【2017年版】Kindle Oasis最新3Gモデルレビュー|2016年モデルと比較してみた

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今回は、(記事執筆時点で)最新である2017年モデルのKindle Oasisを購入してみたのでレビューします。

一応の基礎知識ですが、Kindleはamazonの電子書籍リーダーであり、その中でも最高級モデルがKindle Oasisです。

私は2016年モデルを利用していて特に不満もなかったのですが、最新2017年モデルでは防水性能が強化されて風呂場でもkindleで読書できると聞いて、思わず購入してしまいました。お風呂でゆっくり湯船に浸かりながらの読書タイムは至福なんですよね。

以前はWi-Fiモデルを購入したのですが、今回は単体で本をダウンロードできる3Gモデルを選択しました。

先代の2016年モデルと性能比較などしつつ、レビューを書いていきます!

目次

Kindle Oasisの2017年版最新モデルを開封

今回購入したのはこちら↓

Kindle Oasis (Newモデル) 32GB、Wi-Fi + 3G、電子書籍リーダー

【Amazon】Kindle Oasis (Newモデル) 32GB、Wi-Fi + 3G、電子書籍リーダー

 

それでは早速、Kindle Oasisの2017年モデルを開けていきます。

外箱は青を基調としたもので、本体が大きく描かれています。

本体は7インチサイズ

単体だとサイズの大きさがわかりづらいので具体的に説明すると、縦の長さが16センチほどです。文庫本とほぼ同じサイズなので、「大きくなった」とはいうものの十分コンパクトです。

 

Kindle Oasisの特徴が、物理ボタンの存在です。

私は以前Kindle PaperWhiteから2016年モデルのKindle Oasisに移行していますが、その理由は誤反応をしたり文字に指が重なったりして画面タッチでページをめくるのが不便だったからです。

2017年モデルにもボタンでページをめくる機能が踏襲されていて、安心しました。ボタンの感触は若干2016年モデルと異なっていたのですが、詳しくは比較の項目で解説します。

 

付属品は説明書とUSBケーブルのみです。

ACアダプターは用意されていないので、スマートフォン用のものなどを使いましょう。

 

microUSB端子なのは残念だった

Kindle Oasisの2016年モデルはmicroUSB端子でしたが、2017年モデルも同様です。

パソコンやタブレット、スマートフォンなど様々な端末でUSB Type-Cが採用されているのに、最新・最上級モデルのKindle OasisがmicroUSBだったのはちょっと残念ですね。

注意!2016年モデルには付属していたカバーが別売り

2016年モデルのKindle Oasisには、画面カバーが付属していました。しかし、2017年モデルにはカバーが付属していません。

それでも価格は旧モデルとそれほど変わらない3~4万円するので、旧モデル以上に割高な印象があります…。

また本来は5,000円程度の純正カバーが販売されていたようなのですが、2018年2月時点ではずっと在庫切れで買えません(本体から外れやすいという、構造上の欠陥もあったようです)。

私は1,500円ほどの社外品カバーを購入して使っています。安いカバーでもとくに違和感はないので、外に持ち運ぶ方はひとまず安価なカバーを購入するのがおすすめですね。

今回購入したのは3G対応の32GBモデル

最新のKindle Oasisには、

  • Wi-Fiのみ、8GB
  • Wi-Fiのみ、32GB
  • 3G付き、8GB
  • 3G付き、32GB

この4タイプ。
さらにキャンペーン情報をロック画面に表示する機能のあり・なしで、合計8種類が存在します。

今回わたしが選んだのは、32GBで3G付き、キャンペーン情報もなしの最上位モデルです。外でも3G回線ですぐに本が買えますし、端末内に32GBもの本を保存できればこれ以上便利なものはありません。

