【レビュー】MacBook Pro13インチ(2016年版)の使い心地は75点!使用感まとめます

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TouchBarが搭載されている2016年発売のMacBook Pro。発売から1年近く経過していますが、私は昨年の12月に購入してから外出時に使うサブPCとして今もずっと運用しています。

長いこと使用してきた結果として、MacBook Proには様々な感想があります。

今回は、「MacBook Pro 13インチ Touch Bar モデル 2.9GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ SSD512GB スペースグレイ [MNQF2J/A]」の2016年版、13インチモデルの長期使用レビューを書いていきます。

「結局Touch Barってどうなの?」「USB Type-Cって使いやすいの?」といった疑問や、普段の使い心地などを徹底解説していくので、参考にしてみてください。

目次

MacBook Pro(2016)の本体・付属品レビュー

2016年のMacBook Proは、2015年までのものから一気に仕様変更が行われたので、本体や付属品に関するチェックポイントがたくさんあります。

付属品は本体と充電器のみ

MacBook Proの外箱はいつものアップル製品といった印象で、本体が箱の全面に記載されています。

アップル製品の外箱はシンプルかつわくわくさせられる造りで大好きですね。箱を開ける瞬間がたまりません。

そしてこちらが付属品一式です。本体とUSB Type-Cのケーブル、そしてACアダプター。後は簡単な説明書が付属しています。

ACアダプターはサイズがコンパクトで持ち運びやすいですが、USB Type-Cのケーブルは正直やたらに長くて持ち運びに不便です。2mくらいあります。

以前のMacBook ProではケーブルをACアダプターに巻き付けられましたが、今回はそれもできないので余計に持ち運び時にイライラします。ここはちょっとイマイチですね。

本体は流石の高級感、ただし画面はちょっと汚れが目立ちやすい

私は2012年よりずっと、MacBookシリーズをメイン機や持ち運び用のサブ機として活用しています。初購入時から今回の2016年モデルまで、MacBookのデザインの良さには大満足です。

今まではシルバーだったMacBook Proですが、2016年モデルでは少し色が暗いスペースグレイモデルも登場しました。もちろん私もスペースグレイモデルを購入しています。

しむまる
スペースグレイは色が落ち着いていて、目立ちすぎないのが好印象ですね。

画面は解像度も色合いも良く非常に綺麗。私が以前持っていた2011年モデルのMacBook ProはRetinaディスプレイではなかったので、ここは満足度が高かったですね。

ただ、一つ不満があります。

MacBookシリーズはいつもそうだと思うんですが、画面が手垢やキーボードとの接触で汚れやすく、なおかつ汚れがけっこう目立つこと。

この写真をよく見ていただければわかると思います。画面、汚れていますよね。定期的に画面を拭かないとすぐこうなってしまうんです。

汚れさえ目立たないようになれば完璧ですが……自分でこまめに綺麗にするしかなさそうです。

 

スピーカーの音は綺麗で、外付けのスピーカーは不要なレベル

私は度々外付けのBluetoothスピーカーなどを購入するんですが、定着せずすぐに売ってしまいます。なぜかというと、外付けスピーカーよりMacBook Proのスピーカーの音の方が良いことが多々あるからです。

スピーカー部分。

これまでに使っていた2011年モデルなどのスピーカーも文句なしでしたが、2016年モデルは神の領域。動画再生時も音楽を聴きたいときも音にまったく違和感がないです。

スピーカーの音の良さだけでも、MacBook Proを買う価値はあると思います。

トラックパッドが広く、マウスは基本的に必要ない

ノートパソコンを外に持ち出すとき、マウスをカバンに入れるとけっこうかさばってしまいますよね。

MacBook Proの2016年モデルなら、トラックパッドが広くて使いやすいのでマウスを持ち歩く必要はありません。

私も最初はマウスを一緒に持ち歩いていましたが、やがてほとんどトラックパッドで済ませてしまうようになり、最終的には持ち歩かなくなりました。

喫茶店で作業するときなど、机が狭いとマウスがあるほうが逆に邪魔になります。MacBook Proの2016年モデルならマウスのスペースが不要なので狭いスペースでも大丈夫です。

Touch Barは正直使い勝手が悪いけど、Touch IDは便利

2016年モデルのMacBook Proを買い渋っている人が挙げがちな理由が「Touch Barが使いづらそう」ということ。

半年以上MacBook Proを使ってみての感想ですが、「Touch Barは正直かなり使いづらい」です。

キーボードで文字を打っているときなどにうっかり触ってしまい、音量が上がったり画面が暗くなったりします。

また物理的なキーボードではないために、Touch Barの機能を使うときはいちいち「見る」必要があるのも不便ですね。

今まではF1~F12という物理的なキーに機能が割り当てられていたので、見なくても画面の明るさや音量を変更できました。

しかしTouch Barではそれができなくなってしまったわけです。

またTouch Barは使用するソフトごとに独自のショートカットを表示できる便利な機能がありますが、対応しているソフトは発売から1年近く経った今も多くないです。

ただし「Touch Barは使えないので今後世代交代時になくすべき!」とまでは思いません。それは右端の「Touch ID」で指紋認証を行うことでの画面ロック解除が便利だからです。

