ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-H900N」評価レビュー|音が消える効果に感動した

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WH-H900N_本体1

今回は、ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-H900N」を購入してみたので詳しくレビューしていきます。

私は今までノイズキャンセリングというものを体験したことがなかったのですが、先日ふと家電量販店でノイズキャンセリングヘッドホンを試してみたら、周囲の音がシン……と消えて衝撃を受けました。

しむまる
え、ここまで音が消えるの!?

私は自宅も大通り沿いに面してるので車の走行音など騒音がでるし、外出先でノマドするときも周囲の話し声や店内BGMが気になったりしていました。

そこで、性能に衝撃をうけたノイズキャンセリングヘッドホン、ソニーの「WH-H900N」を購入してみたところ、仕事中の雑音が消えてめちゃくちゃ静かに作業することができて感動しています

下記で詳しくレビューしていきます!

目次

ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-H900N」の外観

早速、WH-H900Nを開封していきましょう。

WH-H900N_外箱

WH-H900Nはおよそ3万円もする高価なヘッドホンなので、外箱はなかなか立派です。

 

WH-H900N_内箱

外箱を開けると、頑丈な作りの内箱が現れます。

WH-H900N_本体1

私が今回購入したのは、「ホライズングリーン」です。

緑色が好きですし、せっかく買うなら変わった色にしたかったので選びました。

銀色と緑色の中間的な色合いで悪目立ちしない落ち着きがあって良いです。

WH-H900N_電源ボタン

ヘッドホン左側には、電源ボタンや「NC/AMBIENT」ボタンがあります。

この「NC/AMBIENT」ボタンを押すと、「ノイズキャンセリングモード」と外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」を切り替えられます。

設定でGoogleアシスタントの起動に使うこともできますよ。

WH-H900N_端子類

ヘッドホン左側には、USB端子やイヤホンジャックもあります。

主なボタン・端子は全て左側にまとめられているのがわかりやすいですね。

ただ電源ボタンと「NC/AMBIENT」ボタンは位置が近すぎて、慣れるまでけっこう押し間違えます。

WH-H900N_NFC

左の平らな部分にはNFCが搭載されていて、Androidスマートフォンや対応mp3プレイヤーでならワンタッチで機器接続ができるのも見逃せません。

しむまる
iPhoneだとNFCを使えないのが残念です…。

付属品は充実。ケースやケーブルが付いてくる

WH-H900Nは、利用に必要なオプション品のほとんどが付属します。

WH-H900N_付属品1

説明書やUSBケーブル、有線接続用のケーブルが付いてきます。

さらに、本体と同じカラーの専用ケース(ポーチ)も用意されています。

WH-H900N_付属品2

ACアダプターだけは付属しないので、自分で用意しましょう。(スマホのACアダプターで大丈夫です)

【メリット】ノイズキャンセリングヘッドホンWH-H900Nを使って良かったところ

WH-H900N_本体2

しむまる
WH-H900Nを使って1ヶ月ほどになりますが、今のところ音質的にも機能的にも大満足ですね。 周囲の雑音が気になるタイプの方には本当におすすめしたいです。

ノイズキャンセリングの効果は絶大

なんと言っても、ノイズキャンセリング効果に驚きます。外のうるさい音のほとんどをカットしてくれるので、本当に「音が消えた……」という感じです。

さらに驚いたのは、「音楽を再生しなくても音をカットしてくれる」ことです。

電源を入れてWH-H900Nを頭に装着すれば、人の話し声以外は9割カットしてくれますよ。人の話し声も「耳障りにならない程度のボリューム」、だいたい本来の2割程度まで抑えてくれます(音楽をかけていない、ただヘッドホンを付けているだけの状態でコレです)。

人の声を完全に遮断してしまうと「災害トラブル」や「緊急アナウンス」などに対応できず危険なので配慮されています。

体感的にも、WH-H900Nくらいのボリューム削減がちょうど良い感じですね。

しむまる
この記事もカフェでWH-H900Nを装着しながら書いていますが、余計な雑音がほとんど聞こえず快適そのものです

なお、音楽を聴くと人の声もほぼ聞こえなくなります。音楽だけをじっくり楽しみたい時には最高ですね。

作業用BGMやリラックスBGMなんかを付けておくと作業の集中力MAXになるので超オススメです。

鮮やか・スッキリしたデザインが魅力的

WH-H900N_本体3

私がWH-H900Nを選んだ理由の一つに、デザインの美しさが惚れたことが挙げられます。

私が家電量販店で見た限りでは、他のノイズキャンセリングヘッドホン(ワイヤレス)は全体的に色が地味だったり、デザイン的にゴテゴテしていたりする印象でした。

WH-H900Nはグリーンカラーなど鮮やかなカラーを選べますし、無骨さがなくおしゃれに感じています。

ワイヤレスと有線接続に対応!

