この小型ワープロ、私のようなブロガーやライターにはぜひ紹介したい…!
というのも、外で長時間ライティングに集中するのに最適な仕様なんですよね。
- 乾電池で動くので電源・充電の心配をしなくていい
- キーボードがめっちゃ打ちやすい
- 電子ペーパー画面で目が疲れにくい
- 小型で軽い
あくまでワープロ。文章作成しかできないのでネットはできません。
しかし、ネットができないから途中でYouTube開いてグダグダしちゃう心配なし! むしろ作業に集中できますよ(笑)
Pomera(ポメラ) DM30の外観デザイン|折りたたみ式の小型ボディ
外箱は非常にシンプルで、ただの段ボール箱のような感じです。
開封すると本体に加えて、説明書や電池も同梱されていました。
折りたたみ時はコンパクト
Pomera(ポメラ) DM30は、キーボードの左右と画面を折りたためる仕様。
すべて収納された状態だと、ちょっと分厚い電子辞書くらいのサイズになります。
側面を見るとこんな感じ。
前面を見るとキーボードがたたまれている様子がわかりますね。
底面に2種類の電池が入る
Pomera(ポメラ)シリーズには充電式と電池式がありますが、DM30は電池式。
電池を用意する手間がかかるとも言えますが、電池ならどこでも売っているので、「コンセントがない場所でも即フル充電状態にできる」というメリットもあります。
まず底面の中心部には、ボタン電池を入れられます。
ただしボタン電池はあくまでちょっとしたバックアップ用で、実際の動作には単3電池が必須です。
底面の背中側にある電池蓋を引き出すと、電池収納スペースが現れます。
単3電池を2本入れれば、準備完了。
電池蓋の横にはSDカードスロットがあるので、保存用に入れておきましょう。
文書の保存はほとんど容量を消費しないので、4GBや8GBの安いSDカードで十分ですよ。(私は、以前カメラ用に買っていたものを流用しました)
ストレスフリーな本体設計、キーボードは大きく快適動作
Pomera(ポメラ) DM30を使う際は、まずキーボードの上に乗っかっている画面を展開します。
展開すると即、電源がオンになりますよ。(電源ボタンを押す必要なし!)
左右のキーボードを展開すると、文書を作成する準備が完了です。
ちなみに記事の作成中に電源を切っていた場合は、そのままファイルが表示されるので、いちいち「ファイルを開く」操作をする必要がありません。
画面とキーボードを開くだけで即使い始められる、究極のストレスフリーワープロです!
Pomera(ポメラ)は一般的なパソコンと比べて小さいですが、キーボードは折りたたみ式なおかげで普通のノートパソコンより一回り小さい程度、十分な大きさです。
小さいノートパソコンって、エンターキーがやたら細かったり、キーの配置がめちゃくちゃだったりして使いづらいことがありますよね。
しかしPomera(ポメラ) DM30は、見てのとおりキー配列もサイズも変にいじられておらず普通仕様です。
キーが薄かったりすることもなく、とにかく打ち心地が良いところが気に入っています(私が持っているパソコンやキーボードの中でも、打ち心地は上位ですね)。
ポメラ DM30専用ケースはAmazonで購入可能
Pomera(ポメラ) DM30を持ち運ぶ際は、Amazonで購入できる専用ケースを用意しておくと安心です。
ケースは約2000円でちょっと高いですが、代わりに頑丈。
入れたかばんが壁にぶつかったり、落としたりしても十分耐えてくれそうです。
蓋を開くだけで取り出せるので、出し入れでイライラさせられないのも良いですね。
サイズもピッタリ、中でグラグラしたりしないのでおすすめです。
Pomera(ポメラ) DM30で作った文書データは、SDカードやQRコードで転送できる
ワープロ機能しかないPomera(ポメラ) DM30は、単体だと本当にただ文章を打てるのみ。
しかし、スマホやパソコンと連携させることでデータを移し、ブログ投稿等に使えます。
データを保存してPomera(ポメラ) DM30とパソコンをUSB接続すれば、ファイルを読み込めます。
しかし接続のケーブルは古いmicroUSB規格で用意が面倒…。
私は「名前をつけて保存」からSDカードにデータを保存し、SDカードを取り外してUSBのリーダーからテキストファイルを移すことが多いですね。
