私は現在、光回線はドコモ光を使っていますが、プロバイダはGMOとくとくBBを選びました。
GMOとくとくBBは無線LANルーターを無料でレンタルできるのが一番大きな理由。
GMOとくとくBBは回線混雑を避けて高速通信ができる「v6プラス」に対応していますが、無料のレンタルルーターさえ申し込めば別途で機器の購入が必要なありません。通信機器に詳しくない人でも簡単にすぐにネット環境を作ることができます。
ただ、GMOとくとくBBでは選べるルーターが3種類あります。
この3種類からどれを選べばいいか迷ってしまう人が多いと思うので、
この記事では3種類のルーターを比較しつつ、
- どのルーター機器がおすすめか?
- 私が実際に選んだルーターのレビュー
について詳しくまとめました。
ドコモ光でGMOとくとくBBを検討中の人は、参考になると思います。
ドコモ光プロバイダ「GMOとくとくBB」3種類のルーターを比較してみた
現在、GMOとくとくBBで無料レンタルできるルーターは以下の3つ。
- 【WXR-1750DHP2】
→可動式アンテナ3本搭載・回線混雑にも強い(戸建住宅など、広い家におすすめ) - 【Aterm WG1900HP2】
→アンテナが内蔵式でコンパクト(マンション・アパートにおすすめ) - 【WRC-2533GST2】
→複数機器の接続でも安定のWRC-2533GST2(家族での利用におすすめ)
ざっくりとした特徴を挙げてみるとこんな感じ。
もちろん、レンタルルーターはv6プラス対応で高速通信可能です。
どのルーターを選んでもドコモ光の使い心地に劇的な差が出るわけではないです。
ルーターによって多少好みや特徴が違う程度で、どのルーターを選んでもドコモ光回線の力はちゃんと発揮できるので安心してください
ということを前提に、詳しい各ルーターのスペックをまとめてみました。
スマホは横スクロールできます
WSR-2533DHP2 | Aterm WG2600HS | WRC-2533GST2 | |
(参考)Amazon価格 | 8709円 | 8390円 | 10489円 |
メーカー | BUFFALO | NEC | エレコム |
最大速度 | 1733Mbps | 1733Mbps | 1733Mbps |
サイズ | 37.5×160×160mm | 38×129.5×170mm | 36.5×141×160mm |
重さ | 382g | 約500g | 約380g |
消費電力 | 最大13.8W | 最大13.5W | 最大13.2W |
Wi-Fi接続台数 | 18台 | 18台 | 24台 |
かんたんWi-Fi接続設定 | AOSS、WPS、QRコード | らくらく無線スタート、WPS、NFCタグ、QRコード | WPS |
どのルーターもAmazonでの参考価格は1万円弱となっていて、当たり前ですがさほど大きな差はありません。
価格も同程度なので、以下のように性能・機能面でも共通している部分は多いです。
共通している性能スペック
- ドコモ光の最大速度(上下1Gbps)
- GMOとくとくBBで提供される高速化オプション・v6プラス
- 電波を調整して接続中の機器へしっかり届ける「ビームフォーミング」機能
- 縦置き・横置き・壁掛け
- SSIDやパスワードを旧ルーターから引き継ぐ引越し機能
- 子供に使わせる際の利用時間タイマー
- 外部アンテナがなく、スッキリした本体デザイン
基本的にどのルーターを選んでも、ドコモ光・GMOとくとくBBの性能はしっかり発揮できます。
なので、あとは細かい部分の違いを踏まえて好みの機種を選ぶ感じです。
ルーターを選ぶポイント|どういう人にどのルーターがおすすめか?
