「通信制限一切なし!」という最強の強みを持って新登場したモバイルWi-Fi「 どんなときもWiFi 」。容量無制限かつ速度制限もほぼないので、もはや外出先でのモバイルWiFiとしてだけではなく、自宅のネット回線としてどんなときもWiFiを利用する人もいます。
となると私のようなゲーマーにとって重要なのは、
どんなときもWiFiの速度でPS4やオンラインゲームは快適にできるのか?
ということ。
いくら通信制限なしとはいえ、どんなときもWiFiも他ポケットWiFiと同じモバイル回線を利用したWiFiサービスである以上、通信速度や安定度は固定回線(光回線)には劣りますからね。
わりとはっきり答えが出たので最初に結論だけ言っておくと、
どんなときもWiFiの速度でオンラインゲームは快適にプレイできています。
PS4はもちろん、ニンテンドーSwitchなんかもほぼ問題なし。想像以上に快適でした。
下記では、どんなときもWiFiの速度スペックから、人気ゲームの実際のプレイ感まで詳しくまとめていきます!
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どんなときもWiFi 公式サイト
どんなときもWiFiの通信速度はどれくらい?1日かけてスピードテストしてみた
まずは、どんなときもWiFiの通信速度って実際どんなものなの?という点を確認しておきます。
どんなときもWiFiは商品設計上の最大速度が下り最大150Mbps・上り最大50Mbpsと、実はそこまで高速ではありません。下記の通り、同じモバイルWiFiサービスの「WiMAX」と比べると下り最大速度は約10分の1、上り速度も少し遅いです。
どんなときもWiFi | WiMAX(W06の場合) | |
下り最大速度 | 150Mbps | 1.2Gbps |
上り最大速度 | 50Mbps | 75Mbps |
この点がどんなときもWiFiのデメリットとして語られることがありますが、この「最大速度」というのは理論値であって実際には出ない数字なので比較してもさほど意味がありません。
大事なのは、実際に出る速度です。
どんなときもWiFiの実際の速度
どんなときもWiFiの速度を、朝から晩まで4時間帯で測ってみました。
<朝8時>
<昼12時>
<夕方17時>
<夜20時>
- 【朝8時】下り43.6Mbps/上り23.2Mbps/Ping31ms
- 【昼12時】下り29.6Mbps/上り14.7Mbps/Ping26ms
- 【夕方17時】下り40.9Mbps/上り20.7Mbps/Ping38ms
- 【夜20時】下り36.9Mbps/上り22.1Mbps/Ping36ms
ご覧の通り、下り30Mbps〜40Mbpsほどで推移しています。
モバイル電波なので速度は時と場所によって多少変動しますが、概ね平均すると下り20〜40Mbps内で安定する印象のどんなときもWiFiです。
動画視聴やゲームも含めネットを快適に使える目安速度が下り20Mbpsほどと言われているので、数値で見れば、どんなときもWiFiは動画・ゲームに関しても必要十分な速度は出せていると言えます。
オンラインゲームプレイでは「Ping(応答速度)」が大事!50ms以内ならOK
またオンラインゲームの快適性は、下り速度だけでなく「Ping」という数値が非常に重要になります。Pingは応答速度を意味する数値で、要するに操作の「サクサク感」に影響するものです。
Pingの数値は、小さければ小さいほどサクサク動きます。主観ですが、おおよそPing値の目安は以下の通り。
Ping値の目安
- Ping100〜:ゲームの快適プレイは不可能
- Ping50〜100:動きがもたつき厳しい
- Ping20〜40:普通くらい
- Ping10以下:とても快適
※あくまで目安です。
モバイル回線サービスの場合、快適にオンラインゲームをするなら50ms以内であることが望ましいところ。どんなときもWiFiは26〜38msなので及第点ですね。
どんなときもWiFiの速度制限はほぼ心配なし!
