現在ソフトバンクの”置くだけWi-Fi”「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)を使っていますが、SoftBank Airはモバイル回線のサービスとあって光回線より通信スペックは低く、”オンラインゲームには向かない”としばし言われます。
とくに、今回検証するのはPS4の「FPS(First Person Shooting)」というジャンルのゲーム。シューティングゲームとあって高い処理能力を要するので、速度が遅すぎるとタイムラグが発生してストレスがたまります。
今回はFPSの中でも人気の4タイトル
- Apex Legends
- PUBG
- コールオブデューティーブラックオプス3
- バトルフィールド1
これらのゲームが快適にプレイできるか検証をまとめてみました。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)のスペック|通信速度はどれくらい?
まず、肝心かなめのソフトバンクエアーのスペックについてはっきりさせておきます。
そこで、まずは実際の通信速度をテストしてみます。
オンラインゲームで大事な「Ping値」を知っておこう
速度を見る前に、一つ重要なこと。
ゲームの快適性を計るときには、速度だけでなく「Ping」という数値が重要になります。
Pingは、応答速度を意味する数値です。オンラインゲームで言うとコントローラーで操作をしてからオンライン上のサーバーに内容が反映されて応答が返ってくるまでの時間のことです。
ゲームプレイに関しては、いくら通信速度が速くても、このPing値が悪いとキャラ動作がカクカクしたりするので要注意。
Pingの数値は、小さければ小さいほどサクサク動きます。主観ですが、おおよそPing値の目安は以下のようになるので参考にしましょう。
Ping値の目安
- Ping100〜:ゲームの快適プレイは不可能
- Ping50〜100:動きがもたつき厳しい
- Ping20〜40:普通くらい
- Ping10以下:とても快適
※あくまで目安です。
では、Ping数値も含めて実際の速度はどのくらいなのか、朝〜夜でスピードテストしてみました。
SoftBank Airの速度テスト結果【Wi-Fi接続時】
<朝8時>
<昼12時>
<夕方17時>
<夜20時>
- 【朝8時】:下り31.1Mbps/上り7.82Mbps/Ping23ms
- 【昼12時】:下り53.6Mbps/上り7.07Mbps/Ping23ms
- 【夕方17時】:下り65.1Mbps/上り7.26Mbps/Ping23ms
- 【夜20時】:下り8.15Mbps・上りは7.82Mbps/Ping23ms
下り速度は概ね30〜70Mbpsほど。SoftBank Airは夜間に速度が下がりやすいと評判ですが、確かにガクッと下がったものの8Mbps出ていればまぁ及第点です。
当サイトの別記事でもSoftBank Airの速度テストは幾度と行なっていますが概ね、
- 朝〜夕方:下り30〜70Mbps
- 夜:下り8〜20Mbps
の範囲内に収まることが多いです。
また、Ping数値も23msとかなり安定していますね。Pingも概ね19〜30ms程度の範囲内に収まるので、SoftBank AirのPing値は予想より優秀な印象です。
【レビュー検証】SoftBank Airは速度が遅い?評判が割れる理由
【注意】SoftBank Airの速度はエリアによって大きく変わる!
速度に関して注意点があります。
SoftBank Airはモバイル回線サービスなので、地域エリアによって通信品質(速度や安定度)が大きく変わる性質があります。
上記の速度結果は、あくまで私のエリアでの速度なので、あなたのエリアで同レベルの速度が出るかはわかりません。
なのでまず、自分の住所がSoftBank Airのエリア圏内かどうかを必ず確認してください。
エリア情報は、
右の「対応速度」というのはSoftBank Airがそのエリアで出せる最大速度です。つまり、これらのエリアならSoftBank Airで最大261〜962Mbps(※)の速度が出せるということです。
ちなみに私が上記で速度テストしたエリアは「261Mbps」のエリアです。
逆に、ここに掲載されていないエリアでは、最大速度が、下り最大175Mbps/165Mbps/112.5Mbps/110Mbpsにまで落ちることが公式に明記されています。
「最大速度」は理論上可能な数値という意味で、実際の使用で出ることはないと思ってOKです。潜在スペック的な意味合いで捉えておきましょう。
結論を言うと、このエリアに載っていない市町村に住んでいる場合はSoftBank Airは諦めた方がいいです。ゲームはおろか、ネットサーフィンすらストレスが溜まるレベルの可能性があります。
