
私はランニングするときにApple Watchをつけているのですが、ジムに行ってもApple Watch付けている人めちゃくちゃ増えてます。ウェアラブル端末は心拍数や運動量が計算できるので、もはや運動の必須アイテムです。
2017年秋に登場したApple Watch Series 3と比較して特別新しい機能が増えたわけではないものの、全体的に動作性能や画面の大きさが改善されて確実に満足度はたかくなっています。
下記で詳しくレビューしていきます!
Apple Watch Series 4の外観をチェック!
Apple Watch Series 4を開封していきましょう。
まずはピカピカの外箱。
そして内箱。本体とバンド(ベルト)が別々の箱に入っていました。
今までは最初からバンドが本体に装着された状態で入っていたはずなので、仕様が変更されたようですね。
バンドは「サドルブラウンクラシックバックル」を装着
そしてApple Watch Series 4の本体がこちらです。
アルミニウムケース+ブラックスポーツバンドを購入しましたが、バンドは以前購入した「サドルブラウンクラシックバックル」を装着しました。
ちなみに、Apple Watch Series 3は42mm、今回の Series 4は大画面化で44mmでになりましたが、バンドは問題なく使いまわせています。
Apple Watch Series 4のアルミニウムケースは傷がつきにくい
前回はスチールケースを購入しましたが、今回は予算の都合で安価なアルミニウムケースです。



Series 3をアルミニウムケースで使っていたらすぐに傷がたくさんつきましたが、アルミニウムケースのSeries 4は1ヶ月以上経っても全く傷が付いていないのも魅力的です。
裏面にセンサー付き、その他ボタンなど
裏面はいつものように、センサーが付いています。
ボタンは右側面に2つあります。
LTEモデルではないため、竜頭の色はただの黒でした。
なおSeries 3ではLTEモデルの竜頭が真っ赤でしたが、Series 4では赤い縁取りで主張が強すぎないデザインに改変されていますね。
Apple Watch Series 4の付属品はシンプル
付属していたのは、バンドと充電機器のみでした。
必要なものがしっかり全て揃っています。
Apple Watch Series 4の初期設定はiPhoneですぐに完了!
Apple Watch Series 4は単体でもある程度使えますが、初期設定ではどうしてもiPhoneが必須です。
Apple Watch Series 4の電源を入れると、近くにあるiPhoneに設定を始めるボタンが表示されます。
ボタンを押すとiPhoneのカメラが起動します。
Apple Watchをカメラで撮影することで、設定が開始されますよ。
あっという間に設定完了です。
あとは自動的に内部での設定が行われ、完了するとiPhoneに通知が届きます。
初代からずっとですが、初期設定がとてもカンタンなのが良いですね。
運動のお供に!Apple Watch Series 4の便利なスポーツ向け機能や使い方
「ワークアウト」アプリで運動量を計測
Apple Watchは、運動量を計測できるのが最大のウリです。ジムに通っている人、あるいはマラソンなどが趣味の人はぜひ使い倒しましょう。
本体に最初から入っているアプリで全てできるので、アプリの別途ダウンロードや難しい設定などが必要ないのが嬉しいです。
運動量は、Apple Watchに入っている「ワークアウト」アプリから計測できます。
計測できる運動は以下のとおりです。
- ウォーキング
- サイクリング
- ランニング
- 室内ウォーキング
- 室内ランニング
- インドアバイク
- エリプティカル
- ローイング
- ステアステッパー
- 高強度インターバルトレーニング
- ハイキング
- ヨガ
- プールスイミング
- オープンウォータースイミング
- その他
Apple Watchは防水なので、水泳(プール)でも使えるのが嬉しいですね。
例えばジムで運動する場合、ランニングであればマシンに走行距離など詳しい数字が出ますが、水泳の場合は運動量など計測できませんよね。そういう時にApple Watchのようなウェアラブル端末が役立ちます。
ただし、サウナでの利用は推奨されていません。運動を終えてからのお風呂にそのまま持ち込むのは注意が必要ですね。
操作はとても簡単で、これからする運動の項目を選んでタップすればすぐに計測が始まります。
3秒のカウントダウン後に、計測が開始されます。
消費カロリー量や心拍数などがひと目でわかるので、運動の目安になりますね。
ワークアウトを終了したら、「ヘルスケア」アプリから情報をチェックできます。
普段は計測されていない「自転車の走行距離」などの項目も、ワークアウトを利用すれば計測できますよ。



