「通信制限一切なし!」という圧倒的メリットで人気の「 どんなときもWiFi 」。3日10GB制限もないので、動画もゲームも通信量を気にせず遊び放題です。
しかし、どんなときもWiFiのようなモバイルWi-Fiは基本的には一人使用向けのネット回線であり、広い戸建住宅で家族みんなで使うのにはあまり向いていません。
というのも、どんなときもWiFiはモバイル電波を使ったネット回線なので、ドアや壁といった障害物で電波が弱りやすいという点や、複数台の端末で同時に接続すると速度が低下しやすいといった弱点があるからです。
結論から言うと、2階建ての一般的な戸建住宅なら特に問題なく通信できてしまいました。
下記で詳しくレビューしていきます!
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どんなときもWiFi 公式サイト
どんなときもWiFiの通信速度はどれくらい?1日かけてスピードテストしてみた
まずは、どんなときもWiFiの通信速度って実際どんなものなの?という点を確認しておきます。
朝から晩まで4時間帯で測ってみました。
<朝8時>
<昼12時>
<夕方17時>
<夜20時>
- 【朝8時】下り40.9Mbps/上り11.8Mbps/Ping32ms
- 【昼12時】下り30.6Mbps/上り13.8Mbps/Ping27ms
- 【夕方5時】下り25.2Mbps/上り3.32Mbps/Ping36ms
- 【夜8時】下り27.3Mbps/上り11.8Mbps/Ping27.3ms
速度テストの数値は日によって変動しますが、この日は下り20〜40Mbps程度で安定していました。大体いつもこれくらいの速度が安定して出せる印象ですね。
どんなときもWiFiにようなモバイル回線のWi-Fiサービスは利用者が増えやすい夜間に速度低下しやすいものですが、どんなときもWiFiは夜間でも速度がほとんど落ちないのが凄いですね。
動画視聴やゲームも含めネットを快適に使える目安速度が下り20Mbpsほどと言われているので、数値で見れば、どんなときもWiFiは動画・ゲームに関しても必要十分な速度は出せています。
動画やゲームについては下記記事でまとめているので、詳しく見たい方は参照してください。
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戸建の1階と2階で、どんなときもWiFiの速度の変化や使い心地を検証
まずは
どんなときもWiFi 公式サイト
壁や天井が障害物となるので速度低下が予想されましたが、下り18Mbpsと意外と十分すぎる速度が出ています。
普段同じ部屋の中で使っているときと比べても、特に変わらない速度ですね。
オンラインゲームはサクサク読み込んで快適に遊べた
人気のFPSアクションゲーム「コールオブデューティーモバイル」で、ゲームプレイが快適にできるか試してみます。
「コールオブデューティーモバイル」のゲーム内容は、2つのチームで戦って、先に相手プレイヤーを倒した回数が合計50に達したチームが勝ちというもの。
つまりリアルタイムで戦況が変化・できるだけ早く相手を倒していかなければいけません。インターネット回線が不安定だと攻撃が当たらなかったり、操作をうまくできなかったりとストレスになります。
なおせっかくなら快適に遊びたいので、今回はグラフィック最高・フレームレート最大の最高設定で遊んでみました。
ちなみに通信端末はGalaxy Note10+で行っています。
コールオブデューティーはPUBGやフォートナイトよりもステージが狭く、とにかく敵を倒すことが重視されています。
実際にプレイしてみると、ゲームプレイ中は普段との違いを一切感じられない快適さでサクサクプレイできました。
攻撃シーンでもラグが発生したり画面ががたつくこともなく、滑らかに動いてくれます。
所属しているチームの勝利、チーム内での勝率も第2位を収めることができました。
YouTube動画もフルHD画質で途切れず再生できた
続いて、1階/2階で動画視聴も検証してみます。
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なんと動画においても、1080p60つまりフルHDの高画質でスムーズに再生・視聴することができました。
読み込みが遅れたり、関連動画のサムネイルの表示が遅れることもありません。NO問題です。
(ただ、1階/3階とかだと流石に厳しいんじゃないか……と思いますが、実家が2階建てなので検証できず
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壁・ドアを隔てた別の部屋で、どんなときもWiFiの速度変化や使い心地を検証
続いて、ドアや壁を隔てた隣の部屋にルーターを置いて、同様にゲームや動画視聴の快適性を試してみます。
まず18時台に通信速度をテストしてみたところ、通信速度は下り19.4Mbps/上り1.32Mbps/Ping22msとこちらも予想以上に速い数値が出ました。
オンラインゲームはサクサク快適。遅延や接続エラーは起こらず
ルーターを置いた隣の部屋でコールオブデューティーをプレイしてみたところ、やはり普段との違いは感じられませんでした。
ステージの移動はなめらかな動作で、攻撃のボタンを押した時の反応が遅れる、反応しないといったストレスはありません。
画面のがたつきも一切なし。
ゲーム終了時に表示される、最後に敵を倒した人視点の映像(ファイナルキルカメラ)もサクサク動いていました。
YouTube動画もフルHDで再生できた
下の階で問題なかったので同じ階の別室なら問題なく再生できるだろうと思いつつ、念のため動画再生も検証。
こちらも予想通り、1080p60のフルHDでスムーズに動画再生が可能でした。
あまりに問題ないので、特筆すべきことがありません。
1階/2階に続いてこの結果とは、どんなときもWiFiは壁などの障害物に比較的強い特性があるのかもしれません
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複数台の通信機器で同時接続した状況で、どんなときもWiFiの速度変化や使い心地を検証してみた