どんなときもWiFiは「通信制限一切なし!」が最大のウリなので、基本的にはいくら使っても速度制限がかかる心配はありません。
ただし、速度制限が100%存在しないわけではなく、公式サイトには下記の記載があります。
「著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度をおおむね384Kbpsに制限する場合があります」
この「著しくネットワークを占有するレベル」ってどのくらいなのか? どんなときもWiFiの運営会社の人に聞いてみたところ、”人間が普通に使っている分にはあり得ないレベル”だそうです。
要するに、システムを組んでルーター何十台を24時間稼働させているとか、そういう普通じゃない使い方をしている場合のみシステムが検知して速度制限をするそうです。
なので、普通に動画みたりゲームしたりするレベルでは速度制限にかかる心配は今のところないでしょう。実際に私も速度制限を検証するために1日動画見たりゲームしましたが、速度制限にかかったことは今まで1度もないです。
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どんなときもWiFi 公式サイト
より詳しい速度検証記事
どんなときもWiFiの回線でPS4のオンラインゲームをプレイしてみた結果まとめ
まずは、ハイスペックゲームが多いPS4のタイトルから。
当ブログの別記事にて、
どんなときもWiFi
この記事ではその結果まとめとして、各ゲームタイトルのプレイ感を簡単にまとめていきます。
どのゲームもどんなときもWiFiの回線で至って快適にプレイできています。
それだけ知れればOKという人のために改めて最初に言っておきます(笑)
どんなときもWiFi × モンハンワールド【PS4】の検証結果
まずはモンハンワールドですが、1日通してプレイしたところ総じて全く問題なし!
ラグが発生したり動きの重さが気になることもなく、光回線でプレイしている時と何も変わらないプレイ感です。
グラフィックの崩れもなく、移動もサクサク。攻撃シーンでもガタつくことなくスムーズです。
回線が遅すぎると戦闘シーンで操作と画面にズレが出ることがあるのですが、どんなときもWiFiの速度なら至って滑らかでした。
詳しい検証記事はこちら
どんなときもWiFi × フォートナイト【PS4】の検証結果
PS4版のフォートナイトですが、読み込みからプレイ開始まで非常にスムーズ。マッチングも十数秒で完了。
プレイ中の移動なども、操作のズレやラグを感じることはなくサクサクです。
攻撃動作でも特にラグが発生したり動作がガタガタになることはなく滑らかです。
体感的には光回線でプレイしている時と全く変わらないレベルで快適にプレイできました。
詳しい検証記事はこちら
どんなときもWiFi × バトルフィールド1【PS4】の検証結果
バトルフィールド1は第一次世界大戦を題材としているオンライン対戦対応のFPSゲーム。最大64人の大人数が同時接続して対戦するので、ゲームの中でも相当ハイスペ要求されるレベル。
逆にいうと、バトルフィールド1がこなせるネット回線であれば大抵のオンラインゲームは大丈夫じゃないでしょうか。
移動の動きがややもっさり重い気がしますが、これはバトルフィールド1全体的な特徴であって回線が遅いわけではありません。
ラグが発生したり画面がガタつくようなことはないです。
狙撃シーンもサクサク動いてくれるので快適。照準移動や射撃動作もボタンを押すとすぐ反応してくれます。
バトルフィールド1のようなFPSゲームでも、どんなときもWiFiの速度で快適にプレイできることがわかりました。
詳しい検証記事はこちら
どんなときもWiFi × コールオブデューティー ブラックオプス3【PS4】の検証結果
FPSでもう1タイトル「コールオブデューティー ブラックオプス3」でも検証してみました。
ブラックオプス3はロードが短く、対戦開始までの流れがかなりスムーズです。
マッチング画面表示から1秒も経たないうちに、12人のプレイヤーがマッチングされ、あっという間にロード開始。ロードは10秒程度で終わり、対戦が開始されました。
このサクサク感は、光回線を使っている時となんら変わりません。
