ファーウェイP10Plusのスペック評価|ライカ製カメラレンズは最高性能に!

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SIMフリースマホの人気メーカー「ファーウェイ」が、2017年も続々と新機種を発売開始しています。カメラ性能が進化した「P10」、P10より安価でコスパに優れた「P10 lite」、そして今回紹介するのが、P10よりさらに1ランク高級クラスにあたる「P10 Plus」です。

P10 Plusは価格7万円程度と今回のP10シリーズでは最も高いですが、基本スペック・画面サイズ・カメラ性能ともに最高レベルです。

とくにカメラに関してはライカ製のダブルレンズを搭載しており、現在のSIMフリースマホ界では最も美しく写真が撮れるスマホといっていいでしょう。

下記で詳しくスペック性能を評価していきます。

目次

高価格・高性能! P10 Plusのスペックを徹底評価

まずはP10のスペックを以下の表にまとめてみました。

販売MVNOについては最後にまとめますが、表では最安価格を載せておきます。

税抜価格(最安) 64445円
OS Android 7.0
CPU Kirin 960
メモリ 4GB
ストレージ容量 64GB
画面 5.5インチ、2K
カメラ アウトカメラ:1200万画素カラーセンサー+2000万画素モノクロセンサー
インカメラ:800万画素
重さ 165g
バッテリー容量 3750mAh

ざっと見ても、P10 Plusのスペックはどこを取っても文句のつけようがありません。強いて言えば価格が高いことが難点ですが、価格に見合った性能が備わっています。

ポイントどころを細かくチェックしていきましょう。

ライカ製のダブルレンズはインカメラにも搭載

P10Plusの最大のウリはカメラ性能です。カメラにはライカ製のレンズが搭載されており、端的にいえばSIMフリースマホの中で最高級です。

ダブルレンズは、カラー1200万画素とモノクロ2000万画素を搭載しています。2枚のレンズを使うことで光を多く取り込むことでき、陰影や色彩のきめ細かさが段違いに上がります。

さらに人物写真用の「ポートレートモード」では、スマホ側が顔面認識機能により、自動で美肌補正を加えて撮ってくれます。

楽天モバイル

自然な感じで”盛って”撮ってくれるわけですね。SNS用などで顔写真を撮る人は嬉しい機能です。

私も以前Mate9やhonor 8といったファーウェイのダブルレンズ搭載スマホを使ったことがありますが、キャリアスマホかそれ以上に綺麗な写真が撮れて驚きました。

今までにもライカ製のダブルレンズを搭載したスマホはいくつかありますが、P10Plusがスゴいのは、ライカ製レンズがアウトカメラだけでなくインカメラにも搭載されていることです。

しむまる
インカメラは自撮りに使う方のカメラですね

アウトカメラが綺麗なのはもう当たり前の時代です。インカメラまでライカ製の高級レンズを使い始めたのはP10Plusの大きな強みです。

画面サイズが大きいだけでなく、解像度も2Kと高画質

P10 Plusは画面サイズが5.5インチと大きめです。とはいえ大きすぎるレベルではないので、メインスマホとして毎日持ち歩けるサイズ感ですね。

画面サイズというと、2016年に登場した同じファーウェイスマホでP10plusと同レベルの高価格端末に「Mate9」がありますが、Mate9は画面サイズが5.9インチとかなり大きいので諦めた人も多いでしょう。そんな人にこそP10plusを手に取ってほしいですね。

さらに、P10は解像度が驚きですね。なんとスマホで2Kもの高解像度です。キャリアのスマホでは4Kに対応する端末もありますが、スマホの画面サイズなら2Kでも驚異的と言えますね。

ただし2Kの解像度を活かすには2Kに対応した動画データや写真を用意しなければならず、使いこなすのは大変です。

メモリやストレージ容量も大容量

P10 Plusはメモリ4GB/ストレージ容量64GBです。どちらも2017年のSIMフリースマホレベルでは文句なく大容量です。

メモリ4GBあれば、ネットサーフィンはもちろんアプリやゲームをやり込んでも動作にもたつきなどのストレスはないでしょう。およそほとんどの動作でサクサク動いてくれるレベルです。

ストレージ容量は64GBであるため、アプリをたくさん入れられます。写真や動画のデータも十分本体に保存できるので、microSDカードを別に用意する必要性も薄いですね。

SIMフリースマホはメモリ(動作のもたつき)とストレージ容量(保存容量)が難点になるケースが多いのですが、P10Plusはその心配がありません。

CPUは「Kirin」。ゲームではSnapdragonに比べると性能が劣る

P10 Plusのスペックで唯一「もう一歩」の評価をつけるとすれば、CPUがKirinであることですね。

KirinというCPUはファーウェイ製なので、当然ファーウェイ端末によく搭載されています。言い換えれば、ファーウェイ端末以外では基本的にKirinのCPUは使われていません。

そのため、アプリによってはKirinで快適に動くようにチューンナップされていないものもあるんです。そこのマイナー製がややネックです。

特に3DCGが動き回るようなハイスペック要求のゲームアプリでは、KirinのCPUだと動作が悪くて快適に遊べないことがあります。

ハイクオリティゲームをバリバリ遊びたいのであれば、日本のキャリアスマホで広く使われている「Snapdragon」というCPUが搭載された端末を選んだ方が安心でしょう。