下記の公式サイトで必ずエリアをチェックしておいてください。
参考記事SoftBank Airのエリアを確認する方法。自宅が対象エリア外の対策まで
【FPSゲーム1】Apex LegendsをSoftBank Airでプレイしてみた結果
PS4のApex Legendsを、SoftBank Air回線で実際にプレイしてみました。
下記で細かく書いていきますが、
最初に言った通りざっくり結論をまとめると、いたって快適にプレイできました。
回線が不安定になったり、ラグや画面のガタつきなどのストレスはなく、スムーズ滑らかに動いてくれます。
イベントムービーの動きはなめらか
ゲームの初回プレイ開始直後は長めのチュートリアルが行われるApex Legendsですが、イベントムービーのキャラクターの動きはなめらか。ガタついたり途切れることはありません。
快適なプレイ環境で、しっかりゲームプレイのための準備を整えられます。
ゲームモード選択・マッチング~プレイ開始までの読み込みもスムーズ
Apex Legendsには様々なゲームモードがあり、中には期間限定のものもあります。
モード選択ボタンを押せばすぐに切り替わり、マッチングを開始できました。
マッチングでは数十人のプレイヤーが集まりますが、プレイヤー人数が多い夜間なら20~30秒程度で完了しました。
(朝は人数が少ないので、マッチングに失敗することも)
ゲーム開始までのロードは十数秒で読み込みを完了できています。
光回線でプレイしている時と体感的にはほとんど何も変わりません。
Apex Legendsではゲーム開始前に3人のチームが組まれ、各自好きなキャラクターを選択可能。
各プレイヤーが選択すればすぐに選択が反映、ゲームの準備をサクサク整えていけました。
ステージへの降下やマップ表示もサクサク動作
Apex LegendsではPUBGやフォートナイトのように空からマップ状の好きな部分へ降下でき、3人チームのいずれか1人が降下場所を決める「ジャンプマスター」に自動で選ばれます。
ジャンプマスターとして降下場所を選択・落下していく操作はスムーズにこなすことができました。
他のプレイヤーがジャンプマスターになっている時も、他の人の操作がしっかり即座に反映・降下を始めました。
移動シーンや攻撃シーンもラグの発生はなく、動きはスムーズ
ステージへ降下してからは自由に移動できますが、動きはスムーズで滑らかです。コントローラー操作がズレてストレスを感じる場面はありませんでした。
大勢の人がリアルタイムでプレイするオンラインゲームなので、おそらくどんな回線状況でも快適に遊べるようゲーム自体もしっかり調整されていると思われます。
Apex Legendsはチーム戦で、アイテムを見つけたら仲間のプレイヤーにシグナルを送って知らせるシステムがあります。
もちろんシグナルを送った瞬間に、ゲーム内の仲間プレイヤーに通知が送られました。
武器を拾って様々な敵と戦う攻撃動作もラグの発生やガタつきはなく、スムーズにこなせます。
ただしリリースから1年経過した人気ゲームなので他プレイヤーが強く、今回の検証中はまともに攻撃を当てることができませんでした…。
ゲーム開始時に選んだキャラクターごとに専用のスキルがあるApex Legends。
L1+R1ボタンを押したらすぐに、スキルが発動しました。
リアルタイム対戦ゲームなのでズレがあるとゲームプレイに支障が出ますが、終始滑らかな動きでラグを感じるシーンは一切ありませんでした。
グレネード投げの動作もスムーズです。
他プレイヤーの動きも遅延なく表示された
仲間プレイヤーが倒されたら、画面左下に「バナー回収待ち」の表示が現れました。
Apex Legendsでは一定時間内に仲間のバナーを回収・リスポーン装置を使えば復帰させられます。即座に仲間のプレイ状況を確認できるのは大助かり。
自分が倒された際に表示される、倒した相手視点でのプレイ映像もラグ無しでなめらかな映像として表示されていました。
敗北画面→プレイ結果表示もスムーズ。
あらゆるシーンにおいてストレスなく快適にプレイすることができました
PS4のFPSゲームはハイスペ要求されるので工事なしWi-Fiだと少し心配でしたが、いい意味で予想は裏切られストレスフリーにプレイできました。
【FPSゲーム2】PS4版PUBGをSoftBank Airでプレイしてみた結果
ゲーム開始時は、毎回30秒程度のロードが入ります。
高性能なゲーム機で高画質表示をするからか、スマホ等に比べると若干ロードが長めな印象を受けました。(光回線でも同じ動作なので、ゲームそのものの仕様と思われます)
初回起動時は操作するキャラクターをクリエイトすることとなります。
パーツを選ぶとすぐに3Dモデルに反映されます。この時点ではサクサク進められていますね。
マッチングは時間がかかる傾向
PUBGは100人という大人数で行う対戦ゲームなので、人数が揃うまでは待機が必要です。
