
どんなに音質が良くても、取り出しやすいよう衣服のポケットに入れて持ち歩く都合上、ケースがかさばってしまうと利便性が大幅低下してしまいます…。
今回購入してみたSoundPEATSの「TrueMini」は、名前に「Mini」とついていることからもわかるとおり「ケースや本体のサイズの小ささ」がウリ。
イヤホンの重さはわずか3.7g、装着していることを忘れるほどの超軽量です。
実際に購入して他の製品と大きさを比べてみても確かに最小クラス、細かい難点はあるものの音質にも妥協がない、優れた商品でした。
下記で詳しくレビューしていきます!
SoundPEATS TrueMiniの外観デザインをチェック!
外箱を展開すると、イヤホンケースが登場です。
シンプルな楕円形ケースと本体
イヤホンケース単体を見ると非常にシンプルなデザインで、蓋の上部にメーカーロゴがあるのみ。
あまり高級感はないですが、AirPodsのようなツヤツヤした表面加工でなくサラサラ。色も黒なので、手触りが良くて傷・汚れも目立ちにくいです。
人気のAirPodsはケースが各社から発売されるのも納得な程度には傷・汚れが付きやすいですが、TrueMiniは1ヶ月使ってもまだ目立つ擦り傷などは見当たりませんでした。
もっとも、そもそも本体価格が安いので、多少傷ついたりしてもショックは小さいですけどね。
ケースの底面部分は平らなので、机の上に置いても転がったりしません。
イヤホンのような精密機器は高いところから落としたら壊れるので、設置性に優れているのはありがたいです。
ケースを上に開くと、イヤホン本体が登場。
ちなみにケースの蓋は開くとしっかり固定されるわけではないので、本体を取り出そうとすると指が当たって閉じてしまいがち。
細かい部分の設計には、価格帯(4000円以下)の限界が感じられます。
イヤホンケースからイヤホン本体を外すと充電端子が。
ケースの収納スペースはイヤホン本体にピッタリです。1ヶ月ほど使っても「置いた角度がずれて充電されない」トラブルは発生していません。
イヤホンはタッチセンサー内蔵!軽くタッチするだけで操作できる
イヤホン本体もケースと同様にサラサラした手触りの楕円形ボディ。
小さいため滑って落としやすいので、取り扱いには注意が必要。
イヤホン上部のロゴマーク部分はコントロールセンサー内蔵で、軽くタッチするだけで音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否/曲戻し/次の曲/Siri起動などの操作をすべて実現可能です。
タッチ操作一覧
- 再生/一時停止:2回タッチ(R)
- 曲送り:2秒長押し(R)
- 曲戻り:2秒長押し(L)
- 通信を拒否する:2秒長押し(R)
- 電話を受ける/切る:2回タッチ(R)
- SIRIを呼び出し:2回タッチ(L)



普通にスマホを取り出して操作したほうが確実です。
充電端子はmicroUSB
個人的にケースの作りで残念だったのが、充電端子がmicroUSBポートなこと。
microUSBは裏表がある古い規格で、抜き差しが面倒+スマホやタブレットとケーブルをひとまとめにできないのが難点…。
先日別途購入したSoundPEATSの「TrueAir」はTrueMiniより1ヶ月前に発売されていますが、しっかり最新規格・向きを気にせずケーブルを装着できるUSB-C対応でした。
おそらく「コンパクトさ」を重視した結果、充電端子に他の部分におけるコスト削減のしわ寄せが来ているのだと思います。
後継機では、価格が数百円上がっても良いのでUSB-Cに対応してくれると嬉しいです。
付属品は充電ケーブルと替えのイヤーピース
付属品は10cm程度の充電ケーブルとイヤーピースのみ。
もはやmicroUSB端子を使う機器をほとんど持っていない人もいると思うので、ケーブルを付けてくれているのはありがたいですね。
短いケーブルなので、外出中の充電切れ時に備えてかばんに常備しておいても邪魔になることはありません。
SoundPEATS TrueMini最大の魅力は小型のケース・本体サイズ
TrueMiniは、その名に恥じないコンパクトなケースサイズとなっています。
ケースがコンパクトなおかげで携帯時に邪魔にならず、ポケットが膨らむなどして格好の外観を悪くしてしまうこともありませんでした。
コンパクトさについては実際に目で見たほうが早いと思うので、私が持っている様々な完全ワイヤレスイヤホンと並べてみた写真をご覧ください。
※左からSoundcore Life P2、cheero CHE-624、TrueMini、TrueAir
ケースの最長辺が長い順に並べています。TrueMiniは右から2つ目ですね。
一番長さがコンパクトなのはTrueAirですが、横の長さはTrueMiniの方がコンパクトとなっていて、総合的な見た目のコンパクトさではTrueMiniがベストな印象ですね。
ちなみにイヤホン本体も、TrueMiniがダントツで小さいです。
イヤホンの重さはわずか3.7g、装着していることを忘れるほどの超軽量です。
携帯性や外観に優れたコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、TrueMiniはまず検討したい選択肢だと感じました。
SoundPEATS TrueMiniの音質は上々!高音・低音がはっきり出る
TrueMiniは4000円以下で買える激安イヤホンなので音質は心配でしたが、価格を考えれば十分な高音質で、音楽をしっかり楽しめています。
安いイヤホンって音がフィルターを通したように籠もっていたり、「低音だけ極端に大きい」みたいにバランスが悪かったりしますよね。
いくら安価でも、音が悪かったらお金の無駄になってしまいます。
TrueMiniは音がクリアーに聞こえますし、楽器の高音・低音がしっかり鳴りつつボーカルの声も聞き取りやすいです。
臨場感があって、自分の周りで音楽が流れている感覚を味わえています。
接続はAACに対応している模様