本体前面に指紋認証センサーがある

P10Plusは、本体前面に指紋認証センサーを搭載しています。iPhoneやGalaxyを彷彿とさせますね。

2016年〜2017年春頃のSIMフリースマホでは、多くの端末が本体背面に指紋認証センサーを搭載していました。しかしP10Plusでは”前面”に指紋センサーを搭載しています。

人によって好みは分かれますが、iPhoneやGalaxyを使っていた人なら前面に指紋センサーがある方が違和感なく乗り換えれられるでしょう。

3200mAhの大容量バッテリーは急速充電にも対応

バッテリー容量は3200mAhと大容量です。しかしさらに喜ぶべきは、「HUAWEIスーパーチャージ」という、ファーウェイ独自技術による急速充電が可能な点です。

短い時間にサクッと充電しておけば、バッテリーを超回復させてくれます。現代人には嬉しいですよね。

P10 PlusとP10の違いは?スペックや機能を比較

販売価格が近いP10シリーズのバリエーションであるP10と細かい違いについてチェックしていきましょう。

あえてより高いP10 Plusを選ぶ意味はどこにあるのか、知った上で選びたいですよね。まずはスペックの比較表をご覧ください。

※スマホは横スクロール

P10 Plus P10
参考価格 72800円 65800円
OS Android 7.0 Android 7.0
CPU Kirin 960 Kirin 960
メモリ 4GB 4GB
ストレージ容量 64GB 64GB
画面 5.5インチ、2K 5.1インチ、フルHD
カメラ 【アウトカメラ】
→1200万画素カラーセンサー+2000万画素モノクロセンサー【インカメラ】
800万画素
【アウトカメラ】
1200万画素カラーセンサー+2000万画素モノクロセンサー【インカメラ】
800万画素
重さ 165g 145g
バッテリー容量 3750mAh 3200mAh

参考 楽天モバイル

カメラ性能はP10 Plusが高い

P10 PlusとP10は、どちらもライカ製のダブルレンズを搭載しています。そのためカメラ性能は互角かと思いきや、実はP10 Plusの方がカメラ性能は高いんです。

違いはレンズの明るさを表すF値にあります。P10 PlusはF1.8、P10はF2.2です。数値が小さいほど明るいレンズなので、P10 Plusの方が性能は高いといえます。

カメラ性能重視ならP10 Plusを選ぶのがベストです。
ただしこの比較はSIMフリースマホで最高峰のレベルなので、P10のカメラも性能的には十分高いですよ。

スペックはほぼ同じ、違いは画面サイズと解像度

スペックを比較してみると、画面サイズや解像度、そしてサイズの違いに伴い重さが異なっています。あとはバッテリー容量もP10 Plusの方が大きいですね。

それ以外のCPUやメモリ、ストレージ容量といったスペックは変わりありません。DMMモバイルの場合7000円の価格差があるわけですが、スペックについては違いが少ないわけです。

※価格については後述

【結論】カメラ性能を求めるならP10 Plusで決まり

P10 PlusとP10を比べた結論は、カメラ性能をとにかく高めたいならP10 Plusがオススメです。あとは画面サイズの好みで決めるのが良いでしょう。

価格的にはP10 Plusが数千円程度高いですが、大きな違いは画面サイズとカメラ性能くらいです。そこ以外はそこまで大きな差はないので、この2点をどれだけ重要視するかがポイントですね。

しむまる
カメラ性能を最高レベルまで求めないのであれば、P10の方が多少安上がりです。下記記事を参考にしてください。
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P10 Plusの販売MVNOと価格一覧

P10 Plusは販売価格が各社で異なっています。以下の表に販売されているMVNOと価格をまとめました。

MVNO名 販売価格
NifMo 64445円
IIJmio 64800円
DMMモバイル 72800円(キャンペーン適用時62800円)
楽天モバイル 72800円(キャンペーン適用時64800円)

通常の販売価格が安価なのはNifMoやIIJmioですが、DMMモバイルや楽天モバイルもキャンペーンセールを頻繁に打つのでチェックしておきたいところです。できれば自分が利用したいSIMのところで一緒に買うのがいいですね。

P10やP10 liteに比べると、P10 Plusを取り扱うMVNOは数が少ないです。高額な端末であるために、取り扱うMVNOは大手に限られるといったところでしょうか。

まとめ

P10 Plusは、2017年6月に登場したおよそ7万円の高性能SIMフリースマホです。

価格は多少張りますが、とにかく性能が高いスマートフォンを手に入れたいならP10 Plusは有力候補でしょう。特に写真をよく撮る人には文句なしにおすすめです。

P10 Plusを購入する場合は、うっかり壊してしまった時のためにも保証に入っておくと安心です。高価格な端末なので、壊した時のリスクは大きいですよね。

P10 Plusを取り扱っている NifMo IIJmio DMMモバイル 楽天モバイル のいずれも端末保証オプションを展開しているので、合わせて検討してみてはどうでしょうか。

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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