マッチングは夕方~夜にかけてだとスムーズですが、朝~昼は人があまりいないようで毎回2~5分ほどかかりました。たまにマッチングがタイムアウトになってしまい、やり直しになることも。
ただし、これは時間帯による人数の少なさが原因であって、ネット回線の問題ではありません。
プレイヤーが集まってからの待機画面は自キャラを自由に操作可能、ステージによっては持っているリンゴや雪を投げて遊ぶことができます。
回線の重さを感じることはなく、スムーズにゲーム本編へ進めました。
移動はサクサクでラグや重さはなし、ネットワーク遅延表示は1回のみ
ゲームが開始されると、飛行機から飛び降りてフィールドに降り立ちます。
パラシュートの起動も、ボタンを押せばすぐ反応します。
PUBGの大部分は広いフィールドの移動です。
移動動作でもキャラの動きがもっさりすることもなく、サクサクとラグなく動いてくれます。車に乗っての移動も、ハンドル操作をスムーズに行えています。
ただ本当に細かいことを言わせてもらうと、キャラクターの挙動そのものはスマホ版と比べるとPS4は若干もっさりな印象。
これは光回線で遊んでいても同じような動きなので、ネット回線の差ではなく、PCゲーとPS4ゲーの差でしょう。
昼12時台にプレイしていた際、1回だけネットワーク遅延のエラー表示が出ました。
10秒程度操作できなくなりましたが、回復してからはまた問題なくゲームを続行できています。
スプラトゥーンなどは切断されるとゲームからも離脱させられてしまいますが、PUBGでは離脱までは行われません。
遅延が発生したのは朝から晩まで何回もプレイして昼の1回のみだったので、特別心配することはなさそうです。
敵プレイヤーとの戦闘シーンでもサクサク操作できる
ステージを移動していると遠くから銃声が、視点を移動していくと敵プレイヤーに遭遇です。
武器を構えて攻撃する。戦闘シーンでのラグ発生もなく、サクサクと反応してくれます。
動きがもっさりしたり、重さを感じるシーンも一度もありませんでした。
私はアクションゲームが苦手ですが、なんとか1日のプレイ中1人はキルできました。
敵からのアイテム回収もスムーズ。
銃声を聞いた他プレイヤーが迫ってくる前に必要なものを回収してその場から離れられました。
あらゆるシーンにおいて快適にプレイすることができました
大人数が参加する人気のアクションゲームでしたが、速度低下した夜間でも全く問題なくサクサクプレイできたので、心配するまでもなかったですね。
【FPSゲーム3】コールオブデューティブラックオプス3をSoftBank Airでプレイしてみた結果
まずは、「コールオブデューティブラックオプス3」通称BO3をプレイしてみました。
BO3は同時に対戦する人数が12人程度で、後述するバトルフィールド1に比べてマップが狭めだったり派手な乗り物を使わなかったりと省エネなので、SoftBank Airの馬力でもなんとかなる予想はしていました。
実際に遊んでみても予想通りで、かなり快適にゲームをプレイすることができました。
マッチングの時点からスムーズ
オンラインプレイを開始するまでのマッチングやステージの読み込み時間もスムーズです。
主に遊んだのはチームデスマッチですが、毎回すぐに人数が揃ってゲームが開始されるので、プレイ開始までの待ち時間もとても短かったです。
マッチング完了後のロードもかなり速くて、光回線と同じくらいの待ち時間(10秒ちょっとくらい)でした。
朝から晩までサクサク動作、ラグや操作遅延などは一切なし
BO3のチームデスマッチは、相手プレイヤーを見つけたらすぐに射撃して倒す、というシンプルな内容。とくに乗り物なども出てこないので裏での通信処理が多くないのでしょうか、非常にサクサク動作しました。
私は1発当てれば相手が倒れる武器を使っているのですが、相手プレイヤーを見つけたら即射撃→撃破、といういつもどおりのゲームプレイもサクサクこなせました。
敵に倒されたあとに復帰するまでの時間も一瞬で、読み込みなどで長い間待たされることはありません。
今回の検証では、今までできたことがないファイナルキル(ゲーム終了時において、一番最後に相手プレイヤーを倒すこと)にも成功して大満足です。
【総評】光回線のプレイ感と差を感じないレベルにサクサク
私は光回線も契約しているので光回線でもよくBO3をプレイしますが、SoftBank Airでの操作感は光回線とほとんど変わらないレベルでした。
ゲーム終了後に表示されるアンテナを見てもしっかり全てのアンテナが立っていて、回線が安定していることがわかります(朝から晩まで、どの時間帯もしっかり立っていました)。
さて、問題はバトルフィールド1です……。
【FPSゲーム4】バトルフィールド1をSoftBank Air回線でプレイしてみた結果
続いて、バトルフィールド1を検証してみます。