完全ワイヤレスイヤホンは「AAC」や「aptX」といったコーデックに対応していると、再生時の遅延が少なくなったり音質が向上したりします。
音楽なら多少は遅延があっても問題ありませんが、動画の場合遅延があると画面の動きと音声のズレが発生し、ストレスになります。
TrueMiniの商品説明にはとくに、何らかのコーデックに対応している記載がありませんでしたが…
手持ちのGalaxyにおけるBluetooth接続情報を見てみると、AACコーデックで接続していることがわかりました。
TrueMiniにおいて、音楽・動画再生時に音質不足や遅延によるストレスを感じたことはありません。
携帯性のために音質などの性能が犠牲にされていないのはありがたいですね。
IPX5防水に対応!雨や汗程度なら壊れる心配なし
TrueMiniは、IPX5の防水性能で水がかかっても壊れない仕様。
私は洗い物中にイヤホンを着けて動画を見たり音楽を聴いたりするので、もし耳から外れてシンクに落としたり、水がはねてかかっても大丈夫な防水対応はありがたいです。
1ヶ月ほど洗い物中にTrueMiniを使っていますが、とくに水がかかるなどしても壊れていません。
試しに、実際に水を少しかけてみましたが、問題なく音楽を再生し続けられました。
水がかかっても大丈夫なので、例えば移動中傘がないのに雨に降られたり、運動しながら使っていて汗がかかったりしても大丈夫。アウトドアでも役に立つでしょう。
ただし、IPX5は水に沈めても大丈夫なレベルの防水レベルではないです。完全に水没するようなお風呂場で使ったり、プールで泳ぎながら音楽を聴くのは厳しいのでやめておいたほうが良いです。
TrueMiniのスペック評価|4000円以下で買える高コスパ
TrueMiniはサイズの小ささに特化している結果、同価格帯の別製品と比べるとスペックはイマイチな部分もあります。
同じSoundPEATSから販売されている、Truengine SEとスペックを比べてみました。
SoundPEATS TrueMini | SoundPEATS Truengine SE | |
価格 | 3780円 | 4182円 |
イヤホン本体の重さ | 3.7g | 5.7g |
TWS Plus(接続が切れにくくなる技術) | 非対応 | 対応 |
バッテリー持ち | 4時間、ケース利用時最大14時間 | 6時間以上、ケース利用時最大27時間 |
主な対応コーデック | (AAC) | AAC、AptX |
ノイズキャンセリング | 非対応 | 通話中の雑音やノイズ抑制のみ対応 |
片耳モード | 右側のみ対応 | 左右対応 |
防水 | IPX5、水かけや汗に耐える | IPX4、水しぶき(飛沫)に耐える |
全体的には、TrueMiniの仕様でも妥協できる部分がほとんどだと感じています。
4時間も再生できれば長時間のラジオ番組だって最後まで聞けますし、ノイズキャンセリングも「Truengine SE」は音声通話時しか使えないため、あってもなくても変わらないでしょう。
またTrueMiniは「TWS Plus」非対応ですが、私が使った限りでは外で接続が途切れるなどの不具合も起こっていません。
価格が安くて負担が小さく、さらにサイズが小さく持ち運びやすいメリットを考えると、細かいデメリットを踏まえてもTrueMiniは魅力的な選択肢です。
片耳モードが右側のみ対応なのが残念…
個人的にTrueMiniの仕様でイマイチだったのは、片耳モードが右側のイヤホンのみ対応していることです。
「片側が道路なので、聞こえてくる音をしっかり聞ける状態を確保しながら音楽を聞きたい」といった場面で、耳に着けておくイヤホンを選べないのはちょっと困ります。
片耳モードを自由に活用したい方は、Truengine SEなど他の製品も検討してみるのが良いですね。
SoundPEATS TrueMiniのペアリングはかんたん!
TrueMiniのペアリングに、専用アプリや特殊な操作は必要ありません。
イヤホンケースから本体を取り出したら、自動的にペアリングモードになります。
接続したいスマートフォン等のBluetooth接続画面を開いてください。
ペアリング機器リストに「SOUNDPEATS TrueMini」の表示が現れるので、タップして選択します。
無事ペアリング完了しました。
ペアリングリストにバッテリー残量も表示されているので、長時間使っていて電池切れが心配なときは覗いてみると良いですね。
TrueMiniを購入して感じたメリット・デメリットまとめ
TrueMiniの満足できたメリット
良かったところ
- ケースがコンパクト、ジーンズのポケットに入れても目立たない
- 本体も小さく、耳に装着した際に正面から見てもわからない
- 仕事でも使える落ち着いたデザイン
- 4000円程度で買える安価な価格帯
私はケースが大きいと、どんなに高音質でも持ち歩くのが面倒になり、やがて使わなくなってしまいます。(ソニーのノイズキャンセリング対応イヤホンを持っていましたが、1週間で手放してしまいました…)
TrueMiniはコートやジーンズのポケットに入れても全然目立たず圧迫感もないですし、音も透き通っていて大満足でした。
TrueMiniのイマイチだったデメリット
イマイチな点
- 充電端子が裏表ありのmicroUSB
- たまにケースを閉じている際に勝手にペアリングされる
- ケースにランプなし、充電状況を確認しづらい
- 片耳モードは右側のみ対応
4000円以下で買える激安イヤホンなので、正直妥協している部分もけっこう多いですね。
しかし一番重要な音質に不足はないですし、私としては様々なデメリットも、microUSB端子の採用以外妥協できる範囲です。
まとめ



事実、TrueMiniは今回比較した製品で最安です。
TrueMiniはコンパクトサイズで防水に対応、おまけに音質も十分と、ほぼ向かうところ敵なしでした。
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