子供がいつもスマホばかりしていて、通信量やスマホ代がちょっと心配……。子供はついついスマホを使いすぎてしまうので、注意しておかないと毎月のスマホ代がけっこうな金額になってしまうものです。
もし子供がLINEなどのSNSにはまっているようなら、
- LINE
この4大SNSアプリが使い放題になるLINEモバイルを与えてみることをおすすめします。
LINEモバイルはdocomo回線の格安SIMで、2016年に誕生したばかりの最新MVNOなので通信速度も早いです。
通常、LINEモバイルは18歳以上でなければ申し込めませんが、保護者が契約して子供に使わせることが可能です。
そして子供はLINEアプリで「利用者連携」という設定をしておくことで、勝手にデータ容量を追加購入したりプラン変更をしたりできないようにすることも可能です。
ある程度の制限を設けておけば、小さい子供にも安心してスマホを使わせることができますね。さらにアダルト系や違法系など有害サイトをブロックすることもできるのでなお安心です。
この記事では、LINEモバイルを18歳未満の子供に使わせるための「利用者登録」について解説します。
公式サイト
LINEモバイル
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LINEモバイルには、契約者と利用者の区別がある

http://official-blog.line.me/ja/archives/cat_544058.html
まずLINEモバイルには、「契約者」と「利用者」の区別があります。
- 「契約者」……LINEモバイルを実際に契約して利用料金を支払う人。
- 「利用者」……LINEモバイルのSIMをスマホに入れて使う人。
一般的には契約者と利用者は同一人物になることが多いですが、例えば家族などはちょっと違ってくることもあります。
家族で子供に使わせる場合、契約して支払い義務を持つお父さん(お母さん)が契約者、使う子供が利用者となるわけですね。あるいは父が「契約者」となり、母・子供・おばあちゃんおじいちゃんなどその他家族をみんな「利用者」とするケースもあります。
契約者でも利用者でも基本的にスマホを使う分には同じように問題なく使えますが、中にはいくつか「契約者にしかできないこと=利用者にはできないこと」があります。
契約者ができること(利用者ではできないこと)
LINEモバイルの契約者(今回のケースでは親)ができることは、
- LINEモバイル公式アカウントからマイページへのログイン
- 支払った金額の1%分のLINEポイントがもらえる
以上の2点です。
重要なのは、マイページに入れる(そこで色々設定変更ができる)のは契約者のみということです。
LINEアプリからマイページに移動して、契約内容の変更や通信量の追加を行うことは契約者でなければできません。
この制限により、利用者(例えば子供)が勝手に追加チャージを行ったり、プランを変更したりできなくなるわけですね。
ただし、契約のIDやパスワードを子供が知ってしまったら、勝手にブラウザからログインして追加チャージなどをしてしまう危険性があります。子供にIDやパスワードは教えないように気をつけましょう。
利用者ができること
利用者(今回のケースでは子供)ができることは、
- データ残量の確認
- データプレゼント
この2つです。
要するに利用者は、今月どのくらいスマホを使ったかを確認したり、余った通信量を誰かにプレゼントしたりできるだけで、契約に関わることはできません。
繰り返しますが、契約内容をいじれるのは「契約者のみ」です。これなら保護者の方も安心ですよね。
連携をしなければ、機能は利用できない
契約者・利用者共に、LINEアプリにて「連携」という設定をしなければここまでに紹介した機能が利用できません。
「連携」の設定なしでもLINEモバイルのSIMは普通に使えますが、上記で紹介したデータ残量の確認などは便利機能は、LINEアプリの「LINEモバイル公式アカウント」から契約者・利用者連携をしておく必要があります。
LINEモバイルを契約したら契約者・利用者は連携をしておきましょう。
この連携はLINEアプリのメニュー「契約者連携」から設定できます。詳細な操作方法は公式サイトで確認できます。
公式サイト
LINEモバイル
有害サイトをブロックするフィルタリング機能も無料で使える!
LINEモバイルでは利用者登録の他に、フィルタリング機能も無料で使えます。
LINEモバイルの「i-フィルター」というフィルタリング機能を使いますが、主な機能は3つあります。
1. 有害サイトへのアクセスをブロック
子供にスマホを与える場合に懸念されるのが、アダルトや暴力、違法、詐欺系の有害サイトへのアクセスです。下手すれば架空請求の被害にもあいかねません。
i-フィルターの大きな役割は、これら有害サイトへのアクセスブロックです。
Webサイトのカテゴリーごとに除外設定してブロックしたり、サイトURLごとに除外設定することもでき、好きなようにカスタマイズすることができます。
2. ネット利用状況を遠隔で把握できる
子供(利用者)がどんなWebサイトを見ているのか、どの程度の時間ネットをしているのか、PCから契約者(親)が把握することができます。
ブロックされたサイトや、検索したキーワードまでチェックできるので、子供がどんなことを検索したり興味を持っているのか知れてしまいます。
悪い方向に興味を進めるのを止めるには最適ですが、子供にも知られたくないプライバシーってものがあるので使い方には気をつけなければなりませんね。
3. ネットの利用時間を制限できる
スマホの長時間利用は小さい子供にとって心身ともに悪影響を与えかねません。そんな時は親が利用時間を設定・制限することができます。
遅い時間のネットを制限することで、子供の寝不足や夜更かしも改善できると思いますよ。
i-フィルターはマイページから申し込みしておこう!
i-フィルターはiPhone、Android 、Windowsで利用できます。
マイページから発行した申し込み可能なので、申し込んだらi-フィルターアプリをダウンロードしましょう。申し込み時のコードをアプリのID欄に入力すれば使えるようになります。
詳細
LINEモバイル
LINEモバイルの月額プランは?
