
実際に使ってみると、ハイレゾが有線のみ対応だったことには後から気づいてちょっとがっかりしましたが・・・
無線接続でも音質は十分にクリアーでしたし、装着感の良さやUSB-C充電にも対応しているメリットも大きく、総合的にはコスパの良いヘッドホンに感じています。
下記で詳しくレビューしていきます!
Ankerのヘッドホン「Soundcore Life Q10」の外観デザインをチェック!
Soundcore Life Q10の外箱は本体の写真が載っている、わかりやすいデザインです。
本体カラーには「ブラック×レッド」と「ブルー×オレンジ」がありますが、今回は迷った末にブルー×オレンジを購入。
初代ウォークマンの本体カラーとヘッドホンのスポンジを彷彿とさせる色の組み合わせで、なかなかオシャレに感じたためです。
ちなみにヘッドホンの向きは、装着部分の内側に大きく記載されています。
イヤホンやヘッドホンには向きを示すマークが小さくて見えづらいものも多いですが、Soundcore Life Q10は大きいのですぐ確認できるのがちょっとしたメリット。
充電端子はUSB-C!
低価格なガジェットは充電端子が裏表のあるmicroUSBで使いづらいことも多いんですが、Soundcore Life Q10はなんと最先端のUSB-Cです。
USB-Cは裏表の向きを気にせずケーブルを装着でき、パソコンやスマホなどたくさんの聞きで採用されているので使い勝手が抜群。
妥協せず最先端の端子を搭載してくれたのは、かなりの好印象ですね。
私は手持ちの機器のほとんど(アップル製品以外)をUSB-Cに統一しているので、余計なケーブルを増やさずに済むUSB-C対応なのは大助かりでした。
USB-C端子の上にはAUX形式の3.5mmジャックが搭載されていて、スマホやオーディオプレーヤーとの有線接続も可能となっています。(後ほど解説します)
フレームを引き出せば頭のサイズにしっかりフィット!
人の頭の形はバラバラですが、Soundcore Life Q10はフレームを引き出してサイズを調節し、自分にしっかりフィットさせられます。
私は画像くらい伸ばしたところでちょうどよかったです。
安いヘッドホンだと、引き出しても締め付けがキツくて装着感が悪かったりしますよね。
Soundcore Life Q10は強すぎず弱すぎず、適度なバランスで耳に装着されて快適、長時間利用時も負担はかかりませんでした。
折りたたんでコンパクトにできる!
Soundcore Life Q10は折りたたんで、コンパクトにできます。
コンパクトと言っても画像のとおりそこそこの大きさにはなってしまいますが、たたんで持ち運べば変な方向に曲がるなどして壊れる危険は少なくなりますよ。
惜しむらくはポーチが付属しないのが残念・・・。持ち運ぶ際に本体を傷つけないためには100円ショップなどで別途用意する必要があります。
付属品は充電ケーブルと有線接続AUXケーブル
Soundcore Life Q10の付属品は説明書とケーブル2本。
それぞれUSB-CケーブルとAUXケーブルです。
USB-Cケーブルは充電用、AUXケーブルは次項で解説する「有線接続」「ハイレゾ再生」用ですね。
Soundcore Life Q10は接続を無線・有線で切り替え可能!有線ではハイレゾ対応
無線の方が使い勝手は良いが、音質は並程度
Soundcore Life Q10はBluetoothヘッドホンで、ペアリングすればケーブル不要で音楽を楽しめます。
私は今まで色々なヘッドホンを使ってきましたが、有線だと移動中に周りにケーブルがぶつかったり、引っかかったりしてストレスでした。
Bluetooth式のワイヤレスヘッドホンであるSoundcore Life Q10はケーブルがないので、頭を動かしたり部屋の中を歩き回ったりしてもケーブルの煩わしさがなくて快適です。
部屋の中で使うとしても、ケーブルはない方が移動で外す必要がなくて圧倒的に良いと思います。
音質の面では、無線接続でも価格を考えれば十分クリアーです。印象としては低音が強めです。
大音量で重低音が響く激しい音楽を聴きたい方なら、とくに満足できると思われます。
私はイヤホンだとバランスの良い平均的な鳴り方をするものが好みですが、より没入度の高いヘッドホンだと低音が強めなものが好みですね。



有線接続はハイレゾに対応!より高音質な音楽を聴ける
Soundcore Life Q10は、付属のケーブルを使って有線接続にすることもできます。
無線接続時は本体のバッテリーを消費しますが、もしバッテリーが切れてもケーブルを持っていればすぐに再生を再開できるので助かります。
とは言ってもバッテリー持続時間が60時間もあるので、実際使っていて突然バッテリー切れになる機会はまずありません。(私自身、買ってから2ヶ月立つものの電池はまだ残ってます)
なのでバッテリー面ではケーブルを持っておく必要性は薄いのですが、実はSoundcore Life Q10を有線接続すれば「ハイレゾ音源」を再生可能というメリットが・・・!
ハイレゾは通常の音楽データより情報量が多く、よりクリアーに聴こえる最新の技術。それが3999円のヘッドホンで対応しているのは珍しいですね。



