最近のオンラインゲームはどんどんハイスペックになってきているので、ネット回線を選ぶにあたって「ネットゲームがストレスなくできるか?」はゲーマーにとって非常に重要なポイントです。
とくにオンラインゲームでは速度が遅いとゲーム中にラグ(操作の遅延)が発生したり、動きがガタガタになってイライラしてしまいます。
そこでこの記事では、私が現在使っており、また利用者も非常に多い「ドコモ光」において、ネットゲームが快適にプレイできるかを検証してみました。
ちなみに、ドコモ光のプロバイダは「GMOとくとくBB」です。
GMOとくとくBBは、混雑ポイントを回避して従来より高速通信を可能にする次世代技術「v6プラス」に対応しており、さらにルーターを無料レンタルできるなどメリットが多いため人気のプロバイダ。
オンラインゲームやるなら少しでも速度が早い方がいいので、私もOCNからプロバイダ変更してGMOとくとくBBにしました。
ドコモ光のプロバイダの中でも「v6プラス(高速通信技術)」に対応しているプロバイダと対応していないプロバイダがあるので、オンラインゲームのような速度が必要なことをヘビーにやりたい人は、GMOとくとくBBのようにv6プラス対応のプロバイダを選びましょう。
ドコモ光(GMOとくとくBBプロバイダ)の通信速度を計測してみる
まず、一番重要なドコモ光の通信速度を最初に計測しておきます。
GMOとくとくBBで無料でレンタルしたBUFFALOの「WSR-2533DHP2」というルーターを使ってテストします。
通信速度テストの実測(Wi-Fi接続/有線接続)
朝・昼・夕方・夜と4時間帯で、Wi-Fi接続でドコモ光×GMOとくとくBBの速度テスト結果は以下の通り。
【朝8時】
【昼12時】
【夕方17時】
【夜20時】
- 【朝8時】下り339Mbps/上り271Mbps/Ping11ms
- 【昼12時】下り224Mbps/上り261Mbps/Ping11ms
- 【夕方5時】下り190Mbps/上り328Mbps/Ping12ms
- 【夜8時】下り213Mbps/上り337Mbps/Ping13ms
ご覧の通り、朝から晩まで爆速です。
もはや何もいうことがないレベルの速度ですね。
もうこれ以上ないくらいの速度が出ているので、ネット環境としてはベストでしょう。
続いて、LANケーブルをつないで有線接続したときの通信速度もテストしてみます。PS4やパソコンでオンラインゲームをするときは有線接続する人も多いでしょう。
PS4では直接LANケーブルを接続できます。
ニンテンドーSwitchでは、USBポートに変換アダプターを付ければLANケーブルを接続できるようになります。
Switch対応のアダプターはAmazonで1364円で販売されています(記事執筆時点)。
というわけでパソコンとPS4で、有線接続をしつつスピードテストをしてみました。
結果、下り347Mbpsと爆速を超える爆速でした。
もう限界突破みたいなスピードが出せています。
オンラインゲームにはPing(応答速度)の数値が重要!
