
カフェなど外で仕事をすることが多い私にとって、充電器のサイズ(特に横幅)はとても重要なポイント。なぜなら、コンセントによっては充電器の横幅が太いと隣のコンセントが使えなくなってしまうからです(とくにカフェだと隣の席の人がコンセント使えなくなるので気まづい・・・)。
そこで見つけたのが今回のAnker PowerPort III miniなのですが、横幅もコンパクトなので隣のコンセント穴を阻むこともなくなりましたし、プラグが折りたためる仕様なので持ち運び中にPCなどをプラグで傷つける心配もなくなりました。
欲を言えば充電性能がもうちょい高いと良かったですが、3000円の安価な価格設定も考えればコスパは十分高い製品ですね。
下記で詳しくレビューしていきます!
Anker PowerPort Ⅲ miniの外観デザインをチェック!
Anker PowerPort III miniの外箱は、Ankerお馴染みの白+水色で彩られたシンプル仕様。
Anker製品が増えてくると同じデザインの箱が大量になって見分けがつかなくなるちょっとしたデメリットも…(笑)
Anker製品の外箱はデザインがシンプルで統一されててなかなかオシャレですが、大量に買っていると見分けがつかなくなります(^_^;)#Anker pic.twitter.com/8RoH1PGkON
— しむまる@ガジェット好きブロガー (@sim_maru) May 4, 2020
本体側面には、メーカーロゴが灰色で印字されています。
白い本体に灰色の文字なので、メーカーの主張が強すぎないのが良いですね。
ちなみに充電器の質感はザラザラで、傷や汚れは比較的目立ちづらい印象。
本体底面には日本国内で使えることを示す「PSEマーク」や、各種充電仕様が記載されています。
Ankerは中国に本社を持つ会社ですが、充電器本体に「アンカー・ジャパン株式会社」と記載されていて、今回の製品はしっかり日本用に製造されているのがわかりますね。
USBポートはUSB Type-C仕様
本体上部にはUSBポートが。
Anker PowerPort III miniは、MacBook ProやMacBook AirなどのPCや、Galaxy、XperiaといったAndroidスマートフォンで広く使われているUSB Type-Cポートを搭載しています。
通常サイズのUSBポートは最大15W程度までしか電力を使えませんが、USB-Cの「USB PD」タイプならより大きな電流を流し、対応機器を素早く充電可能です。
詳しい充電性能も下記で検証して紹介します。
プラグは折りたたみ式でコンパクト!持ち運びで周りの機器を傷つけない
Anker PowerPort III miniで嬉しかったのが、プラグが折りたたみ式になっていること。
USB-Cのコンパクト充電器の中には、プラグを折り畳めないので「実質の本体サイズ」が大きくなってしまうものがあるんですよね。
例えば以前所有していた「PowerPort Atom PD 1」は、iPhoneの充電器を少し大きくした程度でしたが、プラグを折りたためずかさばっていてガッカリでした…
その点、Anker PowerPort III miniは「PowerPort Atom PD 1」と同じ充電性能を持ちながらプラグを折り畳めるので、よりコンパクトさを実感できるようになりました。
金属であるプラグが飛び出ていると一緒に持ち運ぶPC等を傷つけやすいデメリットもありますが、Anker PowerPort III miniなら収納可能なので、他の機器は傷つきません。
実は以前プラグが飛び出ている充電器とPCを一緒に持ち歩いていたらけっこう傷をつけてしまったこともあるので、安心してカバンに入れて持ち運べるのは助かっています。
本体サイズがコンパクト!持ち運びやマルチタップでの使用に最適
Anker PowerPort III miniはただプラグを収納できるだけでなく、本体サイズそのものもコンパクトです。
長年試行錯誤して感じていますが、充電器は「プラグをコンセントに差し込んだときの横幅」ができるだけ薄いことが最重要です。
横幅が広い充電器は、スタバやヴェローチェに設置されたコンセントや、一般的なマルチタップの隣のポートを塞いでしまう危険性があるんです。
とくに喫茶店のコンセントは、1人で複数使用してしまうと隣の席に座る人の迷惑になりかねません。
Anker PowerPort III miniは横幅が最小限に抑えられていて、上記写真のようにiPhoneの純正充電器と同程度です。
ご覧の通り、カフェのコンセントに接続しても横の領域に入り込むことはなく、隣のコンセントもしっかりつかえて安心です。
隣の席の人に迷惑をかける心配がありません。
最大30W対応の急速充電!スマホやPCを素早く充電できた
コンパクトサイズでも充電性能が低ければ役に立たない急速充電器ですが、Anker PowerPort III miniは最大30Wとそこそこ高い充電性能を持っています。
15インチモデルのMacBook Proのような消費電力・バッテリー容量が大きい機器だと充電に時間がかかってしまう恐れがありますが…
- スマホ
- タブレット
- 13インチ程度までのノートPC
のような機器なら、まったくストレスなく充電できる性能ですね。
実際に色々な機器を充電してみましたが、とくに待たされる感覚はなし。ちょっとした空き時間に大容量を充電できて満足しています。
スマホ(Galaxy Note10+)は80分で満充電に!
