近年人気と知名度が上がっている「スマートウォッチ」とは、スマートフォンと組み合わせることで健康管理ができたり、通知を確認できたりする豊富な機能をもった時計のことです。
スマホのようなアプリが色々使えるなど機能面もさることながら、文字盤部分がスマホと同じ液晶などになっているので、機種によっては「ウォッチフェイス(ホーム画面みたいな)」の変更でガラッと印象を変えられるなどデザイン性もスマートウォッチの魅力です。
私は2014年頃から様々なスマートウォッチを試していますが、スマートウォッチを持っていて便利なのは何と言っても「歩数計」と「通知機能」。腕にはめていれば歩いている時でもメールなどが来たことがわかりますし、歩数も測れます。
特に見逃すとまずいような至急の連絡もちゃんと確認できるのは、スマートウォッチを使うメリットですね。これのおかげで助かった場面は何度もあります。
今回は、そんな魅力溢れるおすすめのおすすめスマートウォッチを紹介していきます。記事執筆時点のAmazon価格を参考に、安い順に紹介していくのでぜひ参考にしてください。
プールでも使える健康管理用スマートウォッチ「Huawei FIT」(13835円)
価格13835円と安さが魅力の「Huawei FIT」は、健康管理に特化しているスマートウォッチです。
主なスペックを以下の通り。
価格 | 13835円 |
画面サイズ | 1.04インチ |
重さ | 35g |
バッテリー容量 | 80mAh |
Huawei FITは今回紹介する中で唯一、画面が白黒です。
主な機能や特徴はコチラ。
- 心拍数モニター搭載
- 5気圧防水搭載で、プールでも使える
- 最長6日間バッテリーが持つ
- 着信やアプリの通知も利用可能
バッテリー容量自体は今回紹介するスマートウォッチの中でも一番少ないですが、機能が少ないのでバッテリー持ちは一番長いです。省エネですね。
Huawei FITではサイクリングや普通のランニング、ウォーキングなど、様々なトレーニングで動きを計測できます。特にランニングではスピードの調節を通知で教えてくれるなど、コーチのように役立つ存在となりますよ。
あれこれ楽しみたい人にはあまり向いていませんが、健康管理・運動における機能さえ充実していれば大丈夫なのであれば、価格も安く一番おすすめなのがHuawei FITですね。
ボタンやベルトのデザインが魅力の「Zen Watch3」(32688円)
ZenWatch 3はデザインの良さが特徴で、私も持っていました。
主なスペックは以下の通り。
価格 | 32688円 |
画面サイズ | 1.39インチ |
重さ | 48g |
バッテリー容量 | 340mAh |
ZenWatch 3はiPhoneとAndroidスマホのどちらでも使えますが、機能はAndroidスマホと組み合わせた方が圧倒的に豊富になります。
というか正直、iPhoneと組み合わせる予定ならZenWatch 3はやめておいた方が良いレベルです。
AndroidとZenWatch 3を組み合わせると様々な連携アプリを使えますし通知からメールの返信などもできましたが、iPhoneではほぼ通知を受け取るくらいしかできませんでした。
また自由に変更できるウォッチフェイスも、iPhoneよりAndroidの方が種類が豊富でした。
私も初めはメインで使っているiPhoneと連携させていましたが、すぐにサブ機のAndroidとの連携に切り替えました。
さて、ZenWatch 3の魅力は何と言ってもデザインでしょう。右側面に3つのレトロチックなボタンがあり、ベルトは革製のものを選べます。良い意味で人目につく「時計」ですね。
私がZenWatch 3を購入した理由も、デザインに惹かれたからです。
スマホのデザインも大事ですが、スマートウォッチは腕につけるファッションとしての側面もあります。「これを腕に着けたい!」と感じさせられるZenWatch 3のデザインは素晴らしいです。
最大3週間の電池持ちが強みの「Huawei Watch 2」(34160円)
Huawei Watch 2の魅力は最大3週間の長い電池持ちですね。
主なスペックは、以下の通りです。
価格 | 34160円 |
画面サイズ | 1.2インチ |
重さ | 57g |
バッテリー容量 | 420mAh |
Huawei Watch 2は、最初に紹介したHuawei FITと同じくファーウェイが販売しているスマートウォッチですが、こちらは白黒ではなくカラー液晶です。
時計の盤面である「フェイスデザイン」を様々なバリエーションから変更できるので、気分に合わせて変えるなどして楽しめますね。
Huawei Watch 2もHuawei FITと同じく、健康管理の機能が充実しています。防水はもちろん、トレーニング中にアドバイスをしてくれる機能を使えたり、さらに心拍数モニターができたりもします。
そして高性能なGPSが搭載されていて、走った場所などを記録してくれるのも面白いポイント。またミュージックプレイヤーが搭載されていて、本体に保存した音楽を聴けるのも嬉しいですね。
バッテリー持ちは通常約2日間ですが、機能が歩数計と時計に絞られるウォッチモードに切り替えればなんと最大3週間持ちます。
機能が制限されても良いのでバッテリー持ちを長くしたいということなら、ウォッチモードを活用しましょう。
通常モードで最大4日間電池が持つ「Galaxy Gear S3」(39832円)
Galaxy Gear 3は、「Frontier」と「Classic」の2種類のデザインで展開されています(上の写真はFrontier)。
詳しいスペックは以下の通り。
価格 | 39832円 |
画面サイズ | 1.3インチ |
重さ | 63g |
バッテリー容量 | 380mAh |
Galaxy Gear 3はGalaxyシリーズとの連携に向けて作られたスマートウォッチで、専用のOSであるTizenを搭載しています。
AndroidスマホとならGalaxyシリーズ以外も含めて連携させられますが、iPhoneとは連携できないので注意しましょう。
Frontierはバンドがラバー製で近代的なデザイン、Classicは本革製のバンドでちょっとレトロなデザインとなっています。ちなみにバンドは市販品との交換も可能です。お好みでカスタマイズしましょう。
Galaxy Gear 3は通知や専用アプリの利用、音楽の再生、GPSを使いつつ健康管理を行うこともできるなど、一通りの機能を備えています。基本的にはHuawei Watch 2と同じように使えますね。
性能において特に重要なのは、バッテリー持ちの長さでしょう。なんと、省エネモードでなく通常モードでも最大4日間バッテリーが持ちます。
私は以前に初代Apple Watchを購入したもののすぐに手放してしまったのですが、その理由はバッテリーが1日しか持たないため充電が煩わしかったことでした。使えばわかりますが、スマートウォッチはバッテリーが持たないと色々めんどうになってきます。
その点、Galaxy Gear 3は4日間もバッテリーが持つとなると大きなメリットです。頻繁に充電する必要がないのでバッテリーが減ってきて焦る場面も少なくなるでしょう。バッテリー持ち重視の人にはGalaxy Gear 3がオススメです。
▼Frontier▼
▼Classic▼
まとめ
スマートウォッチは機能こそ数あれど、今のところ基本的には健康関連やアウトドア関連のアプリを有効活用したい人に人気ですね。
ジョギングやウォーキングなど日課のある人は、スマートウォッチの測定機能を活用すると目標も立てやすいのでおすすめです。
自分の好みに合うものをぜひ選んでみてください。