませんでした。

CGを駆使したゲームなども、デレステなど有名なものを少しプレイしてみましたがiPhone 7とそこまで遜色はないように感じられましたね。

動画編集アプリで撮影した動画の編集や書き出しも行いましたが、こちらも快適そのもの。編集部分がすぐに動画に反映されました。

CPUがSnapdragonでなくKirinであることは理解したうえで購入するのが大事ですが、実際のところもはやそれほど気にする必要はないのかもしれないですね。

3200mAhの大容量バッテリーは急速充電にも対応

P10はバッテリー容量も3200mAhと大容量です。しかしさらに喜ぶべきは、「HUAWEIスーパーチャージ」という、ファーウェイ独自技術による急速充電が可能な点です。

短い時間にサクッと充電しておけば、バッテリーを超回復させてくれます。現代人には嬉しいですよね。

実際に使ってみても、バッテリー持ちは問題なしですね。

私があくまでサブスマホとして使っているのもありますが、2~3日はバッテリーを充電しなくてOKでした。

そして急速充電。これは本当に満充電になるまで早い!充電器につないでちょっとボンヤリしていたらもう90%くらいまで充電されている感じです。

大体1時間で半分以上、2時間もあればほぼ満タンになっている印象です。

ハイスペック端末のP10を買うような人なら、スマホを一日中フル活用するでしょう。

フル活用にあたり使えない充電時間はできる限り短くしたいものですが、P10の急速充電なら一瞬で充電はMAX!バッテリー充電の長さに悩まされることはありません。

なお充電器やケーブルにはどうやら相性があるようで、所有している充電器では通常の充電になってしまうこともありました。急速充電には純正の付属品を使った方が良さそうです。

P10を販売しているMVNO一覧

最後に、P10を販売しているMVNO一覧を挙げておきます。

しむまる
楽天モバイルやDMMモバイルでは、発売時点で端末のセール販売も行われています。ぜひチェックしてみましょう!

まとめ

最新のP10は文句なしのハイスペックでした。公式サイトなどでスペックを見て期待しましたが、実際に使ってみてもスペック通りの高性能が感じられましたね。

ここまで性能が高い端末を7万円程度で買えるとは、SIMフリースマホの進化に驚きを隠せません。

欲を言えば、あとはおサイフケータイと防水に対応してもらえれば嬉しいですね。これは来年に期待したいところです。

高スペックSIMフリースマホが欲しい人は、大人気メーカー「ファーウェイ」の最新機種P10を購入しましょう。

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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