スマートスピーカーが国内展開されて話題になってから数年経ちますが、今ではあまり盛り上がっている様子もなくなってきましたよね・・・。
しかし、たまたま機会があってAmazonの「Echo dotの第3世代」購入したのですが、実際に使ってみると一昔前のスマートスピーカーより明らかに改善されていて、予想以上に生活がガラッと快適になりました。
Echo dotとは・・・?
Echo Dotは音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スマートホームの操作、アラームのセットなど簡単に音声操作。コンパクトサイズなのでお好みの場所へ。
例えば今この記事を書きながらでも情報を聞ける手軽さ、さらには起床の手助けや休憩時間の暇つぶしなど、頻繁に機能を活用できています。
声で操作する関係上、目当ての音楽を再生できないなどトラブルが発生することもありますが…、総合的にはなかなか便利です。

Echo dot 第3世代の外観デザイン・機能をチェック!
本体は円柱型のデザイン。
側面がデニム系の素材になっているのが特徴です。
以前に初期型の旧モデルを買って使用していたことがあったんですが、旧モデルは側面が普通の樹脂素材で安っぽかったんですよね。
低価格モデルでも高級感のある仕上がりになった第3世代は、なかなかデザイン面での満足度が高いです。
本体底面はゴムになっていて、つるつるした場所に置いても滑りません。
スマートスピーカーは置いて使うものなので、設置性に優れているのはありがたいです。
ただホコリや細かいゴミが付きやすいので、定期的に掃除しないとダメですね。
ちなみにEcho dotは壁掛けにも対応していますが、専用ホルダーを購入しないと壁にはかけられません。



