SoftBankの光回線サービスである「 SoftBank光 」でオンラインゲームが快適にできるか検証していくシリーズ。今回はSwitchのスマッシュブラザーズ(大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)が満足にプレイできるかを実際に検証してみました。
スマブラのような対戦格闘ゲームは一瞬でもラグが入ると勝負にならないほど機敏なゲームなので、ラグらないネット回線でないととてもじゃないけど遊べません。
その点ソフトバンク光ならどうかと検証してみましたが、結論から言うと、
SoftBank光でスマブラはラグなし快適にプレイできました。
下記で通信速度やプレイ感について詳しく書いていきます!
公式HP SoftBank光
SoftBank光の通信速度ってどれくらい?
私が使っているSoftBank光のモデム。用途によってWi-Fi接続するものと有線ケーブルで繋いでいるものもあります。
速度計測は、Wi-Fi接続と有線接続とそれぞれ計測してみました。
Wi-Fi接続時の通信速度テスト結果
スマホやノートパソコン、PS Vitaをする時はWi-Fi接続をしています。今回はスマホアプリで速度テストしてみましたが、その結果がこちら↓
下り145Mbpsとめちゃくちゃ速いですね。
何度か繰り返し測ってみましたが、若干のブレは出るものの大体同じレベルの速度が出ていました。
有線接続時の通信速度テスト(PC、PS4などオンラインゲーム時)
仕事で使うメインのデスクトップPCやPS4などオンラインゲームで遊ぶ時はケーブルで繋いで有線接続しています。
PCで速度テストしてみました。
さすが有線接続だと210Mbpsと超速いです。Wi-Fi時より断然速いですね。有線で繋いでいるから当たり前ですが。
一応もうひとつ別の速度計測サイトでも計測してみました。
269Mbpsとさらに速くなってしまいました。
SoftBank光は公式では最大速度1Gbpsを売り文句にしていますが、これは理論値(理論上は可能とされる数値)なので実際に出る数値ではありません。
とはいえ、実測で200Mbpsも出れば体感的には何もわからないレベルです。動作がもたついたり遅いと感じることはほぼないと言っていいです。
高速を出すのに光BBユニットは必須
一つ注意点として、ソフトバンク光でここまでの通信をするには「光BBユニット」というソフトバンクが有料でレンタル提供している専用ルーターが必須です。
上で載せた写真のモデムですね。ソフトバンク光専用のモデムです。
これはソフトバンク光とは別料金でレンタルしないといけません。
この光BBユニットをレンタルせずに、市販のルーターなんかを使っていたりすると、ソフトバンク光のスペックを最大限活かせないので速度が出にくいです。
快適にオンラインゲームをするのであれば、光BBユニットの契約は必須です。
参考記事ソフトバンク光の通信速度を測定テスト!遅いという評判が出るのはなぜ?【光BBユニット/高速化対策】
ソフトバンク光で実際にSwitch版スマブラをプレイしてみた
しかも対戦アクションゲームなので、動作のズレや一瞬のラグは致命傷になるゲームなので死活問題ですが… ほとんど問題なく快適プレイできました。
タイトル表示→マッチングまでの流れはサクサク
スマッシュブラザーズのメニュー画面から「オンライン」を選択すると、早速読み込みの後に対戦相手のマッチングがスタートします。
ロード画面の待ち時間は5〜10秒くらい。光回線でプレイするときと変わらないスムーズさです。
マッチングはCPUと対戦している裏で10~30秒かけて行われますが、こちらの動作や待ち時間も光回線で遊んでいるときと変わらないプレイ感。
朝から晩まで十数回プレイしましたが、ラグや動作の重さはなく、いつでも快適そのものでした。
2~3人対戦は動作サクサク、攻撃や移動の遅延も一切なし
スマッシュブラザーズのオンライン対戦は最大4人で行われますが、2~3人で対戦した状況ではとくに気になる部分はなし。
格闘ゲームなんかだとコマンド入力から攻撃の発生までにラグが出たりしがちなのですが、そういった「重さ」も一切なくサクサクと戦うことができました。
相手を掴んで投げたり、強力な必殺技で場外に飛ばしたりなど、至って快適そのもの。
ゲーム終了後の勝利画面や順位表示もスムーズ。
結局2〜3人プレイでは、ソフトバンク光で全く問題なくサクサクプレイすることができました。
4人対戦プレイだとやや動作が乱れるシーンも(他プレイヤーの回線の遅さが影響している可能性)
唯一やや気になったのは、4人対戦時は動作が重くなる場面もちらほらあったことです。
画面がコマ送りのようにガタガタになったり、操作と画面の動きに若干ズレを感じたりする試合もありました。
とはいえ、4~5回対戦したうち、重さが気になったのは2回程度。私の環境では速度に問題ないことは先の検証で明白だったので、一緒に対戦している3人の相手プレイヤーの誰かの回線がいまいちだった可能性が高いですね。
ゲームのオンライン対戦というのは、相手プレイヤーの通信レベルもプレイに影響します。なので、自分の通信速度が問題なくても、一緒に対戦している誰かが遅い回線を使っていると試合全体が遅くなることがあるのです。
とくにSwitchのスマブラは老若男女に人気のゲームなため、PS4やPCと比べると幅広いユーザー層=回線状況が悪いプレイヤーもけっこう多いです(スマブラに限らず、ストリートファイターなども同様)
私が遊んでいるときも、こちらの回線はPing3~4程度で問題ないのに相手の回線が悪くて動作ががたがたになるケースはしばしばあります。
なので、オンライン対戦では動作が重くなっても、必ずしも自分の通信速度が遅いことが原因とは限らないわけですね。
アイテム利用→発動はスムーズ、試合は白熱!
