持ち運びWi-Fi(モバイルルーター)でPS4やスイッチのオンラインゲームで遊ぶならオススメは?【どんなときもWiFi/WiMAX/ポケットWi-Fi】

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どんなときもWiFiポケモン_アイキャッチ

最近は、外出先にも持ち運べるポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)がどんどん増えてきてます。むしろ増えすぎていて、どれを選べばいいのかわからない!という人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

 

持ち運びWi-FiでニンテンドースイッチやPS4などオンラインゲームをするならどれがオススメか?

 

にテーマを絞って、私が実際に使ってきた経験からオススメWi-Fiを紹介したいと思います。

先に候補を挙げておくと、持ち運びWi-Fiとして人気・知名度があるサービスは以下3つです。

  • どんなときもWiFiYouTube_本体

おすすめの持ち運びWi-Fi3選

  • 【写真左】どんなときもWiFi(公式HP)
    ……株式会社オールコネクトが提供開始した期待の新人ポケット型Wi-Fi。3日10GB制限なしで使い放題。3キャリア全ての回線に対応している。ルーターは現在1種類のみ。
  • 【写真中】WiMAX(UQ WiMAX公式HP)
    ……au系列のUQコミュニケーションズが提供する、信頼と実績のモバイルWi-Fi最大手。通信量は使い放題だが、3日10GB以上使うと速度制限あり。選べるプロバイダやルーターが多数ある。auスマホとセット割引あり。
  • 【写真右】PocketWi-Fi(公式HP)
    ……ソフトバンク系列のワイモバイルが提供しているモバイルWi-Fi。3日10GB制限あり。ワイモバイルとセット割引あり。

人気と知名度があって信頼できるWi-Fiに絞りました。マイナーのものも含めたらもっと沢山ありますが、マイナーすぎるとサービスが突然改悪されたり終了したりするリスクがあるので、今回は大手に絞ります。

この記事では、この3Wi-Fiのうちどれがオススメか? 加えてそれぞれのW-iFiの特徴や使用感まで、すべて実際に使った経験のある私がレポートをまとめます!

 

目次

【簡単比較】オンラインゲームをしまくるなら【3日10GB通信制限なし】の「どんなときもWiFi」一択

どんなときもWiFiFPS_アイキャッチ

まず最初に言っておくと、好きなだけオンラインゲームをしまくりたいなら、その時点で候補は「 どんなときもWiFi 」になります。

と言うのも、「WiMAX」と「PocketWi-Fi」には3日10GB制限(3日で10GB以上使うと速度制限を受ける)があるため、通信量を多く消費するオンラインゲームを長時間プレイすることができません。これは速度とか以前の問題です。

そんな中、「 どんなときもWiFi 」は3日10GB制限がないことをウリにしている持ち運びWi-Fiです。

なのでこの時点で、通信量を気にせずにオンラインゲームを思う存分プレイしたいなら間違いなく「 どんなときもWiFi 」になります。

私が選ぶ、オンラインゲームに向いている持ち運びWi-Fi(モバイルルーター)おすすめ順

以上を踏まえて、最初に結論として私のおすすめ順を並べてみます。

オンラインゲームするならこの持ち運びWi-Fi(おすすめ順)

  • 【制限なしで遊び放題】 どんなときもWiFi 」……ポケット型Wi-Fiながら3日10GB制限なしで使い放題。速度もゲームプレイに十分な速さ。有線接続や5G接続はできないが、持ち運び可能で外でもどこでもゲームできるメリットあり。
  • 【向いていない】WiMAX」……速度的にゲームができなくはないが、3日10GB制限があるため長時間プレイは厳しい。
  • 【向いていない】PocketWi-Fi」……3日10GB制限があるので同上。体感的にはWiMAXより速度が遅い気がする。

何度もいうように、オンラインゲームをガッツリしたい場合、3日10GB制限を考えると消去法で「 どんなときもWiFi 」になります。

一応、どんなときもWiFiの他にも3日10GB制限なしの持ち運びWi-Fiはいくつか誕生しているのですが、知名度や人気度がまだ微妙すぎるところ。

マイナーなWi-Fiサービスはすぐに改悪されたり、あるいはサービス自体がいきなり終了したりすることも多々あるので、私はWi-Fiを契約するときはスペックはもちろん、信頼できる会社(大手)のサービスであることを条件にしています。