最後に、LINEモバイルの月額プランや特徴をざっくり紹介しておきます。
LINEモバイルは、docomo回線を使用した格安SIMです。docomo端末やSIMフリー端末で使用することができます。
特徴で言うと、「SNSアプリの通信量がかからない=使い放題」のカウントフリーという非常に使い勝手の良いサービスをウリとしています。
LINEモバイルには
- 「LINEフリープラン」
- 「コミュニケーションプラン」
- 「MUSIC+プラン」
と3種類のプランがあります。
各プランについて簡単に紹介しますが、最もスタンダードでおすすめなのはコミュニケーションプランですね。
LINEフリープランは通信量1GBのみ、LINEのみがカウントフリー
スマホと言えばLINE。LINEさえ使えればOKという人におすすめなのが、LINEフリープランです。
通信量は1GBのみと少ないので、そこそこネットで遊ぶ年齢の子供には物足りないかもしれません。
月額料金 | |
データSIM | 500円 |
SMS対応SIM | 620円 |
音声SIM | 1200円 |
LINEフリープランでは、そのSIMを使ってLINEアプリでの通信を行った際に発生する通信量がカウントされません。
簡単に言うとLINEが使い放題ということです。これがカウントフリーという機能ですね。
LINEフリープランではカウントフリーはLINEのみです。Twitter、Facebook、インスタグラムは対象外なのでご注意を。
LINEでの音声通話やメッセージ(スタンプや画像、動画も含む)のやりとり、タイムライン機能や設定関連の通信がいずれもカウントされなくなります。
ただしLINEから外部リンクで他のサイトに移動したり、LINEが提供する他のアプリを使ったりする場合には通信量がカウントされるので、こちらも注意しましょう。
ちなみにLINEモバイルのLINEフリープランでは、通信量を使い切って低速になってしまっているときでも、LINEだけは高速通信を利用できます。
カウントフリーにならないもの
- 外部リンクへの通信接続
- 有料スタンプなど有料コンテンツ
- LINE Musicなど他アプリ
- ライブストリーミング動画
コミュニケーションフリープランは、Twitter、Facebook、Instagramもカウントフリー
もう一つの「コミュニケーションフリープラン」では、LINEに加えて、Twitter、Facebook、Instagramもカウントフリー=使い放題になります。
もちろん低速通信時にも、これらとLINEは高速通信が可能です。
こちらは3GB〜10GBまで幅広く用意されているので、どの層の人にも使えるプランです。
SMS対応SIM | 音声SIM | |
3GB | 1110円 | 1690円 |
5GB | 1640円 | 2220円 |
7GB | 2300円 | 2880円 |
10GB | 2640円 | 3220円 |
※コミュニケーションフリープランではデータSIMを選べません。
スタンダードに人気なのはコミュニケーションプランですね。通信量も3GB〜10GBまで幅広く選ぶことができます。
料金的には最安水準ではありませんが、カウントフリー機能を考慮すれば妥当なところです。
LINEは誰しも使うとして、FacebookやTwitter、そして最近流行りのインスタグラムに中毒になっているのであればコミュニケーションプラン一択ですね。
LINE MUSICを使っている人は「MUSIC+プラン」
「LINE MUSIC」は、LINEが提供する定額の音楽配信サービスです。
先に紹介した2プランではLINE MUSICの通信量が普通にカウントされるのですが、MUSIC+プランに限ってはカウントされません。つまり、通信量を気にせず好きなだけ音楽を聴くことができるわけですね。
MUSIC+プランの月額料金はこちら▼▼
SMS対応SIM | 音声SIM | |
3GB | 1810円 | 2390円 |
5GB | 2140円 | 2720円 |
7GB | 2700円 | 3280円 |
10GB | 2940円 | 3520円 |
LINE MUSICのユーザーならMUIC+プランを選びましょう。
ただし、LINE MUSICの”通信量がかからない”というだけで、LINE MUSICの月額料金は別にかかるので注意してくださいね。
通信速度は早い
気になる通信速度ですが、2016年12月時点では非常に早いです。これはネット上でもかなり好評を受けています。
ただし、今後さらにユーザーが増え続けて回線が混雑してくるとどうなるかは分かりません。一般的にユーザーが増えるほど速度低下してくるので、今後ユーザー数が増加したときにLINE運営が耐えられるかどうかは未知数ですね。
ひとまず、現時点ではLINEモバイルは速度も速くてかなり快適です。お試しで使ってみるなら今が絶好のチャンスでしょう。
まとめ
LINEモバイルは、利用者登録を行いフィルタリングアプリも設定しておくことで、18歳未満の子供にも安心して使わせることができます。
LINEを中心にスマホを使っている子供にLINEモバイルでスマホを使わせれば、毎月のスマホ代が一気に安くなりますね。
通話もメールもLINEで行うなら、料金がかからず通信量も消費されません。家族でLINEやLINEモバイルを使ってお得にスマホを使いましょう。