バトルフィールド1は最大64人という大人数でのオンライン対戦ができることが特徴で、先のコールオブデューティーブラックオプス3に比べて参加者が多くマップも広大、ゲーム内でできることもたくさんあります。
先のBO3に比べるとオンライン対戦時のデータのやり取りはかなり多いはずなので心配でしたが、案の定、結論から言うとちょっと厳しい部分も目立った印象です。
今回はマルチプレイヤーの、ドミネーションやチームデスマッチでゲームをテストしてみました。
「移動」の動きが重く、もっさり感を感じる
朝、昼、夕方、夜と時間帯ごとに4回に分けてオンライン対戦をしてみたところ、早朝以外は全体的にゲームの動作が重く、そして読み込み時間は長く感じられました。
ただ、このちょっと重い感は以前に光回線でプレイしていた時から感じていて、モード選択後のマッチングやロードなどはかなり長めでした。SoftBank Airに限った話ではないかもしれません。
ゲーム開始後、朝はプレイ中にとくに違和感を覚えることがありませんでしたが、お昼以降だとキャラクターの移動中は常に動きがもっさりしていて快適とは言えない状況です。
「こんなんじゃ全く遊べない!」というレベルではないのですが、光回線のプレイ感に慣れていると、やはりSoftBank Airが所詮はモバイル回線であることを実感します。
動作が明らかに重いと感じられたのは移動中です。他プレイヤーへの射撃は基本的に問題なく、狙ったところに弾丸を発射できました。
ただ私はFPSがあまり得意ではないので、問題なく遊べたところで延々他のプレイヤーに倒されてしまうだけですが…(笑)
バトルフィールド1は戦車に乗って周囲を攻撃することもできますが、戦車もやや動きがもっさりするように感じられました。
砲撃自体は普通に行えたので、慣れれば気にならないくらいですが。
総評としては、”遊べなくはない”くらいですね。
最初からSoftBank Airで遊びはじめる人には「こんなもんか」くらいに慣れるでしょうが、光回線からSoftBank Airに移行した人は最初は違和感かんじると思います。
サーバー遅延が大きいと表示される点が気になる
一つ気になった点があります。SoftBank Airでバトルフィールド1をプレイしていると、相手に倒された後の読み込み中画面でよく「サーバー遅延が大きい」と表示されます。
この表示が出るということは、やはり回線があまりバトルフィールド1のプレイに適してはいないのでしょう。
私の場合、普通に画面を見ながら相手を攻撃して命中させることができましたが、前述したようにSoftBank Airのパフォーマンスは利用エリアによって変わるので、人(エリア)によってはサーバー遅延が深刻化するかもしれません。
繰り返しますが、公式サイトのエリア情報に掲載されていない「圏外エリア」の人は100%無理だと思うので、必ずエリア判定をチェックしておきましょう。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の速度が遅い場合に試したい3つの対策
繰り返すように、SoftBank Airは通信環境によって大きくパフォーマンスが変わるため、中には私ほどの速度がでない人もいるはずです。そんな速度が遅いときに試すべき対処法を書いておきます。
対策1:LANケーブルを繋いで有線接続する
SoftBank Airは無線Wi-Fiサービスですが、Airターミナルの後ろにLANポートが付いているのでLANケーブルで有線接続することもできます。
一般的には、SoftBank Air ⇔ 接続デバイス間を無線Wi-Fiでやりとりするより、LANケーブルで直接繋いで通信する速度向上・安定が見込めます。
SoftBank AirのAirターミナル背面に、LANポートが2つあります。
AirターミナルにはLANケーブルが1本付属するので、PS4とAirターミナルをケーブルで繋げば有線接続環境はあっという間に整いますよ(LANポートは1Gbpsまで対応)
ただ、LANケーブルで有線接続すれば必ずしも速度が上がるわけではありません。有線接続が推奨されるのは、Airターミナルと接続機器(PCなど)の間にドアや家具などの障害物がある場合です。
とくに通信速度の速い5G電波は障害物に弱く、回り込みが苦手なので、間に物や壁や床があると電波が届きにくくなります。
そんな時は、有線ケーブルで直接繋げばダイレクトに通信できるのでパフォーマンスはアップするでしょう。
ちなみに、私のように障害物とかなく、Wi-Fi接続ですでに下り50Mbpsとか出る人は、すでに最大限のパフォーマンスが出てるので有線接続してもほとんど変わりません。
多分ですが、どう頑張ってもソフトバンクエアーで下り100Mbpsとかは出ないので、下り70MbpsくらいがソフトバンクエアーのMAXパワーだと感じています。
関連記事有線必須!SoftBank AirでオンラインゲームやPS4はできる?