しむまる
……なんて言いつつ、結論を言ってしまうとここまで高いスペックを選ぶ必要はありませんでした。詳しくは後述のデメリットで解説します。

Kindle Oasis 2017 3Gモデルをしばらく使ってみて感じたメリット

画面サイズが大きくなり、漫画をギリギリ読めるようになった

以前まで使っていた2016年モデルと比較して、2017年最新モデルの大きなメリットと感じたのは画面サイズの大型化ですね。

Kindle Oasisに限らず、Kindle端末は画面サイズが小さめです。解像度も繊細な絵を映すのには粗めなので、正直、漫画を読むのには不向きでした。

なので私は漫画はiPadに任せて、Kindleは完全に小説用で活用していました。

2017年モデルのKindle Oasisは画面サイズ7インチになったので、漫画も「かろうじて」読めます。これは大きな改善でした。

とはいえ、7インチでも漫画を読むのにちょっと小さいですし、絵も若干ぼやけているように感じられます。あくまで前代の6インチKindleに比べればマシ……という感じ。

今後の後継機などでさらに改善されることに期待しつつ、Kindle Oasisで漫画を読んでいます。

もちろん小説も読んでいますが、文字サイズを多少大きめにしつつも1ページに表示する文字数を十分確保できる=ページを切り替えるボタンを押す手間を減らせるなど満足度が高いですね。

2016年モデルでイマイチだった、バッテリーの接続エラーが起こらない

2016年のKindle Oasisは、バッテリーの大部分を外付けのカバーに搭載していました。しかしこのバッテリーの接続端子が汚れやすいのか、接続エラーがよく起こります。

2017年モデルはそもそもバッテリー内蔵カバーという概念がないので、接続エラーが起こることも絶対にありません。正直旧モデルは使いづらかったので、ここも改善点ですね。

動作はサクサクで快適そのもの

電子書籍リーダーは普通の液晶画面などに比べると反応が悪い「電子ペーパー」が使われていて、ページを送る際にはボタンを押してからワンクッション置いて動作が反映されます。

最新のKindle Oasisではこのタイムラグがかなり緩和されていて、漫画を読む時も小説を読む時も今までのKindle端末を「1」とすると「0.5」にまで減少しています。

2017年モデルのKindle Oasisを使うことで、より快適に読書できるようになりました。

サイズ大型化で、思ったより携帯性は損なわれなかった

本体サイズが大きくなることにより心配だったのは、カバンに入らなくなるなど携帯性が損なわれてしまうことでした。

しかし実際持ち歩いてみると、全然問題ないですね。持ち運びでも十分コンパクトに収まるサイズ感です。

Kidle Oasis(3G付き・32GBモデル)のイマイチだったデメリット

デメリットももちろんありました。

特にKindle Oasis最新モデルのウリである「防水」が予想に反してがっかりポイントでした……。

冬だと画面が曇って風呂場の読書がストレス

Kindle Oasisの2017年モデルは防水に対応していて、「風呂で本が読める!」という魅力に惹かれて購入したのですが……、

冬だと、Kindle Oasisをお風呂に持ち込んだ段階で温度差から画面が曇ります。例えば漫画を読もうとしても画面が何も見えません(笑)。

指で曇った画面を拭いてもすぐにまた曇りますし、画面を拭くと「ページ送り」機能でページが戻ったり進んだりしてしまいます。

結局風呂での読書は防水のスマホに任せるようになってしまい、風呂場でKindle Oasisを使うことは断念しました……。

少なくとも冬は、Kindle Oasisでのお風呂読書は期待しないほうが良いです。

32GBあっても、読みたい本を探すのに手間取ってしまいむしろイマイチだった

32GBの大容量モデルですが、使ってみるとこの大容量はむしろデメリットでした。

32GBの容量を活かしてKindle Oasisにたくさん本をダウンロードしておいても、読みたい本を探すのに何度も一覧からページ送りをしなければいけないため時間がかかります。

4GBや8GBなら保存できる冊数が減りますが、代わりにすぐに目当ての本を読めます。

またKindle Oasisでは「コレクション」機能である程度本を分類できますが、その場合もコレクションを移動して本を探して…と手間がかかるのでおすすめできません。