私はノマドワーカーなのでよく喫茶店など外出先でMacBook Proを使います。

たまにお手洗いなどで席を一瞬外すことがあるのですが、そのタイミングで誰かに勝手にMacBook Proを触られても画面ロックを解除される心配が無いのでセキュリティ面で安心できます。

ただし本体そのものを持ち逃げされてしまったら終わりなので、私のように本体を置いたまま席を離れるのは基本的にはいけませんよ。

USB Type-Cは、個人的にはかなりアリ

MacBookシリーズでは今まで、Magsafeというマグネット式の充電端子が採用されていました。しかし2015年の「MacBook」より、USB Type-Cに変更となりました。

私は、どちらかというとこの仕様変更を肯定しています。

Magsafeは確かに便利でしたが、あくまでMacBookの充電にしか使えない閉じた仕様です。

しかしUSB Type-CはXperiaなどスマホでも使われていますし、充電だけでなくUSB端子としても使えるので、Magsafeに較べて開けた仕様です。

2016年版MacBook Proの発売から1年近く経ちましたが、この1年の間にブルーレイドライブやUSBメモリ、変換コネクタなど様々なUSB Type-C対応製品が発売されました。

当初は確かに対応する機器が少なかったですが、今はだいぶ変わっています。

あとはiPhoneがUSB Type-Cを採用してくれれば、外出時に持ち運ぶ充電器とケーブルが1つにまとまるのでより便利になりますね。

その他の使用感レビュー

Apple MacBook Pro Touch Bar 512GB SSD 13インチ Retina Displayモデル Core i5 2.9GHz アップル MNQF2J/A スペースグレイ MNQF2JA

ここからは本体そのものの仕様以外における、使っていて気づいた・気になったことを少し紹介していきます。

SafariとGoogleドキュメントの相性が悪い

私はMacBookで使うブラウザをGoogle Chromeにしています。その理由は、文書作成に使っているGoogleドキュメントとの相性が悪いからです。

不具合は色々あるのですが、一番困っているのが「コピーした文章を貼り付ける際に、書式を貼り付け先のものに合わせる」機能が使えないことです。

Google ChromeとならMacBook ProでもGoogleドキュメントを問題なく使えるのですが、Safariだとイマイチなのは残念。

私はメインのスマホがiPhoneなので、できればSafariをメインで使いたいのですが……。

ちなみにMacBook Proを買うと無料で「Pages」という文書作成ソフトを使えるのですが、このソフトが正直イマイチです。

Pagesにおいて仕事で使用するWordファイルを開くと「フォントが対応していない」という表示が必ずといっていいほど表示されます。

MacBookで文書作成をするなら、Officeを買うかGoogleドキュメント+Google Chromeの二択となるでしょう。

2.9GHzモデルの動作は快適、不満を覚えた場面はない

私はMacBook ProでiMovieやFinal Cut Proを使い、動画を編集することが度々あります。以前に2015年版のMacBookをメインで使っていたときは処理能力がイマイチでイライラさせられました。

しかし今回購入した「MacBook Pro 13インチ Touch Bar モデル 2.9GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ SSD512GB スペースグレイ [MNQF2J/A]では、まったく問題なし。

動作は快適で、処理能力も抜群。文書作成から動画編集まで快適。あえて最安モデルより上のスペックが高めのものを選んでおいて正解でした。

メインのスマホがiPhoneなら、MacBook Proとデータのやりとりが便利

iPhoneとMacBook、そしてiPadといったアップル製品同士なら、Wi-Fiに接続後「Airdrop」という機能でデータを瞬時にやりとりできます。

GoogleドライブやDropBoxといったクラウドストレージサービスもデータのやりとりを素早く行えて便利ですが、一旦データをクラウド上に保存する必要がありますよね。

Airdropならデータを直接他の機器にデータを送れるので、より速くそのデータを使いたい機器に送れるのが最高です。

iPhoneで撮影した写真をAirdropでMacBook Proに転送、編集後にまたiPhoneに戻す。などの面倒な作業もスムーズに行えるのが良いですね。

まとめ

総合評価として、満足度は100点満点中75点くらいですね。

不満もいくつかありますが、結論としては買って良かったと思っています。動作は快適でまだまだ長く使えそうです。

Touch Barは購入当初と変わらずイマイチに思っていますが、USB Type-Cについては対応する機器が多くなってきているので不満がだいぶ解消されました。

変換コネクタを使う際もアップル純正ではないものならコンパクトなので、とくに困る場面はないでしょう。

迷っている方は、そろそろ値段も下がってきていますし買いでしょう。

様々なスペックで展開されていますが、せっかく高額なMacBook Proを買うなら長く使いたいものですので、私が今回選んだ2.9GHzのモデルがおすすめですよ。

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この記事を書いた人

今まで利用してきた格安SIMは全15社。常に5枚ほどのSIMを運用中。SIMフリースマホも5〜10台保有。格安SIM・ガジェット系・Wi-Fi回線系の記事など書いています。

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