この記事では、私が現在使っているドコモ光の通信速度を測定してみます。
ネット回線を契約するときに一番気になるのが通信速度。ネットで評判なんか検索してみると「ドコモ光は遅い」という口コミも目に入ったりするので、現在ちょうど利用している私が実際の速度をお見せします。
ただ、ドコモ光はプロバイダが数多くあり、プロバイダによっては速度制限の有無もあったりします。なので、その辺のプロバイダ事情も含めて、ドコモ光の通信速度について詳しく記事にまとめてみました。
私の環境でドコモ光の速度テストをしてみる
論より証拠ということで、まずWi-Fi接続で1日かけてドコモ光のスピードテストを行ってみました。
【朝8時】
【昼12時】
【夕方17時】
【夜20時】
- 【朝8時】下り156 Mbps/上り351Mbps
- 【昼12時】下り199Mbps/上り302Mbps
- 【夕方5時】下り184Mbps/上り270Mbps
- 【夜8時】下り209Mbps/上り289Mbps
見てのとおり、朝から晩までかなり安定した速度が出せています。
特に利用者が増える夜間に、むしろ下り速度が上昇しているのがすごいですよね。
【※追記※】プロバイダをGMOとくとくBBに変更したら速度がアップ!
最近、ドコモ光のプロバイダをOCN(上記速度テスト)から、「GMOとくとくBB」に変更しましたので追記です。
GMOとくとくBBに変更した理由としては、
- 無線LANルーターが無料レンタルできる
- V6プラス対応で高速通信可能
- 速度制限がない
というメリットが大きかったから。
実際にGMOとくとくBBに変更して再び速度テストしてみると↓
【朝8時】
【昼12時】
【夕方17時】
【夜20時】
- 【朝8時】下り339Mbps/上り271Mbps/Ping11ms
- 【昼12時】下り224Mbps/上り261Mbps/Ping11ms
- 【夕方5時】下り190Mbps/上り328Mbps/Ping12ms
- 【夜8時】下り213Mbps/上り337Mbps/Ping13ms
ご覧の通り、朝から晩まで爆速で、OCNより速くなりました。
まぁとはいえ、下り100Mbpsも超えてくると体感的には差が分からないレベルなので、下り100Mbps超えるOCNでも全然快適ですけどね。
後述しますが、速度面以外でもGMOとくとくBBは何かとおすすめです。
ドコモ光はプロバイダによって速度制限がある
ドコモ光自体は速度制限のない光回線サービスですが、選んだプロバイダによっては独自の速度制限が設定されているところがあります。
そうしたプロバイダを使っていると、利用状況に応じて速度が下がります。
OCN for ドコモ光は、通信量が多い人の速度が自動的に制御される
【公式サイト】https://www.ntt.com/personal/services/internet/hikari/docomo.html
大手プロバイダのOCN for ドコモ光では、回線混雑が発生した時にのみ、通信量が多い人の通信速度が自動的に他のユーザーと同レベルに制御されるしくみが採用されています。
ただ、「他のユーザーと同レベル」が具体的にどのくらいの速度かは明言されていません。
制限が解除されるタイミングは「混雑が緩和されたら」です。こちらも明確な通信量、時間などの決まりはありません。
つまり、OCNプロバイダを使っていて「今まで快適に使えていたのに、突然速度が遅くなった…」といったケースでは、ドコモ光というよりプロバイダで速度制限がかかっている可能性が高いです。
So-netも2018年1月より速度制限を開始
【公式サイト】
OCNと同様で、回線混雑が緩和されると速度制限は解除されます。
動画再生やゲームのダウンロードなどで膨大な通信量を消費する人などは、注意したほうが良いでしょう。
BIGLOBEも2017年より速度制限が展開中
【公式サイト】https://join.biglobe.ne.jp/docomo_hikari/
BIGLOBEでは、「通信設備が混雑した場合のみ、通信量が特に多いお客様の通信速度を制御」すると説明されています。
こちらもOCNやSo-netと同様、混雑が解消されたら制限は解除されます。
GMOとくとくBBなど、プロバイダ独自の速度制限がないケースもある
【公式サイト】https://gmobb.jp/lp/docomohikari/
OCNやSo-netなどプロバイダで独自の速度制限を設けているところもありますが、一方で私が利用しているGMOとくとくBBなど大手でも速度制限がないプロバイダもあります。
そこまでネットしない人なら問題ないですが、動画やゲームを長時間したい人は速度制限がないプロバイダにしておきましょう。
お住いの地域エリア・建物によってもドコモ光の速度が違う?