心拍数も自動で計測される
Apple Watchは、装着しているだけで心拍数が自動計測されます。
運動中の心拍数は個別に計測してくれるので、自分の健康状態をしっかり細かいところまで把握できるのが良いですね。
ちなみに、Apple Watchを装着していると「深呼吸をしませんか?」という通知が届くことがあります。
さらに、座った状態が続いていると「立ち上がりましょう」と知らせてくれることも。
自分の健康を保つパートナーとして、Apple Watchは日々活躍してくれるのです。
心電図機能は国内で使えない
Apple Watch Series 4には心電図を計測する機能がありますが、実は国内では使えません。
私はあまり心電図を使うことがないと思うのでとくに気にしていませんが、活用したい方はご注意ください。
Apple Watchに音楽を保存してAirPodsで聴ける
Apple Watchでは、ミュージックアプリに音楽を保存できます。
保存した音楽は、AirPodsをApple Watchとペアリングさせて聴けますよ(アプリ内で再生ボタンを押すと、自動的にAirPodsを検索してペアリングしてくれるので手間はかからないです)
しかし、Apple Watchを着けている状況だとiPhoneを持っている場合がほとんどなので私はあまり使う機会はないです。
ランニングに出かける時にスマホは持っていきたくないケースなどではApple WatchとAirPodsの組み合わせは便利ですね。





Apple Watch Series 4はApple Payで支払いができる
私がApple Watchで一番使っている機能が、Apple Payでの支払いです。
- Suica
- iD
- QUICPay
以上3つの電子マネーでの支払いと、Pontaポイントカードに対応しています。
iPhone上のカードをWatchアプリからすぐ追加できるしくみで、登録はとてもかんたんでした。
WalletアプリをApple Watch内で起動し、使いたい電子マネーを選んでサイドボタンを2回押すと、支払いができますよ。
余談ですが、iPhoneだと支払い時に顔認証が必要なのでマスクを付けていると外す手間がかかるんですよね。Apple WatchのApple Payならボタンを押してかざすだけなので、マスクありでも大丈夫です。
なお、Suicaは「エクスプレスカード」に設定しておけば、ボタンさえ押さずに本体をかざすだけで支払いを終えられますよ。
ちなみにApple PayやiPhoneのSuicaは、モバイルSuica特急券にも対応しています。
新幹線に乗る時は割安な特急券をiPhone内で購入・発券なしで改札を通って移動できるのでいつも助かっています。
Apple Watch Series 4でLINEの返信も可能。定型文はカスタマイズできる
Apple Watchでは、LINEを表示してアプリ内での返信もできます。
返信は音声入力やスタンプ、ボイスメッセージに加えて、複数の選択肢から選んで定型文のメッセージも送れるしくみですが、実は自分で定型文を登録することもできます。
以前はアプリの起動にやたらと時間がかかったので、iPhoneでLINEアプリを開いた方が圧倒的に時間がかからない感じでした。
しかし2019年現在は、アプリの読み込み時間が大幅に短縮されたので、ある程度実用的になったと思います。
Macのロック解除もできる
私のメインPCはMacBook Proですが、Apple Watchがあればスリープ解除時のロック解除を自動で行ってくれます。
Apple Watchを着けることで本人認証ができているので、連携しているMacBookでも「ロック解除をしても問題ない」と判断されると考えられますね。
パスコード入力や指紋認証などは一切必要ないので、ノマドワーカーでMacBookを使っている人はApple Watchを持っていると便利ですよ。