その点を考慮すると、容量無制限(3日10GB制限なし)のモバイルWi-Fiはいくつかあれど、現状オススメするならやはり どんなときもWiFi の一択になります。

どんなときもWiFi/WiMAX/PocketWi-Fiの簡単比較表

また参考として、3つの持ち運びWi-Fiの基本情報を比較表でまとめてみました。

※スマホは横スクロール可

どんなときもWiFi WiMAX PocketWi-Fi
工事 不要 不要 不要
月額料金 2年間3480円
3年目〜3980円
4380円 4380円〜
通信量上限 なし なし(実質月100GB程度) なし(実質月100GB程度)
速度制限 ほぼなし 3日10GB制限 3日10GB制限
携帯性 バッテリー充電、外出先で可能 バッテリー充電、外出先で可能 バッテリー充電、外出先で可能
最大速度 150Mbps 1.2Gbps 612Mbps
実際の速度目安 20Mbps〜40Mbps 10Mbps〜20Mbps 10~20Mbps
Ping(応答速度) 30~40ms 60~70ms 80~117ms
有線接続 できない ルーターによる できない
同時接続台数 5台 ルーターによる ルーターによる
契約期間 2年 2年か3年(プロバイダによる) 3年
スマホ割引 なし auスマートバリュー ソフトバンク「おうち割」
公式サイト どんなときもWiFi UQ WiMAX ワイモバイル

※内容は時期によって変更される場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

オンラインゲームをする上で重要なポイントは赤字にしておきました。

ここで1つ最初に説明しておきたいのは「Ping(応答速度)」と言う数値。

Pingはゲームプレイのサクサク感に影響する指標で、快適にゲームするには下り速度だけでなくPingも重要になってきます。

このPingは数値が低いほど良い(=サクサク動く)です。おおよそPing値の目安は以下の通り。

Ping値の目安

  • Ping100〜:ゲームの快適プレイは不可能
  • Ping50〜100:動きがもたつき厳しい
  • Ping20〜40:普通くらい
  • Ping10以下:とても快適

※あくまで目安です。

このPing値でみても、「 どんなときもWiFi 」が優秀でありオンラインゲームがこなせるWi-Fiと言えますね。

リンク →どんなときもWiFi 公式サイトを見る

 

しむまる
ここからは、3つの持ち運びWi-Fiの実際の使用感や通信速度について、それぞれレビュー紹介していきます。

 

通信量を気にせずゲームし放題の「どんなときもWiFi」|実際の速度や使い心地は?

どんなときもWiFi PS4

まず「 どんなときもWiFi 」iの特徴をおさらいしておくと以下の通り。

知っておきたい特徴

  • ポケット型WiFiでどこへでも持ち運び可能
  • 3日10GB制限がなく、”高速で使い放題”
  • 安定して下り20~40Mbpsほど出せる
  • Ping(応答速度)も20~40msほどでモバイルWi-Fiとしては優秀

どんなときもWiFiはスペック(速度や繋がりやすさ)自体はかなり良いです。

同じポケット型Wi-FiのWiMAXやPocketWi-Fiと比べても圧倒的に好印象なのですが、いかんせんまだ誕生したばかりの新人Wi-Fiなので、WiMAXのような大手のブランド力や「実績」がまだないのが弱点と言えますね。テレビCMなど流しつつ認知度はどんどん広がってきた段階です。

個人的には、このままいけば(途中でサービス改悪などしなければ)かなり人気の伸びるWi-Fiになるんじゃないかと実際に使っていて感じますね。

オンラインゲームは1日通して問題なくプレイできる

どんなときもWiFiFPS_ルーター本体

どんなときもWiFi でオンラインゲームができるか問題については、下記の別記事にて実際に検証してみました。

検証結果だけ言うと、

 

どんなときもWiFiで問題なくオンラインゲームできています。

 