参考までに、各ルーターの特徴を踏まえてどんな人におすすめかをまとめました。
BUFFALO製【WSR-2533DHP2】がオススメな人
- 可動式アンテナ3本搭載で広く電波を飛ばせるので、戸建てや広い家の人におすすめ
- 丸みを帯びたオシャレな本体デザインが好きな人
内蔵された3本のアンテナを好きな角度に可動させて広範囲に電波を飛ばせるのが特徴。戸建てのような広めの家で使う人におすすめですね。
また私が気に入っているのは本体デザインで、現在選べる3機種の中では一番オシャレに感じました。
ルーターは角ばってゴツゴツした印象が強い中、角が丸く加工されていて無骨さがなくスタイリッシュさを感じます。ブラックカラーの本体はスタンドが金色、インターネット接続を簡単に済ませられるAOSSボタンは赤など、カラフルな色遣いも良いですね。
ルーターは部屋のインテリアに入ってくる機器でもあるので、デザイン重視の人にはおすすめです。
NEC製【Aterm WG2600HS】がおすすめな人
- NECというメーカーに絶対的な信頼を持っている人
- NECの技術で電波強度アップ、公式でも「おすすめ」とされているルーター
Aterm WG2600HSは、先に紹介したBUFFALOのWSR-2533DHP2と性能・機能面でかなり似通っています。どちらを選んでも使い勝手はそれほど変わらないので、単純にデザインやメーカーの好みですね。
Aterm WG2600HSを販売しているのは誰もが知る「NEC」。明治時代から存在する超大手・老舗の電機メーカーとあってブランド力・信頼性は抜群です。
なので、NEC製品がイイ! という人はこちらのルーターがおすすめ。
ちなみにGMOとくとくBBの公式サイトで「おすすめ」とされているのも、このAterm WG2600HSです。
エレコム製【WRC-2533GST2】がおすすめな人
- 同時接続台数が多いので、複数機器で接続したり家族複数人で使いたい人
- LED遮光パネル搭載なので、ランプの光(点滅)がうるさくない方がいい人
エレコムのWRC-2533GST2は、他2機種に比べると性能・機能面で勝っている部分が多いです。
特筆すべきは、同時接続台数が最大24台と他2機種より6台も多いこと。パソコン・スマホ・ゲーム機など複数機器で同時にネットを使いたい場合や、家族みんなで使いたい場合なんかは同時接続台数が多いルーターの方が耐えられるのでおすすめ。
WRC-2533GST2は消費電力が一番小さく、ルーターのランプに遮光パネルが採用されているので点滅の灯りがうるさくならないのもメリットですね。
単純に購入するとなると1番高いルーターなので、デザインにこだわりがなければ高性能なWRC-2533GST2を選んで間違いないです。
私はBUFFALOのルーター「WSR-2533DHP2」を選びました!【実機レビュー】
私が実際に選んだルーターは、BUFFALOのWSR-2533DHP2。
マンションに一人で住んでいるため接続台数は18台で十分、とくに性能・機能面でのこだわりはなかったので、デザインを重視して選択しました。
バッファロー製のルーターは過去に何台も使ったことがあり、いずれもしっかり使えた経験があるため、個人的に信頼も強いです。
(NECのルーターは以前買って調子が悪かったことがあるので、避けました…)
届いたのはブラックカラーのモデルでした。
実物を見てもやはりなかなかの格好いいデザイン、選んで正解だったと感じました。
ちなみにWSR-2533DHP2にはゴールドカラーのモデルもありますが、GMOとくとくBBではレンタル申込時に色を選ぶ項目がありません。
公式サイトにもゴールドモデルは載っていないのでおそらくブラックカラーが届くと思われますが、断言はできません。
背面(立てて置く場合は左側面)に、SSIDやパスワードが記載されています。
縦置き時にひっくり返さなくても情報をチェックできる、ありがたい仕様が良いですね。
端子も充実していて、4つの有線機器を接続可能となっています。
ONUに接続するポートが色分けされていて、ひと目で判別できるのも良い気配り!