ブラックオプス3でもやはり、ラグや動作の重さを感じることは一切なく、終始サクサク快適にプレイできました。
移動や攻撃動作、マップの表示などもリアルタイムでしっかり滑らかに動いてくれます。
逆に何も問題なさすぎて、とくに書くことがありませんでした。
詳しい検証記事はこちら
自宅でゲームする人でも、どんなときもWiFiがあれば十分にオンライン対戦を楽しめますね
どんなときもWiFiの回線でニンテンドースイッチのオンラインゲームをプレイしてみた結果まとめ
続いては、ニンテンドースイッチのゲーム検証です。
どんなときもWiFi
どんなときもWiFi × スプラトゥーン2【ニンテンドーSwitch】の検証結果
スプラトゥーンは最大8人で同時対戦をするゲームなので、相手プレイヤーも含めて回線速度の影響が出そうなものでしたが、至って快適にプレイできました。
ナワバリバトルやガチマッチなど1日通してあらゆるプレイを検証しましたが、動作の重さやラグが気になるシーンは一切ありませんでした。
移動の動きも滑らかで、ガタガタ感が出ることもありません。
ステージ上に色を塗っていく作業もボタンと画面の動きがズレたりせず、ストレスなく行えました。
攻撃シーンでもラグが発生することなく、プレイに支障は一切ありませんでした。
詳しい検証記事はこちら
どんなときもWiFi × スマッシュブラザーズ【ニンテンドーSwitch】の検証結果
スマブラのような対戦アクションはラグが出ると致命的なゲーム。しかし、どんなときもWiFiの速度でほとんど問題なく快適にプレイできました。
ただ、4人のオンライン対戦では動きがガタガタになるレベルで重くなることがしばしば……。
2人〜3人までの対戦なら重さは全く感じません。相手を掴んで投げたり、強力な必殺技で場外に飛ばしたりなど、動きは滑らかで光回線と変わりません。
しかし4人での対戦になると、画面がコマ送りのようにガタガタになったり、操作と画面の動きに若干ズレを感じたりする試合もありました。
4人対戦で重くなった要因として、こちら側(どんなときもWiFi)ではなく対戦相手側の回線速度が影響しているように思えます(後述しますが、オンライン対戦では相手の回線速度も影響します)。
詳しい検証記事はこちら
どんなときもWiFi × フォートナイト【ニンテンドーSwitch】の検証結果
フォートナイトはPS4版だけでなく、ニンテンドースイッチ版でもプレイ感を検証。
マッチングも十数秒で完了し、スムーズにゲーム開始できました。
地上に降り立つまでの操作や画面の動きも滑らかで、ガタついたりモッサリすることはありません。
グラフィックも非常に鮮やかですね。
戦闘シーンでもキャラクターの動作は滑らかで、ラグが発生したり止まったりすることはありません。
最初から最後まで、終始サクサク快適にプレイできました。
ちなみにフォートナイトはスマホ版でも検証しましたが、こちらも当然ながらサクサクプレイできましたよ(詳細は下記記事)。
詳しい検証記事はこちら
もちろん、光回線に比べると通信レベルは落ちますが、一定以上の速度が出せていれば体感的には変わらないレベルです。なので、どんなときもWiFiでオンラインゲームがしたい人も安心して大丈夫ですよ
ただし!どんなときもWiFiでオンラインゲームするときの留意点
オンライン対戦は相手プレイヤー側の回線速度も影響する
ゲームのオンライン対戦というのは、一緒に試合している相手プレイヤー側の通信レベルも影響してきます。
つまり、こちら側が高速通信していても、相手プレイヤー側がポンコツの低速回線を使っていると画面がガタガタになったりラグなどの遅延が出ることも……。
とくにSwitchのスマブラのように老若男女に人気の王道ゲームは、PS4やPCゲームと比べると幅広いユーザー層がプレイしているため、スマホ回線だったりポンコツのWiFiルーターを使っている(回線が悪い)プレイヤーもけっこう多いです(ストリートファイターなども同様)。
なので、そういうユーザーとオンライン対戦で当たりやすく、Switchの人気ゲームなんかは結果的に回線の悪さを感じるシーンがPS4に比べると多い気がしています。
モバイル回線のどんなときもWiFiは、エリアによって速度が変わる