上記のいずれのゲームにしても、どんなときもWiFiでプレイしていてストレスを感じたことはありません。詳しくは上記の各検証記事を見ていただければ分かります。

今はモンハンワールドにハマっていますが、どんなときもWiFiの回線はPS4ゲームでもかなり快適にプレイすることができています。

どんなときもWiFiモンハン_集会エリア合流

朝から晩まで一通りの時間帯でプレイしていますが、ラグが発生したり動きの重さが気になることもなく、光回線でプレイしている時と何も変わらないプレイ感です。

グラフィックの崩れもなく、移動もサクサク。攻撃シーンでもガタつくことなくスムーズです。

どんなときもWiFiモンハン_戦闘中

どんなときもWiFiモンハン_攻撃中

回線が遅すぎると戦闘シーンで操作と画面にズレが出ることがあるのですが、どんなときもWiFiの速度なら至って滑らかでした。

さらに、 どんなときもWiFi は持ち運びも可能。カバンに入れて外へ持っていけば、どこでもスイッチで遊ぶこともできます。

どんなときもWiFiスプラトゥーン_本体

家の中だけでなく、外でネットを使いたいときや出張・転勤の際にも持ち運んでネットが簡単に使えるのは、固定回線にはない、持ち運びWi-Fiならではのメリットですね。

リンク どんなときもWiFi 公式サイト

しむまる
ただし、大容量のダウンロードやアップロードにかかる時間は、やはり速度が早い固定回線(光回線)よりも時間がかかります

 

どんなときもWiFiの通信速度と速度制限について

どんなときもWiFi の実際の通信速度はどんなものか、実際に私の自宅で朝から晩まで4時間帯で測ってみました。

<朝8時>どんなときもWiFiモンハン_速度朝8時

<昼12時>どんなときもWiFiモンハン_速度昼12時

<夕方17時>どんなときもWiFiモンハン_速度夕方5時

<夜20時>どんなときもWiFiモンハン_速度夜8時

  • 【朝8時】下り43.6Mbps/上り23.2Mbps/Ping31ms
  • 【昼12時】下り29.6Mbps/上り14.7Mbps/Ping26ms
  • 【夕方17時】下り40.9Mbps/上り20.7Mbps/Ping38ms
  • 【夜20時】下り36.9Mbps/上り22.1Mbps/Ping36ms

ご覧の通り、下り30Mbps〜40Mbpsほどで推移しています。

速度テストの数値は日によっても変動するのですが、私の体感的にどんなときもWiFiは概ね下り20〜40Mbpsが安定して出せる印象ですね。モバイル回線のWi-Fiは夜間に速度低下しやすいのが特徴なのですが、どんなときもWiFiは夜間も速度が落ちにくいのが嬉しい評価ポイントです。

ゲームプレイのサクサク感に関わるPing(応答速度)は、概ね30〜40ms。ストレスなくゲームするのに及第点な数値です(※Pingは数値が低いほど良い=サクサク動く。ゲームするなら50ms以下が推奨)。

速度について詳しい記事

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また肝心の速度制限についてですが、どんなときもWiFiに速度制限はないと言ってもいいです。

ただ正確に言うと速度制限が100%存在しないわけではないのですが、公式サイトには下記の記載があります。

「著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度をおおむね384Kbpsに制限する場合があります」

詳細 どんなときもWiFi 公式サイト

この「著しくネットワークを占有するレベル」ってどのくらいなのか? どんなときもWiFiの運営会社の人に聞いてみたところ、”人間が普通に使っている分にはあり得ないレベル”だそうです。

要するに、システムを組んでルーター何十台を24時間稼働させているとか、そういう普通じゃない使い方をしている場合のみシステムが検知して速度制限をするそうです。

つまり、普通に動画みたりゲームしたりするレベルでは速度制限にかかる心配は今のところないので、普通にネットする分には速度制限がかかることはないと言えるわけです。

しむまる
実際に私も速度制限を検証するために1日動画見たりゲームしましたが、速度制限にかかったことは今まで1度もないです

リンク どんなときもWiFi 公式サイト

 

