最近はUSB-C対応の機器が増えてきて、スマホやタブレット、PC等様々な機器の充電ケーブルをまとめられるようになりました。
しかし、新たな問題点となったのがACアダプター。
USB-C対応のACアダプターは端子が1つしか搭載されていないものが多いので、何個も用意してコンセントを占領してしまったり、たくさんの機器が充電待ちになってしまったり…。

と思って探してみたところ、見つけたのが今回紹介するAukeyの「PA-D5」。
これを持ってればスマホとPCを同時に急速充電できるので、コンセントの消費数が減って大変満足できました。
下記で詳しくレビューしていきます!
Aukeyの急速充電器・PA-D5の外観デザインをチェック
Aukey製品は外箱がシンプルな傾向にありますが、今回のPA-D5も茶色いボール紙製で本体のイラストが描かれたかなりすっきりしたデザイン。
箱は柔らかい素材なこともあってか、購入時点で折れてしまっていました。(Amazonは最近荷物をしっかり固定せずに送ってくるので、箱が頑丈でない製品は状態が劣化しがち…)
本体前面にはAukeyのメーカーロゴがあるのみ。
サラサラした樹脂系のボディで、やや傷や汚れが付きやすい印象です。
本体底面には充電性能やPSEマーク(電気用品の国内販売に表記が必須)等の表記がしっかりあり、国内でスマホやPCの充電に使えることがわかります。
USBポートはUSB-C×2
PA-D5はUSB-Cポートを2つ搭載しているので、USB-C対応機器の2台同時充電ができます。
上段と下段で性能が違っていて、上は18W、下は60W(上段との同時使用時は45W)となっています。充電時は端子の選び間違いに要注意。
パソコンを上段のUSBポートに接続すると電力不足で充電に時間がかかったり、そもそも充電できなかったりします。
上段・下段のマークは微妙にわかりづらい(下段のマークはおそらくノートPC?)ので、普通に「18W」「45W」と書いてくれたほうが良かった印象。
コンセントプラグを収納可能
急速充電器の中にはコンセントプラグを折り畳めないものもありますが、PA-D5ならしっかり収納可能。
かばんに入れて持ち運ぶ際に、一緒に入れたスマホやパソコンを傷つける心配はありません。
サイズは並程度・喫茶店でも問題なく使えるサイズ感
iPhone 7と並べてみました。
本体の高さはiPhone 7の半分程度、横幅はiPhone 7と同じくらい。
厚みはiPhone 7の4台分程度でやや分厚いですが、横に並んだコンセントに装着しても隣の端子にはギリギリ干渉しません。
ノマドでよく使うスタバで利用中。
喫茶店で使っても隣の席の人のコンセント利用を妨げることはないギリギリのサイズなので、厚みも許容範囲だと感じました。
ただし、スタバの充電対応デスクのようなコンセント接続領域の狭い場所だと、上の画像のように本体の重みのせいでしっかりプラグが刺さり切らないことがあるので注意です。
実際に検証できていませんが、新幹線の席の端にあるコンセントもサイズ的に厳しい可能性大ですね。
PA-D5はスマホとPCの同時充電ができる!
PA-D5は2台のUSB-C(ケーブル)対応機器を同時に急速充電(USB PD規格)できるのが特徴。
喫茶店のような使えるコンセントの数が限られる場所でも、2台の機器をまとめて急速充電できるのが最高でした。
なお私は最近家にいることが多く、自宅でスマホとPCを充電するのにPA-D5を活用することも多いです。
充電器1台で2つの機器を充電できる結果、自宅で使う場合もコンセント消費を半分に抑えられるので、たくさんのコンセント接続機器を持っている私は助かっています。
実際にSurface Pro XとGalaxy Note10+を同時に急速充電できた
今回はSurface Pro XとGalaxy Note10+を使って、PA-D5で2台同時充電をしてみました。
8時47分、Surface Pro Xは残量15%時点から充電スタート…
11時5分、約140分後に満充電になりました。
続いてGalaxy Note10+は残量20%から充電スタート…
約90分後には充電100%になりました。
スマホ向けの充電ポートは最大18Wなので、流石に以前紹介した45W対応のGalaxy純正アダプタ「Galaxy TRAVEL ADAPTER」よりは満充電まで30分ほど長く時間がかかっています。


