しむまる
メーカー名を聞いたことがなかったので若干不安もありましたが、実際に使ってみると「充電は爆速、サイズもコンパクトで大満足」ですね。
私のように外出先で仕事することが多い人は、モバイルバッテリーは必須アイテムです。ぜひ参考にしてみてください。
Omarsのモバイルバッテリー・10000mAhの外観チェック
Omarsのモバイルバッテリーを、開封していきましょう。
といってもモバイルバッテリーなので、内容はとてもシンプルです。
海外のモバイルバッテリーは外箱などがシンプルなものも多いですが、Omarsのモバイルバッテリーの外箱は、知りたい情報が全部記載されています。
「18WでUSB PD対応、急速充電ができる」「10000mAhの容量」「USB Type-Cに対応している」といったことに加えて、本体の端子・機能まで写真でわかります。
個人的には、デザイン重視の外箱よりも好みですね。
そして箱を開封すると、モバイルバッテリー本体が現れました。
本体カラーは紺色、メーカーロゴや各種規格のロゴが記載されています。
大きさ的には、iPhone XSと同程度ですね。
2つの充電端子に対応するケーブルが付属
Omarsのモバイルバッテリーでかなり気に入ったのが、付属ケーブルです。
見ての通り、
- microUSB
- USB Type-C
2つの端子に対応していて、なおかつ長さも15cmくらいで短めです。
持ち運びやすく、2つの端子の機器の充電にも対応しているので、これ単品で市販して欲しいと思ってしまうレベルです。
ただし、iPhoneユーザーは別途Lightning変換アダプターやケーブルを用意しないといけないのでご注意ください。
私はmicroUSB端子をLightning端子に変換するケーブルを常に装着して持ち運ぶことで、1つのケーブルで3役ができる状態にしています。
端子が充実/USB Type-Cでの充電・給電に対応
モバイルバッテリーの本体上部には、電源ボタンや各種端子があります。
左から電源ボタン、USBポート、USB Type-Cポート、microUSBポートですね。
モバイルバッテリーへの給電はUSB Type-CかmicroUSBで行えますが、公式に「USB Type-Cの方が充電が1.5時間早い」と説明されているので、USB Type-Cで充電するのが良いでしょう。
注意!付属のケーブルではUSB Type-Cによる急速充電ができない
付属のケーブルは本体に接続する側がUSB Type-Cではないので、そのままではUSB Type-Cの「PD」対応機器へ急速充電ができません。
コンセントからモバイルバッテリー側への急速充電も、USB Type-C対応ケーブルが必須です。
私はエレコムやAppleのUSB Type-Cケーブル(PD対応)を使って、モバイルバッテリーへ給電したり、スマートフォン等を充電したりしています。
Omarsのモバイルバッテリーの実力を最大限発揮させるなら、対応ケーブルは必須ですよ。1000〜3000円程度で買えるので、用意しておくことをおすすめします。
ランプで残量を確認できる
Omarsのモバイルバッテリーは、なんとランプで具体的なバッテリー残量を確認できます。この点は素晴らしいと感じました。
Ankerなど人気メーカーのモバイルバッテリーはただ明かりが点滅するだけなので、具体的にあと何パーセント残っているかは判断できません。


Ankerはランプが点灯するのみ
Ankerのバッテリーより薄く、一回り大きい
私は今までAnkerのモバイルバッテリーを持ち歩いていましたが、Omarsのモバイルバッテリーはより薄いです。