上記のように下り速度は爆速ですが、オンラインゲームの快適性を測るには単純な速度以外に「Ping」という数値も大事になります。
Pingは応答速度を意味する数値で、要するに操作の「サクサク感」に影響するものです。
Pingの数値は、小さければ小さいほどサクサク動きます。
主観ですが、おおよそPing値の目安は以下の通り。
Ping値の目安
- Ping100〜:ゲームの快適プレイは不可能
- Ping50〜100:動きがもたつきイライラする
- Ping20〜40:普通くらい
- Ping10以下:とても快適
※あくまで目安です。
先ほどの速度テストにて、ドコモ光(GMOとくとくBBプロバイダ)のPingは11〜13なので、応答速度もかなり早くサクサクプレイできる基準レベルだとわかります。
【余談】PS4の速度テストだと数値が遅くでやすい
一応、PS4にもスピードテスト機能があるのは知っている人が多いと思います。
実際に速度測ってみると分かりますが、PS4の速度テストは他の速度テストアプリよりも遅い数値が出る傾向があります。
例えば上記のように、本来下り100Mbpsレベルの速度がでているドコモ光でも、PS4で計測すると下り39.5Mbpsと大幅ダウン。
というのも、私が持っているPS4(旧型 CUH-1000シリーズ)だと「11ac」という高速通信用のWi-Fi規格や、「5GHz帯」という高速通信対応規格に対応していません。
その結果として、PS4上のテストだと速度があまり出ないと考えられます。
(現在市販されている最新のPS4(2018年製・CUH-2200AB01)なら高速通信規格に対応しています)
なので、PS4の速度テストはあまり精度が良くないので注意しましょう。
通信速度についてもっと詳しくは↓
ドコモ光(GMOとくとくBBプロバイダ)で実際にオンラインゲームをプレイしてみた体感
速度テストの結果からして全く問題なく遊べるであろうことは明白ですが、一応検証なので実際にゲームをプレイしてみました。
選んだタイトルは「コールオブデューティーブラックオプス3」と「スプラトゥーン2」です。
スプラトゥーンは人気作ということで、コールオブデューティーブラックオプス3はFPSの中でもかなりハイスペ要求ゲームなので、このゲームが快適にできれば大抵のゲームは大丈夫だろうという基準です。
【有線接続でプレイ】PS4・Switch共に快適にサクサク動く。ラグや遅延の発生もなし。
コールオブデューティーシリーズのようなFPSでは操作の僅かな遅延も命取りとなるのですが、その心配もなくサクサク快適にプレイできました。
移動も実にスムーズ。ここで速度が不安定だと動きがガタガタしたり、突然他プレイヤーが消えたりするんですよね(笑)。
そんな不具合もありませんでした。
戦闘シーンでも動きがカクカクしたりラグが発生することもありません。全く問題なくプレイできました。
続いて、みんな大好きスプラトゥーンもプレイ。
スプラトゥーンも相変わらずサクサク動いてくれて快適に遊べます。
まぁ正直、検証するまでもなく、下り200〜300Mbpsも出れば支障が出るはずないんですよね。
【結論】ドコモ光(GMOとくとくBBプロバイダ)でPS4やオンラインゲームは快適に遊べる!
以上のとおり、ドコモ光(GMOとくとくBBプロバイダ)ではPS4やSwitchでのオンラインゲームを快適に遊べました。
速度制限や通信量の上限も基本的にないので、ゲームのダウンロードや本体のアップデートなども容量を気にせず行えますよ。
Wi-FiでPS4をアップデートしてみましたが、画像での表示通りファイルのダウンロードが進み、2分程度で更新完了できました。
ただし一つ注意点は、ドコモ光はプロバイダによって高速通信への対応・速度制限の有無が違ってきます。
選ぶべきプロバイダについては後述で紹介しますが、ひとまず挙げるなら
- 「V6プラス対応で高速通信可能」
- 回線混雑時の速度制限なし
- Wi-Fiルーター無料レンタル可能
という3条件が揃った「GMOとくとくBB
【公式サイト】https://gmobb.jp/lp/docomohikari/
ドコモ光の速度が遅いときの対策|少しでも早くするためには?