ボタンは音量とマイクオフ(声に反応しなくできる)、そして一時的に「アレクサ」と呼ばずに命令を出せる機能に分類されています。
音量は「アレクサ、音量を下げて(上げて)」と言って調節できますし、マイクオフもあまり誤作動しない関係上使うことがないなどの理由で、ボタンを使う機会はほぼないですね。
バッテリー非搭載・ACアダプター駆動
Echo dot第3世代はバッテリーが搭載されておらず、ACアダプターでコンセントに接続して使います。
やや左右に広いプラグなので、横にコンセントが広がっているマルチタップでは使いづらいことに注意。
本体に接続する端子はUSBではないので、Echo dotを使う=専用ACアダプターを使ってコンセントを1つ消費することとなります。
せっかくのコンパクトな機種なので、USB-Cなどで手軽に電源接続できると嬉しかったですね。
ちなみにコンセントに接続すると電源が入り、電源をオフにするにはコンセントからケーブルを抜くしかありません。
イヤホンジャック対応・スピーカーを接続して音質・音量を改善可能
Echo dotはイヤホンジャック端子を搭載していて、音声を外部スピーカーに接続可能です。
しかし私は現在手元にこれといった有線対応スピーカーがなく、そもそも1つの部屋でしか使わないため、本体スピーカーで運用中です。
音楽再生メインで運用する、音にこだわりがある方は、外部スピーカーを使ってみるのもよさそうですね。
Echo dot 第3世代はスマートスピーカー!聞きたい情報を即座に声で聞ける
Echo dot第3世代はAlexaアプリですぐにセットアップでき、自宅に設置しておけばいつでも「アレクサ、○○して」と話しかけて使えます。
「声だけで操作って、一体何ができるんだろう」「この程度しかできないだろう」とあまり信用していなかったんですが、今回第3世代のEcho dotを使ってみると、できること・わかることが多くて驚かされました。
天気予報は気温や時間帯を設定して詳しい情報を聞ける
私は毎朝・毎晩天気予報を確認するため、決まった時間にテレビを見ています。
理由は、テレビだと最高気温・最低気温がわかったり、時間帯ごとの天気の変化を詳しく確認できたりするからです。
スマートスピーカーは、天気予報はせいぜい「晴れのち曇り」程度の簡単な情報しか聞けないものだと思っていて、「これではテレビの代わりにならないと思っていました…。
しかし実は、Echo dotでは「午後○○時の天気は」「明日の午後○時の気温は」といったように細かく指定すれば、ピンポイントに絞った詳細な情報を確認できます。
スマートスピーカー初期からここまでできたのか、最近機能が改善されたのかは不明ですが、これだけ詳しく聞ければテレビの天気予報の代わりになります。
詳細な天気情報をすぐ確認できる結果テレビをわざわざつける必要がなくなり、電気代を節約・天気予報開始まで待機する時間もカットでき、生活がスムーズになりました。
もちろん天気予報以外にも、予定の管理だったり、電気のON/OFFしたり、翻訳機能を使ったりなど色々と答えてくれます。
アラームは声で設定可能!朝の寝起きは発声でアラームを止めるので嫌でも起きる
Echo dotにはタイマー・アラーム機能もあり、指定した時間に音楽を流して知らせてくれます。
「アラームやタイマーなんてスマホでも使えるじゃん」と思うかもしれませんが、使い方によってはEcho dotのアラート機能の方がスマホより便利です。
タイマーは「3分後にタイマーを設定」と言うだけでも設定できるので、カップ麺を食べる時などにわざわざスマホを操作して時間をロスする心配なし。(Alexaアプリからも設定は可能です)
アラームは声を出して「アレクサ、アラームを止めて」と言わないと音が鳴り続けるので、止めてすぐ寝てしまって寝過ごしてしまう心配がありません。
しっかり声出さないとスピーカーが反応してくれないので、ちゃんと発声するために嫌でも起きる必要があるんですよね。この面倒くささが逆に助かっています。
そのおかげで二度寝してしまう日は一切なくなり、朝早くにしっかり起きられるようになりました。
私は普段から家で仕事をしているため、実のところそこまで時間に厳しくする必要はないんですが…、一人暮らしで会社や学校に通っている方にはかなり役立つアラームですよね。
Apple MusicやAmazon Musicで音楽を再生!radikoでラジオも聞ける!
Echo dot第3世代はAmazon MusicとApple Musicに対応しています。
「アレクサ、○○を再生して」と呼びかければ曲を再生可能です。
私はApple Musicを普段から使っているので、Apple Musicをデフォルトに設定しています。
Amazon Echoの発売初期はApple Musicに対応しておらず、聴ける曲がほとんどなかったんですよね…。
現在は、自分で用意した・そしてAppleのデータベースに保管されているたくさんの音源を自由に聴けます。
Echo dotを今回手に入れた結果、スマホにイヤホンやスピーカーを接続して音楽アプリから曲を再生する手間がかからなくなりました。
ただし聴きたい曲と同じ曲名の別の曲が再生されたりすることが度々あるのは、今後の改善に期待ですね。
また、Echo dotはradikoにも対応済み、以前は使えなかった「radikoプレミアム」のエリアフリー機能も使えるようになりました。
エリアフリーとは、県外の放送を楽しめる便利な機能です。例えば東京にいながら青森のラジオ局の放送を聞けます(月額350円)。
私は住んでいる県の放送をほぼ聴かないため、過去にEcho dotの旧モデルを使っていた時はかなりもの足りず、結局スマホからエリアフリーで県外の放送を聞いてばかりいました。
Echo dot第3世代導入により、声の操作だけで手軽に聴きたい地域のラジオ放送を楽しめるようになりました。
様々な便利機能「スキル」を自由に追加・カスタマイズできる!エンタメ系機能も充実
Echo dot第3世代には、「スキル」という様々な会社が提供する便利な機能がラインナップされており、自由に登録して機能を追加できます。
英語の勉強ができるスキルや、カラオケができるスキルなど便利なスキルが沢山あります。
ここまでに紹介したradikoやApple Musicも、スキルの一つとして提供されているものですね。
スキルの追加は、Alexaのアプリからすぐにできます。どんどん機能を増やして自分好みにカスタマイズできるのは楽しいですね。
しかし、外部提供のスキルには1回使えば飽きる機能が多いので、買って1週間くらいしたら普段遣いするスキルは2~3個しか残らないですね…。
例えば上の画像にある「海外のカフェの音」などは、1回聞けば十分です。
Echo dotのスペック評価|低価格でもしっかり使える
Echo dotのスペックは以下の通り。上位モデルとも比較してみました。
※スマホは横スクロール可能です
Echo dot | Echo | Echo Plus | |
価格 | 6980円 | 11980円 | 17980円 |
スピーカー仕様 | 通常のステレオサウンド | 360度対応プレミアムサウンド | 360度対応プレミアムサウンド |
センサー | × | × | 温度センサー |
スマートホーム家電操作 | ○(専用ハブが必要) | ○(専用ハブが必要) | 専用ハブ不要・話しかけるだけでセットアップ可能(Zigbee規格) |
サイズ | 43×99×99mm、300g | 148×99×99mm、780g | 148×99×99mm、780g |
音声で情報を聞けるメイン機能はいずれも同じ(Plusのみ室内の気温も聞けますが…)、基本的に違うのは細かい部分だけですね。
Echo dotと他2機種では高さが大きく異なり、Echo dotのほうが10cm短いです。
机などに設置する関係上、高さはあまり問題ないかもしれませんが、外観上コンパクトなのはEcho dotですね。
Echo Plusは単体で対応する照明やエアコン等の家電操作・初期設定を行えるのが便利ですが、使いこなせる人は限られてきますし価格も高いです。(高額な設備を部屋にたくさん用意しないといけません…)
無印Echoは、主にスピーカーがどこにいてもハッキリ聞こえる360度スピーカーになっているのがEcho dotとの違いですね。
Echo dotも音質は悪くない(FMラジオより少しクリアー)ので、よほどこだわりがなく家電操作も使わないなら、小さくて安価なEcho dotを選ぶのがおすすめです。
Echo dotを使ってみて感じたメリット・デメリットまとめ
Echo dotの満足できたメリット
良かった!
- 別の作業中に並行して情報を聞けるので便利
- radikoで日本中の番組をリアルタイム再生できる
- 音質は十分良く、使っていてストレスにならない
Apple Musicやradikoのエリアフリーにも対応するなど、昔使っていた第1世代より使い勝手は明らかに向上していて、私の生活にも役立てやすくなりました。
Echo dotのある生活に慣れると、今までのスマホアプリを開いて行なっていた作業でも細かく時間を消費していたのだと感じます。
あと細かい部分になりますが、「Hey Siri」や「OK Google」は似たような語感の言葉が多いのかけっこう誤動作が多いのですが、「アレクサ」はまず誤動作しません。
勝手にテレビなどの音に反応して変な検索や情報説明をしないのも、煩わしくなくて地味に助かってます。
Echo dotのイマイチだったデメリット
イマイチ・・・
- ACアダプターの接続端子が独自の形状
- 音楽再生は希望の曲が再生されないケースがしばしばある
- たまに本体から音がするが理由が不明で気になる
充電ケーブルが専用のものなのが使いづらいので、後継モデルではUSB-Cに対応してくれると嬉しいですね。
あとは何か通信しているのか、たまに「ポーン」という大きめの音が聴こえるのがちょっとうるさく感じます。
総評まとめ



コンパクトながら音質十分で、機能性も抜群で大満足です。
最近はほぼ一日中家にいるので、Echo dotを使ってラジオや音楽、天気予報といった機能を活用する場面が多いですね。
画面があるスマートスピーカーも最近増えてきているので、画面付きだとどう役立つのかも徐々に気になってきました
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