Xperia XZ2(ドコモモデル)評価レビュー|PS4と連携でゲームができる!

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私はほぼ毎日PS4でゲームをしているのですが、近年はNintendo Switchなど携帯型ゲーム機が流行っているせいか「ゲームはテレビの前でするもの」という認識が薄れ、ベッドやソファでくつろぎながらゲームの方に快適感を覚えてきます。

なので、PS4も寝っ転がりながらプレイしたい……!

そんな欲望に負けて、PS4をスマホと連携して携帯機のように遊ぶことができるXperiaシリーズの最新機種である「Xperia XZ2を購入してみました。

通信速度による遅延や操作性の面が心配でしたが、実際にXperia XZ2でPS4のゲームをプレイしてみると概ね問題なくプレイできました。これでソファに寝転びながらPS4ができるという快適すぎる環境の完成です!

早速この記事では、Xperia XZ2の特徴やPS4との連携を使ってみた感想をレビューしていきます。

目次

Xperia XZ2の外観からチェック

Xperia XZ2の外箱は非常にシンプルで、灰色の箱にロゴが記載されているのみです。

 

箱を開けると出てくる付属品は、イヤホンジャック変換ケーブルのみでした。ACアダプターやmicroUSBケーブルは付属しないので気をつけましょう。

 

Xperia XZ2の本体前面は、縦長画面が特徴ですね。

Galaxy S9シリーズやiPhone Xに比べると上下のスペースは広めですが、今までのXperiaシリーズよりは画面が占める範囲が広がっています。

 

Xperia XZ2の右側面には、写真の向かって右(本体上部)からボリュームボタン、電源ボタン、カメラボタンの順番にボタンが設置されています。

今までXperiaシリーズは電源ボタンに指紋認証センサーを搭載していましたが、Xperia XZ2からは形状変更に伴い、電源ボタンの機能は電源のオン・オフに絞られました。

カメラボタンは長押しすればカメラが起動するもので、個人的には余り使う機会がありません。

 

Xperia XZ2は背面デザインが印象的

本体背面はかまぼこのようなラウンド形状で、ネットで評判を見てみると「ダサい」という声も見受けられました。が、私は個人的にかなり気に入っています。

確かに分厚くなってしまっているものの、結果的に持ちやすくて手に馴染みます。また背面は光に当たるとギラギラと輝き、存在感が強いのも満足度が高かったですね。

 

本体背面には、指紋認証センサーやカメラがあります。

指紋認証センサーの位置は少々イマイチでした。詳しくは記事の後半で解説します。

 

本体下部にはUSB端子があります。USB Type-Cなので、裏表を確認しないで接続できるのが嬉しいですね。

 

SIMカードやmicroSDカードはピン不要で取り出せる

Xperiaの特徴である、SIMピン不要のSIMスロット開閉も今までどおりです。SIMスロットは、本体上部にあります。

iPhoneやGalaxyなどの端末は、わざわざピンを用意しなければSIMカードやmicroSDカードを取り出せないので、いちいちピンを探す手間がとても不便です。

しかしXperia XZ2なら本体からすぐにSIMカードやmicroSDカードを取り出せるので、ピンいらずで助かります。できれば他のメーカーの機種も同じ構造を採用してほしいですね。

 

Xperia XZ2のスペック評価

【SIMロック解除済み】au SOV37 Xperia XZ2 Deep Green SONY

続いて、Xperia XZ2の主なスペックを見てみます。

価格 94,608円(docomoモデル、ドコモオンラインショップ)
88800円(auモデル、Amazon)
OS Android 8.0
CPU Snapdragon 845
メモリ 4GB
ストレージ容量 64GB
画面 5.7インチ、フルHD+
カメラ アウトカメラ:1920万画素
インカメラ:500万画素
重さ 198g
バッテリー容量 3060mAh

参照ドコモ オンラインショップ(公式)

全体的にスペックはそつなくまとまっていて、2018年夏ラインナップのスマートフォンでは可もなく不可もなくといった感じですね。

Xperia XZ2でPS4のゲームが楽しめる!

今回私がXperia XZ2を購入する決め手になったのが、Xperia XZ2はPS4でゲームを楽しめることです。PS4のゲームをスマホでいつでもどこでもプレイできるのは最高ではないですか?

ゲームの使用感を改めてレビューしていきます。

専用のアプリでPS4を楽しめる

PS4のゲームで遊ぶには、専用のアプリ「PS4 Remote Play」が必須です。

Xperia以外のスマートフォンではアプリをダウンロードできないので、PS4と同じソニー製品であるXperiaの特権というわけですね。

しむまる
有料でも構わないので、できれば他のAndroidスマートフォンにも開放してもらえると嬉しいです…

同じWi-FiにPS4とXperia XZ2を接続していれば、アプリ起動後に登録を行えます。

登録後は、PS4 Remote Playのアプリを開けばすぐにPS4を楽しめますよ。

なお登録後は、PS4とスマートフォンのそれぞれがインターネットに繋がっていれば、場所を問わず外出先でもPS4を起動しゲームを楽しめるようになります!