どんなときもWiFiの月額料金プランは1つのみ

どんなときもWiFiは制限なしの使い放題なので、月額プランが1つだけです。シンプルで選ぶのに悩まないのが良いですね。

ただし、支払い方法を「クレジットカード払い」にするか「口座振替」にするかで月500円ほど料金が変わってきます。

クレジットカード払いは月額3480円

 

口座振替は月額3980円

ご覧の通り、クレジットカード払いの方が月々500円ほど安くなります。なので、とくに理由がなければクレジットカード払いの方がおすすめです。

クレジットカードを持っていないなどの事情がある人は、口座振替を選びましょう。クレジットカードがなくても契約できる点も、どんなときもWiFiの一つのメリットです。

リンク →どんなときもWiFi 公式サイトを見る

※契約期間は2年

※初期手数料3000円が別途かかります

どんなときもWiFiの申し込みは基本的にネットの公式サイトから行います。

申し込み どんなときもWiFi 公式サイト

申し込みは10分もあれば終わる程度で簡単ですが、手順を見ながら申し込みたい方は、下記記事に申し込み手順から配送・初期設定まで基本的なことを全てまとめましたので参照してください。

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【3日10GB制限あり】最大手の信頼と安心感があるWiMAX|実際の速度と使い心地は?

au系列会社のUQコミュニケーションズが回線提供している「WiMAX(ワイマックス)」は、モバイルWi-Fiとしてはシェアトップの最大手ブランドとしての信頼と実績があります。

そんなWiMAXの特徴を簡単にまとめてみると以下の通り

 

知っておきたい特徴

  • 使い放題プランはあるが、3日10GB制限あり
  • ポケット型や据え置き型など、色々なタイプのルーターがある
  • プロバイダ(サービス販売会社)が多数あり、キャッシュバックなど特典がある
  • 最大手のモバイルWi-Fiなので、信頼や安心感がある
  • エリアによって圏外が結構あるので、エリア確認が必須

 

Wi-Fiとしてのスペック的には、新しく出てきた「 どんなときもWiFi 」に見劣りするのですが、それでもモバイルWi-Fi界で一番人気のブランド力があるのが強み。

やはり安心感がある大手で契約したい……という人は多いもので、そういう人におすすめ。

3日10GB制限があるので、長時間のオンラインゲームはできない

TryWiMAX_使用中

先にも書きましたが、WiMAXには3日10GB制限(3日間で10GB以上使ったら速度制限ルール)があるため、長時間ゲームをするのには向いていません。速度制限を受けると最大1Mbpsまで速度が落ちるので、オンラインゲームはかなりキツイです。

そう考えると、使い放題プランでも実質的に快適に使えるのは月100GB程度(30日計算)となります。

 

速度制限さえ受けなければ、基本的にゲームプレイは問題なくできます。

回線が混雑しやすい夜間に多少重くなることはありますが、モバイルWi-Fiであることを考えるとまぁ妥協できるレベルです。

WiMAXの実際の速度

まず事前知識として、WiMAXには以下の2つの通信モードがあります。

  • WiMAX回線で通信する「ハイスピードモード」
  • au回線で通信でき、エリアが広い「ハイスピードプラスエリアモード」

それぞれの通信速度テスト結果は以下の通り。

TryWiMAX_ハイスピードモード<ハイスピードモード>

TryWiMAX_ハイスピードプラスエリアモード<ハイスピードプラスエリアモード>

  • 【ハイスピードモード】下り21.7Mbps/上り1.05Mbps/Ping69ms
  • 【ハイスピードプラスエリアモード】下り15.1Mbps/上り6.96Mbps/Ping69ms

下り速度でみると20Mbps前後くらいは出ているので、モバイルWi-Fiとしては普通です。ただ、ゲームプレイのサクサク感に影響するPing(応答速度)が69msとかなり高いのがネックですね。

Pingは数値が低いほど良く(サクサク動く)、オンラインゲームするなら50ms以下に抑えたいところ。先に紹介した「SoftBank Air」は20〜30msほど、「 どんなときもWiFi 公式サイト 」が30〜40msほどなので、やはりサクサク感ではWiMAXはやや劣りますね。