対策2:5G(5GHz帯)で接続する
SoftBank Airは「2G(2.4GHz)」と「5G(5GHz帯)」という2つの周波数帯を使うことができます。これは接続する際に好きな方を選ぶことができます。
両者を比較すると、5Gの方が新しい規格で通信速度が速いです。なので速度有線するなら5Gで接続するようにしましょう。「○○-5G」というSSIDに接続すれば5GHz帯を利用できます。
ただし、5Gは高速な反面、障害物に弱いという弱点があります。Airターミナルと接続機器(今回はiPhone)の間にドアや家具、床や壁などの障害物があると電波が届きにくくなるので注意しましょう。
2Gと5Gの特徴をざっくり比較すると以下の通りです。
2Gと5Gの違い
- 【2G(2.4GHz帯)】
→速度は普通だが、障害物に強く電波も遠くまで届く。しかし周りの機器の電波干渉を受けやすい。 - 【5G(5GHz帯)】
→ 速度は早いが、障害物に弱く通信距離が遠くなったりすると不安定になる。周囲の機器の電波干渉には強い
詳しくは下記記事に書いているので、参考にしてください。
対策3:Airターミナルは電波を拾いやすい窓際に設置する
SoftBank Airは外を飛んでいる電波をキャッチして室内に広げているので、Airターミナルの設置場所(置き場所)で電波の拾い具合に差が出たります。
結論を言うと、なるべく窓際にAirターミナルを置きましょう。その方が外の電波をキャッチしやすいです。逆に部屋の奥の方に置いたり、障害物に囲まれた位置に置くと外の電波をうまくキャッチできずに通信が不安定になったりするので移動させましょう。
ただ、厳密に言うとどの位置がベストかは一概に言えないので、自分で一番安定するポイントを探してみるといいです。
【申し込み前に】SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の基本情報をおさらい
SoftBank Airに最新5Gモデル「Airターミナル5」が登場!
今まではAirターミナル4(下り最大612Mbps)が最新モデルでしたが、現在ついに最新5GモデルのAirターミナル5が登場しました。
5Gモデル「Airターミナル5」の最大の特徴は、
- 下り最大2.1GBpsという超高速
- (まだ提供エリアは少ない…)
下り最大2.1Gbpsというのは、もはや光回線のレベルの速度です。文字通り今までとはケタ(メガ→ギガ)が変わりました。
あくまで「下り最大速度」というのは理論値(理論上可能な速度でありベストエフォート)なので、実際に家で使って2.1GBpsが出るわけではありません。ただ、さすがに今までのAirターミナル4よりは平均して高速が出せます。
一つ注意点として、5Gモデル(Airターミナル5)はまだ提供エリア=使えるエリアがかなり少ないです。
下記の公式サイトで5Gの対象エリアを確認できるので、5G検討してる人は自分の住所が対象エリアに記載されているか必ず確認してください。
ソフトバンク Airの月額料金
上記の最新Airターミナル5とAirターミナル4で月額料金が変わります(最新Airターミナル5の方が少し高い)。ただ、最新Airターミナル5はまだ提供エリアが少ないので、下記では従来のAirターミナル4の料金を記載します
ソフトバンクAirの月額料金は、Airターミナルを「レンタル」するか「購入」するかで変わってきます。
レンタルした場合の購入料金
※購入の場合は分割回数(12回/24回/36回/48回)によって月ごとの支払額が変わるので、詳細はSoftBank Air公式サイトのシミュレーションを確認してください。
※事務手数料3300円が必要です
※SoftBank Air の契約期間は2年間(SoftBank Air の課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の末日まで)です。解約の申し出がない場合は、更に2年間を契約期間として更新します。契約期間満了の月以外で解約した場合、9,500円の解除料が必要です。
【最後に】ソフトバンクAirは8日以内なら無料で返却可能。お試し利用してみるのが最も確実
ここまで色々説明して最後は身も蓋もないですが、1番確実なのは実際に使ってみることです。
SoftBank Airは本当にエリアや環境で天と地ほど変わるので、使ってみて判断するのが一番話が早いし確実です。
先にちょろっと言いましたが、ソフトバンクAirは契約日から8日以内なら無料で契約解除・返却が可能です。
必ず