パソコンに移すならこちらの商品のような、通常サイズのUSBカードリーダーを使えばOK。
スマホにデータを転送するなら、直接接続できるUSB Type-Cのカードリーダーを使うのがかんたんですよ。
iPhoneユーザーなら、QRコードとアプリを使った文書転送もできる
iPhoneユーザーの方は、専用アプリをインストール・アプリからカメラを起動してQRコードからデータを移すことも可能。
QRコードなら、面倒な周辺機器の用意やケーブル接続は不要です。
Pomera(ポメラ)メニュー画面の「ツール」から文書をQRコードに変換・表示し、アプリで読み取ると…
あっという間にデータを移せるので、かなり便利ですよね。
1つ目は、文章が長くなるほどQRコードの数が増えること。(長い文章は1つのQRコードに収まりません)
3000字くらいの文章でQRコード6枚になっていました。長い文章ならQRコードを何回も読み込むより、SDカード経由でファイルそのものを移動させたほうが楽です。
2つ目は、Androidアプリが使えないこと。
一応Android向けにもPomera(ポメラ)のデータ読み取りアプリがあるんですが、DM200という機種向けなようで…DM30向けではないのです。
DM30で使ってみても、QRコードは読み取ってくれませんでした。
Androidユーザーの方は、SDカード経由でデータを移しましょう。
Pomera(ポメラ) DM30は電子ペーパー画面で目に優しい。長時間作業しても目が疲れない
目が疲れがちなライターにこそおすすめ
Pomera(ポメラ)シリーズは白黒の液晶画面を搭載しているものが多いんですが、ポメラ DM30はKindleシリーズのような電子ペーパー画面。
電子ペーパーは普通の紙のような質感で、目に優しいのが特徴。
パソコンや液晶画面の古いPomera(ポメラ)と違って、長時間使っていても目が疲れにくいです。私のようなライターは普段から目を酷使しがちなので、少しでも目に優しい仕様は大きなメリットですね。
見出し一覧や行番号の表示も可能
Pomera(ポメラ) DM30ではただ文字が打てるだけでなく、設定すれば画面左を見出し一覧にしたり、行番号を表示したりもできます。
長い文章を打っていると文章の流れがわからなくなってしまいがちですが、見出しや行番号を表示することで、今全体のどの部分を書いているかしっかり把握できますよ。
日本語変換ソフトATOK搭載!長文をスムーズに変換
Pomera(ポメラ) DM30の日本語変換は、ATOK。
ATOKは長文を的確にまとめて変換してくれるのが魅力で、スマホやパソコンで使っている方も多いのでは?
ATOKユーザーの方なら、普段と同じソフトで変換ができるのでストレスを感じにくいでしょう。
ただし私が使った限りでは、専門用語や英単語の変換には弱い印象でした。
例えば「Galaxy S10」と入力するために「ぎゃらくしー」と打つと、「Galaxy」は候補に出てきません。(Google 日本語入力なら出ます)
あっぷるを「Apple」に変換したくても、やはり出てこず…。
このように、よく使うワードなのに変換できない単語については、辞書登録で対処します。
自分がよく使うことばは先に登録してから使い始めるのがおすすめです。
電子辞書搭載で、わからない言葉を調べられる
Pomera(ポメラ) DM30には3つの電子辞書が搭載されていて、日本語の意味や英語→日本語・日本語→英語の言い換えが確認可能です。
搭載されているのは「明鏡国語辞典」など大手の辞書なので、スマホでGoogle検索をするより信頼できる情報ソースになりますよ。
しかし起動→文字を入力して調べる時間がけっこうかかるので、ちょっとした確認程度ならスマホを取り出してしまったほうが速いかもしれません…。
Pomera(ポメラ) DM30のスペック評価|ライティング用には十分な性能
電池2本で20時間使える
Pomera(ポメラ) DM30は小型・軽量で、電池持ちも長いです。
価格(Amazon) | 19035円 |
サイズ | 折りたたみ時:156×126×33m 展開時:286×131×33mm |
重さ | 450g+乾電池重量 |