黒がAnker/青がOmars
ただしサイズ自体は、同じ10000mAhだとOmarsの方が一回り大きいです。(重さは同程度)
USB PD充電対応でより速く充電できたり、USB Type-Cへ対応していたりする付加価値も考えれば、一回り大きくても十分満足できます。
またカバンの薄いポケットなどに入れて持ち運ぶなら、Omarsのモバイルバッテリーがスリムですね。(Ankerのものは厚みがあるので、ちょっとかさばります)
20000mAhや40200mAhのバリエーションもある
Omarsのモバイルバッテリーは、他にもたくさんあります。
より容量が大きい20000mAh↓
コンセント機器への充電に対応する40200mAh↓
などなど、バリエーションは多いです。
私は今回「スマホやPCへの一時充電用」として、携帯性を重視したために10000mAhを選びました。
携帯性より充電での活用を最重視するなら、より大きい容量のモデルを選ぶのも良いでしょう。
Omarsモバイルバッテリーの充電性能をスマホ/iPad/MacBookでチェック!
急速充電対応のモバイルバッテリーということで、どのくらいの充電性能があるのか気になるところ。そこでiPhone/iPad/MacBookと主要なデバイスで充電時間をチェックしてみました。
スマホの充電はスムーズ/2時間程度で満充電
iPhone XSはUSB Tyoe-C搭載のLightningケーブルで急速充電ができるので、実際に試してみました。
iPhone XS側のバッテリー残量22%から充電開始してみます。
図のようにケーブルを接続して、19時48分に充電開始。
40分経過時点ですでに74%まで充電されていました。
充電満タンになったのが21:56なので、およそ2時間で充電完了。
一方でモバイルバッテリーのバッテリー残量は、充電開始時の100%から32%ほど減って68%になっています。
つまり、モバイルバッテリー容量1/3のパワーでiPhone XSを2時間で充電完了させる性能ということですね
モバイルバッテリー容量100%であれば、iPhone XSなら2〜3回は満充電できると考えられます。大部分は最初の1時間程度で充電されるので、外出中のとっさの充電では大いに役立ちますね。
iPadも爆速充電/80%充電できたが、バッテリー側の消費が大きい
iPadはUSB Type-C対応なので、こちらも充電してみました。
バッテリー残量3%、機器同士をUSB Type-Cで接続して8時3分に充電開始です。
1時間経過した9時3分には46%まで充電されています。
一方でモバイルバッテリー側の残量は40%まで低下していました。
かなり速いスピードで充電されていて、バッテリー消費もまた爆速といった印象です。
2時間経った時点でモバイルバッテリーの残量が0になってしまいました。
この時点でiPadの充電残量83%なので、2時間で10000mAhを消費・80%充電できたことがわかります。
モバイルバッテリーがフルパワーでも、iPadは満タン充電はできない感じですね。とはいえ2時間で80%程度は回復できるので十分とは言えます。
MacBook Pro13インチの充電は59%回復!
外出先ではMacBook Proの13インチモデルを使う機会が多いので、念のため充電を試してみました。
充電34%の状態からテストしてみます。
3時間ほど経過した段階で確認したところ、MacBook Proのバッテリー残量は93%となっていたので、59%充電できたことがわかりますね。
また、後にケーブルを接続したままMacBook Proを使ってみましたが、問題なく充電しながらの作業もできました。
流石にモバイルバッテリー1つで1日持たせるのは無理ですが、一時的にバッテリー消費を遅らせる、移動中に少し充電するといった場面で役立ちそうです。
Omarsのモバイルバッテリーを使ってみて感じたデメリット



指紋や汚れが目立ちやすい
写真だとわかりにくいのですが、本体上部のプラスチック素材部分は、指紋などの汚れが目立ちやすいです。
しかも一度汚れが付くとなかなか取れず、今回撮影したバッテリーランプの写真など、よくみると汚れが取れずに付いたままになっているのがわかります。
その点で言うと、下記画像のAnkerのモバイルバッテリーはザラザラの面しかなく、汚れなどはとくに目立ちません。
見栄え重視であれば、やはりAnker製品の方が上手ですね。
スマートフォンを重ねて持ち歩くなら、滑り止めのシールがあった方が良い
私はあまり行いませんが、モバイルバッテリーとスマートフォンを重ねて持ち歩く人は、滑って落としてしまわないように気をつけましょう。
100円ショップなどで売っている、滑り止めシールをバッテリー側に貼っておくのがおすすめです。
ちなみに20000mAhのOmars製バッテリーには、滑り止めデザインのものもあります。
重ねて持ち歩くなら、滑り止めデザインのモデルを選ぶのも良いですね。
ただし今回紹介したものとは充電仕様が異なることにご注意ください。
【最後に】Omarsのモバイルバッテリーには12ヶ月保証があり!壊れても安心
Omarsのモバイルバッテリーには12ヶ月保証があります。
万が一壊れてしまっても1年間はサポートを受けられるので安心して使えますね。
Amazonの商品詳細ページに記載されているメールアドレスへ問い合わせれば対処してもらえます。ぜひ参考にしてみてください。