最近引っ越しをしたのですが、それにあたり自宅用のネット回線として光回線を契約し直しました。今回契約したのは、NTT東日本のフレッツ光ネクストをマンション・ギガラインタイプです。選んだプロバイダは人気の高いOCNです。
フレッツ光は大手サービスなので同じように契約を検討している人多いと思います。とくに気になるのが通信速度が実際どの程度なのか? ですよね。
そこで今回わたし、1日かけて実際にフレッツ光のスピードテストをしてみました。ちなみに場所は仙台市の、都市部から少し(5キロくらい)離れた住宅地のマンションにおける計測結果です。
ということでこの記事ではフレッツ光の速度事情含め、感想をレビューしていきます。
ぜひフレッツ光契約の参考にしてみてください。
私が光回線をフレッツ光に決めた理由
引っ越しするにあたり自宅回線をどうするかは、人によって最適な判断が変わってきます。
私は在宅でネットを使って仕事をすることがほとんどなので、まず通信速度ができるだけ速く・安定した光回線(固定回線)がマストになります。スマホからのテザリングや、通信制限があるWiMAX等のポケットWi-Fiをメインにするのは心もとないです。
引っ越し前に不動産会社に話を聞くと、引っ越し先ではJ:COMとフレッツ光が契約可能、auひかりは利用不可ということがわかりました。
J:COMはアップロード速度が遅い
引っ越し前の自宅ではJ:COMをずっと利用していたのですが、引っ越し先でフレッツ光を選んだのには理由があります。
それは、J:COMには私が利用するうえで一つ大きなデメリットを抱えていたからです。
J:COMを使ってみて感じたデメリットとは、最高のプランでも上り通信速度が10Mbpsまでに制限されていることです。仕事で使うファイルなどを送信するうえで、アップロード速度が遅いことは致命的でした。その辺りは下記記事にもまとめています。
⇒ネット回線JCOM(ジェイコム)の評判|実際使ってみた回線速度やメリットデメリットをまとめてみる
そんなデメリットがあったため、今回はアップロード速度がより速いフレッツ光を選びました。
プロバイダは大手OCN
またフレッツ光では回線と別にプロバイダを契約する必要があります。これについてはシンプルに「大手である」という理由でOCNをプロバイダに決めました。
フレッツ光を自分で契約するのは初めてだったので、あまり知られていない会社よりも知っている会社の方が安心できますからね。
フレッツ光の通信速度を1日テストをしてみた
契約しているのは、上りと下りで最大速度1Gbpsが出るフレッツ光ネクストのマンション・ギガラインタイプです。
もちろん最大1Gbpsは理論値なので、実際にこのスピードが出るわけではありません。ソフトバンク光など、光回線は最大1Gbpsとしている所が多いですよね。
本来引っ越し先のマンションでは最大100Mbpsの別のタイプでしか契約できなかったのですが、問い合わせを行うことでギガラインタイプで契約できるようになりました。
それでは、朝から晩までのスピードテスト結果を見てみましょう。
LANケーブルは、1Gbpsに対応しているCAT5eの規格に沿った物を使っています。
【朝の速度】文句なしの高速通信
まずこちらが朝8時台のスピードテスト結果です。
ご覧の通り、83Mbpsです。
実は先に結論を言うと、これ以降の計測結果も含めて100Mbpsを超えたことは一度もありませんでした。1Gbpsが出ないことは当たり前ですが、せっかくギガで契約したのにこの結果はちょっと残念です。
ただ、PINGが10msと応答速度が速く、ダウンロード速度・アップロード速度共にスマートフォンの通信速度に比べればとにかく速いです。
PINGとは?PINGとは、自分の操作に反応して通信を始めるまでにかかる時間のことです。この数値は小さければ小さいほど通信が速いことにつながります。
朝の滑り出しとしてはまぁ順調な速度です。まだ8時台なのでユーザーが多くないからかもしれません。
【お昼の速度】すこぶる快調。快適なインターネットが可能
続いてお昼のスピードテスト結果がこちらです。
PINGはなんと一桁台に突入しています。格安SIMならこの時間は利用者が多く0.5Mbpsなど低速になってしまう時間帯ですが、フレッツ光は爆速を維持していますね。
お昼に自宅で休みながらネットや動画を見たい主婦の方などは、フレッツ光を契約すると満足できそうです。
【夕方の速度】若干速度が落ちてきたものの、まだまだ快適
夕方頃からは会社や学校が終わって自宅でネットをする人が増えてくるでしょう。そこで17時台と18時台の2回計測してみました。
17時台のスピードテスト結果がこちら。
下りが60Mbps台に突入していて、若干ですがお昼までよりも速度が落ちていますね。とはいえ体感速度には変化がありませんでした。普通に快適そのものです。
続いて18時台の速度がこちら。
18時台でも変わらず速度が60Mbps台です。この時もPINGが10msで応答速度が速く、ネットの使い心地は快適です。
夕方の速度が安定して速いのは嬉しいですね。学生や会社員の方も快適にネットを使えます。
【夜の速度】ここで体感速度が落ちてくる
最後は夜のスピードテストです。こちらも21時と22時の2回テストしています。
まず21時台のテスト結果です。
夕方よりも回復していますね。
この日以外も含めて毎日21時台にはPS3をしたり、AmazonプライムビデオやHuluで動画を1時間程度見ているんですが、HD画質で問題なく再生できています。
21時台になるとネット使う人が最も増えてきますが、この時間帯でも問題なく快適です。
そして最後のスピードテストは22時43分。
まずPINGの数値が、少しですが上がってしまっていますね。そして下り速度が今までで一番低く40Mbpsを切っています。
体感速度も深夜に近づくあたりから徐々に落ちてきていますね。若干通信を始めるまでの間は長くなってきます。遅いと感じることもたまにありますね。
深夜にネットをするのが中心の人は、フレッツ光OCNの組み合わせで契約する場合注意が必要になってくるでしょう。
【感想】100Mbpsを超えなかったのは残念だが、概ね満足
せっかく環境は整えたのに100Mbpsを超えなかったのは残念でしたが、体感速度は非常に速くて大満足です。
深夜だけ若干落ちたのですが、私は朝型の生活なのでそこまで気にしません。朝から夜21時過ぎまで常に高速で通信できているので嬉しい限りです。
固定回線を契約した結果としてスマホ代と別に月4000円ほどの出費が発生してしまっていますが、それでもとくに「高い」と感じることはありません。非常に満足しています。
まとめ
NTT東日本のフレッツ光とOCNの組み合わせで3週間近くネットをしていますが、私は特に不満がありません。
何もなければ今後もずっと、フレッツ光とOCNでネットを使っていきたいと感じています。