2017年現在、SIMフリースマホの中で最も人気があるのはHUAWEI(ファーウェイ)の端末でしょう。
ファーウェイスマホは価格も安くコスパが良いと評判で、それまで人気だったASUSを追い抜いて人気トップに躍り出ました。
そんなファーウェイは、下は2万円以下から上は5万円以上まで、幅広い価格帯で多くのSIMフリースマホを販売しています。同じ価格帯でもいくつかの種類が併売されているのが特徴ですね。
ただ結果として、ファーウェイスマホの中でもどれを買えばいいのかわからなくなりがちです。
そこで今回は、ファーウェイスマホのおすすめ端末を価格帯ごとに1台ずつ選んでみました。予算の範囲内でよりファーウェイスマホをゲットしたい人は、ぜひ参考にしてみてください!
※2017年3月時点で発売中の端末に限ります。
3万円未満ならUQモバイル「P9lite PREMIUM」がおすすめ!
価格 | 一括購入時28900円、2年契約で実質3000円 |
OS | Android6.0 |
CPU | Snapdragon 617 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 16GB |
画面 | 5.2インチ、フルHD |
バッテリー容量 | 3000mAh |
カメラ | インカメラ:800万画素 アウトカメラ:1300万画素 |
重さ | 147g |
スペック的には申し分なし
P9lite PREMIUMは、UQモバイル専売です。
そのため、UQモバイルを契約しない場合は個人取引や中古ショップで入手するしかなく入手法が限定的というデメリットがあります。
しかし、スペック的には申し分なしであり、中古相場は未使用品で2万円程度と安価です。
ストレージ容量16GBはちょっと少ないですが、SnapdragonのCPU搭載でメモリ3GBと、使い勝手の良さは普通のP9liteや、新発売されたnova liteよりも上です。
P9liteやnova liteはCPUが「Kirin」というやや格落ちのCPUなので、ゲームアプリなどはもたつきが見られたりと向いていません。P9lite PREMIUMのCPUならこの心配がありません。
ライバルのnova liteは画面が黄色がかっているのがイマイチ
比較対象としてライバルにあたる「nova lite」は2万円程度で購入でき、P9liteよりも性能が上がっている非常に魅力的な端末です。
私は実際にnova liteを持っていますが、nova liteは画面が妙に黄色っぽいのが気になりました。感じ方に個人差はあるかもしれませんが……。
画面の綺麗さというか質感は、定価が高いP9lite PREMIUMの方が上に思えますね。もちろんCPUもSnapdragonのP9lite PREMIUMの方が良かったです。
P9lite PREMIUMは、実質3000円で購入できる
P9lite PREMIUMは、UQモバイルで「おしゃべりプラン」とセット購入するなら実質3000円で手に入ります。
これもUQモバイル独自の割引システムで、最初に3000円だけ払えば、あとは2年間一切端末代の支払いがなく、プランの月額料金のみでOKなのです。
条件として「おしゃべりプラン」(データ容量と5分かけ放題とアプリが1セットになったプラン)の契約が条件なので、通常の○GBプランを選びたい人は割引されません。この点はちょっと惜しいですね。
おしゃべりプランはUQモバイルが新たに打ち出した一押しプランなので、ぜひおしゃべりプランとセット契約して、3000円という破格でP9lite PREMIUMをゲットしましょう。
3〜4万円のおすすめは「nova」
OS | Android6.0 |
CPU | Snapdragon 625 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5インチ、フルHD |
バッテリー容量 | 3020mAh |
カメラ | インカメラ:800万画素 アウトカメラ:1200万画素 |
重さ | 146g |
選んだ理由は、MVNOでの取り扱いの多さと絶妙なサイズ
novaを選んだ理由は、まずMVNOで取り扱いが多いからです。一般的に手が届きやすい価格帯で、一括購入も分割購入も選びやすい3万円台のスマホがnovaですね。
またサイズもコンパクト気味で良いですね。
今は5.2インチのスマホが主流になりつつありますが、novaは5インチです。
5インチのスマホは、性別や年齢を問わず使いやすいです。片手持ちもギリギリ可能で、女性の手でも扱いやすいスマホサイズだと思いますよ。
最近はスマホの大型化が進んでいるので、コンパクトサイズのスマホには需要があります。5インチサイズはnovaの大きな強みでしょう。
CPUはSnapdragon搭載でゲームも快適
novaには、「Snapdragon(通称スナドラ)」という、Androidスマホでは主流のCPUが使われています。このCPUは日本のゲームアプリなどにも広く対応していて、快適に遊べるのがもう一つの嬉しいポイントですね。
ゲームやアプリはCPU性能で快適さが結構変わってくるので、特にスマホゲームをよくする人には大きなメリットです。
MVNOごとのnova販売価格
楽天モバイル![]() |
37980円 |
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34800円 |
DMMモバイル![]() |
34800円 |
エキサイトモバイル![]() |
32800円 |
OCNモバイルONE![]() |
34800円 |
BIGLOBE SIM![]() |
1570円×24回(37680円) |
mineo
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37800円 |
NifMo![]() |
33334円 |
5万円以上だと「Mate 9」がベスト!
OS | Android7.0 |
CPU | Kirin 960 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 5.9インチ、フルHD |
バッテリー容量 | 4000mAh |
カメラ | インカメラ:800万画素 アウトカメラ:1200万画素+2000万画素 |
重さ | 190g |
ダブルレンズ搭載で高画質な写真を撮れる
カメラ性能の高いMate 9は、ライカ製のダブルレンズを搭載しているのがウリで、奥行きのある高画質な写真を撮れます。
モノクロのレンズとカラーのレンズにより、非常に高精細な写真を撮影できます。
もはや一眼レフと同レベルのクオリティなので、スマホ1台あれば別に一眼レフカメラを持ち歩く必要はないかもしれません。
カメラ性能重視の端末を度々発売しているファーウェイですが、その中でもライカ監修の最高品質カメラが搭載されているのはMate 9です。
DSDS対応や4GBメモリなどスペックも申し分なし
Mate 9は、2枚のSIMを使えて同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。
これにより、Mate 9一台で2枚のSIMを使えるようになります。
今まで仕事用とプライベート用などで端末を二つ持ち歩いていた人は一台に集約できますし、データ通信用と通話用でSIMを使い分けたり、キャリアと格安SIMで2枚使い分けたりと、色々な使い分けが可能になるので利便性は飛躍的に向上します。
さらに、メモリ4GBにストレージ容量もなんと64GB。
スペックはSIMフリースマホの中でも最強クラスに位置していますね。
CPUがKirinなのでゲームに向いていないのは弱点
Mate 9のデメリットは、CPUがKirinであることです。
搭載されている「Kirin 960」は、Kirinシリーズの中ではトップクラスの性能なのですが、Snapdragonに比べると性能は低く、特にハイスペックを要求するようなゲームは苦手な端末です。
簡単なミニゲームなら問題ないですが、CGをふんだんに使うようなゲームになるともたつきなどが出て快適性に欠けるので注意が必要です。
MVNOごとのMate 9販売価格
楽天モバイル![]() |
60800円 |
DMMモバイル![]() |
60800円 |
エキサイトモバイル![]() |
49800円 |
まとめ
今回紹介したファーウェイのSIMフリースマホは、いずれも非常に優秀です。
いずれも優秀ですが、「あえてこの3台から最もおすすめを選ぶとしたら?」と聞かれたら、価格と性能のバランスが良いnovaですね。
novaを買う予算がないならP9lite PREMIUM、予算が大幅にあってとにかくスペック重視ならMate 9を買うのがベストです。