マウスには有線や無線のものがありますが、無線の中には「USBレシーバー」をパソコン等のUSBポートに挿して無線操作を行うものと、「Bluetooth」のものがあります。
一般的な有線マウスだとPCのUSBポートを1つ塞ぐ上に、持ち運ぶ際にケーブルが邪魔ですよね。同様に無線USBレシーバー形式でも結局USBポートが1つ埋まりますし、レシーバーをなくすと使えなくなってしまうデメリットがあります。
そんなこともあり、利便性を考えるならBluetoothマウスが最強ではないかと思うわけです。
ワイヤレスなので操作性も高いですし、ノートPCと持ち運ぶときもケーブルがないのでコンパクトに収まりスマートです。それにワイヤレスの方がカッコいいですしね。
この記事では、そんなBluetoothマウスのおすすめ商品を紹介していきます。
電池1本で10ヶ月使える!マイクロソフト「Bluetooth Mobile Mouse 360」
Bluetooth Mobile Mouse 360は、私もMacBook Proと共に持ち歩いている小型のBluetoothマウスです。
単三電池1本で10ヶ月バッテリーが持つというコスパの良さが気に入っています。私は3ヶ月ほど前に買っていますがまだまだバッテリーは減っていません。
主なスペックは以下の表を。
価格 | 2,927円 |
サイズ | 約111×69×37mm |
重さ | 87g |
バッテリー持ち | 10ヶ月/単3電池1本 |
ボタン数 | 3つ |
Bluetooth Mobile Mouse 360は軽くて小型で持ち運びやすいのですが、小型だからといって操作しづらいわけではありません。
触れてみるとある程度高さがあるので、男性の手でもしっかり握って操作できています。また側面がラバー製で滑らないのも、利用者にとっての使いやすさが意識されている感じがして良いですね。
Bluetooth Mobile Mouse 360の保証期間は3年間です。マウス壊しやすい人でも3年間なら故障しても保証してもらえるので安心です。2927円で3年使えれば十分でしょう。
とにかく薄くてスマート!マイクロソフト「Arc Mouse ELG-00007」
Arc Mouse ELG-00007は、収納時に徹底的に薄い形状に変形させることが可能。持ち運び時に一切邪魔にならない究極のコンパクトマウスです。
主なスペックは以下の表の通り。
価格 | 8717円 |
サイズ | 約131x55x14mm |
重さ | 電池込みで82.5g |
バッテリー持ち | 6ヶ月/単4電池2本 |
ボタン数 | 2 |
Arc Mouse ELG-00007は、カーブして盛り上がっている部分を平らにすることで真っ平らになります。使用時は握りやすい形状、持ち運び時は平らになるのでノートPCのカバーケースにも一緒に入るのではないでしょうか。
ただしバッテリー持ちについては単4電池2本で6ヶ月と、電池式にしては短めなのが弱点ですね。といっても6ヶ月も持てば不便とまではいかないでしょう。
デザインが特殊なので慣れが必要なのと、使いにくい人には使いにくいと感じるかもしれません。ただスタイリッシュで新鮮さがあってカッコいいですし、持ち運びにも超便利なのがおすすめポイントですね。
ノートやファイルに挟める組み立て式!M-CC1BRWH
エレコムのM-CC1BRWHは、いわば組み立て式のマウスです。
プラスチックのケース部分を外して逆さにに取り付けることでサイズが2倍になり、握りやすいBluetoothマウスとなります。
主なスペックは以下の表を。
価格 | 2091円 |
サイズ | 41×87×30.3mm |
重さ | 40g |
バッテリー持ち | 36日/充電式 |
ボタン数 | 3 |
M-CC1BRWHは私もしばらく使っていました。充電式なので電池スペースがなくとにかく本体が小さいです。
ケース部分にクリップがついているので、ノートやファイル、リュックやカバンの中の仕切りなどに挟んでおけます。挟めるメリットは「行方不明にならない」ことです。
コンパクトなマウスは、その小ささが災いし、荷物にまぎれて行方不明になってしまうことが多々あります。落とした時も気付きにくい。しかしM-CC1BRWHならどこかに挟んでおけるので、行方不明にならずに済みます。
電池持ちは、私が使った限りではとくに問題ありませんでした。microUSB端子で充電するしくみなので、気づいたらスマホの充電が終わった時に充電しておけばOKです。
ただしデザインははっきり言って安っぽいです。好みは分かれるでしょう。デザインに抵抗がなくクリップや収納形式など機能性に魅力を感じる人におすすめです。
多ボタンでショートカットを活用!MX2100sGR MX Master 2S
サイズが大きめで持ち運びやすさでは他に劣りますが、代わりにボタン数が多く、オンラインゲーマーやクリエイターが使いこなすのに最適なのがMX2100sGR MX Master 2Sです。
主なスペックは、以下の表を。
価格 | 11008円 |
サイズ | 126.0x 85.7×48.4mm |
重さ | 145g |
バッテリー持ち | 70日以上、3分充電で8時間/充電式 |
ボタン数 | 7 |
握った際に親指が当たる部分にボタンが備えられていて、ボタン数は7つ。各ボタンにショートカットキーを設定すれば、ゲームやデザイン、文書・動画編集などで操作を圧倒的に短縮できます。
バッテリーは一度充電すれば70日以上持ちます。とはいえここまでなら「電池式の方が長持ちで、使いやすそう」と感じるかもしれません。
ところがそれだけではありません。MX2100sGR MX Master 2Sは、3分充電すればそれだけで最大8時間もバッテリーが持つんです。
つまり気づいたら電池切れ!というピンチでも、たった3分充電すればその日は大丈夫。あとは1日の終わりや空き時間に、まとめて充電してしまえば良いわけです。
ノートパソコン等で長時間の作業をする際は、多ボタンでバッテリー持ちも十分なMX2100sGR MX Master 2Sを検討してみてはどうでしょうか。
その他のマウス関連記事
ボタン数が多いマウスのおすすめは下記記事にまとめています。ゲーマーやクリエイターの人はボタンにショートカットキーを設定することで作業効率を圧倒的に高められます。

「PCの使いすぎて手首が疲れる……」という人は、マウス先端にボールがついたトラックボール型マウスがベストです。手首を動かさずにボールでカーソル操作ができるので手首が疲弊しません。

以上、ご参考までに。