どんなときもWiFi
エリアによって速度が変わってくるので、今回の検証のように私のエリアでは問題なくとも、あなたのエリアでは速度や使い心地が違う……という可能性も全然あります。都市部で使うのと、山に囲まれた田舎で使うのとでも全然違いますからね。
一応、どんなときもWiFiは3キャリア回線全てに対応しており、その場所その場所で最も繋がりやすい回線が自動的に選択されて繋がるようになっています。
そのため、例えばau回線が弱いところではソフトバンク回線が適用されたりと3回線で対応できるため、他のポケットWiFiよりはあらゆるエリアをカバーできるWiFiとはいえます。
確かに、どんなときもWiFiは地方の田舎でも繋がりやすい実感はありますし、地下鉄や新幹線でもかなり安定して使えています。
……が、あくまでモバイル回線WiFiなので、エリアによって使い心地が変わりやすいことは理解しておきましょう。
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どんなときもWiFi 公式サイト
【補足情報】どんなときもWiFiは有線接続には非対応
同じモバイル回線WiFiの「WiMAX」や「
ルーターと通信機器の間に家具やドア・天井などの障害物があると無線接続は電波が弱まりやすくなります(例えば違う部屋や1階/2階など)。
そうしたときにLANケーブルで直接つなぐ有線接続ができれば多少は安定しやすくなるメリットがあるのですが……どんなときもWiFiは有線接続できないので、この点は一つのデメリットですね。
そうした意味で、どんなときもWiFiはルーターから離れた場所(一階/二階や別室など)でゲームするのは難しくなります。
参考記事【工事不要】一人暮らしのマンション・アパートは工事なしWi-Fiもおすすめ!
【申し込み前に】どんなときもWiFiの基本情報をおさらい
どんなときもWiFiの月額料金プランは1つのみ
どんなときもWiFiは制限なしの使い放題なので、月額プランが1つだけです。シンプルで選ぶのに悩まないのが良いですね。
ただし、支払い方法を「クレジットカード払い」にするか「口座振替」にするかで月500円ほど料金が変わってきます。
クレジットカード払いは月額3480円
口座振替は月額3980円
ご覧の通り、クレジットカード払いの方が月々500円ほど安くなります。なので、とくに理由がなければクレジットカード払いの方がおすすめです。
クレジットカードを持っていないなどの事情がある人は、口座振替を選びましょう。クレジットカードがなくても契約できる点も、どんなときもWiFiの一つのメリットです。
※契約期間は2年
※初期手数料3000円が別途かかります
端末は一種類のみ。カラーはグレーとゴールドの二色
公式HP
どんなときもWiFi
どんなときもWiFiの端末は、現時点では「D1」の1種類のみ。カラーは「ゴールド」と「グレー」の二色です。
WiMAXなんかは端末の種類が色々ありますが、逆に1種類のみというのも悩む必要がなくシンプルで良いのではないでしょうか(今後に増えていく可能性はあります)。
【契約は2年間】解約時はルーターの返却が必要。更新月以外の解約は契約解除料がかかる
どんなときもWiFiはルーターをレンタルするので、解約時にルーターの返却が必要になります。付属品一式はしっかり保管しておきましょう。
また、どんなときもWiFiは2年契約/自動更新のサービスです。
25ヶ月目の契約更新月以外は以下の通りの契約解除料がかかることにご注意ください。
契約期間 | 契約解除料 |
~12ヶ月目 | 19000円 |
13~24ヶ月目 | 14000円 |
25ヶ月目(更新月) | 0円 |
26ヶ月目~(更新月を除く) | 9500円 |
【最後に】申し込みはネットの公式サイトから。申し込み手順はこちらを参照
どんなときもWiFiの申し込みは基本的にネットの公式サイトから行います。
申し込み
どんなときもWiFi 公式サイト
申し込みは10分もあれば終わる程度で簡単ですが、手順を見ながら申し込みたい方は、下記記事に申し込み手順から配送・初期設定まで基本的なことを全てまとめましたので参照してください。