画面 | 6インチ、800×600、電子ペーパー |
搭載辞書 | 明鏡国語辞典MX、ジーニアス英和辞典MX、ジーニアス和英辞典MX |
電池寿命 | 単3乾電池2本で20時間 |
単3電池2本で20時間という電池持ちが素晴らしいです。これがパソコンだと電源がない限り連続で20時間も使い続けるのはまず無理ですからね。
外出先でライティング仕事をするような私にとっては、充電のことを気にしなくていいのがとても助かります。
ハイスペックモデル「ポメラ DM200」ととスペックを比較|違いは画面や駆動方式
Pomera(ポメラ)にはたくさんの商品があり、DM30の上位モデルとしてはDM200が挙げられます。
DM200はキーボードを折り畳まない横長ボディで、画面サイズも大きめです。
両者のスペックを比較してみましょう。
DM30 | DM200 | |
価格(Amazon) | 19035円 | 35626円 |
サイズ | 折りたたみ時:156×126×33m 展開時:286×131×33mm |
263×120×18mm |
重さ | 450g+乾電池重量 | 580g |
画面 | 6インチ、800×600、電子ペーパー | 7インチ、1024×600、TFT液晶、バックライト搭載 |
搭載辞書 | 明鏡国語辞典MX、ジーニアス英和辞典MX、ジーニアス和英辞典MX | 明鏡国語辞典MX、ジーニアス英和辞典MX、ジーニアス和英辞典MX、角川類語新辞典.S |
電池寿命 | 単3乾電池2本で20時間 | microUSB充電式、充電5時間で18時間駆動 |
上位モデルのPomera(ポメラ) DM200を選ぶメリットは、
- 画面サイズが大きいので、一度に表示できる情報量も多くなる
- バックライト搭載なので、暗いところでも使える
- 類語辞典も搭載されている
主に以上の3点でしょう。
microUSBケーブルでモバイルバッテリーから充電できるのは良いですが、充電時間が5時間と長いのは気になるところ。
長時間使うなら、乾電池を入れ替えるだけのDM30の方が使い勝手は良さそうです。
画面の見やすさは電子ペーパーのDM30が有利、値段もDM30のほうが15000円くらい割安なので、私はどちらかというとDM30をおすすめしたいですね。
ポメラDM30
ポメラDM200
Pomera(ポメラ) DM30を使ってわかったメリット・デメリットまとめ
買って良かったと感じたメリット
- キーボードが打ちやすい
- 目に優しい画面なので、長時間執筆しても目が疲れにくい
- 電池式なので、充電が切れても替えればすぐフル充電状態になる
- データの保存・転送方法が複数あり、自由に選んで他の機器に移せる
できることは文書作成のみですが、キーボードも打ちやすいし目に優しいしで、文書作成用ワープロが欲しい人にはこれ以上ない最高の一台ですね。
充電不要の乾電池駆動なので、外で仕事をするときに電源の心配をしなくていい点もグッド。電池が切れてもコンビニやスーパーで補充するだけで永遠に作業できます。
Pomera(ポメラ) DM30のイマイチだったデメリット
- 電子ペーパーは前の表示が薄く残る
- QRコードは複数に分かれるので、実用性が薄い
- ガジェット系ブロガーの場合、ネットで調べ物ができるパソコンのほうが作業をしやすいことも…
電子ペーパーは、前の表示がうっすら画面に残ります。
薄いのであまり気になりませんが、どうしても気になる方は「表示」から「リフレッシュ」をすれば、残っている表示を完全に消せますよ。
リフレッシュすれば、余白の部分にうっすら残る前の表示が消えてキレイになります。
また、私はガジェットレビュー系の記事を書くことが多いわけですが…
間に写真を入れたり、スペックを調べたりする関係上、ネット環境が必須な場面も多いんですよ。
日記や小説のような記事を書くならDM30が便利ですが、調べものが多いジャンルの文章を書く方は、普通にネットに繋がるノートパソコンを買うのがオススメですね。
私はその日に書く内容によって、使う機器を使い分けてます。
まとめ
ブロガーの方は1台持っていれば色々と役立つと思いますよ。
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