
完全ワイヤレスイヤホンってケースの色が黒や白一色のものが多く、もっとお洒落なデザインの製品はないものかとAmazonを物色していたところ、見つけたのがLibertyNeoでした。
元々は黒くて光沢のあるケース1種類で販売されていたのですが、2020年1月より新色としてレッドやブルー、ホワイトが登場していたとのこと。
今回はレッドカラーを購入したのですが、メタリックで濃いカラーリングのケースは5000円程度のイヤホンとは思えないほど高級感を感じます。
しかも光沢がないのでケースが汚れづらいですし、肝心の音質も重厚感があり満足のいくレベル。
強いて弱点を挙げると、microUSB端子が採用されていることですが、逆に言えばそれくらいしかデメリットがないと言えます。
下記で詳しくレビューしていきます!
AnkerのSoundcore LibertyNeoの外観デザインをチェック
LibertyNeoの外箱は、Soundcoreシリーズおなじみの水色背景+本体写真。
ちゃんと外箱の本体も、購入したカラーになっているのが良いですね。
色のみの違いならラベル1枚を貼り付けて処理されてもおかしくないので、外箱まで専用品になっているのは好印象。
そしてこちらがケース本体。
iPhone 8のレッドモデルのような、ちょっと濃い赤色です。
ツヤツヤで指紋が付きやすいタイプでなく、サラサラの塗装ながら光に当てるとメタリック調に輝きます。
こんな美しいカラーリングのイヤホンケースが5000円台で実現できるとは、ちょっと驚かされました。
2019年発売のLiberty Neo通常モデルは4999円で、ツヤツヤで指紋や傷が目立つ作りのケースです。
今回購入したレッドモデルは価格が5499円と500円アップしているんですが、差額を支払う価値のある満足感だと思いました。
ケース前面に充電ランプあり
Soundcore LibertyNeoのケース前面には3つのランプがあり、バッテリーの残量を把握可能です。
たまにケース内部にランプがあるイヤホンもあるので、充電時にわざわざ蓋を開けなくても充電状況を確認できるのは嬉しいですね。
ランプの色は白なので、青やオレンジ色のランプと比べて点灯時に目立ちません。
イヤホン本体は黒一色
今回購入したSoundcore LibertyNeoは、正確には「ブラック×レッド」モデル。
ケース表面は赤ですが、内部は黒になっています。
イヤホン本体も黒一色で、おそらく通常モデルと同じですね。
どうせならイヤホン本体やケース内部も、赤一色にしてくれた方が良かった気もします。
しかし赤×黒は色のバランスが良いので、これはこれで格好良いとも思いました。
ちなみにイヤホン前面のSoundcoreマークが印字されている部分は押し込める仕様。押せば一時停止や曲送りを行えます。
本体のタッチで操作するワイヤレスイヤホンと比べて反応が良いですが、耳に入れた状態でイヤホンを押し込むとちょっと耳が痛くなる難点も…。
イヤホン本体での再生コントロールは、やっぱりタップで的確に反応してくれるAirPodsが最高ですね。
充電端子は裏表のあるmicroUSB
LibertyNeo最大の欠点が、microUSB端子の採用したこと。
microUSBは裏表の向きがあるので、確認して装着しないといけません。
一昔前はiPhone以外すべてのスマホ関連機器がmicroUSBだったので、microUSBでも問題ありませんでしたが…
最初にLibertyNeoが登場した2019年時点で、スマホ界隈ではとっくに裏表のないUSB-Cが主流でした。
他のメーカーの同価格帯の製品も今はUSB-Cが主流、例えば先日レビューしたTrueAirもUSB-Cです。


時代遅れの充電端子が採用されてしまっているのは大きなデメリット。
後継機では絶対に改善して欲しいポイントですね。
他に目立つデメリットがないだけに、余計にmicroUSBの残念さが目立ってしまっている印象です。
付属品はイヤーピースや充電ケーブル
LibertyNeoの付属品は、充電ケーブルと耳へのフィット感調整用のイヤーピース類です。
私は標準のままで問題なく装着できていますが、耳の形状は人によって大きく違うので、フィット感もバラバラ。
Ankerのイヤホンはいつもたくさんのイヤーピースが付属してるので、調整しやすいのが好印象です。
AACコーデック対応!iPhoneなどで音楽を高音質再生できる
Soundcore LibertyNeoは、AACという再生コーデックに対応しています。
AACのおかげでiPhoneや一部のAndroid端末では再生遅延を抑えられたり、音質を向上できたりしますよ。
ただし残念ながら、Androidで広く普及している「AptX」には対応していません。