WH-H900N_有線接続

WH-H900NはBluetoothヘッドホンですが、有線接続にも対応しています。

Bluetooth接続はケーブル不要で手軽ですが、mp3プレイヤーなどの機器によっては対応していないこともありますよね。

反対に、最近のスマホでは有線接続に非対応なケースもあったりします。

どんな機器とも手軽に接続・ノイズキャンセリングで音楽などを楽しめるのがWH-H900Nのメリットですね。付属のケースにヘッドホンと合わせてケーブルも入れておけば、有線接続の機器を使うときも安心ですよ。

ケースはシンプルながら実用性高し

WH-H900Nには、本体を収納できるケースが付属します。

WH-H900N_付属品2

WH-H900N_ケース内側

ケース内部は見ての通り、本体が傷付きづらい加工がなされています。

頑丈なケースではないものの、チャックの開け閉めなどが不要なので手間をかけずに出し入れできるのが良いですね。

バッテリー持ち抜群!買って1ヶ月経ってもまだ充電していない

WH-H900Nは、連続再生時間が最大28時間とされています。

私は仕事中を中心に、2日につき1〜2時間程度のペースで利用していますが、1ヶ月経ってもまだバッテリーが切れていません。

毎日何時間も利用する人はもっと早く充電が切れると思いますが、それでもバッテリー持ちが強いのは実感できるはずです。

しかも有線接続に対応しているので、バッテリーが切れたら有線に切り替えればOKというのも安心です。

ただし、電源オフで有線接続するとノイズキャンセリングは使えないことに注意してください。

外音取り込みモードの効果は抜群

WH-H900Nでは「NC/AMBIENT」ボタンを押すと、ノイズキャンセリングから外音取り込みモードへ切り替わります。

モードを切り替えると「ゴーーー…」という風のような音が目立ちますが、合わせて人の声もよく聞こえるようになりました。

体感的には、通常のノイズキャンセリングモードで8割カットされていた人の声が、3割カット程度になります。

外の音が気になった時はモードを切り替えれば、ヘッドホンをわざわざ外さなくても対応できるのが良いですね。

 

【デメリット】WH-H900Nのイマイチだったところ

WH-H900N_本体1

しむまる
ノイズキャンセリング性能を中心に満足度の高いWH-H900Nですが、細かいところでは3点ほど気になった部分がありました。

いずれも慣れたり妥協したりすれば良い点ではありますが、できれば今後、改善されたヘッドホンに登場して欲しいです。

microUSB端子が残念

WH-H900Nの充電端子は、microUSB端子です。

WH-H900Nが新発売された2017年秋は、Androidスマートフォンだと既に最新USB Type-Cが普及していました。

そもそも、同じSONYのXperiaシリーズだってとっくにUSB Type-Cが採用されていた段階です。

なのにわざわざ古い端子であるmicroUSBを採用しているのは、非常に残念なポイントだと思いました。比較的安価なモデルとはいえ3万円もするので、USB Type-Cに対応していて欲しかったところ。

専用アプリが2つあり、ややこしい

WH-H900N向けには、以下の2つのアプリが用意されています。

  • ノイズキャンセリングのモード切替や音質設定ができる「Headphones」
  • ハイレゾ音源などの音楽再生で使える「Music Center」

基本的に「Headphones」を使って設定をし、音楽再生は好きなアプリを使えばOKです。

しかし、似たようなデザインのアプリが2つ用意されているのはややこしいですね。面倒なので一つにまとめてくれ……という気はします。

タッチセンサーを使った操作が難しい

WH-H900N_タッチセンサーWH-H900Nの本体右側はタッチセンサーで、曲送りや音量調整などに使えます。

本体真ん中部分から指を上下にスライドさせれば音量調整、左右なら曲送り/戻しができますが、センサーの真ん中を触ると使えるはずの「一時停止/再生」の操作が非常に難しいです。

耳を覆うような触り方をすると勝手に外音取り込みモードが起動しますし、ちょっと触っただけでは一時停止になりません。

はっきり言って使いづらいので、タッチセンサーよりも普通にボタンなどを用意してくれた方が良かったです。

WH-H900Nと、上位モデルWH-1000XM3との違いを比較!おすすめはどっち?

WH-H900Nを購入するにあたり、上位モデルである「WH-1000XM3」とどちらにするか迷いました。

こちらが上位モデル「WH-1000XM3」↓

両者のスペックの違いなど比較してみると次の通り。

WH-H900N WH-1000XM3
価格 29642円 33980円
最大連続再生時間 28時間 30時間
ケース ポーチ付き 専用ケース付き
NFC、音声アシスタント 搭載 搭載
外音取り込み機能 あり あり
ノイズキャンセリング
充電端子 microUSB USB Type-C
カラー グレイッシュブラック
トワイライトレッド
ペールゴールド
ホライズングリーン
ムーンリットブルー
ブラック
プラチナシルバー

(価格はAmazon、2019年2月8日時点)

私は悩んだ末にWH-H900Nを選びましたが、最適な答えは人によって違いでしょう。

microUSB端子に不満がないならWH-H900Nがおすすめ

WH-H900Nは価格が安いですし、カラーのラインナップもたくさんあります。

それでいて性能も不満はなく、確実にデメリットと言えるのはmicroUSB端子であることくらいですね。逆に言えば、microUSB端子に不満がなければWH-H900Nで良いと思いますね。

ノイズキャンセリング効果については、確かに実際に両方使ってみたらWH-1000XM3の方が上に感じますが、私はWH-H900Nのレベルで十分すぎるほど満足しています。よほど騒音に敏感な人でないと気づかないレベルの差だとは思いますね。

 

ちょっとでも性能高い方がいい・USB Type-C端子ならWH-1000XM3がおすすめ

前述の通り、ノイズキャンセリング効果は私が使い比べた限りでは確かにWH-1000XM3の方が高いです。WH-H900Nと比べてより細かい部分まで音をカット・無音にしてくれる印象でした。

「可能な限り極限までノイズカットしてほしい!」という人はWH-1000XM3が良いですね。

また、WH-1000XM3は端子がUSB Type-Cだったりします。ここにこだわりがあるかどうかも判断基準にすると良いでしょう。

(最後におまけ程度ですが、WH-1000XM3はケースがファスナー付きで頑丈です)

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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