ドコモ光に限らず、インターネット回線というのは地域や建物によって速度が変動します。それは、地域ごとに契約者数や回線設備の状況が違っているからです。
同じネット回線でも、利用者が少ない場所より利用者が多い場所の方が混雑しやすいので遅くなるし、古い設備を使っている建物ほどドコモ光本来のスペックを発揮できないからです。
なので正直なところ、ドコモ光で同じプロバイダを契約しても、人によって(住所や建物によって)速度の印象は変わってきたりするものです。
そして、ドコモ光で使われているNTTのフレッツ光回線には、速度が異なる3つのバリエーションがあり、建物によっては速度が最大1Gbpsに対応しません。
GMOとくとくBBでは、地域ごとの速度情報が公開されている
ドコモ光でとくに利用者の多いGMOとくとくBBでは、地域ごとの速度が公開されています。
2018年8月~2019年4月1日における、全国合計1636件(有線LAN)での速度の平均数値は下記の通り。
下り速度 | 上り速度 | |
全国平均 | 177.44Mbps | 142.13Mbps |
北海道 | 340.71Mbps | 177.08Mbps |
東北 | 116.36Mbps | 101.29Mbps |
埼玉 | 203.95Mbps | 100.21Mbps |
東京 | 163.40Mbps | 198,69Mbps |
神奈川 | 338.17Mbps | 300.51Mbps |
その他関東 | 110.10Mbps | 122.15Mbps |
中部 | 186.71Mbps | 134.75Mbps |
近畿 | 186.09Mbps | 184.85Mbps |
中国 | 140.29Mbps | 103.87Mbps |
四国 | 257.16Mbps | 153.39Mbps |
九州 | 157.37Mbps | 109.12Mbps |
【公式サイト参照】https://gmobb.jp/lp/docomohikari/
見ての通り、各エリアで速度の平均はバラバラです。
ただ、GMOとくとくBBは100Mbpsを切るような遅いエリアはないです。基本的にどこで使っても速度にイライラさせられることはないでしょう。
一応、GMOとくとくBBの公式サイトでは、全国平均で下り176Mbpsと言われています。
マンションタイプ・ファミリータイプのどちらも、通信方式により上下100Mbps制限があることも
ドコモ光に原因があるのではなく、住んでいる建物に原因があるケースもあります。
ドコモ光では戸建住宅・集合住宅ともに、建物で採用されている回線プラン(建物にひかれている回線の種類)によっては下り1Gbpsに非対応であるからです。
回線タイプ | 最大速度 | |
戸建住宅 | ファミリー・ギガスピード(西日本はファミリー・スーパーハイスピード) | 上下最大1Gbps |
ファミリー・ハイスピード | 下り最大200Mbps・上り最大100Mbps | |
ファミリー | 上下最大100Mbps | |
集合住宅 | マンション・ギガスピード(西日本はマンション・スーパーハイスピード) | 上下最大1Gbps |
マンション・ハイスピード(集合住宅) | 下り最大200Mbps・上り最大100Mbps | |
マンション | 上下最大100Mbps |
とくに古い建物などで利用している場合は回線設備も同様に古く、現在利用中の回線タイプにおける最大速度自体が低速なため、ドコモ光の最大1Gbpsというスペックを引き出せない可能性があります。
もし下り100Mbpsも出ないレベルで速度が遅い場合は、ドコモ光の契約内容を確認してみてください。
建物の都合で速度が遅かった場合は、今後必要に応じて1Gbps対応物件への引っ越しも検討した方がいいかもしれません。
ドコモ光の速度をはやくするためにできる対策
LANケーブルや無線LANルーターなどを1Gbps対応のものに買い換える
ケーブルやルーターなど、ドコモ光で使っている各種機器が古いと仕様が1Gbps非対応なこともあります。その場合はLANケーブルや無線LANルーターなどを買い替えれば、速度の向上に期待できます。
LANケーブル | CAT5e、CAT6(最大1Gbps) CAT7(最大10Gbps) |
無線LANルーター | IEEE802.11ac(最大6.9Gbps) |
PCの有線LANポート | 1000BASE-T(最大1Gbps) |
とくに、フレッツ光を長年使っていてドコモ光に転用した場合は、機器が古くなってしまっている可能性が高いです。
