IIJmio 速度テスト・レビュー

速度制限はかかる?IIJmioの低速モードのみで一日スマホを使えるか検証してみた

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格安SIMの中には、自分で速度を切り替えて通信量を節約できる「低速モード」があるものもありますが、これを使うと低速時は通信量が消費されないので節約に繋げることができます。

私が現在使っているIIJmioにも低速モードがあるのですが、もし低速モードのみで一日不自由なく使えるなら、通信量をほぼ使わずにスマホが使えることになりますよね?

もしそれが可能なら、大幅な節約に繋がることは間違いありません。

そこで今回は、IIJmioのドコモ回線を使って、低速モードのみで一日スマホを使えるか検証してみました。

果たして、通信量を消費せずに1日過ごすことはできるのでしょうか……?

公式サイト IIJmio

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IIJmioなどで使える「低速モード」って何?

本題に入る前に、前提知識をちょっとおさらいしておきますね。

低速モードのメリットは、高速通信の通信量が消費されないこと

低速モードとは、任意で通信速度を低速(最大200kbps程度)に制限する代わりに、その間パケットを消費しないモードです。

つまり、低速モードで1GBや5GBなど大量にデータ通信したとしても、高速通信のパケットは一切消費されません。

もしあらゆる操作を低速モードだけでこなせるなら、月額プランは最も通信量の少ない(料金の安い)プランを選べますよね。だって低速モードなら消費されないのですから。

今回テストしたIIJmioにはありませんが、格安SIMの中には低速モードのみを使える容量無制限プランが用意されているものもあります。そういったプランを契約するのもアリでしょう。

低速回線のデータ無制限SIMの使い方・おすすめMVNO比較

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低速モードを使えば通信量を簡単に節約できるので、格安SIMを契約するなら低速モードがあるMVNOを契約しておいた方がベターですね。

IIJmioの低速モードには「バースト機能」がある

低速モードのバースト機能とは、低速時でも初めの一定量だけは高速通信をしてくれる機能です。

この一定量(バースト機能の範囲内)で全データを読み込めれば、低速モードでも高速通信と変わらない速度で操作することが可能です。

DMMモバイル より

例えばWebページを開いたり、ページを移動したりなど、一度データを読み込んでしまえばOKな処理であれば、バースト機能が非常に役立ちます。Googleで検索するときもバースト機能があれば低速のストレスは激減されますよ。

ただし、例えば動画の視聴のように「継続的な通信」を要する場合は、バースト機能でも意味がないのであしからず。

IIJmioでは、直近3日間で366MB以上通信すると低速モードでも速度制限がかかる

最後に注意点ですが、高速通信のパケットが消費されない低速モードはとても便利ですが、IIJmioなど一部のMVNOでは速度制限があります

低速モードに「速度制限」ってギャグのように聞こえますが、低速のさらに低速になるんです。

IIJmioやDMMモバイルの場合、直近3日間における低速モードの通信量が366MBを超えると、最大200kbpsの通信速度がさらに遅くなり、使い勝手が悪くなってしまいます。

ちなみにこの速度制限を「3日制限」と言います。

低速であっても一日に122MB以上通信すれば3日間で合計366MBを超えてしまうため、3日制限のあるMVNOでは低速モードを完璧に使いこなした節約は難しいかもしれません。

そのほか、IIJmioについて詳細は公式サイトで確認お願いします。

公式サイト IIJmio

では早速本題、低速モードで1日過ごせるかのテスト結果に移りましょう。

IIJmioを1日、低速モードのみを使って過ごせるか検証してみた!

今回はできる限りIIJmioの低速モードのみを使って、一日過ごしてみる検証を行ってみました。

この検証のポイントは2点。

もし不自由なく使えれば、3GBプランを契約して低速モードを常時オンにしておくことで大きな節約ができること。

一日の通信量が122MBを超えなければ、実質は毎日低速モードを使い放題(ただし使い方は人それぞれですので、あくまでこれは私の用途ではの話です)