まずは私のメインスマホ・Galaxy Note10+を充電してみました。
14時6分に残り20%の時点から充電開始・・・
Galaxy Note10+は4300mAhの大容量バッテリー搭載ですが、90分ほどで充電完了と目安が表示されていますね。
15時26分、充電開始から80分後には満充電になりました。
映画を1本見終えるより早い、たった80分で大容量バッテリー搭載スマホをフル充電できたのは見事。
最近は自宅での仕事がほとんどでスマホをいじる時間が長くなり、充電頻度も上がっていますが…Anker PowerPort III mini導入で、フル充電までの待ち時間を短縮できて満足です。
なお以前レビューしたGalaxy TRAVEL ADAPTERは特別設計・45W充電対応なので、「Galaxy note10+の充電速度」を徹底的に速くしたいならそちらを買うのがおすすめです。


ただGalaxy TRAVEL ADAPTERは一部端末しか急速充電できないので、対応機種を持っていないなら1000円以上安いAnker PowerPort III miniの方がコスパは高いです。
ノートPC(Surface Pro X)は2時間でフル充電!
MacBookは新型への買い替えのため一時的に手放してしまっているので、ノートPCの充電性能はSurface Pro Xを使って検証してみました。
6時23分に残量20%の時点から充電開始・・・
8時23分、ちょうど2時間後にフル充電になりました。
バッテリー容量が大きいPCも2時間ほどでフル充電できているので、Anker PowerPort III miniはPC充電用としても活用できます。
私の場合、最近は外出できないためあまりPC充電に使っていませんが、外出自粛になる前は、外で作業をしながらPCを充電するのにもAnker PowerPort III miniを使っていました。
充電性能が低い充電器だと、そもそもPCの充電自体ができないこともあります。
Anker PowerPort III miniと手持ちのPC(Surface Pro Xや以前持っていたMacBook Air)なら問題なく充電できるので、荷物を少なくまとめつつ安定した充電環境も確保できて満足です。
Anker PowerPort III miniのスペック評価|低価格で十分な充電性能、コンパクトさが魅力
Anker PowerPort III miniのスペックは以下の表にまとめました。3000円程度の急速充電器として「高すぎず低すぎず」の平均的な充電性能ですね。
ただ今回改めて調べてみたところ、もっと大型・重めのサイズでも良いなら、同じAnkerの「PowerPort Speed 1 PD30」は999円ほど安価なことがわかりました。
スペックを比較すると以下の通り
Anker PowerPort III mini | PowerPort Speed 1 PD30 | |
Amazon価格 | 2999円 | 2000円 |
充電性能 | 最大30W | |
USBポート | USB-C×1 | |
サイズ | 51×44×28mm | 61×58×29mm |
重さ | 63g | 101g |
外での持ち運びが多いなら、コンパクト・軽量で持ち運びや喫茶店での利用に優れたAnker PowerPort III miniがベスト。
安さ最重視・自宅での利用がメインなら、PowerPort Speed 1 PD30を検討してみても良いですね。
Anker PowerPort III miniを使ってみて感じたメリット・デメリットまとめ
満足できたメリット
良かった!
- 喫茶店等で隣のポートを塞がず迷惑がかからない薄型サイズ
- 安っぽさのない本体デザイン
- 折り畳めるので持ち運び時に他の機器を傷つけない
外出ができないためメリットを活かしきれない日々が続いているのがとにかく惜しいですが…、薄型・コンパクトサイズは他の何物にも代えられない魅力です。
とくに幅の狭さは他のポートに侵入せずに済むので、喫茶店で毎日作業をする私のようなノマドワーカーにはかなりありがたいですね。
イマイチだったデメリット
イマイチ・・・
- 欲を言えばケーブルも付属して欲しい
- 45Wなど、もっと高い充電性能だとなお良かった
3000円と低価格なので許容範囲ですが、できればUSB PD対応のケーブルも付属していたら、他にケーブルを用意する手間がかからないのでより良かったと思います。
しかしケーブルを付属させて価格が上がってしまうよりは、本体のみで低価格な現在の仕様の方が個人的には良いですね。
Amazonでは999円でAnker製のUSBケーブルを買えるので、持っていない方はセットで購入するのがおすすめです。
総評まとめ



ほぼ自宅でしか使っていない現在でも、マルチタップ利用時に隣のコンセントをしっかり他の用途に使えるので、なかなか嬉しく感じています
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