ドコモ光のプロバイダの中には、GMOとくとくBBなど最新無線LANルーターを無料でレンタルできるものもあります。そうしたプロバイダを契約して最新ルーターをレンタルするのが一番手っ取り早いですね。
プロバイダをv6プラス(高速通信技術)対応のプロバイダに変更する
v6プラス(IPv6 IPv4 over IPv6通信)というのは、アクセスが集中して混雑しているポイントを回避することで従来よりも高速通信を可能にする次世代技術の接続方式です。
シンプルに今までより速度が早くなる新技術と思っておけばOK。
このv6プラスは、対応しているプロバイダと対応していないプロバイダがあります。
私が利用しているGMOとくとくBBはv6プラス対応プロバイダなので、速度面で他プロバイダより強みがあるわけですね。
ドコモ光では、電話かドコモショップでプロバイダをいつでも変更できます。
電話窓口
ドコモインフォメーションセンター
- ドコモの携帯電話:151
- 一般電話:0120-800-000
- 受付時間:9時~20時、年中無休
私もOCNからGMOとくとくBBへプロバイダ変更して速度は向上しました。変更手続きの流れなど下記記事にまとめているので、プロバイダ変更したい人は参考にしてください。
【まとめ】ドコモ光プロバイダ「GMOとくとくBB」の基本情報
月額料金/戸建住宅(税抜) | 5200円 |
月額料金/集合住宅(税抜) | 4000円 |
契約期間 | 2年間、自動更新 |
初期費用(税抜) | 3000円 |
工事費(税抜) | 戸建住宅:18000円 集合住宅:15000円 |
解約時の違約金 | 戸建住宅:13000円 集合住宅:8000円契約満了当月~翌々月は無料 |
【公式サイト】https://gmobb.jp/lp/docomohikari/
月額料金は戸建住宅と集合住宅で異なっているので、ご注意ください。
そして現在キャンペーンで新規契約の工事費無料となっています。
工事費無料キャンペーンは終了日未定なので、検討中の方はなるべく早めに契約しておきましょう。
なおフレッツ光や、So-net光プラス、ソフトバンク光といったNTTの光回線を使った他社光回線サービス(光コラボ)を使っている方は、回線設備はそのままでドコモ光に乗り換えられます。
(フレッツ光からは「転用」、他社光コラボからは「事業者変更」)
リンク工事費無料キャンペーンについて詳しく見る(公式サイト詳細)
新規契約者は公式サイトからの申込みで5500円~のキャッシュバックがもらえる
ドコモ光をGMOとくとくBBのプロバイダで契約する場合、GMOとくとくBBの公式サイトからの申し込みによりキャッシュバックをもらえます。
キャッシュバック額は、申込内容(合わせて契約するオプションの種類)によって変わります。
申込内容 | キャッシュバック額 |
ひかりTV for docomo+DAZN for docomo | 20000円 |
ひかりTV for docomo | 18000円 |
DAZN for docomoまたはスカパー!(1800円以上) | 15000円 |
dTV、dアニメストア、ディズニーデラックスのいずれか | 10000円 |
なし | 5500円 |
※ひかりTVは2年契約が条件
一切オプションを申し込まなくてもキャッシュバック対象となるので、これから契約するならGMOとくとくBB公式サイトからの申込みがおすすめですよ。
なおキャッシュバックは、開通月を含む4ヶ月目に基本メールアドレスへ送られてきた案内メールより送信日の翌月末までに手続きをすると、翌月末営業日に振り込まれます。
オンラインゲームするなら、ドコモ光プロバイダはGMOとくとくBBがおすすめ
私もオンラインゲームするので速度が出るGMOとくとくBBにプロバイダ変更しましたが、
「速い」「安い」「ルーター無料」
と3拍子が一番手堅くおすすめポイントが揃っているプロバイダが「GMOとくとくBB」ですね。
オンラインゲームがっつりやる人でドコモ光のプロバイダが多すぎて悩んでいる人は、GMOとくとくBBを選んでおけば間違いないです。
GMOとくとくBBの特徴
- WiMAXなども手がけるIT大手GMOのプロバイダサービス
- 無線LANルーター無料レンタル
- 速度制限なし
- V6プラス対応で高速通信可能
- 100Mbpsを切っていたら100ポイントプレゼント
- セキュリティソフト(マカフィー)12ヶ月間無料
- タイプAで月額料金が200円安い