アイテムを拾って使う動作も、光回線と変わらずなめらかな動きで行えましたよ。
ステージに大きなギミックが表示され、一気に複数のプレイヤーを攻撃したり。
巨大なビームガンで、派手な演出とともに相手を攻撃したり。
変わった小道具で相手を混乱させたりなど、楽しい試合が展開されました。
最後の切りふだも問題なく発動、相手を一網打尽に
スマブラでは、ステージ上を飛び交う丸い「スマッシュボール」を破壊することで、超必殺技の「最後の切りふだ」を使えます。
素早い動きで飛び交うスマッシュボールを破壊→必殺技を放つ動作も、自分・相手プレイヤーどちらが行った場合もスムーズでした。
派手な演出と高い攻撃力で、試合はさらに白熱!
画質の乱れやガタガタ感もなく、迫力ある戦いを楽しめました。
4人対戦の時だけ数回、動作が重くなるシーンがありましたが、おそらく一緒に対戦している相手側回線の問題だと思っています。
オンライン対戦はこのように相手側の通信レベルも影響してくるわけですが、ひとまずこちら側は問題なくプレイできるという検証はバッチリできました!
公式HP
SoftBank光
ソフトバンク光の基本情報
ソフトバンク光は基本的に工事が必要
ソフトバンク光を使うには、基本的には開通工事が必要になります。
申し込み後、自宅に業者を呼んで工事を行ったり、機器の接続を行ったりすることによりソフトバンク光を利用できるようになります。つまり、ネットを使い始めるまでに時間がかかるので早めに申し込みしておいた方がいいでしょう。
(工事して開通するまでの間は、
賃貸のアパートやマンションに住んでいる人の場合、大家さんの事情で開通工事禁止(=光回線禁止)としている物件もあります。こうした場合は回線が引けないので、工事不要の
ただし……
SoftBank AirやモバイルWi-Fi(WiMAXなど)は、光回線ではなくモバイル回線を使ったサービスなので、光回線に比べると速度は遅くなります。
SoftBank Airに関しては下記記事で詳しくまとめていますので参考に↓
SoftBank光の開通には、工事費用が別途最大24000円かかってきます。
というのも、ソフトバンク光は回線自体はフレッツ光の回線を使っているからです。回線はそのまま契約の移行だけでOKです。
高速通信には光BBユニットが必須
ソフトバンク光で高速通信をするには「光BBユニット」というソフトバンクが有料でレンタル提供している専用ルーターが必須です。
これはソフトバンク光とは別料金でレンタルしないといけません。
この光BBユニットをレンタルせずに、市販のルーターなんかを使っていたりすると、ソフトバンク光のスペックを最大限活かせないので速度が出にくいのです。
光BBユニットは月額467円でレンタルできます。
ソフトバンク光は光BBユニットを使って高速通信する仕様なので、速度を心配するならレンタル契約しておいた方が絶対にいいです。
SoftBank 光の月額料金は公式サイトで確認!
SoftBank光の月額料金は、人によって結構変わってきます。
スマホとのセット割引が使えるか、フレッツ光を利用しているか(フレッツ光からの乗り換え)によって安くなったりするので、自分の場合は月額料金がいくらになるか公式サイトでシミュレーションしてみましょう。
よく分からなければ、公式サイトのチャットでオペレーターに聞いてみればOK。
申し込み時期によってはキャンペーンもやっているので、その辺も要チェックです。
公式HP
SoftBank光