 

WiMAXプロバイダごとの料金プランとキャッシュバック

UQ WiMAX

WiMAXに関しては、回線元である UQ WiMAX の他にも、いくつかのサービス提供会社(プロバイダ)が存在します。サービス(WiMAX)自体は同じものですが、どこのプロバイダで契約するかによってほんの少し月額料金が変わったり、キャッシュバックが受けられたりします。

各プロバイダの月額料金とキャッシュバックを表にしてみました。

プロバイダ 月額・キャッシュバック特典


UQ WiMAX
  • 月額4380円(最初3ヶ月は3696円)
  • 初期費用3000円
  • 10000円キャッシュバック
Broad wimax

Broad WiMAX

  • 月額3411円(最初3ヶ月は2726円)
  • キャッシュバックなし
  • Web申込で初期費用18857円が無料


GMOとくとくBB

  • 月額4263円(最初3ヶ月は3609円)
  • 初期費用3000円
  • 33000円キャッシュバック


BIGLOBE WiMAX
  • 月額4380円(最初2ヶ月は3695円)
  • 初期費用3000円
  • 20000円キャッシュバック

※内容は時期によって変更される場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

 

ドコを選べばいいか分からない人

信頼とサポートを優先するならUQ WiMAX 」でOK

……UQ WiMAXは、WiMAXサービスの運営元であり「本家」に当たります。キャッシュバック額などは少なくても1番信頼できるところで契約したいならUQ WiMAXを選びましょう。

>> UQ WiMAX公式サイト

 

安さを優先するならBroad WiMAX」でOK

……月額料金が一際安いのがBroad WiMAXです。キャッシュバックは高額な初期費用と相殺されるので戻ってくるお金はないのがネックですが、初期費用無料で月額最安なので最もお得感を味わいやすいプロバイダです。

>> Broad WiMAX公式サイト

 

 

【3日10GB制限あり】ワイモバイルのポケットWi-Fi「603HW」|実際の速度や使い心地は?

PocketWi-Fi(ポケットWi-Fi)」は、ワイモバイルが提供しているモバイルWi-Fiです。

ポケットWi-Fiにはいろんな機種があるのですが、私が実際に使っているのは「603HW」という機種。603WH自体のレビュー記事も以下に書いているので、気になれば参照ください。

レビューワイモバイルのPocket WiFi「603WH」レビュー|通信速度や使用感をまとめ

ポケットWiFiの特徴としては以下の通り。

知っておきたい特徴

  • 有線LAN非対応。ゲームプレイは夜間になると若干重くなるイメージ
  • 3日間で10GB以上使うと速度制限ルールあり(1Mbps以下)
  • ポケットサイズのWi-Fiなので外へ持ち運び可能

ポケットWi-Fiは先に紹介したWiMAX(ワイマックス)のライバル商品であり、サービスの中身的にはかなり似たようなものです。

オンラインゲームは基本的にはできるが、夜間はやや重くなる

ポケットWi-Fiのオンラインゲーム検証についても、詳しくは下記記事で書いています。

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ワイモバイルのポケットWi-FiでPS4やオンラインゲームが快適プレイできるか検証してみた ワイモバイルが展開しているであるポケットWi-Fi(Pocket WiFi)は、外出先で仕事をするノマドワーカーや、自宅に光回線を引かない人の代用ネット回線として人気があり...

検証ではPS4のバトルフィールド4をプレイしてみましたが、結果だけいうと、朝から夕方までは普通にプレイできるものの夜20時以降は重さが気になり始めます。

夜に回線混雑してくるとキャラの動きがガタガタになってきます。個人的には我慢できるレベルですが、「気にはなるレベル」でもあります。

しむまる
体感としてSoftBank Airと比較するならば、やはりSoftbank Airの方が安定してプレイできる印象ですね。

また、通信が安定しないときにSoftBank AirならLANケーブルをつないで有線接続ができますが、ポケットWi-FiはLANが繋げないので有線では接続できません。この点でもやはり不利ですね。