私のメインスマホ・Galaxy Note10+はハイレゾ対応ですが、イヤホンジャックがありませんでした…(笑)
手持ちのハイレゾ再生対応機器がイヤホンジャック非搭載だと、変換アダプターを用意しなければいけないので要注意です。
せっかくSoundcore Life Q10に有線ケーブルが付属しているのに、スマホの仕様のせいでオプションが必要になってしまうのは残念。
幸い探したら変換アダプターがあったので、同じ音楽の通常音源とハイレゾ音源を用意・無線接続と有線のハイレゾ出力で聴き比べてみました。
感想は「確かにハイレゾだと音の細かさが増しているように感じる」といったところ。
しかしハイレゾ(有線接続)を取ると無線接続ができなくなる大きなデメリットがあるので、私が今後使うことは多くなさそうです。
「BASS」ボタンを押せば低音が増幅される
Soundcore Life Q10のボタン列一番上にある「BASS」ボタンを押せば、低音が増幅されます。
Soundcore Life Q10は元々低音が強めなヘッドホンですが、押してみると確かにさらに強調されました。
より迫力のある低音で気分を盛り上げたい時にたまに押して、音楽を楽しめています。
しかし標準モードでも低音は強めに聴こえるので、正直なくても良いボタンに感じました。(ボタンをわざわざ用意するなら、標準の低音はもう少し弱めでも良いと思います)
Soundcore Life Q10のペアリング手順
Soundcore Life Q10のペアリング手順は簡単!
まず電源ボタンを長押しします。
ペアリングが開始されたらスマホ等のBluetooth接続画面を開き、「Soundcore Life Q10」をタップしましょう。
あっという間にペアリング完了、音楽を聴ける状態になりました。
Soundcore Life Q10のスペック評価|4000円以下でコスパ最強のヘッドホン
Amazon価格 | 3999円(クレジットカード払い時3799円) |
ハイレゾ再生 | 対応(AUXケーブル利用時のみ) |
連続再生時間 | 60時間 |
充電時間 | 2時間、USB-Cケーブルによる5分充電で最大5時間連続再生 |
対応コーデック | SBC、AAC |
有線接続に限られるのは難点ですが、3000円台でハイレゾ再生ができるのは見事ですね。
おそらくもっと高価なイヤホン・ヘッドホンの方が音質は上ですが、Soundcore Life Q10でもハイレゾによる音質の変化は体感できました。
ただ高音質なだけでなく再生時間も長く、2日半連続で音楽を流し続けられるバッテリー持ちの良さも素晴らしいと思います。
対応コーデックはSBCとAAC、AptXには非対応
スペック上残念だったのは対応コーデックで、Androidスマホで広く用いられている高音質コーデック「AptX」に非対応です。
AndroidスマホにもiPhoneで長年使われている「AAC」対応の機種が増えてきていますが、基本的にはiPhoneとの組み合わせに優れたBluetoothイヤホンと言えますね。
しかしAndroidなら対応機種なら単体でハイレゾ再生できますが、iPhoneはハイレゾ再生のために高価なアンプが必要。
つまり、
- 【iPhoneの場合】
→無線で「AAC対応」で高音質だが、有線でのハイレゾ再生はイマイチ - 【Androidの場合】
→無線はAAC非対応機種だと音質がイマイチだが、有線はハイレゾ対応で高音質
という、どっちのOSのスマホでもデメリットが発生しかねない中途半端な仕様です。
スマホで使うならSoundcore Life Q10との相性が良いのは、Galaxy Note10+のような「AAC対応・ハイレゾ再生にも対応」の機種ですね。
Soundcore Life Q10を使って感じたメリット・デメリットまとめ
満足できたメリット
良かった!
- 装着感良し・耳が必要以上に圧迫されない
- 高音質なハイレゾ対応で音楽をより楽しめる
- 最大60時間の連続再生対応、バッテリーがなかなか切れない
- 有線・無線接続に両対応、状況・希望に応じて選べる
ケーブルレスで装着感も良く、快適に長時間音楽を聴き続けられるのが便利ですね。
当然ながら外部の音はしっかり遮断・音漏れもないので、窓を開けたままでも快適に音楽を楽しめています。
イマイチだったデメリット
イマイチ
- イヤホンジャック搭載のスマホが減り、単体でハイレゾ環境を整えづらい
- 派手なカラー2色展開・落ち着いた色が好きな人は注意
ハイレゾが有線接続時のみの対応なのに加えて、最近のスマホはイヤホンジャック非搭載というのがネック。ハイレゾ再生の環境を用意するのが面倒なのは悩ましいですね。
ハイレゾ再生はあくまでおまけ、基本的に無線接続のBluetoothヘッドホンとして活用するのが良いと思います。
総評まとめ



音質・バッテリー持ち・充電仕様など細かいスペックまで最先端なハイスペック仕様で、よく4000円未満で発売できたな…と驚かされました。
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