最後に、複数台で同時接続した時の使用感を試してみます。
戸建で家族みんなで使うとすると、家族同士で同時に回線に接続することになるので、同時接続に対するスペックは重要です。
そして、どんなときもWiFiで提供されるレンタルルーター・D1は、最大同時接続台数が5台と少なめです。5台というのはあくまで「最大」なので、実際にはもっと少ない接続台数で電波に影響が出るものと予想できますよね。
これだけでも5台になってしまうので、家族が3人以上集まると台数的には厳しいです。
というわけで、実際に5台の機器を同時接続してゲームプレイや動画再生がどんな感じか検証してみました。
まず通信速度を測ってみると、下り16.5Mbps/上り9.23Mbps/Ping41msとなっていました。
下り速度的にはそこまで遅くなっていないですが、Ping(応答速度)が高くなっているのが気になるところ。
Pingは応答速度を示す数値で、とくにオンラインゲームをプレイする時のサクサク感に影響します。
Pingは数値が低い方がサクサク動き、ゲームをするなら最低でも50ms未満に抑えたいところ。ここまでの検証では20ms台だったので、数値が跳ね上がっており、それが実際のプレイ感にも影響するか試してみたところ・・・
オンラインゲームプレイに体感では変化なし
結論から言うと、体感的にはほとんど変わりなく快適にゲームプレイできました。
ゲームプレイ中の動作はスムーズで、遅延やエラーによる切断のようなトラブルは起こりませんでした。
攻撃シーンでもラグの発生などはなく、スムーズで快適そのものです。
今回もMVPを取ることができています。
最大数まで機器を接続していても、スマホのオンラインゲームなら全然問題なしですね。
YouTube動画もフルHDで視聴可能
動画再生も、これまでの検証と同じくフルHDで再生することができました。
1080p60の高画質で自動再生されています。
とくに読み込みが遅くなったり、途中で止まったりなどの問題も起こっていません。実に快適そのものです。
以上のとおり、最大数である5台で同時接続しても、動画再生やオンラインゲームは快適に遊べました。
ただ、6台以上の機器を接続することは仕様上できないことにご注意ください。
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戸建での「どんなときもWiFi」の使用感まとめ
結果をまとめると
- 【1階/2階で通信】動画もゲームも快適にできて全く問題なし!
- 【隣の部屋で通信】動画もゲームも快適にできて全く問題なし!
- 【5台同時接続で通信】動画もゲームも快適にできて全く問題なし!
このように、どんなときもWiFiを戸建住宅で使っても全く問題なく快適に通信できることが発覚してしまいました。
一応、2階建て住宅での検証なので、この程度の広さで家族3〜4人くらいならどんなときもWiFiでカバーできるかもしれません。3階以上の戸建、また6台以上の同時接続は検証できなかったので、その辺りはなんとも言えませんが。
また重要なこととして、どんなときもWiFiのようなモバイル電波を使うWi-Fiは、使用エリアによって通信速度や安定度が大きく変化します。
今回の検証はあくまで私の地域(エリア)の結果なので、全国どこでも同じ結果になるとは限りません。その点で、どんなときもWiFiの実際の使用感はその場で実際に使ってみないと真には分からないものです。
そのため、どんなときもWi-Fiは契約日より8日以内なら無料で契約キャンセルが可能です。
万が一エリアの事情で速度が出ない場合はキャンセルできるのでご安心を。
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【申し込み前に】どんなときもWiFiの基本情報をおさらい
どんなときもWiFiの月額料金プランは1つのみ
どんなときもWiFiは制限なしの使い放題なので、月額プランが1つだけです。シンプルで選ぶのに悩まないのが良いですね。
ただし、支払い方法を「クレジットカード払い」にするか「口座振替」にするかで月500円ほど料金が変わってきます。
クレジットカード払いは月額3480円
口座振替は月額3980円
ご覧の通り、クレジットカード払いの方が月々500円ほど安くなります。なので、とくに理由がなければクレジットカード払いの方がおすすめです。
クレジットカードを持っていないなどの事情がある人は、口座振替を選びましょう。クレジットカードがなくても契約できる点も、どんなときもWiFiの一つのメリットです。
※契約期間は2年
※初期手数料3000円が別途かかります
端末は一種類のみ。カラーはグレーとゴールドの二色
公式HP
どんなときもWiFi
どんなときもWiFiの端末は、現時点では「D1」の1種類のみ。カラーは「ゴールド」と「グレー」の二色です。
WiMAXなんかは端末の種類が色々ありますが、逆に1種類のみというのも悩む必要がなくシンプルで良いのではないでしょうか(今後に増えていく可能性はあります)。
【契約は2年間】解約時はルーターの返却が必要。更新月以外の解約は契約解除料がかかる
どんなときもWiFiはルーターをレンタルするので、解約時にルーターの返却が必要になります。付属品一式はしっかり保管しておきましょう。
また、どんなときもWiFiは2年契約/自動更新のサービスです。
25ヶ月目の契約更新月以外は以下の通りの契約解除料がかかることにご注意ください。
契約期間 | 契約解除料 |
~12ヶ月目 | 19000円 |
13~24ヶ月目 | 14000円 |
25ヶ月目(更新月) | 0円 |
26ヶ月目~(更新月を除く) | 9500円 |
【最後に】申し込みはネットの公式サイトから。申し込み手順はこちらを参照
どんなときもWiFiの申し込みは基本的にネットの公式サイトから行います。
申し込み
どんなときもWiFi 公式サイト
申し込みは10分もあれば終わる程度で簡単ですが、手順を見ながら申し込みたい方は、下記記事に申し込み手順から配送・初期設定まで基本的なことを全てまとめましたので参照してください。