ちなみに、最大速度200kbpsに抑えられる低速モードですが、一応事前にスピードテストをしてみたところ速度はこの通り▼

200ちょっとスピード出てますね。これはIIJmioのサービス精神かもしれませんが、遅いことには変わりありません。

というわけで、朝から晩まで私の普段どおりの生活を可能な限り低速モードのみで行いました。

朝は低速モードでも問題なし。テザリングも問題なし

朝にすることは、NHK-FMをスマホで聴いたり、自宅のPCでちょっと仕事をしたりといったことですね。

結論から言いますと、朝は普段とそれほど変わらず過ごせました。

ラジオ再生

バースト機能のおかげか、NHKのラジオ配信アプリであるらじる・らじるは普通にストリーミング再生を開始できました。

ごく稀に再生が止まることはありますが、ほぼストレスなく放送を聴くことができていましたよ。これは嬉しいですね。

ラジオ再生なら、低速モードは問題なし。学生や会社員の方は、通勤や通学時に有効活用できそうです。

テザリングを使ってパソコンで仕事

続いて自宅のデスクトップPC(iMac)で、スマホからテザリングをして仕事を開始しました。

自宅PCでの仕事には、クラウドデータによる通信が発生し続ける「Googleドキュメント」を使っていたのですが、低速モードでもまったく普段と変わりなく行えました。

ただしここでの作業はとくに調べものの必要がないものだったんです。結果、昼の仕事では非常に苦労することとなります…。

昼、仕事中は低速のみではとてもこなせず

喫茶店で仕事の続きをするために、radikoで深夜放送のアーカイブを聴きながらお店に向かいました。

ちなみに高速モードと違って、回線が混雑しやすい昼だからといって速度が他の時間帯よりも下がることはありませんでしたよ。

radiko

らじる・らじると同様に読み込みはまったく問題なしで、放送が途中で途切れることもありませんでした。

CMを飛ばすためにシークバーを調節しても、すぐに続きが読み込まれます。普段とそれほど変わりなくアプリを使えてこの点は大いに満足でしたね。

喫茶店にて、ノートパソコン&テザリングでの仕事

喫茶店でのPC仕事は、問題が発生しました。

今度の作業は調べものの必要があったのですが、Googleで検索してからのページ移動で読み込みがとにかく長いんです。

1つのページを開くのに30秒以上かかることがありますし、ストレスがどんどん溜まっていきます。

今回は低速モードのみで完全に一日を過ごす予定だったのですが、ここでついにやむを得ませんので、一度高速モードに戻して仕事をしました。残念。

仕事以外では読み込みが多少長くても待てますが、仕事が停滞するのは困ってしまいますので、こうするしかありませんでした。

つまりこの時点で、「一日低速モードのみで過ごすのは無理」なことがわかりましたねぇ……。

夕方から夜にかけてはなんとか低速のみで過ごせたが…

夕方から夜にかけて行ったことは、主に動画視聴やネットサーフィンです。

動画再生(YouTube)

動画はYouTubeで再生しましたが、意外なことに快適に再生できました。

画質は144pというもっとも低い画質ですが、読み込みが止まったのは1回だけです10分以上の長い動画でも普通に最後まで見続けられましたよ。

ただし、動画再生開始までの読み込みが30秒〜1分くらいかかります。短い動画を見る場合などは、動画の短さに対して読み込みが長いのでちょっとイライラしますよ。

アプリのダウンロードや画像のアップロード

アプリのダウンロードは厳しかったです。1MBのアプリでも1分以上かかりました。

また翌日にブログなどで使う画像のアップロードも、高画質な写真ではなんと1枚で5分近くかかりました。2枚目以降はさすがに厳しいので自宅のWi-Fiに繋いでしまいました。

【検証まとめ】低速のみで一日過ごすのは、無理!

結論としては、低速モードのみで一日スマホを使うのは無理でした。もちろん私の利用スタイルに沿った場合ですが、やはり体感的につねにこの操作感なのは到底厳しい印象でしたね。

ストレスなく使える場面は多かったのですが、どうしても低速では限界な場面もたびたび見受けられました。

直近3日間の制限も、おそらく引っかかる

IIJmioなどにある直近3日間の通信量制限ですが、こちらもアウトですね。

検証した結果、一日に153MBほど低速通信していました。このままいけば三日目には制限にかかってしまうでしょう。

なお、消費した通信量はこのようにアプリから確認できます。

低速モードを活用したい人は、アプリで常に通信量をチェックしておきたいですね。

バースト機能は非常にありがたい機能だった

今回の検証で、やはりバースト機能はとてつもなく便利であると身をもって実感できました。

例えばスマホやパソコンからGoogle検索を行った時、検索結果まではとてもスムーズに読み込めます。

ラジオアプリの読み込みの速さも、バースト機能に由来していたのではないでしょうか。

もし格安SIMで低速モードを活用したいなら、やはりバースト機能があるMVNOでの契約がオススメですよ。

バースト機能付き低速モードがあるMVNO

IIJmio

DMMモバイル

OCNモバイルONE

NifMo

まとめ

今回、1日中低速モードを使ってみたわけですが、やはり低速モードはテザリングを使ってネットで調べ物をしたり、データのダウンロード・アップロードを行ったりするのに不向きですね。

一方でラジオの再生や、画質にこだわらない動画再生などは全然大丈夫です。ただし動画再生は初めの読み込みがけっこう長いので、待てない人はイライラするかもしれません。

今回はIIJmioという、直近3日間での通信量に制限がある格安SIMで低速モードのテストを行いました。

しかし、 mineo OCNモバイルONE では3日制限がありません低速モードは完全に使い放題なので、本格的に低速モードを活用するならこれらの方が適しているのは間違いありません。

今後また機会があれば、3日制限がないこれらのMVNOでも低速モードをテストしてみたいと思います。






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