ルーターの設定はアプリから簡単にできる
ルーターの設定はブラウザを開いて専用URLを入力したり、付属のCD-ROMを使ったりするのが一般的です。
しかしWSR-2533DHP2なら、スマホからアプリですぐに管理画面を表示できます。
パソコンを持っていない人・あまり使っていない人も、ONUや電源コードとの配線を済ませてスマホでSSIDに接続・アプリを開けば、管理画面にすぐ移動できてラクラクですよ。
WSR-2533DHP2に記載されているSSIDに接続してからアプリを開けば、このようにルーターが表示されます。
設定画面ではSSIDやパスワードを設定したり、インターネット接続設定の変更をしたりできます。
インターネット接続設定は、v6プラスならONUと接続すれば自動で反映される
GMOとくとくBBの「v6プラス」には、回線混雑のポイントを避けることで通信速度の高速化ができるだけでなく、「接続設定が簡単」というメリットもあります。(この点は他機種のルーターでも同じです)
ONUから伸びているLANケーブルをWSR-2533DHP2の青いポートに接続して数分待てば、勝手にインターネット接続が設定されるんです。
※ONUとは、ドコモ光契約時に自宅に設置されたNTTの機器(上記写真)。光信号と電気信号を変換して、インターネットを使えるようにする役割を持っています。
契約書類に記載されているSSIDやパスワードを入力する手間がかからず、打ち間違えによるエラーの心配もなし。
実際に接続してみても、確かに3分程度待てばルーターのランプがすべて点灯・インターネットに繋がりました。
ルーターは工事日までに順次発送される
GMOとくとくBBのレンタルルーターを申し込んだ際の発送タイミングは、申込内容によって変わります。
発送タイミング | |
支払い方法としてクレジットカードを登録、ドコモ光の回線工事前日までに申し込む | 工事日前日までに発送 |
その他 | 工事日から7営業日後を目処に順次発送 |
すぐにルーターを受け取りたい場合は工事日前日までに、クレジットカード払いを設定してレンタルを申し込みましょう。
【参考】GMOとくとくBBには、無料の訪問サポートもある
ちなみにGMOとくとくBBでは、ドコモ光契約者向けにインターネット接続の訪問サポートも無料で提供されています。
インターネット接続や機器のWi-Fi接続、メール設定などを一通り代わりに行ってもらえます。
ONUとルーターを接続すれば初期設定が終わるGMOとくとくBBのv6プラスですが、どうしても設定が自分でできない!という方でも訪問サポートを申し込めば大丈夫です。
ドコモ光プロバイダ「GMOとくとくBB (WSR-2533DHP2ルーター)」の通信速度は爆速!
参考までに、GMOとくとくBB(v6プラス)の通信速度についても計測してみました。
使用したルーターは、もちろん無料レンタルしたWSR-2533DHP2です。
【朝8時】
【昼12時】
【夕方17時】
【夜20時】
- 【朝8時】下り339Mbps/上り271Mbps/Ping11ms
- 【昼12時】下り224Mbps/上り261Mbps/Ping11ms
- 【夕方5時】下り190Mbps/上り328Mbps/Ping12ms
- 【夜8時】下り213Mbps/上り337Mbps/Ping13ms
ご覧の通り、朝から晩まで爆速です。
動画・オンラインゲームはもちろん、動画編集のような高度な作業までサクサクこなせる速度ですね。
GMOとくとくBB公式サイトでは実測も公開されていて、2018年8月~2019年4月1日時点では「全国平均下り157.3Mbps・上り109.12Mbps」だそう。
うちで計測した方がむしろ速いですね(笑)。
ひとまず、GMOとくとくBBの通信速度に関しては何一つ心配不要です。
ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBが一番おすすめ
私はOCNのプロバイダからGMOとくとくBBにプロバイダ変更しましたが、やはりドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBがおすすめですね。
高速通信「V6プラス対応」で速度が速いというのもあるし、ルーターが無料レンタルできるというメリットが大きいです。
37ヶ月間のレンタル期間満了前にレンタルをやめると10000円の契約解除料がかかりますが、代わりに37ヶ月間レンタルを続ければ、ルーターが返却不要になるというメリットも。(自分のものとして、ずっと使い続けられます)
月額料金で見ても、ドコモ光は選ぶプロバイダによって月額料金が変動するしくみで、GMOとくとくBBはタイプBより200円安いタイプAに含まれます。
月額料金(税抜) | |
戸建住宅 | 5200円 |
集合住宅 | 4000円 |
つまり、
「速い」「安い」「ルーター無料」
と大手プロバイダでは一番手堅くおすすめポイントが揃っているプロバイダですね。
GMOとくとくBBの特徴
- WiMAXなども手がけるIT大手GMOのプロバイダサービス
- 無線LANルーター無料レンタル
- V6プラス対応で高速通信可能
- 100Mbpsを切っていたら100ポイントプレゼント
- セキュリティソフト(マカフィー)12ヶ月間無料
- タイプAで月額料金が200円安い
- 速度制限なし