ポケットWi-Fiの通信速度|応答速度を示す「Ping」が高め

続いてポケットWi-Fiの通信速度について。

こちらも実際にスピードテストしてみました。

比較的回線が混雑してくる夕方18時と夜20時に計測しましたが、どちらも下り18Mbpsとまずまずの数値が出ています。夜間に関してはSoftBank Airよりも速い数値ですね。

ただ気になったのはPing(応答速度)の数値が80〜117msと高いことです。今回紹介した工事なしWiFiの中でも一番悪い数値ですね……。

Pingが100前後というのは、お世辞にもゲームが快適とは言いづらいです。

ポケットWi-Fiの速度はそこそこ普通なのにゲームプレイに重さを感じるのは、このPingのせいかと思います。

ポケットWi-Fi(使い放題プラン)の月額料金や契約期間

ポケットWi-Fiを使い放題プランで利用する場合は月額4380円以上かかります。

代表的な「Pocket WiFiプラン2」だと以下の通り。

月額料金
Pocket WiFiプラン2 3696円
アドバンスオプション(使い放題) 684円
本体代金 実質0円など
合計 4380円~

≫料金プラン詳細はコチラ

ポケットWi-Fiは、通信料無制限(使い放題)で通信をするための「アドバンスオプション」料や本体代金がかかるため、月額料金は4380円からとなります。

ポケットWi-Fiの契約期間は基本的に3年間です。WiMAXなら2年契約も選べますが、ポケットWi-Fiは3年と長めなので注意しましょう。

リンク≫ポケットWi-Fi公式サイトを見てみる

投稿が見つかりません。

 

オンラインゲームにオススメの持ち運びWi-Fi(モバイルルーター)まとめ

最後にもう一度、私のおすすめ順と比較表を並べておきます。

持ち運びWi-Fiでオンラインゲームするなら(おすすめ順)

  • 【通信量制限なし!】 どんなときもWiFi 」……ポケット型Wi-Fiながら3日10GB制限なしで使い放題。速度もゲームプレイに十分な速さ。有線接続や5G接続はできないが、持ち運び可能で外でもどこでもゲームできるメリットあり。
  • 【向いていない】WiMAX」……速度的にゲームができなくはないが、3日10GB制限があるため長時間プレイは厳しい。
  • 【向いていない】PocketWi-Fi」……3日10GB制限があるので同上。体感的にはWiMAXより速度が遅い気がする。

比較表でチェック

※スマホは横スクロール可

どんなときもWiFi WiMAX PocketWi-Fi
工事 不要 不要 不要
月額料金 2年間3480円
3年目〜3980円
4380円 4380円〜
通信量上限 なし なし(実質月100GB程度) なし(実質月100GB程度)
速度制限 ほぼなし 3日10GB制限 3日10GB制限
携帯性 バッテリー充電、外出先で可能 バッテリー充電、外出先で可能 バッテリー充電、外出先で可能
最大速度 150Mbps 1.2Gbps 612Mbps
実際の速度目安 20Mbps〜40Mbps 10Mbps〜20Mbps 10~20Mbps
Ping(応答速度) 30~40ms 60~70ms 80~117ms
有線接続 できない ルーターによる できない
同時接続台数 5台 ルーターによる ルーターによる
契約期間 2年 2年か3年(プロバイダによる) 3年
スマホ割引 なし auスマートバリュー ソフトバンク「おうち割」
公式サイト どんなときもWiFi UQ WiMAX ワイモバイル

※内容は時期によって変更される場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

しむまる
持ち運びWi-Fi(モバイルルーター)でオンラインゲームするなら、候補は3日10GB制限がない「どんなときもWiFi」が基本的には個人的にはベストですね。

WiMAXとPocketWi-Fiは大手のブランドと人気がありますが、3日10GB制限があるのでオンラインゲームには向いていません。

マイナーなWi-Fiまで含めれば3日10GB制限のない持ち運びWiFiはいくつかありますが、その中だとやはりどんなときもWiFiが人気も知名度も頭一つ抜けているので、あえて他をオススメする理由がないという感じです。

ただ、モバイルWi-Fiサービスは利用するエリアや通信環境によって速度などが変動することだけは覚えておきましょう

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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