実際にAAC対応端末(Galaxy Note10+)で使っていますが、5000円程度のイヤホンとして十分な高音質だと感じました。
「強化された低音」がウリのLibertyNeoですが、確かに低音の主張は強めですね。しかし低音が過剰に強調されて高音〜中音をかき消してしまうことはありません。
やりすぎていないちょうど良い低音の強め方で、音楽の迫力・臨場感を高めている印象。
ノイズキャンセリング非対応・カナル型なので外部の音はしっかり遮断
Soundcore LibertyNeoは、AirPods Proのような外部の音を打ち消す「ノイズキャンセリング」機能に対応していません。
しかし耳の奥まで押し込んで固定する「カナル型」イヤホンなので、着けていれば自然に外部の音はある程度聞こえなくなります。
夏場は窓を開ける機会が増えますが、窓を開けているとけっこう外の工事の音や生き物の泣き声が騒々しいですよね。
LibertyNeoを装着すれば周りの音が気にならなくなるので、快適に音楽を楽しめています。
ただしノイズキャンセリングと違って、電車のアナウンスなど「聞き逃しなくない音」も聞こえづらくなることに注意。(AirPodsProならアナウンスがちゃんと聴こえる傾向です)
外で使う際は、安全に気を配る必要がありますね。
最大20時間連続駆動!Airpods Proに張るバッテリー持ち
Soundcore LibertyNeoは、バッテリーがイヤホン単体で5時間、ケース充電込みで20時間持ちます。
AirPods Proと性能を比べてみると
LibertyNeo | AirPods Pro | |
イヤホン単体でのバッテリー持ち | 5時間 | 4.5時間 |
ケース込みでのバッテリー持ち | 20時間 | 24時間 |
イヤホン単体ならLibertyNeo>AirPods Pro、ケース込みならAirPods Pro>LibertyNeoですね。
価格が段違いながら、LibertyNeoのバッテリー持ちはかなり検討していますね。
確かに普段使っているAirPods Proと比べて、イヤホン使用中のバッテリーの減りは抑えられている印象です。
1日1時間程度使用していますが、先月購入してから改めて充電したのが1回なので、概ね仕様通りの電池持ちという印象です。
microUSB機器を普段使っていない私としては、ケーブルの用意が面倒なので極力LibertyNeoの充電回数を少なく抑えたいところ。
LibertyNeoはしっかり電池が長持ちしてくれるため、余程長期間家を空けない限りケーブルを持ち歩かなくても大丈夫なので助かっています。
LibertyNeoはIPX7防水規格対応!水がかかっても壊れる心配なし
Soundcore LibertyNeoは防水性能もバッチリです。
最上級クラスの防水規格「IPX7」に対応しているので、雨に降られたり台所で水がかかったりしても壊れません。
私はよく台所でLibertyNeoを使っていますが、水がかかって壊れたことはないです。
上の写真でもわざと水をかけてみましたが、やはり動作の不具合は起こらず。
また万が一水濡れ等で壊れたとしても5000円とそこそこ安価なので、AirPodsほどの精神的ダメージが発生しないのも良いですね。
LibertyNeoのペアリング手順|イヤホンを取り外してBluetooth接続すればOK
LibertyNeoのペアリングは簡単。
ケースからイヤホンを取り出して、接続したいスマートフォン等のBluetooth設定画面を開きます。
あとはLibertyNeoを選択すれば、接続が完了しますよ。
一度ペアリングすれば、今後はケースから本体を取り出せば自動で接続してくれます。
接続する機器を変更する場合は、ペアリングした機器の設定を削除してから上記のペアリング手順を新しい接続先でやり直せばOKです。
LibertyNeoのスペック評価|高音質と美しいケースで総合満足度高し!
Amazon価格 | 5499円(ブラックモデルは4999円) |
対応コーデック | AAC、SBC |
バッテリー持ち | 最大5時間、ケース充電時最大20時間 |
防水 | IPX7 |
重さ | 51g |
今回紹介したブラック×レッドカラーは、通常の黒一色モデルより500円高いのでご注意を。
音質・本体デザイン共に充実していますし、5000円前後のイヤホンとしては最高クラスの製品だと感じました。
カナル型なので、外部の音をしっかり遮断できるのもありがたいですね。
AirPodsのような開放的な形状やUSB-C対応を求めるなら、以前紹介したTrueAirもおすすめです。
LibertyNeoを購入して感じたメリット・デメリットまとめ
LibertyNeoの満足できたメリット
良かった!
- ケースやイヤホン本体がコンパクト
- 高級感があり傷・汚れが目立たないケース
- 音質十分、高音も低音もしっかり聴こえる
5000円程度で高音質なイヤホンは色々ありますが、ケースの高級感はLibertyNeoが圧倒的な印象。
高音質な完全ワイヤレスイヤホンって、ケースがやたら大きかったり汚れやすくて見栄えが悪かったりすることが多いんですよね。
LibertyNeoも通常モデルは傷や汚れが目立つタイプですが、新色のブラック×レッドなら目立ちませんし、カラーリングそのものも美しいです。
LibertyNeoの不満に思ったデメリット
イマイチ・・・
- microUSB端子なので充電ケーブルに裏表がある
- 充電時にケース背面の蓋を開かないといけないのが手間
LibertyNeoのデメリットは、充電端子周りに集中していますね。
防水のためだと思うんですが、充電端子にゴムの蓋があるので充電する際に開く必要あり。
さらにケーブルは裏表のあるmicroUSB仕様なので、向きも確認しないといけません。
1回充電すれば20時間使えるので個人的にはギリギリ許容範囲内に収まりましたが、どちらも改善をお願いしたいポイントでした。
総評まとめ



これでUSB-C対応なら、本当にパーフェクトでした。
日々進化していく各メーカーの完全ワイヤレスイヤホン、今後の新製品にも期待です
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