そんな場合は、機器の買い替えやプロバイダの変更などで改善されるケースがあります
LANケーブルや無線LANルーターなどを1Gbps対応のものに買い換える
まずケーブルやルーターなど、ドコモ光で使っている各種機器が古いと仕様が1Gbps非対応なこともあります。
その場合はLANケーブルや無線LANルーターなどを買い替えれば、速度の向上に期待できます。
LANケーブル | CAT5e、CAT6(最大1Gbps) CAT7(最大10Gbps) |
無線LANルーター | IEEE802.11ac(最大6.9Gbps) |
PCの有線LANポート | 1000BASE-T(最大1Gbps) |
とくに、フレッツ光を長年使っていてドコモ光に転用した場合は、機器が古くなってしまっている可能性が高いです。
ドコモ光のプロバイダの中には、GMOとくとくBBなど最新無線LANルーターを無料でレンタルできるものもあります。そうしたプロバイダを契約して最新ルーターをレンタルするのが一番手っ取り早いですね。
プロバイダをv6プラス(高速通信技術)対応のプロバイダに変更する
v6プラス(IPv6 IPv4 over IPv6通信)というのは、アクセスが集中して混雑しているポイントを回避することで従来よりも高速通信を可能にする次世代技術の接続方式です。
シンプルに今までより速度が早くなる新技術と思っておけばOK。
このv6プラスは、対応しているプロバイダと対応していないプロバイダがあります。
私が利用しているGMOとくとくBBはv6プラス対応プロバイダなので、速度面で他プロバイダより強みがあるわけですね。
ドコモ光では、電話かドコモショップでプロバイダをいつでも変更できます。
電話窓口
ドコモインフォメーションセンター
- ドコモの携帯電話:151
- 一般電話:0120-800-000
- 受付時間:9時~20時、年中無休
私もOCNからGMOとくとくBBへプロバイダ変更して速度は向上しました。変更手続きの流れなど下記記事にまとめているので、プロバイダ変更したい人は参考にしてください。
【まとめ】ドコモ光プロバイダ「GMOとくとくBB」の基本情報
月額料金/戸建住宅(税抜) | 5200円 |
月額料金/集合住宅(税抜) | 4000円 |
契約期間 | 2年間、自動更新 |
初期費用(税抜) | 3000円 |
工事費(税抜) | 戸建住宅:18000円 集合住宅:15000円 |
解約時の違約金 | 戸建住宅:13000円 集合住宅:8000円契約満了当月~翌々月は無料 |
【公式サイト】https://gmobb.jp/lp/docomohikari/
月額料金は戸建住宅と集合住宅で異なっているので、ご注意ください。
そして現在キャンペーンで新規契約の工事費無料となっています。
工事費無料キャンペーンは終了日未定なので、検討中の方はなるべく早めに契約しておきましょう。
なおフレッツ光や、So-net光プラス、ソフトバンク光といったNTTの光回線を使った他社光回線サービス(光コラボ)を使っている方は、回線設備はそのままでドコモ光に乗り換えられます。
(フレッツ光からは「転用」、他社光コラボからは「事業者変更」)
リンク工事費無料キャンペーンについて詳しく見る(公式サイト詳細)
新規契約者は公式サイトからの申込みで5500円~のキャッシュバックがもらえる
ドコモ光をGMOとくとくBBのプロバイダで契約する場合、GMOとくとくBBの公式サイトからの申し込みによりキャッシュバックをもらえます。
キャッシュバック額は、申込内容(合わせて契約するオプションの種類)によって変わります。
申込内容 | キャッシュバック額 |
ひかりTV for docomo+DAZN for docomo | 20000円 |
ひかりTV for docomo | 18000円 |
DAZN for docomoまたはスカパー!(1800円以上) | 15000円 |
dTV、dアニメストア、ディズニーデラックスのいずれか | 10000円 |
なし | 5500円 |
※ひかりTVは2年契約が条件
一切オプションを申し込まなくてもキャッシュバック対象となるので、これから契約するならGMOとくとくBB公式サイトからの申込みがおすすめですよ。
なおキャッシュバックは、開通月を含む4ヶ月目に基本メールアドレスへ送られてきた案内メールより送信日の翌月末までに手続きをすると、翌月末営業日に振り込まれます。
オンラインゲームするなら、ドコモ光プロバイダはGMOとくとくBBがおすすめ
私もオンラインゲームするので速度が出るGMOとくとくBBにプロバイダ変更しましたが、
「速い」「安い」「ルーター無料」
と3拍子が一番手堅くおすすめポイントが揃っているプロバイダが「GMOとくとくBB」ですね。
オンラインゲームがっつりやる人でドコモ光のプロバイダが多すぎて悩んでいる人は、GMOとくとくBBを選んでおけば間違いないです。
GMOとくとくBBの特徴
- WiMAXなども手がけるIT大手GMOのプロバイダサービス
- 無線LANルーター無料レンタル
- 速度制限なし
- V6プラス対応で高速通信可能
- 100Mbpsを切っていたら100ポイントプレゼント
- セキュリティソフト(マカフィー)12ヶ月間無料
- タイプAで月額料金が200円安い