Apple Watch Series 4のスペック性能も良好



バッテリー持ちが良く、普通に使っていても3日は持つ
Apple Watch Series 4はバッテリー持ちが長くて素晴らしいです。
普通に使っていても3日程度はバッテリーが切れないままです。
実際に3日間のバッテリー減り具合を観察してみると↓
日曜日の夜に100%の状態で、月曜日の夕方に71%、火曜日の朝に51%残っています。
日曜夜 → 水曜日朝でようやくバッテリー10%となっていました。
何度かApple Payを使ったり、通知の受信やLINE、ワークアウトなどを使ったりしているのにここまで長持ちしています。
かつてApple Watchに存在した「バッテリー容量が少なく、バッテリーが持たない」というデメリットはほぼ解消されたと言っていいのではないでしょうか。
画面サイズが2ミリ拡大して見やすさが増した
Apple Watch Series 4は、Series 3から画面サイズが2mm拡大されています。
とはいえ正直、買う前は「2mmでそんな変わる?」と思っていました。
しかし実際に買って使ってみると、小さな画面で細かい操作をするあの「イライラ感」がだいぶ薄れたように感じます。たかが2ミリでも以外と”違いがわかる”んですよね。
文字盤も大きく表示されて、見やすいです。
たかが2ミリの違いでも、体感上の変化は大きいですね。
動作のサクサク快適さはシリーズ最高!もっさり動作に悩むことはない
Apple Watchのストレスといえば「アプリ起動時の長い読み込み」でしたが、それは過去の話。
Apple Watch Series 4はSeries 3よりさらに動作が改善され、もう読み込み画面を見ることはほとんどなくなりました。読み込み画面が表示されたとしても、0.5秒くらいで読み込みが完了します。
初代や2代目のApple Watchでイライラさせられた方も、Series 4なら大満足できますよ。
Apple Watch単体でもApple Payなどが使えるので、Androidユーザーにもメリットあり
Apple WatchはもちろんiPhoneとセットで使うのが一番便利ですが、Androidスマホ利用者でも十分に使えます。
私も一時期、Apple Watch Series 4をAndroidスマホとセットで持ち歩いていました。
iPhoneを持っていなくても、以下のような機能は使うことができます。
- Apple Payでの支払い
- 音楽の再生
- ワークアウトでの運動量計測
- 心拍数の計測
しかも、AndroidスマホからテザリングでApple Watch Series 4をインターネットに接続することで、電話やメッセージ送受信、インターネットを使ったアプリ利用などもできます。
「メインスマホがAndroidだから、Apple Watchは使えないんじゃないの?」と思っていた方は、ぜひ試してみてください。



【最後に】Apple Watch Series 4の注意点と次回作への期待



アプリ一覧画面は誤タッチしやすい
Apple Watch Series 4でも、アプリ一覧はたくさんのアプリが丸いアイコンで並んでいるデザインです。
画面が大きくなって以前よりは押しやすくなったものの、まだ間違えて隣のアプリを起動させてしまうことが多いですね。
根本的にもっとかんたんな操作に変更してもらえると嬉しいです。
買い替え需要に合わせて本体のみ(バンドなし)でも販売して欲しい
Apple Watchも4代目ということで、古い機種から買い換えている私のような人間に言わせると、



既にお気に入りのバンドを持っているのに、使わないバンドがセットになっている状態で本体を購入しないといけないのは、無駄なお金を払っている感じが否めません。
バンドは最低でも1つ5000円程度なので、無駄なお金を5000円以上支払っていることになります。
買い替えのユーザーのために、本体のみでApple Watchを販売してもらえると嬉しいんですけどねぇ……。



機能面、性能面も含めてApple Watch Series 4は満足度かなり高いのでテンション上がります👍