本体だけでもゲームを遊べるが操作しづらい

Xperia XZ2単体でPS4を遊ぶ場合は、画面にコントローラーが表示されます。

縦画面で表示する場合は、画面の下4分の3がコントローラーになります。画面を隠さないのは良いですが、ゲーム画面がかなり小さくなってしまうので物足りないです。

横画面だとゲーム画面は大きく表示されますが↓

今度はコントローラーがプレイ画面にかぶってしまうので、これも微妙です。

普通のアクションゲームなら問題ないものの、細かいコマンド入力の多い格闘ゲームは、この状態では遊びづらいです。

そこで…秘密兵器を。

PS4コントローラー+スマホホルダーでより快適に遊べる!

PS4コントローラーとコントローラーに接続するスマホホルダーを用意しました。

 

今回購入したのは、1250円で買える安価なスマホホルダーです。PS4のコントローラーにホルダーを接続後、スマホを挟んでダイヤルで固定するだけで使えます!

スマホホルダーでPS4とコントローラーを合体させ、コントローラーのボタンを押してPS4 Remote Playのアプリから登録作業を行えば、あっという間に準備は完了です。

 

Xperia XZ2が重量約190gなので正直やや重さは感じますが、Xperia XZ2単体でのプレイと比べて圧倒的に操作はしやすくなりました。

本物のPS4用コントローラーを使っているので、当然といえば当然ですね。Xperia XZ2でPS4のゲームを遊ぶなら、PS4コントローラー+スマホホルダーの使用がおすすめです。

ほぼ違和感なくPS4ゲームをプレイできる

プレイ中のPS4画面をインターネット経由でXperia XZ2に表示するしくみなので、導入前は表示される画面と操作のズレがどのくらい起こるのかとても心配でした。

今回試してみたゲームソフトは、以下の4本です。

  • コールオブデューティブラックオプス3
  • クラッシュ・バンディクー3(PS4版)
  • サムライスピリッツ
  • 餓狼 MARK OF THE WOLVES

FPSで細かい操作が必須、表示に遅延があると遊びづらい「コールオブデューティブラックオプス3」は、思ったよりも快適に遊べました。

プロレベルの上級ゲーマーだともしかしたら遊びづらいと感じるかもしれませんが、ライトユーザーの私はテレビで遊ぶのと特に体感が変わることはありませんでした。

クラッシュ・バンディクー3も同様で、テレビ画面でゲームをプレイするのと変わりません。Xperia XZ2のきれいな画面でゲームを楽しめました。

 

格闘ゲームの「サムライスピリッツ」や「餓狼 MARK OF THE WOLVES」については、他のゲームに比べると若干操作と画面にずれがあるように感じました。

ライトユーザーなら許容範囲ですが、ガチゲーマーなら不満を感じるかもしれません。

以上の通り、Xperia XZ2はPS4のゲームを遊べるのが魅力です。PS4で遊ぶ機会が多く、「ソファやベッドで寝っ転がりながらPS4を楽しみたい!」という人にはXperia XZ2が最強です。

Xperia XZ2を使用して感じたその他のメリット

スピーカーの音質が良い!

Xperia XZ2はステレオスピーカー搭載で、スピーカーの音質には十分満足できました。

私はよくYouTubeやNetflixなどで動画を見るのですが、迫力のあるサウンドを本体スピーカーで楽しめるのが嬉しいですね。

画面が綺麗、P20 ProやGalaxy S9+よりも好印象

Xperia XZ2はP20 ProやGalaxy S9+と違って、有機ELではなく液晶のディスプレイを搭載しています。

一般的に有機ELの方が発色が鮮やかで綺麗と言われていますが、私が比較した限りだとXperia XZ2の液晶画面は有機ELを採用した他のスマートフォン以上に綺麗でした。

液晶画面でありながらも綺麗な画面表示になっているのは、長年テレビなどを開発しているソニーの技術力の賜物だと思います。

Xperia XZ2を使ってみて感じたデメリット

Xperia XZ2を使ってみて感じたデメリットは、カメラ性能指紋認証センサーの位置です。

カメラ性能に特別メリットはなし

Xperia XZ2のカメラはデュアルレンズなどではなく単眼ですが、決して性能が低いわけではありません。

見ての通り、例えばお店で撮影したカツ丼の写真はとても美味しそうに仕上がっています。

しかし高性能なデュアルカメラを搭載しているGalaxy S9+や、トリプルカメラのP20 Proなどのカメラ重視端末と比べてしまうと、スペックは見劣りしてしまうのが事実です。

カメラ性能を最重視する人は、Xperia XZ2よりもGalaxy S9+やP20 Proなどのカメラ性能が高いスマートフォンを選んだほうが満足度は高いです。

指紋認証センサーの位置が悪い

Xperia XZ2の指紋認証センサーは背面にありますが、背面の中心部なので他のスマートフォンよりも位置が低く、間違えてカメラレンズを触ってしまうことが多々あります。

実際にXperia XZ2とGalaxy S9+を並べてみると分かります。

見ての通り、Xperia XZ2の指紋認証センサーの位置はかなり低いです。できれば後継機では、もっと上の方に設置して欲しいですね。

まとめ

しむまる
Xperia XZ2は、細かいスペックや機能面は気にせず「PS4と連携してゲームプレイできる!」という1点においてのみ購入しました。

スマホ本体だけだと操作性の面でやや微妙なのですが、別売りのホルダー(とコントローラー)を使えば操作性の難点をクリアし、かなり快適にゲームできます。

Nintendo Switchのような感覚でPS4のゲームがしたい人は、ソニーのXperia XZ2はおすすめです

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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