もしKindle Oasisを購入するなら8GBモデルにして、読む分だけを本体に保存しておいたほうが使いやすいですね。購入価格も32GBモデルより3,000円ほど安いですし。

外出先で本を買うことがほとんどないので、3Gはぶっちゃけ必要なかった

外出先でもストアを開いて本を購入できるということで3G機能付きモデルを購入したのですが、正直見誤りましたね。私のライフスタイルから、外出先で本を買うことがほぼありませんでした(笑)。

今までWi-FiモデルのKindleしか使ったことがなかったので、今回は新鮮さも期待して……でしたが、失敗しましたね。

良かったのは、他の端末で読んだページの続きに外出先でも移動できることくらいで、外出先でKindleの本を購入したり追加でダウンロードしたりすることは意外とありませんでした。

3G機能を付けるか迷っている方は、Kindleをどうしてもインターネットに接続したいならスマホからテザリングで繋げば良いですし、Wi-Fiのみの端末を選んでしまったほうが良いかもしれません。

2016年モデルと同様、コスパは悪い

今回のKindle Oasis、購入価格は割引を適用して41,980円でした。

正直コスパは悪く、万人向けの機種ではありません。私は今までもkindle使ってきたのでそこそこ満足していますが、kindle初心者の人にすれば、この端末にここまでの金額を支払う価値はないように思えます。

よほどこだわりがある人でなければ、15,000円ほどで買えるKindle Paperwhiteを選んだほうが良いでしょうね。

Kindle Oasis、2017年モデルと2016年モデルを並べて比較!

最後に、Kindle Oasisの最新モデル(2017)と旧モデル(2016)を実際に並べて比べました。

本体サイズや画面サイズが大きくなった|6インチ⇒7インチ

Kindle Oasisの旧モデルは画面が6インチでしたが、2017年モデルは7インチです。

大きい方が2017年最新モデルです。

本体を並べるとわかる通り、縦の長さがだいぶ伸びています。横も2センチほど長くなっているので、旧モデルに完全にピッタリのカバンなどを使って持ち運んでいた人は注意しましょう。

本体の厚みも、縦や横の長さの変化に比べると気にならないものの最新モデルのほうが厚いですね。

画面サイズが6インチから7インチになったことで、本体サイズも大きくなりました。旧モデルが圧倒的なサイズの小ささだったので、よりサイズの違いが際立っている印象ですね。

ボタンの形状が変化している

2016年モデルのKindle Oasisは、ボタンが細く長い形状でしたが、2017年モデルはボタンが小さくなった代わりに太めになっていて、押しやすくなっています。

元々満足度が高かったボタンが、より使いやすくなったのが最新モデルです。これだけを理由に買い換えるほどの改善ではありませんが、ボタン形状の変化はメリットですね。

背面がアルミになっているのは良し悪し

背面は、旧モデルだとゴムっぽい質感でした。しかし新型はアルミ製です。

一見「高級感が増した」「さわり心地がより良くなった」というように、改善点に思えますよね。確かに、見た目の満足度はなかなか高いです。

ただ、実際の使い心地は旧モデルのほうが良かったですね。アルミ端末は冬だと冷たすぎて……。カバーなどが必須です。

結論まとめ

しむまる
防水性能を期待して購入した2017年モデルですが、画面が曇るなど予想外のデメリットがあり、やや残念な点も目立ちました。

私は新しい物好きなので「最新モデル」というだけでも購入に後悔はありませんが、今から購入する人は前述のようにKindle Paperwhiteや、あるいは中古で2016年モデルを購入するのでも問題ないと思います。


Kindle Oasis (Newモデル) 32GB、Wi-Fi + 3G、電子書籍リーダー

【Amazon】Kindle Oasis (Newモデル) 32GB、Wi-Fi + 3G、電子書籍リーダー

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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