とはいえ、2時間あればスマホとPCの両方でバッテリーの大部分を充電できる性能が発揮できているので、PA-D5の充電性能は十分高いと言えますね。
PA-D5があれば私のようなノマドワーカーはもちろん、会社員や一般の方でも出張中の新幹線やお昼休みを使って、スマホとPCなどの機器のバッテリーを瞬時に回復できます。
PC1台なら最大60Wでさらに素早く充電可能?実際に検証してみた
Amazonの商品説明欄を見ると、下段のUSBポートのみを使うなら通常より15W増量の最大60Wで急速充電ができるとのこと。
説明通りならPCに絞ればより素早く充電できることになります。
本当に下段のみを使用すれば充電スピードが上がるのか、Surface Pro Xで検証してみました。
45W→60Wになっていれば、充電完了までの時間は早くなることに期待できます。
(Surface Pro Xは60W以上の充電器だと1時間に80%以上のスピードで急速充電できるとのこと)
15時19分、残量19%時点から充電スタート。
100%になったのは17時35分、つまり約140分後なので、Galaxy Note10+と同時充電した場合ととくに変わらないですね…。
45W+18Wの充電性能でも十分便利ですが、仕様である下段USBポート利用時の性能アップの降下が検証で感じられなかったのは残念…。
ただしもしかしたら充電機器側の問題の可能性もあるので、あくまで私の環境での例となります。
PA-D5のスペック評価|USB-C対応機器を2台以上持っている人に最適
PA-D5のスペックは以下の通り。
下位モデル的な存在の、USB-C1ポート搭載モデル「PA-D4」と比べてみました。
PA-D5 | PA-D4 | |
Amazon価格 | 3654円 | 2550円 |
USBポート | USB-C×2(18W・45W、下段単体利用時60W) | USB-C×1(60W) |
サイズ | 67×64×29mm | 64×60×29mm |
重さ | 148g | 122g |
私としては買うなら断然PA-D5をおすすめしたいところ。
PA-D5を選ぶと重量26gアップ、サイズも一周りほど大きくなりますが、別途USB-C充電器を買うと荷物がかさばりますし、金額的にも割高です。
わずか1100円差でUSBポートが1つ追加と考えると、若干のサイズ・重量増を踏まえてもコスパが高いのはPA-D5だと感じました。
まだ手元にUSB-C対応機器が多くないとしても、USB-C対応機器がどんどん増えている関係上増えていく可能性があるので、今後に備えてPA-D5に投資しておくのがオススメ。
PA-D5を使って感じたメリット・デメリットまとめ
PA-D5の満足できたメリット
良かったところ
- 2台同時に充電できるので喫茶店やホテルなどのコンセント消費を抑えられる
- コンセントを収納できるのでかばんの中で他の荷物を傷つけない
- 最大60W対応・PCもしっかり充電できる性能を持っている
2台同時充電ができて隣のコンセントにも干渉しづらいので、喫茶店で隣の席の人に迷惑をかけることはありません。
充電性能が低いUSB-C充電器だとパソコンを充電できないことがありますが、PA-D5なら問題なく充電できたので安心でした。
PA-D5のイマイチだったデメリット
イマイチなところ
- 喫茶店の机のコンセントだと重みで充電器が外れる場合あり
- 本体が汚れやすい
- 今回の検証では下段のみ利用時の充電性能アップを確認できず
性能を考慮するとコンパクトなものの、充電器としてはそこそこの大きさです。しっかり固定できないコンセントだとちょっとした衝撃で外れるなどして使いづらい場合も。
60Wでの充電ができている(効果が現れている)ことが確認できなかったことも残念ですが…
PC1つを素早く充電したいだけなら他の急速充電器でも良いので、個人的には最重要ポイントの「2台同時の急速充電」がしっかりできているため問題はないです。
まとめ



PA-D5の導入で渋滞は解消・まとめて2台を素早く充電できるようになり満足です。
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